2014/09/04 - 2014/09/16
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sayakaさん
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9/6
いよいよローテンブルグへの移動です。今回のルートは、フランクフルト中央駅→ヴュルツブルグ→シュタイナハ→ローテンブルグということで、なんと乗り換え三回! 果たしてこのでっかいトランクをお供にそんなこと出来るのか、大変不安でございました。しかしこの程度のことクリア出来なくて残りの日程の移動がクリアできようかいや出来まい!(反語)
駅に行く前にdm(ドイツのチェーン薬局)やスーパーでお買い物。バラマキ土産用に、日本でみたことのないようなNIVEAのクリームのちっちゃいやつやアルヴェルデのハンドクリーム、リップクリームなんかを買ってみました。どれも0.5~2ユーロで買えるのでばら撒くのにもってこいです。アルヴェルデは他のよりちょっと高めなので家用に。男子にはミニサイズの制汗スプレーやシャワージェルにしてみました。
駅に着いてまずは電光掲示板を確認。が、乗るはずの電車が見当たらない。それもそのはず、掲示板先頭はとっくに出ているはずの7時代の電車。もう少ししたら出て来るかなということで、昨日のライン川クルーズツアーでお話した日本人の方に教えていただいたソーセージのお店を探してみました。バーガーキングの隣、フードコートみたいな場所の中にあります。 ソーセージだけじゃなくハムとかシュニッツェルとかサンドイッチとかあって美味しそう。まだ電車まで時間があるので、ギリギリで買うことにして、再び掲示板確認。するとおかしなことに、私の乗る電車の後の時間は表示されてるのにどうしても同じ時間のやつがない。
ここでインフォメーションです。かなり混み合ってましたが、鉄道で何か不安なことがあればここに来ればいいのです。印刷したネットチケットを見せると、どうやらちょっと電車の時間が早まったとのこと。ホームも印刷と違ってました。危なかった。言われた通り8番へ向かう……前に、ソーセージを買って(パンが付いての値段なのでパンはいらないと伝えると安くなります)いざホームへ。フランクフルト中央駅はものすごく大きい駅で、ホームがいくつも並んでいて壮観です。ハリーポッターを彷彿とさせますね。
待つこと数分、一向に8番のホームの掲示板に私たちが乗る電車が表示されません。大きい掲示板を確認しに行くも変わらず8番…の横に、なんか出てる。20minなんちゃらって出てる。もしかして遅れてる? ドイツの電車はあまり遅れないってガイドブックに書いてあったのに……。ホームには既に大勢の人がいましたが、不安なので近くにいた人に訪ねてみました。あなたたちはこの電車ですか?とカタコト英語で聞いてみるとうんうん頷いてくれました。お兄さんが何やら携帯で調べてるのでやっぱり遅れが出てるみたい。すると突然放送がかかる。ドイツ語と英語だけど早くて聞き取れない!でもICE621って言ってるから乗るやつだ!
幸いにもさっきのお兄さんたちがホームが変わったことを教えてくれました。ゾロゾロ移動して行く人たちに混じって母と移動、が、違うホームに移って間も無く、また放送ががかりみんなダッシュで次のホームへ! これがほんとのゲルマン民族の大移動か! なんて言ってる場合じゃなく、結局電車が着いたのは予定より30分遅れ、全然違うホームでした。鉄道を利用する方、ほんとに気を付けてくださいね。
さて、ICEに乗られたはいいものの、この遅れ方はヴュルツブルグでの乗り換えに間に合わないんじゃなかろうか? このトランク抱えて走れるかな? 北海道のような壮大な緑を横目に不安はいっぱいでした。しばらくするとDBの鉄道員さんがやってきたので印刷したチケットと、支払いに使用したクレジットカードを見せます。とりあえず何分ほど遅れているのか聞いてみました。40分遅れている。あれ、これ次の電車間に合わない? 次に鉄道員さんに、この電車に乗りたかったんだけど、と説明するとすぐさまスマホで電車を調べ、ヴュルツブルグからの次の電車の時刻を書いてくれました。追加料金かかる?と聞くとかからないとのこと。ひと安心です。
ヴュルツブルグも観光地ですしちょっと気になるところではあったのですが、こんなでっかいトランク持ってガラガラやるのは厳しいので割愛。乗り継ぎは1時間ほどで、ロビーで待ってる人がけっこう大勢いました。インフォメーションも大混雑だったので、何か不安なことや乗り継ぎに関してはチケットを見せる時に鉄道員に聞くのがいいと思います。
ヴュルツブルグからローカルなRBに乗り、シュタイナハで更に乗り換え。田舎に変わっていく景色を眺めながら、予定より一時間遅れでローテンブルグにたどり着きました。
駅から所謂壁の中へはけっこう距離があります。今回予約したホテルはレーダー門とマルクト広場のちょうど間くらいにあったので、駅からは20分ほどかかりました。場所が分からずキョロキョロしていると通りすがりのおじいさんが話しかけてきてくれました。が、おじいさんも分からない様子で首を捻る。すると更に通りすがりのおばあさんがその宿ならあっちよ、と教えてくれました。申し訳なさそうにするおじいさんと、おばあさんにお礼を言って、ホテルへ。
旅行の準備中、ローテンブルグは絶対壁の中のホテルを取った方がいいと父に言われ、必死こいてbooking.comやトリップアドバイザーを眺めたんですがなかなか安いところが見つからず。そこでたまたま目に入ったのは予約サイトを通していないために予約準備中になっていた「Pensin Elke」でした。ググってみると、ドイツ語のHPが出てきました。Googleさんにページごと翻訳してもらいつつ調べると、壁の中でこのお値段はかなりお得なんじゃなかろうかという判断にいたり、勇気を出して英語でメールを打ってみました。何度かオーナーさんと連絡を取り、キャンセル料に関してやお部屋に関して質問し、日付も確認。こんな風にホテルをとるのが初めてだったのでドキドキでしたが、いざ行ってみると立地は最高、お部屋は広くて綺麗、朝ご飯もついてWi-Fiも利用できて、とほんとにこのお値段でいいんだろうかという素晴らしいホテルでした。壁の中のホテルで、二日間、二人で110ユーロって破格だと思います。難点を上げるならばお風呂とトイレが階で共用ということと、支払いがキャッシュオンリーってことぐらいですかね。ペンションの一階がスーパーになっていて、オーナーさんはスーパーでも宿でもシャキシャキ動いてました。働き者って感じです。次ローテンブルクに行くときも、絶対ここにしよう!と思いました。
ローテンブルグに着いて驚いたのは、民族衣装を着ている人が沢山いること。どうやらたまたまお祭りの真っ最中に来てしまったようで、地元の方はみんな兵隊の格好をしたり村娘っぽい格好だったり毛皮を被ったりと日本でいう夏祭りの浴衣感覚なのかなと。街角で賑やかに演奏していたり、レーダー門の横の広場みたいなところでは(多分)当時の生活を再現していたり、マルクト広場では生演奏に合わせて踊っていたり……ローテンブルグの街並みもさることながら、まるで中世にタイムスリップしてしまったような感覚でした。
初日は街をぐるりと散歩してみることに。ガイドブックに乗っていたテディランドなど、見て回るだけで楽しいお店ばかりです。なんとなく歩いていると聖ヤコブ教会に到着し、ギリギリ17:00前だったので入ってみました。大人は2ユーロですが学生は0.5ユーロで入れます。ユニバーシティスチューデントもいいのか聞いたらオッケーでした。やったぜ。ここのチケットはポストカードで、ポストカードをコレクションしている私にとって嬉しい誤算でした。母と絵柄が違っていたのもまた嬉しい。ローテンブルグは親切にも日本語がけっこうある街で、インフォメーションにも日本語の無料ガイドがあったり、博物館にも日本語の説明があったり、レストランでも日本語メニューがあったりします。こちらの教会にもしっかりした日本語ガイドがあるので、それを片手に教会巡り。私は小学校からずっとカトリック系の学校に通っている(現在進行形)なので、ちょっぴりですが教会には詳しいです。教会というか、教会にあるモチーフとかですね、これはこのシーンだとかこういう意味だとか、そういうことに関しては知識があるので母にドヤ顔で披露。あんまりウケなかったけど。聖ヤコブ教会、ゴシック建築ということもあってとってもダイナミック。そしてステンドグラスが美しい。階段をのぼった上にあるの祭壇は彫刻が細かくてすごかったです。
教会をあとにして、夜ご飯へ。るるぶにもタビトモにも紹介されている「バンマイスターハウス」へ。中は日本人でいっぱい。ガイドブックに載っていたシュバイネハクセを注文。母は胃がもたれてあんまり食べられそうにないということで、量を聞いてみると多いです、と。余談ですがここのウェイターさん日本語上手でした。シェアいいですよと言われたのでお言葉に甘えてシュバイネハクセのセットを頼みました。ジャガイモのスープとケーキが付いて16.50ユーロくらいだったかな? ジャガイモのスープはトマトスープっぽかった。薄味なので塩胡椒入れるといい感じです。アツアツでした。シュバイネハクセは鳥肉なんですが、なんとも言えない味のソースでよく煮込まれて、なるほど郷土料理っぽい。皮はパリパリですが骨か!ってぐらい硬いので注意。そして多い。二人でも多いぐらいでした。付け合わせの紫キャベツはこれまた煮込まれてて美味しかったんですが、ジャガイモの団子?のようなものはちょっとダメでした…(なんというか、きりたんぽ?) ケーキに関しては下に敷いてあるベリー生地さえなければ美味しい一品でございました。
ホテルに帰ってゴロゴロしていると、広場の方で花火が始まりました。母は完全おねむだったので、一人で部屋を抜けて廊下の方の窓からみていると、ペンションのおじいさんが声をかけて来てくれました。おじいさんについて階段をのぼって行くと、ペンションの最上階の部屋へ。窓を開けてくれて、覗いてみるとよーく花火が見えました。これは絶景。本当は広場から見る方がいいんだけど、というおじいさんと一緒に花火鑑賞。15分くらいやってたのかな。すごく綺麗でした。花火はは今日だけですか?と聞くと、その通りでした。なんとラッキーなんだ。おじいさんとちょっぴり会話をしてから、お礼を言ってお別れしました。
明日はローテンブルグの名所を巡ります。
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フランクフルト中央駅。たくさんホームが並んでいます。
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実はドイツに来て初めてのソーセージ。ぷりっぷりで美味しい。
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ローテンブルクでは常に上を向いて歩きました。なんでかって、この看板が可愛すぎるからです。
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町をぶらぶらお散歩。
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くるみ割り人形、たくさん見かけました。
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やっぱり看板が可愛い。
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町を救った町長さんのエピソードはガイドブックに必ず書いてあるので割愛。ん?これが仕掛け??っていうちょっぴりがっかりな町の時計。
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聖ヤコブ教会の見所。細工すごい。中国人団体客が物凄い勢いで写真撮ってました。
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バンマイスターハウスのシュバイネハクセ。美味しいかどうかは別として日本では食べられない味付け。左下がきりたんぽ(仮)。
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なぜかトマトっぽい味がするジャガイモのスープ。アツアツ。
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なんで下にベリーを敷いてしまったんでしょうか……?
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なんてことのない小道が素敵です。
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天気も良くて、気持ちよかったです。
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