2013年中国新疆放浪記067・無事西寧到着！そして蘭州へ！

2013/09/20 - 2013/09/20

9月7日から始まった今回の長旅。
一旦観光地巡りの様子から外れ、大移動の道中をお届けします（その５）。

張掖丹霞風景地区のある甘肅省臨澤を出発し、国道G227辺りを長い間奔走し、一旦この車を借りた西寧へ戻ります。その後は鉄道で蘭州へ。

突然の土砂崩れで一瞬道中危うく感じましたが、意外に直ぐに通り抜けられて良かったです。
のんびり作業する中国人だけに、マジ足止めってことが頭を過ぎりました。

残るポイントをサクッと過ぎて、一週間お世話になった李さんとお別れし、列車で蘭州へと向かいます。

ワンボックスカー9人乗り金杯レンタル費用
　期間：9月14日〜9月20日7日間
　費用：商談結果7,800元。一日1,114元。
　李成林さんの連絡先電話:[phone]（西寧）
　（李さん宣伝希望♪）

今回はどんな風景やらがお出迎えして呉れるのでしょうか！？
乞うご期待（？）

エリア 西寧(中国)

街路樹放牧場をスイスイ疾走中！
青空が眩しいのに、路面が濡れているのが変な感じです。

長い街路樹が素敵なので、10mmに交換してパチリ！

まだ虹が出ていますね♪

西寧まであと44km！！

橋爾溝村。
遠くの山々、なんかとっても痩せた感じ。
甘肅省の黄土地域と殆ど変わらないような気がします。

下甘溝村。
寧大高速入口の案内に従って左折。

大通4号橋。
大きめの町「大通」に入ったみたいです。
西寧を射程に収めた気分です。

橋を渡ると、新市街方向へと入って行く感じです。

新設のビル等が近付いてきます。

公安局。

後ろを振り返ってパチリ！

高速道路の路上に仮設されている大通料金所。
現在ここが始発なので、北西方面へ延長されて行く頃には無くなり、近くにジャンクションが出来ると思います。

高見から眺める新興住宅地。

田舎風景とのミスマッチが、これから伸びる町を物語っている気がします。

前方の山肌にお寺発見。
町から直ぐなので便利そう！

下に駐車場が完備されていますから、新規で出来た感じです。

全景はこんな感じ。

その更に上にも、何やら施設があるようです。

「大通世界　花儿之夢」
花博の時に出来たモニュメントのようです。

西寧まであと30km！！

気付くと、工事中の新幹線軌道と併走していました。

西寧まではもう秒読み状態です。

緑色大通，全国緑化模範県！！
緑色のペンキ使ってたんちゃうん？

ん？？

今度はモスク型の清真寺。

さっきのモスクとそっくりです。（一つ前の旅行記で紹介してます）

山肌、面白い♪

鳥山明の漫画に出て来る景色みたい。

眩しい！

新幹線と･･･

高速のジャンクションがコラボレーションする所。
列車が走り出すと、また格別な出会いがありそうですね。

ジャンクションで高速を降りて、、、

ぐるりと旋回〜♪
何かの会場建物が見えていました！

海湖料金所で出て、、、

クルッと回って南下し、市内へと進みます。

その海湖大道沿いは、新開発区域のようで斬新です。

海湖路から海晏路に入って、目的地の西寧西駅のある西方向へ直進。

文匯路で曲がって、、、

かわいい橋を渡ります。

先っちょの赤いアーチが2個有ります。

海西路沿いの新興地。

軌道敷沿いを進みます。

駅前広場が見えて来たので、西寧西に到着したようですね。

李さんとはここでお別れです。
お礼に日本から持って来ていたおかきを渡そうとしましたが、モスリムの人は、ハラールの食事しか摂らないため、そうじゃ無い教徒のものは食べないんでした！
残念！何か渡したかったけど、おかきがアカンかったせいで不意打ちみたいになり、握手だけで終わっちゃいました･･･。

何はともあれ、7日間どうも有り難う！！

さて、先へ進むためにも、何はともあれ切符の手配。

近々で丁度良さ気な列車は･･･？
現在夕方6時半過ぎです。
掲示板に見えている殆どの列車が一旦蘭州を経由しますが、荷物もあるので、K916とT265は硬座しか有りませんのでパス。T265は軟臥も有りましたが、短距離なので、軟臥（ファースト寝台）にしようと言う事になりました(^灬^v

9枚有るので余裕ですね！
次男坊：「就是！」

人が多くないので気分良く買えます。

7時頃購入完了！

あとは構内で時間つぶしです。

もう慣れっこなので、小一時間ほど暇つぶし。

7時23分検票開始！

ファーストの車輌、ちょっと遠い。
これも中国あるあるです。

オレンジジャケットの人はポーターさん。
爺ぃとの移動では、一人当たり6，7個の荷物があったので、良く頼んでいました。
駅によっては、構内まで荷物と人が車まで入って行けるサービスもあります。

ふう！

なンか落ち着く･･･。

4人部屋の個室なので、色んな面で気が休まります。

この列車は20時発で、蘭州には23時前に到着します。

やはり軟臥、ちょっと小綺麗。

K890次列車は、河南省鄭州行きです。
この表示、プレートで無くてシールなんですね･･･。
他でもそんな感じに変わってきているのかな？

駅の様子。

駅、以外に静か。

ポッポ屋さん、太っちょな女性でした。

ヒマになれてるって言っても、やはりヒマです。

3時間ほどの列車の旅は、車窓の風景も見えないので、写真はあっと言う間にホテルに到着です。
駅前の東手にある鉄道ホテルを更に東へ抜けたところにあった春天賓館。

ネット予約です。
外国人の宿泊で押し問答が始まりましたが、お姉さんも夜遅くて面倒くさくなったお陰で、ドサクサに紛れて2人だけ書き込んでチェックイン完了！！
でも、ちょっと暇がかかりました。

無線LANのパスワードは、ホテルの人の携帯番号･･･
これも中国あるあるです。

ふう！！！
如何なる場合でも、ホテルの部屋に入ると気分転換します〜！
3人部屋に2人の登記ってのも少し気掛かりですが、明日朝直ぐに出て行きますので、なンとか持ち堪えてくれるよう祈るだけです。
あのぐうたらそうなお姉ちゃんなら大丈夫♪

夕飯が適当でしたので、蘭州と言えば『蘭州拉麺！！』っちゅう事で、駅周辺の町を彷徨っております。

当然蘭州で有名な「馬子禄」なら直ぐに行けますが、こまはあのチェーン店が嫌いなので絶対行きません。
チェーン店展開してしまった時点で、本家の味がどの店なのかも分からなくなったし、第1そう言うコンセプトの店って嫌いですから。

そこで見付けたこの店に入りました。

蘭州では、面だけ頼むと面しか来ません。必ず「加肉」と言ってチケットを貰いましょう！

他の旅行記で拝見しましたが、「面にはゴミのような肉が･･･」と書かれていたりしてますが、あれはゆで汁に填まった本当のカス肉。面だけ頼んでいるので、必ずトッピングをお忘れ無く！
肉だけじゃなく、玉子や韮、各種漬け物などがあります。面がおいしいお店は、それらトッピングも結構おいしいので。

おなかが一杯になって出て来ると、昨日十五夜だったお月さんが、まだ丸い形で浮かんでいるのが見えました！

文明世界に戻ると、それはそれでとても虚しく感じることが多いのですが、これから先も沢山の驚きが待っているので、この時のこまたちは、違った感じで蘭州に到着した気分です。

では、明日からは甘粛省南部の集落「甘南」へ向かいますので、また違った中国の姿をご覧頂けると思います。
乞うご期待！