2014/08/11 - 2014/08/17
357位(同エリア1886件中)
Nishiyanさん
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夫婦で初めての海外個人旅行挑戦。
「 モン・サン・ミッシェル 」 二日目は、バスの出発時刻まで島内を散策します。
午後からは、昨日同様バス ・ TGVを乗り継ぎ、再びパリへ。
宿泊先のホテルでは思いもかけないサプライズが ・・・・・・・・
【旅程】
8/13(水)・・・08:08パリ発⇒ TGV ⇒レンヌ ⇒ 12:50モン・サン・ミッシェル着
(午後)島内観光 / 修道院 / 19:00ディナー (モン・サン・ミッシェル島内泊)
8/14(木)・・・(午前)島内観光 / 11:25出発 ⇒ レンヌ⇒ TGV ⇒16:13パリ着
(夜)ムーラン・ルージュ “ディナーショー” (18:00~23:00) (ルーヴル泊)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- エールフランス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
イチオシ
8月14日(木) 天候 : 曇り
07:04 「 モン・サン・ミッシェルの朝 」 です
城壁にはためく 「 トリコロール 」 の旗
フランス国歌 「 La Marseillaise ラ・マルセイエーズ 」 を思わず ・・・・・・ -
08:16 早朝の 「 Grande Rue 」
-
08:23 「 レ・テラス・プラール 」
ラ・メール・プラールのカジュアル店 -
「 修道院 」
観光客はまだまばら。 -
08:34 城壁
-
対岸と島の間を再開発中。
昨晩は、ちょうど遊歩道の曲がりくねった部分が海の中に沈みました。 -
08:52 「 サン・マロ湾 」
天候も次第に回復してきました -
09:10 朝食
写真をお願いするとカメラ目線で応えてくれました -
クロワッサンはもちろん、ココナッツ風味のスイーツも絶品!
-
09:45 ここも 「 ラ・メール・プラール 」
本店向かいのカフェ -
たくさん買うと 「 エコバッグ 」 付き!
お土産購入は、すべて妻まかせです。
買い物を終え、ホテルに戻り荷物をまとめてると・・・・・
すっかり忘れてました。今日も午前中に 「 大潮 」 、11時頃のはずです。
10:15 慌ててチェック・アウト
急いで大通り門から島の出入り口へ向かいます。
「 ダメです 」 既に波が押し寄せていて、橋は海の中。
かなり焦りました。当たり前のことですが、対岸に渡れないとバス ・ TGV に乗れません。ということは、今晩予約している 「 ムーラン・ルージュ 」 も駄目になってしまいます。もう一つの出入り口 「王の門」 横の通用門へ引き返します。普段は島内で働く従業員、業者が使用しているようです。すると人だかりができてます。
私たちも必死です。
人をかきわけ、警備員に 「 バス、 フォーレンヌ、11:25 」
すると警備員 「 wait、five minutes 」 ・・・・・
こんなに 「 焦り、慌てた 」 のはほんとに久し振りです。
数分経って、警備員が誘導してくれます。
10:22 ホッとしました。ようやく島を脱出です。 -
徐々に島を離れ、シャトルバス乗り場に向かいます。
写真は2015年再開発完了後の 「 モン・サン・ミッシェル 」 -
島を 「 遠い昔の姿 」 によみがえらせるため、堤防道路に代わる「 架け橋 」を建設中です。
-
10:45 対岸へ
最後に、二人で記念写真 -
10:50 その姿を目に焼き付けます。
2015年、「 モン・サン・ミッシェル 」 はおよそ130年ぶりに島に戻ります。
「昔の姿」 を取り戻した島への再訪を誓い、ずっと憧れだった 「世界遺産」 を後にします。
11:25 バスに乗り込み、レンヌへ向け出発
-
12:37 レンヌ着
ブルターニュ地方 名物 “ ガレット ” を求めて、駅前、レンヌ市内を歩きます。
およそ15分ほどさ迷い歩き、ようやく見つけました。
13:00 「 KER SOAZIG 」
恐る恐る店内へ・・・・・ かなりの混みようです。
親切そうな店員のお姉さん 「 しばらく待って 」 と言ってるような ・・・・・
10分ほど待って、2階に案内されます。
「 いい店を見つけた 」 と直感しました。観光客は見当たりません。地元の人たちでいっぱいです。木の温もりが感じられる、素敵な店内です。 -
フランス語のメニューのみ。
何となくわかる単語もあり、メニュー写真で判断し、注文します。 -
この店、言葉が不安でしたが思い切って入って正解でした。
名物 “ ガレット ” 絶品です。
夫婦とも意見は一致 「 夕べのオムレツよりも全然おいしいね! 」 。
結局ウォーター代を含め、計21.3ユーロ、二人で3000円ほどでした。 -
14:23 レンヌ発 TGV に乗車 ・・・ 何があったのか? 18分遅れ ・・・
帰りは 「 2Class 2等 」 です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
16:35 パリ モンパルナス着・・・ 結局22分遅れ・・何の説明もなかったな〜・・・
駅構内コインロッカーへ向かい、少々苦戦するも荷物を受け取る。
タクシーに乗り込み、今晩の宿泊先 「 ホテル レジーナ 」 へ向かいます。
再び緊張の場面を迎えます。車内では 「 英会話 」 を復習。
また、3ヶ月前に予約した私たちのプランに朝食は付いてません。
日本出発前に見つけた、ホテルの「 8月宿泊者限定 朝食無料キャンペーン 」の画面を印刷してきました。これをフロントに見せ、朝食を付けてくれるよう交渉します。
・・・・・・・
“ タクシーでホテルチェックイン ” ・・・ なんて優雅なんでしょう ・・・
しかも 「 パリのデラックスホテル 」、おそらく私たち夫婦にとって何度も経験できることではありません。気持ちが高ぶります。
・・・・・ セーヌ河を渡り、ルーヴル美術館が見えてきました ・・・・・・
-
イチオシ
17:15 【 HOTEL REGINA PARIS 】
ジャンヌ・ダルクが迎えてくれました。
ドアマンが座席のドアを開け、「ボンジュール マダム」 「ボンジュール ムッスュ」。
「 重厚で、歴史を感じさせる、パリらしい、ヨーロピアンホテル 」 です。 -
ルーヴル美術館の目の前、ピラミッド広場にある 「 四つ星ホテル 」 です。
1900年 パリ世界博を記念し、当時のビクトリア女王の命で建設されました。
「 REGINA 」 はラテン語で 「 女王 」、パリを代表するホテルです。
数々の映画の舞台にもなっており、最も記憶に残っているのはマット・デイモン主演 「 ボーン・アイデンティティー」 です。
・・・・・・
ドアマンにうながされ、フロントへ。応対してくれたコンシェルジュは女性です。
今晩の予約を告げ、まず部屋をリクエスト。
「 If possible, I'd like to stay a room with Tuileries Garden view 」
続いて朝食の件です。出発前に印刷してきた「8月宿泊者限定朝食無料プラン」を提示し、
「 Will you attach breakfast? 」 ・・・・・何とか通じたようです。
コンシェルジュ、一瞬考え込み、「 ちょっと待って 」 と奥にいた男性と話します。
しばらくして、別の女性が出てきました。
「 You are lucky 」 、私たちをエレベーターの方へ導きます。
「 何、lucky? 」 女性「 ・・・・・・・・・ 」、聞き取れません。
「 Room is junior suite 〜〜〜 upgrade room 」
「 えっ、ジュニアスイート? 」
〜〜〜エレベーターの中へ〜〜〜
夫 「 追加料金で部屋をグレードアップできますよって言ってるんじゃない? 」
妻 「 そうかな・・・・・」
・・・・ 「 same price 」 ・・・・ 「 同料金じゃない? 」 「 うそ? 」 -
〜〜〜エレベーターを降り〜〜〜
夫 「 ジュニアスイート? セイムプライス? 」 ・・・・ 「 yes, same price 」
「 えっ、ほんと? 」 ・・・・・・ようやく事の次第が理解できました・・・・・・
確かに 「 同料金でジュニアスイート 」 と言ってます。間違いありません。
ふたりとも大喜び、コンシェルジュの女性も一緒に喜んでくれてます。ほんとにびっくり。
案内されたのはこちらの 「 419号室 ジュニアスイートルーム 」 です。 -
中に入ります。疑い深い夫は再度 「 same price ? 」 ・・・・・ 「 yes 」
「 2 nights ? 」 ・・・・・ 「 yes, 2 nights 」
「 include breakfast ? 」 ・・・・・ 「 Of course 」
驚きました。パリ後半2泊は 「 ジュニアスイートへのグレードアップ 」、朝食サービスでの滞在となりました。
女性の名前を聞くと 「 アンナ 」、すてきなゲストルームを案内してくれます。 -
エントランス、リビング、ベッドルーム、バスルーム ・・・・・・
部屋のワイン、シャンパン、ドリンクはすべて無料。
「 アンナ 」 はとても嬉しそうに案内してくれます。 -
イチオシ
そして最後に案内してくれたのは、「 バルコニー 」 。
彼女は少々じらし、勢いよくカーテンを引き、窓を開けます。
「 Oh my God !」
( いえ、実は二人とも完全に舞い上がってしまい、実際は声には出してません )
外へ出ると、チュイルリー公園の向こうに「オルセー美術館」「エッフェル塔」が見えます。
( この写真にエッフェルは写ってませんが・・・・ のちほどまた ・・・・)
ホントに素晴らしい眺めです。パリの街、代表的な建造物が一望できます。 -
下の方に目をやると 「 ピラミッド広場 」
-
「 ジャンヌ・ダルク像 」 です
-
バスルーム。
やはりシャワーの水圧はちょっと弱め ・・・・・・
部屋のじゅうたんはふっかふか。うっかりスーツケースを転がしてしまい、汚れを落とすのに一苦労 ・・・・・ -
煌びやかさ、豪華な飾りはありませんが、古いホテルらしい 「 何とも言えない味 」 があります。部屋は、全体的に白を基調としており、落ち着いた佇まいです。
予約の際、オペラ界隈の人気の大型ホテルも気になりさんざん悩みましたが、初志貫徹
一番最初に目に止まった 「 レジーナ 」 に決め、大正解でした。
しかも、一生に一度あるかないかの 「 ジュニアスイート 」 です。
夫 「 出発前に何度もホテルとメール交換した俺のおかげだよ 」
妻 「 そうだね! 」
・・・・・・・・・・・・・
「 アンナ 」 が部屋を後にし、急いで着替えます。
今夜は 「 ムーラン・ルージュ」 、15年越しの夢がかないます。 -
18:15 ツアー集合場所にぎりぎり間に合いました。
18:50 「 MOULIN ROUGE ムーラン・ルージュ 」 到着
「 モンマルトルの丘の麓の “ 赤い風車 ” 」、 妻の強い要望もあり、申し込みました。
夫は15年前の会社研修時に予定に入れていたにもかかわらず見逃しています。
参加者は13組、30名ほど。ツアーガイドによるとこの夏一番とのこと。
-
「 La Revue du Moulin Rouge “ Feerie ” 」
1999年からロングランで上演されているミレニアム記念レビュー。
“ Feerie ” は、フランス語で 「 妖精 ・ 魔法 ・ おとぎの国 ・ 夢の世界 」 -
観客はおよそ1000名、超満員です。
こちらのデスクで座席が振り分けられます。
ムーラン・ルージュのダンサーになるには、女性 175?以上 男性185?以上が必要。
女性ダンサーの出身は地元フランスからは少なく、北欧系が多いとのこと。理由は、長身の女性が多いから。
近年は、ダンス学校の質が高いオーストラリアからの採用が中心とのこと。 -
ここから先は撮影禁止です。
19:00 〜 21:00 ディナー
21:00 〜 22:50 ショー
テーブル席はかなり窮屈。でもそれを忘れるほど見ごたえのあるショーでした。
中でも私たち夫婦のお気に入りは 「 C'est Feerie 」 というメイン曲。
帰国後も時折 You Tube で思い出に浸ってます。 -
22:50 ショーが終わり外へ。雨が降ってます。
夫にとって、窮屈な旅程の中にムーラン・ルージュを入れることは最優先でした。15年越しの夢がかない大満足。妻もパリ再訪時にはまた観たいと大喜び。
フレンチ・カンカンを目の当たりにし、「 パリにいるんだ 」 ということをまさに実感させる煌びやかな、豪華絢爛のショーでした。 -
23:25 ツアーバスでホテルへ戻ってきました
-
「 ホテル レジーナ 」 ロビーです。
マット・デイモン主演 「 ボーン・アイデンティティー 」 の舞台となりました。 -
ジェイソン・ボーン( マット・デイモン ) の相方 マリーはこの回転式ドアからホテル内へ
-
マリーはロビー中央を歩きます
・・・・・・・・
今回はホテルでゆっくりできないのが残念です。 -
23:55 「ムーラン・ルージュ」 帰りのため、妻はちょっとおしゃれを。
実は夫もこの日のためにジャケット、パンツを新調しました。 -
イチオシ
00:00 バルコニーから 「 エッフェル塔 “ シャンパン・フラッシュ ”」
・・・・・・・・・・・・
01:00 再び 「 “ シャンパン・フラッシュ ” 」
午後10時から1時まで “毎時0分”「 エッフェル塔 」 は幻想的な輝きを放ちます。
01:20 就寝
5日間のフランス旅行も折り返し地点。ここまで順調に計画を消化してきました。
明日はヴェルサイユ、シャルトルを訪問し、18時30分ルーヴル美術館に入場します。
時間との競争になるでしょう。
・・・・ 【6】 「 8/15 ヴェルサイユ ・ シャルトル 」 に続く ・・・・
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この旅行記へのコメント (2)
-
- konomiさん 2015/04/11 16:58:26
- 凄い!上級者の旅の仕方をマスターしてますね〜〜〜
- コンパクトに、これだけ楽しめたら本当に旅上手!
HOTEL REGINA PARIS は好いホテルですね。
HOTEL REGINA PARIS は、パリ占領時代にドイツ軍の総司令本部になったこともあるんだそうですね。
あまりの美しさに、ヒトラーの「パリを爆破せよ」との指令を実行しなかったディートリヒ・フォン・コルティッツも、ここに滞在していたそうです。
もしかして、同じ部屋に泊まっていたりして・・・。
ジャンヌダルクの像、こんなアングルで取るととてもおしゃれなんだ・・と目からうろこです(^^)
今まで、馬鹿正直に真横から撮ってましたけど、この写真は臨場感があり、素敵だなぁ・・・・今度行ったら真似します(笑)
- Nishiyanさん からの返信 2015/04/11 20:55:52
- RE: 凄い!上級者の旅の仕方をマスターしてますね〜〜〜
- > コンパクトに、これだけ楽しめたら本当に旅上手!
> HOTEL REGINA PARIS は好いホテルですね。
> HOTEL REGINA PARIS は、パリ占領時代にドイツ軍の総司令本部になったこともあるんだそうですね。
返信ありがとうございます。
上級者なんてとんでもありません。今回はホントに初の海外個人旅行、しかも言葉も喋れないということもあり、できるだけトラブルを回避するためかなり贅沢な旅行となってしまいました。次回の旅は、テーマに「贅沢をしない」を掲げるつもりです。
“ドイツ軍総司令本部”、知りませんでした。
クチコミ等では建物がかなり老朽化しているとの意見もありましたが、古さがかえって味があり、レジーナでの滞在はホントに思い出に残るものとなりました。でも次回はもっと安いホテルを捜すつもりです(笑)
世界一周旅行記、まるで自分が世界一周旅行をしてるかのように楽しませてもらってます。
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