2014/11/09 - 2014/11/09
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たびたびさん
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この日は午後から雨の予報。なので、午前中に郡山市内を少し散策して、午後には岳温泉に回ることにしました。
郡山は、明治になって猪苗代湖の水を引いたことで開拓が進み、街としての発展が成し遂げられたという歴史があります。江戸時代は、猪苗代湖は会津藩。会津藩に限らず、幕藩体制の中では他藩のために便宜を図るという考え方は存在しなかったのです。一方で、水を引いたとはいえ開拓は苦労の連続。開拓者たちのものすごい努力によって、今日の郡山があるのです。
初めて郡山を歩いた時に、開拓関係の施設も回りましたが、市内には公園が多いし、それぞれに豊かな水の潤いがあって、とても強く印象に残りました。そんなことも思い出しながら、今回は、これまできちんと回っていなかったマイナースポットをチェックします。
それと、岳温泉は郡山からのアクセスがいいのでここにした次第。熱い湯で、すっかり茹でダコでした。本来であれば安達太良山の登山の後に入るべきなんでしょうが、それはいつの日かのお楽しみとしたいと思います。
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郡山は猪苗代湖の水を引いて発展しただけに、本当に水が豊か。
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そして、水が豊かな公園も多いのですが、
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その中でもこの開成山公園はもっとも水が豊富で、
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郡山を代表する公園と言えるでしょう。
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開拓者の群像は公園のシンボルでもあり、郡山のシンボルでもあるモニュメントなのですが、高さ20mはある、この石塔のすそに備え付けられています。
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もう季節はずれでしたが、
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一角にはバラ公園もありました。
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ただ、傍らにはこんなものが。ちょっと心が痛みますね。
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こちらの開成山大神宮は、開成山公園の一番奥の高台。
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開成山公園自体も大きな池もあるきれいな公園なのですが、この神社の周辺も木々が美しく植えられて、とても雰囲気がある景色となっています。
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社殿は、がっちりした構え。北海道の神社に似た、雪国仕様のような建物ではないかと思いました。
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これは、ニコニコこども館。
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もしかしたら、除染が出来ない間は、随分役に立ったかもしれません。
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ここにも柏屋。本当にどこにでもありますねえ。
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裏手には、まんじゅう神社だそうです。
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今回初めて気が付きましたが、これは郷さくら美術館。本来なら、郡山のさくら通り沿いにあるので分かりやすい場所なのですが、郡山駅からは歩いて30分近くかかるので、私も含めて観光客には目に入らないことになるかもしれません。
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昭和生まれの現代日本画のコレクションという内容は、大型の作品が多くて、まるで院展でも見ているような感じ。森田りえ子の菊の絵は、管物の菊を中心に瑞々しい大輪の美しさを思いっきり描いていて、胸がすくような思い。向かいの那波多目功一の菊も葉の表と裏の色の対比で面白いコントラスト。またこれからの作者も多いですが、それも含めて全体として活力を感じます。日本画の未来にとって、こんな美術館はとても大事かもしれません。
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ザ モールは、さくら通りを駅の方に少し戻ったところ。西友が運営する大型のショッピングセンターです。
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外観に派手さはないんですが、中に入るとまさにショッピングモール。広々した施設内を悠々と回遊する気持ちの良い空間がありました。
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イワキヤ菓子店は、郡山市役所歴史資料館のほど近く。
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二つの楽しみ「二色饅頭」というのをいただきました。
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この饅頭は、黒餡と白餡の二種類の饅頭が合体した奇抜なもの。合体はしていますが、それぞれの味わいもちゃんと素晴らしい。うーん、それぞれでも十分おいしいんですがねえ。しかし、この器用さは他のお店ではまねのできないものだと思います。
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郡山市役所歴史資料館に入ると、いきなり聖武天皇の紫香楽宮についての詳しい説明。聖武天皇は、藤原広嗣の反乱などもあったことから、平城京から、恭仁京、難波宮、紫香楽宮へと都を次々移します。で、それと郡山の関係って??
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結局、その紫香楽宮の遺物から安積を記したものが発見され、それが郡山と関係しているということなんです。
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郡山は、明治以降、猪苗代湖の水を引いたところから歴史が始まるのですが、いや、実はもっともっと古いんだぞという気概のようなものを感じた次第です。
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21世紀記念公園に対して、
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麓山公園は、21世紀記念公園の通りを挟んだ向かい側。
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弁天池を中心に松の大木が配されて、純粋な日本庭園風の公園。通りを歩いていても、その美しさにはすぐに気が付きます。
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イチオシ
かつては、旧二本松藩主、丹羽長祥公の馬場であったということです。
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郡山は明治以降の士族授産の政策で発展した町なので、歴史ある寺とかはないだろうと思っていたのですが、ここは古碑が多くて有名な寺だとか。ガラス張りの展示ケースに入れられた特に貴重な古碑は自動的にテープが回って解説してくれました。ただ、それ以上に、由緒ありげな建物のりっぱなこと。前庭の豪華さ。地元で大事にされている寺であることが感じられました。
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さらに戻って、善導寺は、郡山市内の国道4号線沿い。一見何の変哲もない寺なのですが、
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境内に入ると、ちょっと変わった庫裏。建物の前に案内板があって、国登録有形文化財となっているとのこと。本堂は明治44年に再建されたことが分かっているのですが、庫裏の方ははっきりしていないよう。しかし、湯気や煙りを通す構造は一種の美しさもあり、面白い形です。
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並びにあるのは安積国造神社。国道4号線から参道につながります。
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起源は、成務天皇5年(135年)。比止禰命が初代安積国造に任ぜられて安積国を建国し、神社を創建したというのですが、ちょっと信じられないくらい古いもの。境内に、安積の発祥の地というのがありましたが、郡山ではこの安積というのにかなりこだわりがあるんですよね。
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歴史資料館でも、紹介した通り紫香楽宮のことを詳しく解説していましたが、それも安積つながりです。なお、境内は広くて、七五三の家族連れで賑わっていました。
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続いてやってきた平田屋さん。小さな和菓子屋さんですが、何か雰囲気がある店構えです。
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いただいたのはみたらしだんご。みたらしだんごは新潟のがうまいんだよなあとか思いながら、ここのを食べると。やや。ここのももっちりしていて、勝るとも劣らないレベルですね。御主人曰く、みたらし団子はごまかしがきかない商品なんだとか。そのご主人の真摯な姿勢が現れている逸品とお見受けしました。
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向かいの大慈寺は、まだ新しい感じのお寺ですね。いろんな姿のお地蔵さんがあるということなので楽しみにしていたのですが、なるほど、小さなかわいらしいお地蔵さんがいくつか。
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目立たない感じで、ちょこっとありました。
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これが注目されるとはお寺の人も思っていなかったのでは。遊び心のおまけかなあと思います。
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続いて、愛宕神社へ。これも国道4号線から山の上に向かう参道があります。
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参道の中ほどに、注連縄の巻かれた大木があって、何の木か分かりませんが、リスの巣穴にでもなるような穴が開いていて、ちょっと面白いことになっていました。
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ここが参道入り口。
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いよいよ駅の近くに戻って来まして。
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まざっせプラザは、郡山駅前まちなか交流拠点として、平成21年にオープンした施設。ただ、紹介したいのはここがレンタサイクルをしているから。郡山市はさくら通り沿いに観光スポットが集まっているのですが、歩くとかなりの距離がある。私は何度か歩いていますが、今回もヘトヘト。今回も歩き終わってから、ここのレンタサイクルに気が付きましたが、これはかなり役に立つと思います。
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向かいにあるのが薄皮茶屋というんですが、実はこれ、薄皮まんじゅうで有名な柏屋の本店です。柏屋の店舗は、福島県内至る所にあって、それぞれの店舗がどれも立派なのですが、やはりここは本店。通りに面した窓からは職人さんの作業風景が見れたりして、店内も悠々と広い。さすがの格式を感じる店構えとなっています。
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ここから、
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うすい百貨店にも寄ってみましょう。
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しかし、ここってどうなんでしょう。郡山駅からのアクセスはこうやって商店街を通って行くのが普通ですが、最短ルートは別にあって、もう少し分かりやすいといいですね。ちょっと、もったいないかもしれません。
ところで、地元の名物とかないかなあと地下フロアを回ってみたら、おにぎりの「たけや」が入っていました。なるほど。これは地元の一番の名物ですね。私の大好きなお店です。 -
ヨドバシカメラ マルチメディア郡山は、郡山駅の隣り。駅ビル直結というわけではありませんが、ほとんどそんな感じ。新幹線の待ち時間があったので、ちょっと寄ってみましたが、用事がなくてもヨドバシカメラはそれなりに面白い。旅先で行く必要なんかないのですが、カメラにトラブルがあった時の用心とか。まあ、ここにあるのは旅行者にとっても悪くないと思いました。
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郡山市観光案内所は、郡山駅の二階。緑の窓口の並びで、比較的目立っています。岳温泉のシャトルバスの情報を教えてもらいました。シャトルバスは本来は予約が必要でしたが、同乗者がいたのでなんとか滑り込みセーフ。無事に岳温泉に行くことができました。
岳温泉 シャトルバスは、岳温泉の旅館組合が共同で運行するバスのようですが、宿泊客じゃなくてもこうやって予約をすれば乗っけてくれます。所要時間は、1時間弱。行きに帰りの便も予約して、本当に快適でした。 -
岳温泉に到着。シャトルバスの終点はこの観光案内協会。岳温泉街の中心部です。
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岳温泉のメインストリートはこれ。
予報通りもうすっかり雨になっちゃいました。 -
そして楽しみにしていた成駒は、岳温泉の中心部にある名物食堂。この日も満員でした。
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で、その看板メニューはソースかつ丼。丼からはみ出すくらいのものすごいボリューム。
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イチオシ
本来はざっくり衣のようなんですが、汁っぽいソースがたっぷりかかっているので、べちょべちょ感の中にざっくり感がところどころ残るという感じですね。分厚い肉も含めて、山登りをした後に食べるには最高のごちそうかもしれません。
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玉川屋は、岳温泉の中心部にあって、看板商品はくろがね焼。
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安達太良山に連なるくろがね山には、山小屋に鐘がありまして。高松宮が登山スキーに訪れた際、その鐘を「くろ鐘」 と命名され、この時に献上した菓子なのだそうです。ふんわりした生地と餡子のコラボが印象的な味わいです。
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丸井菓子舗も玉川屋と同じ並びにあって、二軒のお菓子屋さんが並んでいます。
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こちらの看板商品は、温泉まんじゅう。名前は至ってありきたりですが、黒光りする艶々感はなかなかいい感じ。見た目通りのしっとり感もあるし、餡子の程よい甘さもいい。安定感のある温泉まんじゅうです。
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岳温泉の中心部の通りは、観光案内所から温泉神社まで、まっすぐな上り道。阿部商店は、その坂道の一番上にあります。岳温泉では唯一、ショッピングで登録されていたので覗いて見たのですが、田舎によくある酒屋さんにちょっと毛が生えたくらいのお店。ちょっと期待とは違うようでした。
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その先が温泉神社。意外にと言ったら失礼ですが、参道を少し行くと静かな林の中に、立派で趣のある神社がありました。
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本殿横に大きな大黒様の像があって、これもちょっと目を引きます。
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湯の森公園は温泉神社の隣りに整備された公園です。
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規模は小さなもので、どちらかといえば庭みたいな感じですが、公園の中央部を渓流が流れているし、
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この時期は紅葉がきれいに色付いていました。
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今度は坂道を下って、反対側へ。
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途中の桜坂では、こんな風に源泉もあります。
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地元の案内人がいろいろ説明してくれているようですね。
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坂を下り切ったところにあるのが鏡ヶ池公園。岳温泉の鏡ヶ池周辺を整備した公園です。
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一見なんでもない公園なんですが、紅葉が適度に色づいて、鏡ヶ池の景色と組み合わさると、幽玄の世界のような雰囲気。雨が降っていたこともあったんでしょうが、けっこう印象に残ります。
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鏡ヶ池の周囲に植えられた桜やもみじが
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うまい具合に池と調和している
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せいかもしれません。
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さて、岳温泉の岳の湯は、岳温泉の中心部にある共同浴場です。
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源泉が52℃で、かなり勢いのあるかけ流しなので、風呂はとても熱いです。短い時間でも汗が吹き出して、すぐにゆでだこになってしまうので、長湯はあまりできないです。また、顔を洗うと少し目が沁みる感じで、これは硫黄の湯ですね。
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なお、岳温泉は、旅館も同じ源泉から湯を引いているので、どこで入っても同じです。
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これで後は帰るだけと思ったのですが。
観光案内所でシャトルバスを待っていたら、渡辺豆腐店の玉とうふ食べましたか?と言われて、それならとお邪魔した次第。 -
イチオシ
ゴムに包まれたまあるい豆腐は、
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つまようじで刺すとゴムが破けて中身が現れます。
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豆の香りがすごいなあと思ったのですが、滑らかな食感もさすが。じわりと価値が分かってくるような逸品です。
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そして、郡山駅に到着。
ただ、時間があったので、郡山市ふれあい科学館スペースパークへ。 -
ここは、郡山駅前の高層ビル、ビッグアイの20〜24階。施設はしまっていても、夜の22階展望室がお勧め。
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郡山市内の夜景を楽しめるほか、休憩スペースには、郡山周辺の風景を模したジオラマもあって、
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けっこう楽しめました。
さて、二本松と須賀川、岳温泉の旅は以上でおしまい。お疲れ様でした。
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