2013年中国新疆放浪記059・嘉峪関散策の参～最終編！

2013/09/19 - 2013/09/19

19日の続きです。

嘉峪関。
画家爺ぃさんのお父さんは、黄土の不毛地だった甘粛省蘭州の北に隣接する「皋蘭県」を捨て、ここから馬車を乗り継いで一年掛け、西の玄関として栄えた莎車（ヤルカンド）へ向かったのでした。
その当時では、既に過去の反映は収束を向かえていたものの、綿花栽培が盛んで、土地も肥沃とまで行かずとも、皋蘭の乾燥に加えて黄土質の厳しい条件よりははるかに条件が良かったので、結果的に莎車に定住してしまうこととなったのでした。
次男坊にとっては祖父ですので、ここに立つことは、他の中国人とは別の感情があると思います。
感慨深いその場所に立って、何かを思っていたようです。
（次男坊は今回で2回目。前回の養子はこちらで→http://4travel.jp/travelogue/10038891）

嘉峪関は、こまの中国老友一家の出発点なんですね。

エリア 嘉峪関(中国)

その因縁の場所に立つ次男坊。

嘉峪関 城・宮殿

感慨深いのか、表情が一寸硬めですね。

嘉峪関 城・宮殿

お爺さんの人生の決断。
彼ら一家の、年収100元の生活からの脱却。（現在でも800元／上海40,000元）

嘉峪関 城・宮殿

ここを出て、今よりも整備されていない不毛の戈壁灘平原を、一年掛けて移動した甲斐は有ったと思います。

嘉峪関 城・宮殿

「それが無ければボクらは今頃まだ、あの水すらも無い、砂と乾燥の不毛の土地で、ぼけーっと暮らしていた」
と言っています。

嘉峪関 城・宮殿

嘉峪関は、様々人々に、夢や希望を与えたでしょうし、逆に、失望や絶望も与えたと思います。

嘉峪関 城・宮殿

人生の選択肢が、このような平原で行われたという事実を考えると、日本に生まれた自分が、まだまだ幸せだと痛感します。

嘉峪関 城・宮殿

ちょっと離れてみて、お爺さんが見た景色を共有します。

嘉峪関 城・宮殿

改装中なのが少し残念ですけど。

嘉峪関 城・宮殿

この花、戈壁灘で良く見かける花です。

花のサイズは3mm程度しかないので、日本で見掛ける同じような花とは違っている気がします。

種類は同じでしょうけど。
ご参考まで→http://4travel.jp/photo?trvlgphoto=12360926

ちっちゃ♪

ミニチュアな花の世界から見た嘉峪関や駱駝はピンボケです。

嘉峪関 城・宮殿

嘉峪関散歩。

嘉峪関 城・宮殿

ここは、鳴沙山同様に、バギーや四輪駆動車や駱駝にも乗れます。

嘉峪関 城・宮殿

ウロウロしていると、西の門がドンドン順光になって来ました。

嘉峪関 城・宮殿

順光になっても、改装中なので一緒か・・・？

嘉峪関 城・宮殿

両端をはつってパチリ！

嘉峪関 城・宮殿

「嘉峪關」の文字をアップで。
では、そろそろお暇しましょう。

嘉峪関 城・宮殿

さっきの人、客が来なくて暇そう。

嘉峪関 城・宮殿

柔遠門を潜り、、、

そこでまたおちゃらけて、、、

嘉峪関 城・宮殿

城内へ入りました。

嘉峪関 城・宮殿

順光で見た光化楼。

嘉峪関 城・宮殿

城内のお庭は結構広くて・・・。

嘉峪関 城・宮殿

名残惜しげに。

嘉峪関 城・宮殿

同じものを撮っても、カメラの感度によって色が違ってきますね。

嘉峪関 城・宮殿

黄色い旗、また今度来るからね！

光化門を抜けましょう！

嘉峪関 城・宮殿

嘉峪関 城・宮殿

そこには最初の扁額。

嘉峪関 城・宮殿

太陽をアクセントに。

でもって、正面に立つ文昌閣。

嘉峪関 城・宮殿

ここでも、名残惜しく撮影の連打！

嘉峪関 城・宮殿

では、車の方へと戻りたいと思います。

嘉峪関 城・宮殿

緑が綺麗な樹木のトンネル。

嘉峪関 城・宮殿

そして、最初に入ったゲート「東閘門」。

嘉峪関 城・宮殿

ここから再度カートに乗って、、、

嘉峪関 城・宮殿

少しだけ嘉峪関周辺を走って、、、

嘉峪関 城・宮殿

博物館も見る事が出来ますが、、、（チケットは連票になってます）

嘉峪関 城・宮殿

実物で気分が高揚しているので、、、

嘉峪関 城・宮殿

パスして駐車場まで戻ります。

嘉峪関 城・宮殿

到着！

嘉峪関 城・宮殿

カートさん、どうもありがとうさん♪

嘉峪関 城・宮殿

ん？
可愛い公衆電話♪

大きな物体が目の前にド〜ンと現れたので、ビックリして思わず撮っちゃいました！
余りにも立派なお腹なので載せちゃいました！（ﾃﾍ）

嘉峪関 城・宮殿

暫くお土産コーナーを見た後、、、

嘉峪関 城・宮殿

車に乗って出発です！

嘉峪関、また来る日まで〜！！！

とのお別れの次は、時間遅れの昼食です。

嘉峪関 城・宮殿

近所に見付けた食堂の並んだ所に入りました。

嘉峪関 城・宮殿

沢山有るけど、、、

嘉峪関 城・宮殿

決めたのは、玄関で元気よく出迎えてくれた「姉妹餐楽園蒙古包」。
モンゴルの遊牧民族が住む「パオ」をあしらった部屋の中で食事が出来ます。

嘉峪関 城・宮殿

玄関の奥には、いくつかのパオが。
その中の一つに入って一息。

嘉峪関 城・宮殿

食事の前にトイレへ･･･

嘉峪関 城・宮殿

スゴ・・・
でも、この辺りではマシなのかもね。

嘉峪関 城・宮殿

大盤鶏の唐辛子抜き。
これだけだと大きさが判らないでしょうけど、、、

嘉峪関 城・宮殿

こんなにデカイ！！
なので、これ逸品とビールでおしまい。
締めて98元♪

お店の様子。

嘉峪関 城・宮殿

お店の様子。

パオと普通の部屋の両方から選べます。

嘉峪関 城・宮殿

こま達が使ったパオはここ。

奥がトイレなので、トイレ横のパオはパスしました。

嘉峪関 城・宮殿

出発！！！

嘉峪関 城・宮殿

・・・したのは良かったのですが、次男坊が携帯を忘れたので引き返してきまして、、、

嘉峪関 城・宮殿

すると、元気な叔母さんが持って店の前をうろうろしていました！
「どうしようかと思って焦ったわよ〜！」
気性も明るい上に、親切な人でした。
また来たときも宜しくね！

と言うことで、嘉峪関を満喫した一行は、一路「張掖」へ向けてひた走ります。


帰国後ネットで見てみると、他でも大評判のお店でした♪
・http://www.dianping.com/review/62886652