散歩がてらに長谷寺（板東・鎌倉三十三カ所第４番札所）にお参り。

2014/11/09 - 2014/11/09

妻が鎌倉に出かけるために購入していた回数券がもうすぐ期限切れになるというので、週末の鎌倉を散歩してくることにした。

12:19 藤沢−大船 834M
直前に東海道線が出て行ってしまって１０分以上次の列車を待つ羽目になる。

12:28 大船−鎌倉 929S
さすがに海に出かけるには寒くなってきたので乗客もかなりまばら。鎌倉西口から御成通りを歩き、「りせっとかふぇ・御成通り店」に入店。この前来てからかなり間があいたけど、なんとなくお店の雰囲気が変わっていた。妻が気に入ったお店はなぜか閉店とかいう憂き目にあう確率が高いのだが、今回もそうならないことを祈るばかりだ。とりあえず、昼食にする。煮豚丼のセットを注文。紅茶で煮た豚の角煮がおいしかったー

お腹を満たして本格的に散歩を開始。御成通りも南の方までは歩いていったことがなかったけど、お洒落なカフェや雑貨店が多くていい雰囲気だ。カフェの間での競争もなかなか大変だろうなあ、と思ったりもする。

御成通りから由比ヶ浜大通りに出る。ジョギングで逆方向から走ることがあっても早朝すぎてまともにお店は開いてないのだが、いろんなカフェやお洒落な鞄屋さんが並んでいて、また立ち寄りたいなあ。

大通りの途中の辻で六地蔵を発見。地形的には昔からの道路が続いていそうなので、ちょっと気になってスマホでググってみたら、やっぱりというかなんというか、昔はこの辻に処刑場があったようです。。。

大通りをまっすぐに歩いてもうすぐ長谷寺というところで、妻がトイレタイム。良いタイミングでコンビニがあったのでトイレを使わせてもらう。この辺りのコンビニでは鎌倉野菜も並べられていてフラッと立ち寄るのもなかなか楽しいかも。

ということで、由比ヶ浜大通りの突き当たりにある長谷寺に到着です。入山寮は３００円。自動券売機で購入＆ｓｕｉｃａが利用可能。うーん、便利なんだけど味気ないというか。

長谷寺山門の脇から入場（山門は通行止め）、きれいな池を横目でみつつ、石段を登る。アジサイで有名なお寺ではあるが他の木々も見ごたえがある。まだ紅葉にはちょっと早かったが１１月下旬からはライトアップもおこなわれるそう。

石段を登ると正面に本堂の観音堂。わずか数ｋｍの道のりですでに妻が疲労していたので、お参りする前にとりあえず、海の見えるお茶屋さん（海光庵）で、ぜんざい（長谷ぜんざい）を注文、甘いもの食べて疲れをとってもらう。

妻がノンビリしてる間に本堂にお参り。観音堂の中は撮影禁止。ご本尊がお堂の奥に配置されているので外からはあまり良く見えなかったのだが、中にはいると観音像の大きさに度肝を抜かれる。西国三十三カ所の長谷寺とは直接関係ない、ということらしいが、向こうの長谷寺も大きな観音様が祀られていたような気がする。

宝物館が改築中なので御朱印は隣の阿弥陀堂でいただくらしい。とりあえず、観音堂では納め札を納めてくる。

ということで、改めて阿弥陀堂にお参り。こちらは靴を脱いで上がります。板東三十三カ所と鎌倉三十三カ所の第４番札所なので、こちらも色々出すものがあって忙しい。まずは板東の御朱印帳、板東のおいづる、鎌倉の御朱印帳。もうちょっとノンビリしたいところだが、後ろに他のお参り客がいる手前、ちょっと慌てて失礼する。

お参りを済ませて順路に沿って石段を下りると、「弁天窟」という、なんちゃって洞窟に誘導される。なんか胡散臭げな感じだったけど、なんだか外国人観光客のひとは結構ウッキウキで洞窟をまわっていたみたいだ。まあ、ちょっとしたエンターテイメントですよね。

14:41 長谷−藤沢 96
ということで、一通り、長谷寺も満喫して長谷の駅に戻ってきた。ここからは江ノ電に乗って藤沢まで戻ります。
鎌倉からの乗客がかなりの割合で長谷で下車するので、何の苦労もなく着席できた。海側を望める席に座れてラッキー。この前の雪の日のような晴天ではなかったが、やっぱり海を見ながら移動するのは楽しい。途中、江ノ島駅で停車中、展示室（？）では台湾の人たちを集めてレクチャー的なことをしていたみたいだ。江ノ電と台湾のローカル線の間で相互交流みたいなこともやってるらしく、またいつかは台湾にいってみたいなあ

ということで、日頃の妻の運動不足解消も兼ねてちょっとした散歩に出かけてきました。鎌倉には沢山のお寺に加えて、カフェも回りきれないくらいあるので、またちょくちょく暇を見つけては出かけてみたいなあと思うのでした。

エリア 鎌倉(神奈川)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル 私鉄 徒歩

藤沢駅にて。東海道線東京行き

大船駅にて。横須賀線逗子行き。

鎌倉駅西口を出て御成通りを歩く。

りせっとかふぇ御成通り店に到着。

りせっとcafe 鎌倉御成店 グルメ・レストラン

紅茶煮豚丼を注文する。

スープは体質に合わせて６種類の中から選びます。今日はネギ辛スープを頼んでみた。

煮豚はお肉がほろほろでとても美味しくいただけます。

お腹を満たしてふたたび御成通りを南に歩く。

由比ヶ浜大通りを西に向いて歩く。おしゃれなお店が軒を連ねてました。

途中の交差点で六地蔵に遭遇。

六地蔵 名所・史跡

鎌倉時代は処刑場だった辺りだそうです。。。

途中、クラシックカーっぽい外装の路線バスを見かける。

長谷寺の前までやってきた。

入山料は自動券売機で。ｓｕｉｃａが使えるようになって便利。

入ってすぐの池。手入れが行き届いた枝振りの紅葉がきれい。

まだ本格的な紅葉には間がありそうでした。

仏足石。

山門を裏側から眺める。一度は山門を潜りたいものだ。

足元にも緑が一杯。

植物には詳しくないので何の木かわからないのですが、きれいな花をつけてました。

石段を登って本堂前に到着。菊の展示会が行われてました。

とりあえず本堂を素通り。海側に歩いて行く。

長谷寺 (長谷観音) 寺・神社・教会

崖側からは鎌倉の海が眺められます。

妻がエネルギー切れ（早っ！）らしいので、甘味処でひと休み。

綺麗な店内でした。お寺の人が働いているみたいです。

長谷ぜんざい。お寺の人は甘味に趣味が向いてしまうそうなので、ある意味外れなしに安心できます。

海光庵 グルメ・レストラン

改めて観音堂にお参り。お堂の内部は撮影禁止。奥には巨大な観音像が。

宝物館が改装中のため、御朱印は暫定的に阿弥陀堂で行われています。

長谷寺 (長谷観音) 寺・神社・教会

石段を下りてきたところ。手を叩くと鯉が顔を見せてくれるかも。

弁天窟にいざ突入。

長谷寺 (長谷観音) 寺・神社・教会

内部は鍾乳洞っぽい感じで、壁側にはたくさんの石像が並んでました。

長谷寺から江ノ電長谷駅に戻ってきた。

藤沢方面からラッピング電車がやってきた。

長谷駅 駅

江ノ電のマスコットキャラ「えのん」が車体全面にラッピングされてました。なんか、ある意味アナーキーやなぁ。

鎌倉方面からの電車がやってきた。こっちは普通の塗装。

藤沢駅に到着。ホーム先端のデコレーションがオシャレだ。

ということで、今回の御朱印。こちらは板東三十三カ所の御朱印。

こちらは鎌倉三十三カ所の御朱印。同じ人が書いてるんだけど、微妙に違うところがあったりして、比べるのも結構楽しい。

こちらは板東三十三カ所のおいづる。一応、これで鎌倉・逗子方面の札所は回ってきたことになる。