念願のマチュピチュ＆モアイに出会う旅（3日目）クスコ→マチュピチュ、マチュピチュ観光

2014/09/11 - 2014/09/23

早朝5時30分に、送迎をお願いしたタクシーに乗車しクスコを後にする。
今日はペルーに来た最大の目的であるマチュピチュを目指す。

ポロイ駅まではクスコのホテルから25分程度の道のりだった。
ポロイ益に到着するとタクシードライバより帰りはどうするのだという質問が。
帰着した際に簡単にタクシーを捕まえられるだろうが、夜の遅い時間に金額の交渉をするのも面倒なので、この方にお願いすることにした。
帰りの列車の番号、時間を伝え彼と別れポロイ駅構内へ。

天空都市マチュピチュに向けた旅が始まる！！


9/11[ＮＲＴ]17：50⇒16：40[ＹＹＺ]17：40⇒00：30[ＬＩＭ]　空港野宿
　　　　　　 　AC2便　　　　　　　AC80便
9/12[ＬＩＭ]5：00⇒6：20[ＣＵＺ]　クスコ市内観光
　　　　　　　LA20245便
9/13[ポロイ]6：40→9：52[マチュピチュ]　マチュピチュ観光
9/14ワイナピチュ登山　[マチュピチュ]17：23→20：50[ポロイ]
9/15[ＣＵＺ]5：50⇒7：15[ＬＩＭ]9：00⇒14：35[ＳＣＬ]17：40⇒21：35[ＩＰＣ]
　　　　　　　LA2002便　　　　　　　LA2635便　　　　　　LA833便　
9/16イースター島観光
9/17イースター島観光
9/18イースター島観光
9/19イースター島観光　　[ＩＰＣ]23：05⇒5：55[ＳＣＬ]
　　　　　　　　　　　　　　　　　　LA844便
9/20[ＳＣＬ]7：30⇒9：30[ＬＩＭ]　リマ市内観光
　　　　　　　　LA2638便
9/21[ＬＩＭ]2：00⇒11：00[ＹＹＺ]　ナイアガラ観光
　　　　　　　　AC81便
9/22[ＹＹＺ]7:55⇒8:35[ＯＲＤ]10:50⇒13:45[ＮＲＴ]
UA1547便　　　　　NH11便

エリア マチュピチュ周辺(ペルー)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: ホテルズドットコム

朝目覚めたのち、ベランダからアルマス広場を眺める。
夜景もいいが朝焼けの広場の雰囲気もとてもよかった。

ホテルからタクシーで25分。
マチュピチュ観光への起点ポロイ駅。

出発の40分前は観光客も少なく、まだひっそりとしていた。
このポロイ駅、クスコの中で見た建物の中では一番きれいな建物かもしれない。

宿泊でお世話になるサンクチュアリロッジの写真。
数時間後にはこのホテルでのラグジュアリーな時間が待っている。

乗務員間の出発前の打ち合わせ。
走行中、車両間の行き来ができないため、この打合せが重要になる。

一番乗りで指定されたＡ号車の車両に乗車する。
ここでチケットの下半分が破り取られる。

車内に足を踏み入れて驚かされるのが天井にある大きな窓を通して感じられる解放感。
この雰囲気が旅情を掻き立ててくれる。

マチュピチュまでお世話になる機関車

右上からアルパカ、クスコの石畳、ナスカの地上絵、そしてマチュピチュが描かれたペルーレイルのロゴ。

素敵です！！

こうやってホームを眺めていると長距離列車が出発するホームの雰囲気で、これもまた旅情を掻き立てる。

日本ではなかなかこんな雰囲気に出会うことはないのではないだろうか。

列車は定刻通り、ポロイ駅を後にして、一路マチュピチュに向けて動き始めた。
マチュピチュまでの所要時間は3時間12分の道のりだ。

ポロイ駅周辺の景色に別れを告げる。

列車はゆっくりと歩みを進めていく。

天窓に目をやると青空も顔を出し始めてきた。
日本でやきもきしながら10日間予報を見ていた。
心配するに及ばず、こちらに来てからすこぶる順調だ。

ポロイ駅を出て３０分ほど経った頃だろうか、車内では朝食の準備が始まる。
しっかりと教育の行き届いたスタッフがお花、ランチョンマット、フォーク、ナイフなどをセットしていく。

机の真ん中に置かれたお花。
こうした小さな気遣いが旅行中にはとてもうれしく感じられる。
さすが、オリエンタル急行の会社が運営するだけある。

食事の内容はいたってシンプルな内容。
左端にあるオムレツのようなものだけはちゃんと別で温かい状態でサーブされるのだ。

オリャンタイタンボに着く手前あたりで、先ほどまで反対を流れていたウルバンパ川が我々の方に移動してきた。
この流れに沿ってマチュピチュを目指す。

車窓からは荒涼とした大地や荒々しい岩肌しか見えなかったが、所々でこうした集落も顔を出す。

オリャンタイタンボの駅に着くと物売りのおばさんたちが各車両にやってくる。
お土産だけでなく、これから始まるマチュピチュ登山に向けた杖も販売している。

一緒になったブラジル人のご夫婦が杖を買われていた。
どうやって中に入れるのかと見ていると、窓が開く箇所から引っ張りいれていたのだ。
なるほど。

オリャンタイタンボでの一コマ。
ポロイ駅で見ることのできなかった機関車の正面をカメラに収める。

オリャンタイタンボでの一コマＶｏｌ２．
これからの進路を望む。遠くには雪をかぶっている山々も見える。

マチュピチュへの期待が一気に膨らんできた。

ここからしばらくはこうした景色が広がっていた。

ウルバンパ川沿いを走行していると対岸にインカトレイルが見えてくる。
今でもこの道を歩いてマチュピチュを目指す観光客も。

マチュピチュで出会った老人の二人は5日間かけてこの道を歩いてマチュピチュまでたどり着いたそうだ。

撮りたかったのになかなか、うまく撮れなかったショット。
こんな感じで列車はつながっています。

クスコから約3時間かけてようやくたどり着いたマチュピチュ駅。
このEstacionの看板を見ただけでも、日本からの長い道のりを考えると少し感動してしまった。

駅からバス乗り場に向かうまではこうしたお土産物屋がたくさん並んでいる。
ここのお土産物屋さんもなかなか曲者だった。

でも色々と交渉して買うって面白い。日本ではなかなか味わえない醍醐味だ。

この橋を渡ってバス乗り場を目指す。

右に見えるのがマチュピチュまでのピストンバスだ。
バスの乗車券を買う際に気を付けないといけないのが、往復運賃と片道運賃の違い。

サンクチュアリロッジに宿泊するので往復運賃でOKかと思いきや、なんと往復運賃は当日の往復しか使えないそうだ。

サンクチュアリロッジに宿泊される方は必ず片道、片道で切符を購入する必要がある。

バス乗り場から眺めた駅側のレストランなど

バスに揺られながら山道を進んでいく。
バスに乗車したアグアスカリエンテの街並みがどんどん小さくなっていく。

なるほど、これがマチュピチュが長年にわたって気付かれなかった理由か。

ここがマチュピチュ側のバス乗り場。

時間帯によっては行列ができるため十分に余裕を見ておく必要がある。

遺跡の入り口に立つサンクチュアリロッジ。
今回の旅では思いっきり奮発してこちらのホテルでお世話になる。

なかなか来ることのできない場所なのだから、せっかくの機会なのだから。

13時までチェックインができないため、先に遺跡へ。
これがマチュピチュ遺跡が世界遺産であることを証明するフレーム。

ドキドキしながら歩みを進めていく。

ようやくたどり着くことができたマチュピチュ。
想像以上のものが目の前に広がっていた

アンデネスを眺めてみる。
これが本当にマチュピチュなんだ！！

貯蔵庫。
本当は見張り小屋まで行ってから眺めるべきだったが、フライングしてこの先からマチュピチュを眺める。

マチュピチュ、本当にすごいなぁ〜〜。
夢がかなった！！

見張り小屋に向かう坂道を上がりきったところから開けてくるマチュピチュ。
観光客、みんながここで足を止めてその光景に圧倒されていた。

もう少し歩いていくとより詳しくマチュピチュの全景が見えてくる。
手前に見えるのは作業小屋が立ち並ぶ場所だ。

インティプンクへ向かうルートの道を少し上って振り返ってみる。
マチュピチュです！！

そのままマチュピチュ観光を続けてもよかったのだが、まずは腹ごしらえという事で、サンクチュアリロッジの戻ってブッフェスタイルの昼食をいただく。

この昼食は鉄道の乗車券の中に含まれているもので、ネットから乗車券を購入する際に選ぶことができる。

さすがはサンクチュアリロッジの昼食。
ブッフェとはいえ、おいしい食事を堪能することができた。

個人的に気に入ったのがこのローストビーフ。
海外に行くと、普段とは違いがっつりと肉が食べたくなる。

お代わりと、デザートを取りに行ったので、デザートとローストビーフの組み合わせになってしまいました（汗）

昼食を終えたころにはちょうどチェックインの13時を迎えようとしていた。
早速今回お世話になる部屋にご案内いただく。

お部屋はお世辞にも広いとは言えないが、非常に落ち着いた雰囲気の内装だ。

利用することはないが、しっかりとテレビも準備されている

清潔に保たれた洗面台。

こちらも決してお世辞にも広いとは言えないシャワーブースとお手洗い。
二人で宿泊する分には十分な広さだ。

そしてこちらがガーデン付のお部屋。
残念ながら我々の部屋にはそんな装備はなかったが・・・

部屋からしっかりとワイナピチュを眺めることができた。

部屋に入ってしばらくすると雨が降り始めたため、雨がやむまで40分ほどホテルの自室でくつろぐことができた。
こうした過ごし方ができるだけでもサンクチュアリロッジに泊まってよかったと思う。

マチュピチュ散策再開。
まずは見張り小屋を目指して歩き始める。

マチュピチュの景色が素晴らしすぎて、お互い歩みを止めてしまうため中々見張り小屋までたどり着けない。

見張り小屋の前を通過して、端の方にあるアンデネスを眺める。

真下から見張り小屋を眺めてみる。
先ほどまでの雨が嘘のようにきれいに晴れ渡っている。

見張り小屋まであともう一歩のところでまたまた写真撮影タイム。

このままのペースでマチュピチュ全部を回りきれるのか？？

見張り小屋の周辺が混雑していたのでそこを通過してアンデネスを見学。

アンデネスには写真のような石の階段が至る所に設けられていた。

インカ橋へ向かう道の真下に広がるアンデネスを歩いていく。
ここから眼下にマチュピチュを眺めながらひたすら歩いていく。

アンデネスの端っこ、入っていいギリギリの場所で

この場所でのんびりとしてしまった。
ここからの眺めが本当に素晴らしかったからだ。

中々意見の合わない我々夫婦もここだけは意見が合致（笑）
30分ほどこの場所でダラダラしてしまう。

ウルバンパ川を望む。

このアンデネススポットに完全に落ちてしまっていた。

明日、マチュピチュの最後の時間もこの場所で迎えることになった。

じっと眺めていてもなかなか理解することができない。
なぜこの地にこんな空中都市をきづいたのか。

ミステリーハンターの嫁は様々な仮説を立てて、想像力をフル回転させていた。

今日の予定はこの後全体を見学する予定だったが、なんとなく見つけた細い道を歩いていきたどりついたインカ橋への道を歩いていくことになった。

このインカ橋の見学箇所の入り口でもきちんと自分の名前を書いて記録に残す必要がある。

インカ橋までの道のり、ウルバンパ川に沿って歩いていく、そんなルートだった。

インカ橋を眺めるスポットでふと空を見上げると、真っ青な大空が。

残念ながら写真に収めることができなかったが、目撃したのです、コンドルを！！！

確証はないが、羽ばたくあの大きな鳥の影は間違いなくコンドルだと思う。

敵が侵入してきたら丸太を落とす仕組みになっているインカの橋。
インカの橋の手前に柵がしてあるため実際にわたることはできない。

こんな単純な構造の橋で本当に侵入を防ぐことができたのだろうか。

さてマチュピチュ遺跡に戻ってみる。
もう時間が時間のため、観光客はかなり減ってきている印象だった。

こういう時にサンクチュアリロッジに宿泊する優越感に浸ることができる。
遺跡脇にあるためぎりぎりまで遺跡を楽しむことができる。

市街地への入り口。
ここから中に入っていく。この場所ではみんながみんな同じような格好で記念写真を撮影する。

入口を入ってすぐの場所からワイナピチュを眺める。
風格のある山だと感じる。

この写真の右端のスポットで先ほどまでのんびり時間を過ごす。
ここはゆっくりするには最高の場所だと思う

作業小屋スペース。
なぜ作業小屋か？建物内部のつくりにその答えがあるようだ。

墓地跡と呼ばれる場所。
この場所からインカ時代の人骨が発掘されたそうだ。

この場所がマチュピチュに使われた石を切り出した石切り場だ。
いまだに様々な形をし石がそのままの状態で置かれている。

石きり途中のものもあるなら、もしかしたら急にここから出る必要に迫られたのかもしれない。

3つの窓の神殿

リャマ発見。
のんびりと草を食べている姿がとても優雅に見える。

こんな身近に見ることができると思わなかったリャマ。

目が非常に可愛らしかった。

ホテルに戻ってからはホテル内のレストラン兼バーに向かう。
今回の宿泊費に全ての飲み物が含まれているのだから利用しない手はない！！

ここでもクスコと同様にクスケーニャをいただく。
よく歩き運動した後のビールはたまらなく美味い！！

ただ酒を飲むだけでなく、明後日搭乗するラン航空のオンラインチェックインを済ませる。
しっかりとイースター島までチェックインすることができ、これで一安心だ。

シャワーを浴びてすっきりしてから夕食になる。
ここでもまずはクスケーニャをいただく！！

このクスケーニャは本当に飲みやすい。

もう高山病のことだの全く気にしなくなっていた。

温かい状態でサーブされたパン。

日本語メニューあります、と手渡された食事メニュー。
あまりの日本語訳のひどさに爆笑してしまう。これじゃどんな料理かわからん。
まだこのメインディッシュのページはましでしたが。

全員に共通で出される前菜。

私がチョイスした前菜。
謎です。謎の味だったんです。

日本語訳を読む限りではさわやかなサラダをイメージしていたのに・・・。

こちらは嫁チョイスの前菜。
正解はこちらでした！！こっちはうまかった。

自分がチョイスしたアルパカのステーキ。
決して不味くはない、まずくはないけど、決してうまくもない。

ここで嫁のナイスな一言が「サンクチュアリロッジのようなところで食べてたいしたことないって分かったからよかったやん。」
なるほどな一言。

またまた嫁は大正解。
美味しそうな牛肉のステーキです。

デザートは大差なしいたって普通です。

こっちのアイスも普通。

こうしてサンクチュアリロッジでのディナーを満喫し、知らぬ間に深い眠りについてしまうのだった。