「船でしか行けない秘境の一軒宿：大牧温泉」に宿泊した富山の旅③～秘境の湯「大牧温泉」堪能しました

2014/11/08 - 2014/11/09

旅行会社から送られてくるパンフレット誌を見ていると、富山県にある「船でしか行けない秘境の一軒宿」というのが目についた。

家内に話すと、以前ＴＶで観たことがあるとか。

それじゃ、一度行ってみますか・・・。

飛行機は、貯まったＡＮＡのマイル。
「大牧温泉観光旅館」宿泊は、楽天トラベルで一泊朝・夕食付き二人で43,200円(税込)です。
移動はレンタカーです。

★遊覧船に乗って、いよいよ「大牧観光温泉旅館」に着きました。

　①高岡の「瑞龍寺」参拝
　http://4travel.jp/travelogue/10948343
　②「庄川水記念公園」～秘境の湯「大牧温泉」上陸
　http://4travel.jp/travelogue/10948689
★③秘境の湯「大牧温泉」を堪能
　④木彫りの里「井波」散策
　⑤「城端」エリアを観光
　⑥世界遺産「五箇山」観光

エリア 庄川温泉郷(富山)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 船 レンタカー ANAグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

「小牧」を１６：００発の庄川遊覧船で、「大牧」に着いたのは１６：３０。

のんびり、３０分の船旅を楽しみました。

いよいよ船でしか行けない秘境の一軒宿、「大牧温泉観光旅館」に到着です。

大牧温泉 宿・ホテル

従業員さんに一斉お出迎えを受け、靴を預けて入館しました。

ロビーには、朝・夕炭火が入る「囲炉裏」がありますが、団体客と一緒で大混雑〜。

個人のお客さんもいますが、何組かの団体客と一緒です。
団体さんは、ご他聞に漏れずうるさい・・・。

一組は、バスのドライバーさん２人とガイドさんもここに宿泊するようです。
制服で目立つ・・・。

会津ナンバーの大型バスでしたが、遠距離になるのでドライバー２名体制なんですね。

仲居さんに案内されて来たのが、「桜」の間。

本館の２Ｆです。

さすが、「全室リバービュー」を謳うだけのことはありました〜。

エメラルドグリーンの湖面と、紅葉進む山の景色がすぐ目の前です。

調度品。

アンティークオルゴールでしたが、使えないように細工してあるそうです。

さすがに純和式旅館、お茶菓子付き〜。

室内喫煙可も嬉しい所です。

部屋風呂。

かなり大きい。

トイレ。

秘境感からは遠退きますが、ウォシュレットタイプで有り難い。
いや、秘境だからといって、汲み取り式にしてくれとは言ってません（笑）。

洗面。
割合広くて、もちろんお湯もじゃんじゃん出ます。

秘境といいながらも設備は近代的。

左が風呂、右がトイレです。

スーパードライは北陸新幹線ラベルでした。

夕食前に夫婦で大瓶２本空けてしまった（笑）。
あと、銘酒「立山」も・・・。

風呂に入って、上機嫌でございます。

夜の食事は、１８：３０から。

別館の、蘭亭に来てくださいと言われております。

ここ「大牧温泉観光旅館」は、火曜サスペンスドラマ（日本テレビ）、土曜ワイド劇場（テレビ朝日）、月曜ゴールデン（ＴＢＳ）などのロケ地として何度も使われたらしい。

「温泉旅館を舞台に絡み合う人間心理・・・。暴かれる過去・・・。ジャン・ジャン・ジャーン、ジャ・ジャ・ジャ・ジャーン」の例のやつですね。
船越英一郎。

「小京都連続殺人事件」で、出版社に勤める尚子（片平なぎさ）とカメラマンの克也（船越栄一郎）は富山・井波へ取材に・・・。

大牧温泉 宿・ホテル

廊下を進みます。

床暖房が入っているのか、廊下は冷たくありません。

蘭亭。

夕食会場です。

明日の朝食もここだそうです。

山海の珍味が所狭しと並んでいます。

秘境といっても、実は富山湾まで船を含めても２時間掛かりませんので、ブリの刺身などは大変美味い。

豚肉ですが、しゃぶしゃぶ風にして食べます。

美味しかったです。

ウチのような少人数のお客さんは、こんな感じでセパレートされた掘り炬燵式のテーブル席です。
１０組ぐらいいますかね。

団体さんは、大広間があるようです。

「床暖房です」と仲居さん、強調していました。

部屋でビール大瓶２本空けてきたのに・・・。

銘酒「立山」の熱燗も結局２本。

部屋に帰って、買ってきた「立山」４号瓶も空けてしまいました（笑）。

照明です。
和紙で柔らかい光になっておりました。

仲居さんは１０組ほどのお客さんをテキパキと対応してくれて、ご飯とおつゆ、フルーツまで完食してしまいました。

なお、聞くと、休みにならないと自宅には帰ることが出来なくて、全員泊り込みだそうです。

美味しく食事をいただき、フロント前の囲炉裏の所に来ました。

「伊藤 若冲」風の絵。

まさか、 若冲ではないとは思いますが・・・。
大半は「宮内庁三の丸尚蔵館」所蔵ですので、本物がここにある筈ないし、あったとしたら「億」の値段が付きます。
少し前、ＮＨＫで特集番組やってました。
嵐の大野君がナビゲータやってましたね。

これは？

「棟方志功」風？？

レトロな置時計。

という感じでウロウロしましたが、結局私は２０：００過ぎに寝てしまいました。

Ｚｚｚ・・・。

・・・で、起きたのは５：００頃。
何時になく、９時間も寝てしまった・・・（笑）。

家内はＴＶを観ていた様で、勿論熟睡中。

風呂でも行きますか。
館内の風呂を、はしごしましょう。

仲居さんによると、ここの浴場は男性用は大浴場・露天風呂・テラス風呂、女性用は大浴場・中浴場・露天風呂があるそうです。

まずは、大浴場。
大浴場は２４時間オープン。

弱アルカリ性（pH 8.14)で、泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉とのこと。

効能は、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、間接のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器症、痔病、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進。

要は、何にでも効く・・・（笑）。

他のお客さんは一人だけいました。
その人が浴室に入っているので、脱衣場の一部の写真だけですが・・・。

露天風呂に来ました。

露天風呂は、５：００〜２１：００までオープン。

ここは、私一人だけ。

脱衣場。

男性用は、本館裏手の崖の上にあり、原生林に包まれて湯舟がありますが・・・。

真っ暗で、殆ど何がなんだか判りません・・・。

結局、湯船にも入らず、写真を撮っただけでした。

雪が積もっていたりしたら、趣あるんでしょうねぇ。

テラス風呂だそうです。
ここも、５：００〜２１：００までオープン。

檜のいい香りがします。

真新しいお風呂です。
通路になっています。

風呂はこんな感じ。
総檜の風呂でした。

私一人でした。

左側は、湖水に面していますが、真っ暗です。

ザブーン！
ここは、気持ち良かった〜。

後で家内に写真を見せたら、たいそう羨ましがっていました。

これはごく最近のロケのようです。
浅野温子さん。

フジテレビの金曜プレステージ「警察庁特別監察官 氷の女・氷室透子 告発〜ある女性警察官の死」で、今年の７月１１日（金）に放映されたようです。

ロケは昨年の１２月に行なわれ、彼女の2013.12.12の公式ブログでは、
「大牧温泉旅館の皆様
本当に御世話になりました。ありがとうございました。雪も降り始めたようですが、お風邪などひきませんようにご自愛下さい。」
というコメントが残されていました。

東ちづるさん。

テレビ朝日の土曜ワイド劇場「温泉若おかみの殺人推理　富山大牧温泉〜旅グルメ番組殺人事件」でしょうか。

大牧温泉 温泉

「警察庁特別監察官 氷の女・氷室透子 告発〜ある女性警察官の死」の記念写真。

この他、何十枚もサインや写真がありました。

正直、サスペンスもの観ないので全くこのホテル知りませんでした。
富山で何となく知ってたのは、宇奈月温泉だけ・・・（笑）。

風呂入ったり、館内をウロウロしてから部屋に戻ると、さすがに家内も起き出していました。

私めは、今日この後の観光コースのおさらいをしております。

窓から覗いた風景を何枚か・・・。

水鳥なんかもいますが、さすがにカメラには収まりませんでした。

朝食は、７：３０から。
ちょっと遅い気もしますが、遊覧船の出航は９：１０または１１：００ですので、ちょうどいいのかも。

昨晩の夕食と同じ会場の同じ場所でした。

種類が豊富。
何品あるんだろう。

熱々の岩ノリと豆腐の味噌汁が出されます。

湯葉と豆腐の鍋。

仲居さん、「ご飯のお代りいかがですか？」

おかずを食べるので精一杯。
和食の朝食は、塩気の強いものが多いので、ご飯が進むのですが、ここは我慢・・・。

部屋から見える小牧ダムです。

昨日より少し水位が下がっているような気もしますが・・・。

ホテル正面で一枚。

「大牧温泉観光旅館」。

交通機関は船だけ、宿も周囲に一軒もない。
その意味では秘境ですが、設備は新しく快適。

ここを予約を入れたのが、10月15日でした。
たまたま１１月８日だけ空きがありましたが、他の土日は全く空いておらず、平日でさえも殆ど空きがなかった。
これだけ人気なら仕方ないですが、いつ行ってもほぼ満室というのは、「秘境感」を削ぎます・・・。

大牧温泉 宿・ホテル

船着き場との位置関係や、男女の露天風呂の場所がよくわかりますね。

旅館ともそろそろお別れー。

仲居さんからも言われていました。

「クマが出ますので、夜間の外出はご遠慮ください」。

イノシシ、カモシカも出るみたいです。

改めて、旅館を振り返り一枚。

人気だけのことはある、いい旅館でした。

日本列島最後の秘境・・・。

遊覧船は９：１０発、小牧行きですが、何やら船が違います。

これは「クルーズ庄川」（定員94名）で、平成２３年９月就航の新しい船ですが・・・。

小牧ダム 庄川峡遊覧船 乗り物

聞くと、水位が下がっていて定員１２０名の「やまぶき」では、旅館前に着けられないそうです。

という訳で、少し行った大牧発電所で船の乗換です。

何故、水位が下がったかの説明はありませんでしたが、恐らく天候が「雨」の予報なので、ダムの放水をしたのではないかと推察していますが・・・。

いずれにせよ、面白い経験でした。

乗換がありましたが、３５分程で小牧に着きました。

これは、団体で来ていた会津ナンバーの観光バスです。

天気は一日悪いようですが、この後は、まず井波の名刹「瑞泉寺」に行きます。

④に続きます。
http://4travel.jp/travelogue/10950317

この旅行記へのコメント （2）

• キラキラcmさん 2015/04/04 12:01:50

  こんにちは。

  entetsuさん、まだご旅行中でしょうか。
  私は息子の入学式も無事終わりホッとしてます。
  
  こちらの秘境の宿、いい雰囲気ですね。
  お部屋の窓から見える景色も素晴らしい。
  お食事も美味しそう！
  楽しい旅行、続いてますね。うらやましい！
  また続きを楽しませて頂きます。

  entetsuさん からの返信 2015/04/05 09:57:40

  こんにちは！

  キラキラcmさん、こんにちは！
  訪問・投票いただき有難うございました。
  ちょうどシンガポール＆ジョホールバルに五泊で行ってまして、２時間ほど前に先ほど帰って来ました。
  お礼が遅くなり大変失礼いたしました。
  
  「大牧温泉」、良かったですよ〜。
  不便ですけど・・・（笑）。
  富山には嵌まってしまい、今年のＧＷにもまた行きます。
  
  ところで、シンガポールは３３〜３４℃位ありましたので、こちらの低気温には驚きです。
  また、いつもの旅行記地獄が始まるんですがね（笑）。
  
  ご子息の入学式、終わりましたか。
  お疲れ様です。
  旅行記で、あんなに小さかったのにもう大学生・・・。
  こっちはどんどん歳取ります（笑）。
  
  これからもよろしくお願いします。