2014/11/08 - 2014/11/09
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ドクターキムルさん
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瀬波温泉の入口にあるはぎのやに宿泊した。夜は本館8階の大展望風呂で温泉に浸かり、朝は新館3階の展望風呂に入った。この2つの風呂は時間で男女の入浴が入れ替わる。朝、窓から見ると、瀬波病院が前に見えた。瀬波温泉の坂の入口にあるのだ。ここは日本海に沈む夕日が眺められる海岸のホテルではないので、瀬波温泉ではメジャーなホテルではないだろう。しかし、従妹はしょっちゅ来ているといい、風呂の入浴回数券を持っているのだという。そんな宿なので村の人たちが行事などで利用するのであろう。半世紀も昔であれば、海水浴場に面したホテルを利用したものだが、この時期は鮭が川に上ってくるのでそれを見たいと観光客が多いようだ。いよぼや会館前の駐車場には観光バスが5台も並んでいたし、また、夕日も宣伝されるようになり、知られている。このホテルも朝の朝食バイキングのときは一旦待たされるほどの宿泊客がいて賑わっていた。
瀬波温泉は明治37年(1904年)に石油試削でボーリングが行なわれ、松山の外れに温泉が湧き出た。今年が開湯から110年である。名前は松山温泉ではなく、延喜式(927年に編纂)にある西奈彌(せなみ)神社がある瀬波の地名を付けた。瀬波港は江戸時代の北前船の寄港地であった。羽越本線の新津〜村上間の開通が大正3年(1914年)で今月(11月)1日が100周年であるから、温泉の開湯の方が10年早い。昭和の始めに歌人与謝野晶子が瀬波を訪れた。僅か二日間の逗留であったが、45首もの歌を詠み上げ、歌碑などが建てられている。
(表紙写真は瀬波温泉はぎのや)
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