浪江・富岡・川内旅行記(ブログ) 一覧に戻る
■はじめに<br /> 2011年3月11日の東日本大震災の影響により東北地方の鉄道は深刻な影響を受けたが、震災から3年以上の月日が過ぎ、いくつかの路線では再開に至っている。しかしその一方で、まだ手つかずの状態である路線もある。<br /><br />・全線開通:三陸鉄道など<br />・部分的に開通:仙石線など<br />・原子力発電所次第:常磐線<br />・BRTとして開通:大船渡線など<br />・先行き不透明:山田線<br /><br /> 部分的に開通している仙石線や石巻線は、この先復興が進めばいずれ元に近い形で再開されるであろう。常磐線は発電所次第であるが、住民の帰還が進めばこちらも再開される可能性が高い。<br /> BRTとして開通「してしまった」部分(あえてこういう表現にするが)は、再建費の問題もあり、また地元の了承もあることなどから、今後は鉄道として開通することはないであろう。実質バスになってしまったが、致し方ない。<br /> 先行き不明なのが、JR山田線である。その南北にある三陸鉄道が再開しているのに山田線が放置されているのには、補助金の関係がある。要するに、三陸鉄道は赤字会社であるため補助を受けられるが、黒字企業であるJR東日本はそれを受けることができない。JR東日本としても、実質大赤字のローカル線に対して大規模投資をすることは、それこそ屋台骨を揺るがしかねない。というような事情が絡まり、山田線がこの先どうなるかはまったくの不透明である(現状では代行バスすら走っていない)。<br /> そのままでは廃線の危機もあったが、2014年に入ってからJRが「三陸鉄道への移管」を提案してきた。もしそうなれば、運賃の上昇などの影響が利用者にはあるものの、補助金の対象にはなるため再開への近道にもなる。夏には地元が前向きな姿勢を見せ始めており、先行きが気になるところである。<br /><br /> 東北の路線には、復興具合を見ることも兼ねて何度か訪れたことがあるが(「SLニセコ号と仙石線」http://4travel.jp/travelogue/10605838「惜別「江差線」(さらに三陸にも寄ってみる)」http://4travel.jp/travelogue/10822052)、今回は東北沿岸を北上しながらこれらの状況をすべて見てきたいと思っている。<br /><br />@富岡駅ホーム(2014年8月撮影)

東北沿岸の旅

22いいね!

2014/11/01 - 2014/11/03

38位(同エリア107件中)

0

25

国電

国電さん

■はじめに
 2011年3月11日の東日本大震災の影響により東北地方の鉄道は深刻な影響を受けたが、震災から3年以上の月日が過ぎ、いくつかの路線では再開に至っている。しかしその一方で、まだ手つかずの状態である路線もある。

・全線開通:三陸鉄道など
・部分的に開通:仙石線など
・原子力発電所次第:常磐線
・BRTとして開通:大船渡線など
・先行き不透明:山田線

 部分的に開通している仙石線や石巻線は、この先復興が進めばいずれ元に近い形で再開されるであろう。常磐線は発電所次第であるが、住民の帰還が進めばこちらも再開される可能性が高い。
 BRTとして開通「してしまった」部分(あえてこういう表現にするが)は、再建費の問題もあり、また地元の了承もあることなどから、今後は鉄道として開通することはないであろう。実質バスになってしまったが、致し方ない。
 先行き不明なのが、JR山田線である。その南北にある三陸鉄道が再開しているのに山田線が放置されているのには、補助金の関係がある。要するに、三陸鉄道は赤字会社であるため補助を受けられるが、黒字企業であるJR東日本はそれを受けることができない。JR東日本としても、実質大赤字のローカル線に対して大規模投資をすることは、それこそ屋台骨を揺るがしかねない。というような事情が絡まり、山田線がこの先どうなるかはまったくの不透明である(現状では代行バスすら走っていない)。
 そのままでは廃線の危機もあったが、2014年に入ってからJRが「三陸鉄道への移管」を提案してきた。もしそうなれば、運賃の上昇などの影響が利用者にはあるものの、補助金の対象にはなるため再開への近道にもなる。夏には地元が前向きな姿勢を見せ始めており、先行きが気になるところである。

 東北の路線には、復興具合を見ることも兼ねて何度か訪れたことがあるが(「SLニセコ号と仙石線」http://4travel.jp/travelogue/10605838「惜別「江差線」(さらに三陸にも寄ってみる)」http://4travel.jp/travelogue/10822052)、今回は東北沿岸を北上しながらこれらの状況をすべて見てきたいと思っている。

@富岡駅ホーム(2014年8月撮影)

旅行の満足度
4.0

PR

  • ■2014.11.1<br /> 5時台に起床し、最寄駅から「三連休乗車券」で移動して、6時51分発の勝田行で水戸へ。ここで、竜田行に乗り換える。<br /> 常磐線は2011年10月に広野まで再開していたが、今年(2014年)6月になって竜田までの運行が始まった。水戸駅9時06分発の列車に乗れば、いわきで乗り換える必要なく竜田まで行くことができる。<br /><br />@事故前ではありえなかった行先

    ■2014.11.1
     5時台に起床し、最寄駅から「三連休乗車券」で移動して、6時51分発の勝田行で水戸へ。ここで、竜田行に乗り換える。
     常磐線は2011年10月に広野まで再開していたが、今年(2014年)6月になって竜田までの運行が始まった。水戸駅9時06分発の列車に乗れば、いわきで乗り換える必要なく竜田まで行くことができる。

    @事故前ではありえなかった行先

  •  沿線風景自体は見慣れたものであり、あいにくの雨模様であるため、車中のほとんどは中国語の参考書を読んだりして時間を潰した。<br /> いわきでほとんどの乗客が下車してしまい、車内は閑散としてしまった。いわきを出発してしばらくすると右手に海が見え隠れして、その後定刻の11時25分に竜田に到着した。「臨時の終着駅」として機能させるために、仮設の通路が線路上に作られたりしている。竜田で降りたのは6人程度であり、そのうち半分の3人は私の同業者(訪問目的)である。<br /><br />@仮設終着駅

     沿線風景自体は見慣れたものであり、あいにくの雨模様であるため、車中のほとんどは中国語の参考書を読んだりして時間を潰した。
     いわきでほとんどの乗客が下車してしまい、車内は閑散としてしまった。いわきを出発してしばらくすると右手に海が見え隠れして、その後定刻の11時25分に竜田に到着した。「臨時の終着駅」として機能させるために、仮設の通路が線路上に作られたりしている。竜田で降りたのは6人程度であり、そのうち半分の3人は私の同業者(訪問目的)である。

    @仮設終着駅

  •  特に見るものもなく、また折り返しの出発までの時間が8分しかないため、駅付近を適当にぶらついただけで車内に戻った。<br /> この先は原子力発電所の関係で再開時期が未定であるが、今年の夏に私は個人旅行ではない別件で富岡駅を訪問したことがある。まだまだ人が住めるような状況ではなく、地震と津波の影響がそのまま(横転した車なども放置状態)であり、原状回復はまだ先のようであった。<br /><br />@富岡駅正面

     特に見るものもなく、また折り返しの出発までの時間が8分しかないため、駅付近を適当にぶらついただけで車内に戻った。
     この先は原子力発電所の関係で再開時期が未定であるが、今年の夏に私は個人旅行ではない別件で富岡駅を訪問したことがある。まだまだ人が住めるような状況ではなく、地震と津波の影響がそのまま(横転した車なども放置状態)であり、原状回復はまだ先のようであった。

    @富岡駅正面

  •  いわきまで戻り、駅ビルで簡単な昼食を取る(以前は「うにめし弁当」という有名駅弁があったらしいが、現在は販売停止とのこと。念のため駅弁売場を見てみたが水戸駅と同じ物しかなかったので、駅にあるチェーン店での昼食となってしまった)。<br /> 今回の目的は「沿岸を北上する」であるが、さすがに原子力発電所近辺の立入禁止区域を通るわけにはいかないので、これから磐越東線と東北本線を使って大迂回をしなければならない。しかし、磐越東線に乗るのはかなりの久しぶりであるし、雨とはいえ紅葉の季節なので、それなりに充実した移動であった。<br /><br />@水墨画的

     いわきまで戻り、駅ビルで簡単な昼食を取る(以前は「うにめし弁当」という有名駅弁があったらしいが、現在は販売停止とのこと。念のため駅弁売場を見てみたが水戸駅と同じ物しかなかったので、駅にあるチェーン店での昼食となってしまった)。
     今回の目的は「沿岸を北上する」であるが、さすがに原子力発電所近辺の立入禁止区域を通るわけにはいかないので、これから磐越東線と東北本線を使って大迂回をしなければならない。しかし、磐越東線に乗るのはかなりの久しぶりであるし、雨とはいえ紅葉の季節なので、それなりに充実した移動であった。

    @水墨画的

  •  郡山と福島で乗り換え、今夜の宿がある大河原へ。本当は仙台近郊の超激安ビジネスホテルにでも泊まろうと思っていたのであるが、意外に高いホテル(5,000円以上)しかなかったため、夕食付で6,000円以下であるこの温泉宿にした次第である。<br /><br />@どうせ似たような値段なら温泉+夕食付に

     郡山と福島で乗り換え、今夜の宿がある大河原へ。本当は仙台近郊の超激安ビジネスホテルにでも泊まろうと思っていたのであるが、意外に高いホテル(5,000円以上)しかなかったため、夕食付で6,000円以下であるこの温泉宿にした次第である。

    @どうせ似たような値段なら温泉+夕食付に

  • ■2014.11.2<br /> 早起きして大河原5時32分発の列車に乗り、岩沼で浜吉田行に乗り換える。常磐線の北端は浜吉田まで再開しているが、代行バスは一つ手前の亘理の方が乗り換えが便利であるため、そちらで降りることにしている。亘理には6時02分に到着した。<br /> この辺りは特急「ひたち」などで何度も通り過ぎたことがあるが、強制的とはいえ途中下車をするのは初めてである。6時10分発の代行バスは、駅前のわかりやすい所に停まっていた。<br /><br />@企画切符等でも乗車可能

    ■2014.11.2
     早起きして大河原5時32分発の列車に乗り、岩沼で浜吉田行に乗り換える。常磐線の北端は浜吉田まで再開しているが、代行バスは一つ手前の亘理の方が乗り換えが便利であるため、そちらで降りることにしている。亘理には6時02分に到着した。
     この辺りは特急「ひたち」などで何度も通り過ぎたことがあるが、強制的とはいえ途中下車をするのは初めてである。6時10分発の代行バスは、駅前のわかりやすい所に停まっていた。

    @企画切符等でも乗車可能

  •  出発時刻になったが、乗客は私を含めても6人だけである。朝一番のバス(しかも日曜日)とはいえ、寂しい数字である。<br /> バスは国道6号線上を走り続けた。この三連休は雨予報であり、今朝の天気予報でも「曇りのち雨」であったのだが、どういうわけか晴れ間が覗いている。その朝日の下には建設中の高架橋があるが、これは従来よりも内陸側に新たに建設される常磐線となるものである。<br /><br />@建設中

     出発時刻になったが、乗客は私を含めても6人だけである。朝一番のバス(しかも日曜日)とはいえ、寂しい数字である。
     バスは国道6号線上を走り続けた。この三連休は雨予報であり、今朝の天気予報でも「曇りのち雨」であったのだが、どういうわけか晴れ間が覗いている。その朝日の下には建設中の高架橋があるが、これは従来よりも内陸側に新たに建設される常磐線となるものである。

    @建設中

  •  仮設駅(バス停)に何度か停車して、終着の相馬に到着したのは定刻より7分早着の7時04分であった(渋滞を考慮して、元の時刻設定を緩くしているのであろう)。<br /> 原ノ町行の列車まで中途半端な時間があるので、駅付近を適当に歩いてみた。駅の近くには仙台行の直行バス乗り場があり、結構な人気である。やはり、直行便であるこちらの方が便利なのであろう。<br /> 駅へ戻り、原ノ町行に乗り込んだ。定刻の8時34分に出発。<br /><br />@2両編成

     仮設駅(バス停)に何度か停車して、終着の相馬に到着したのは定刻より7分早着の7時04分であった(渋滞を考慮して、元の時刻設定を緩くしているのであろう)。
     原ノ町行の列車まで中途半端な時間があるので、駅付近を適当に歩いてみた。駅の近くには仙台行の直行バス乗り場があり、結構な人気である。やはり、直行便であるこちらの方が便利なのであろう。
     駅へ戻り、原ノ町行に乗り込んだ。定刻の8時34分に出発。

    @2両編成

  •  それにしても、窓が薄汚れていて外が見えにくい。海外の列車ではよくあることであるが、国内(特にJR)では珍しい。思うに、この区間(相馬−原ノ町)は「陸の孤島」状態になっているため、もしかしたら使用できる洗車設備がないのかもしれない(となると、人力で洗う必要があり、頻繁な清掃が不可能となる)。<br /> 原ノ町までの距離は短く、予定通りの7時53分に到着した。ここでも宛もなくあれこれ30分以上歩き回り、それから駅へと戻り、8時50分発の列車で相馬に戻った。<br /> 相馬からは同時刻(9時15分)に2台のバスが出発することになっており、私が乗った快速の方には25人ほど乗車したが、もう1台の各駅停車の方は1人だけであり、運行の効率性は良くなさそうである。<br /> 再び亘理に戻ってきたのが10時05分頃で、接続する列車の出発まで25分以上もある。やはりこれでは、地元の人は直行バスを利用してしまうであろう。<br /> それにしても、空には雲一つなく、「曇りのち雨」の天気予報が何だったのかと思ってしまう。<br /><br />@晴れに外れる分には構いませんが

     それにしても、窓が薄汚れていて外が見えにくい。海外の列車ではよくあることであるが、国内(特にJR)では珍しい。思うに、この区間(相馬−原ノ町)は「陸の孤島」状態になっているため、もしかしたら使用できる洗車設備がないのかもしれない(となると、人力で洗う必要があり、頻繁な清掃が不可能となる)。
     原ノ町までの距離は短く、予定通りの7時53分に到着した。ここでも宛もなくあれこれ30分以上歩き回り、それから駅へと戻り、8時50分発の列車で相馬に戻った。
     相馬からは同時刻(9時15分)に2台のバスが出発することになっており、私が乗った快速の方には25人ほど乗車したが、もう1台の各駅停車の方は1人だけであり、運行の効率性は良くなさそうである。
     再び亘理に戻ってきたのが10時05分頃で、接続する列車の出発まで25分以上もある。やはりこれでは、地元の人は直行バスを利用してしまうであろう。
     それにしても、空には雲一つなく、「曇りのち雨」の天気予報が何だったのかと思ってしまう。

    @晴れに外れる分には構いませんが

  •  10時31分発の列車に乗り、仙台着は11時03分。わずか4分の接続で仙石線の快速に乗り込んだ(仙台行の車内では次発の各駅停車を接続列車として案内していたが、間に合うと判断して急ぎ足で向かい、無事乗継に成功した)。<br /> 松島海岸で下車し、駅前すぐのところに停まっている代行バスへ。これには以前1度だけ乗ったことがある。車内は6割ほどが埋まっており、なかなかの乗車率であった。<br /><br />@久々に

     10時31分発の列車に乗り、仙台着は11時03分。わずか4分の接続で仙石線の快速に乗り込んだ(仙台行の車内では次発の各駅停車を接続列車として案内していたが、間に合うと判断して急ぎ足で向かい、無事乗継に成功した)。
     松島海岸で下車し、駅前すぐのところに停まっている代行バスへ。これには以前1度だけ乗ったことがある。車内は6割ほどが埋まっており、なかなかの乗車率であった。

    @久々に

  •  それにしても、三連休ということもあり松島は観光客で大混雑であった。11時40分に出発したバスは、しばらく駅付近の渋滞に引っ掛かってしまった。渋滞を抜けた後は順調に運行。バス路線沿いの復興も進んでおり、再建設中の仙石線の路盤もあちらこちらで見ることができた。<br /> 前回は矢本で列車に乗り換えたが、2012年3月に陸前小野まで開通している(ただし、列車の運行本数は現在でも矢本の方が多いため、JRは「バスとの乗換駅」として矢本を推奨している)。<br /> 陸前小野バス停で降り、歩いて1〜2分のところにある陸前小野駅へ向かった。しばらくして、折り返し石巻行となる2両のディーゼルカーがやってきた。<br /><br />@これにも久々に

     それにしても、三連休ということもあり松島は観光客で大混雑であった。11時40分に出発したバスは、しばらく駅付近の渋滞に引っ掛かってしまった。渋滞を抜けた後は順調に運行。バス路線沿いの復興も進んでおり、再建設中の仙石線の路盤もあちらこちらで見ることができた。
     前回は矢本で列車に乗り換えたが、2012年3月に陸前小野まで開通している(ただし、列車の運行本数は現在でも矢本の方が多いため、JRは「バスとの乗換駅」として矢本を推奨している)。
     陸前小野バス停で降り、歩いて1〜2分のところにある陸前小野駅へ向かった。しばらくして、折り返し石巻行となる2両のディーゼルカーがやってきた。

    @これにも久々に

  •  車両自体は陸羽線で使用されていたものであるため、車両内の駅名表示なども陸羽線用のままである。仙石線が途中で分断されており「陸の孤島」のようになっているため、石巻線などを経由してこれらの車両を持ってきたのであろう。<br /> 陸前小野出発時は数人の乗客であったが、矢本で多くの乗客を乗せて、ディーゼルカーは石巻へ向かって行った。石巻着は定刻の12時46分。<br /> ここで1時間以上の時間があるため、まずは昼食とする。石巻ですぐに思い付くものといえば「石巻やきそば」であろう。駅から歩いて数分のところにある店に行き、ソースではなく「だし」のやきそばを注文してみた。<br /><br />@美味しく頂く

     車両自体は陸羽線で使用されていたものであるため、車両内の駅名表示なども陸羽線用のままである。仙石線が途中で分断されており「陸の孤島」のようになっているため、石巻線などを経由してこれらの車両を持ってきたのであろう。
     陸前小野出発時は数人の乗客であったが、矢本で多くの乗客を乗せて、ディーゼルカーは石巻へ向かって行った。石巻着は定刻の12時46分。
     ここで1時間以上の時間があるため、まずは昼食とする。石巻ですぐに思い付くものといえば「石巻やきそば」であろう。駅から歩いて数分のところにある店に行き、ソースではなく「だし」のやきそばを注文してみた。

    @美味しく頂く

  •  食後は、市内散策である。5〜6年くらい前までは仕事でよく来た町であるが、海に近づけば近づくほど、私の思い出とはまったく異なる風景になってしまっている。<br /> 川の方に向かって歩いていると、何やらマイクであれこれ案内している声がする。どうやらイベント(お祭り?)のようなことが行われており、ちょうど「巨大巻き寿司」を作成し終えたところのようで、それを配っているようであった。行事に参加していない私がもらっていいのかどうか不明であるが、「お一人様一つまで、どうぞどうぞ」と言われてしまったので、うっかりもらってしまった(そして今晩用の食材の一部となった)。<br /><br />@通りすがりの旅人でももらえる?

     食後は、市内散策である。5〜6年くらい前までは仕事でよく来た町であるが、海に近づけば近づくほど、私の思い出とはまったく異なる風景になってしまっている。
     川の方に向かって歩いていると、何やらマイクであれこれ案内している声がする。どうやらイベント(お祭り?)のようなことが行われており、ちょうど「巨大巻き寿司」を作成し終えたところのようで、それを配っているようであった。行事に参加していない私がもらっていいのかどうか不明であるが、「お一人様一つまで、どうぞどうぞ」と言われてしまったので、うっかりもらってしまった(そして今晩用の食材の一部となった)。

    @通りすがりの旅人でももらえる?

  •  その後はイベント会場でさんまの缶詰を安価で購い、駅へと戻った。昼過ぎまでの快晴はどこへやら、まるで午前中の「ハズレ」を挽回するかのように、あっという間に予報通りの曇り(時々小雨)になっていった。<br /> 14時13分の浦宿行に乗り、万石浦を眺めたりして14時36分に到着した。駅前には、女川行の代行バスが停まっている。<br /> しかしこのバスは、旧女川駅前までは行ってくれず、高台にある運動公園に行ってしまう。というのも、女川駅周辺(というか港近辺の集落すべて)は壊滅状態になってしまい現在は更地でしかなく、また復興工事中でもあるため、バスの乗り入れなどできないのである。<br /><br />@これに乗る

     その後はイベント会場でさんまの缶詰を安価で購い、駅へと戻った。昼過ぎまでの快晴はどこへやら、まるで午前中の「ハズレ」を挽回するかのように、あっという間に予報通りの曇り(時々小雨)になっていった。
     14時13分の浦宿行に乗り、万石浦を眺めたりして14時36分に到着した。駅前には、女川行の代行バスが停まっている。
     しかしこのバスは、旧女川駅前までは行ってくれず、高台にある運動公園に行ってしまう。というのも、女川駅周辺(というか港近辺の集落すべて)は壊滅状態になってしまい現在は更地でしかなく、また復興工事中でもあるため、バスの乗り入れなどできないのである。

    @これに乗る

  •  代行バスで市街地(であったところ)を通り過ぎて運動公園まで行き、10分以上かけて歩いて港付近へ戻っていった。この町も仕事で何回か来たことがある場所であるが、それにしても、「何もない」の一言に尽きる。駅にあった温泉も、漁港近くにあったうに丼の美味しい店も、とにかく、思い出のある建物が何もかもなくなっているのである。「仕事で行った翌日がサンマ祭り(秋刀魚収穫祭)の日」ということがあり、せっかくなので祭りに参加して無料の塩焼きやその他の料理をあれこれ頂いたこともあるのだが、あの賑わいが戻る日はいつになったら来るのであろうか。<br /><br />@更地の写真を載せるのは忍びないので、在りし日の駅前温泉の様子を

     代行バスで市街地(であったところ)を通り過ぎて運動公園まで行き、10分以上かけて歩いて港付近へ戻っていった。この町も仕事で何回か来たことがある場所であるが、それにしても、「何もない」の一言に尽きる。駅にあった温泉も、漁港近くにあったうに丼の美味しい店も、とにかく、思い出のある建物が何もかもなくなっているのである。「仕事で行った翌日がサンマ祭り(秋刀魚収穫祭)の日」ということがあり、せっかくなので祭りに参加して無料の塩焼きやその他の料理をあれこれ頂いたこともあるのだが、あの賑わいが戻る日はいつになったら来るのであろうか。

    @更地の写真を載せるのは忍びないので、在りし日の駅前温泉の様子を

  •  その後は高台にある病院から市内を見渡し、近くの店で「サンマパン」「サンマサブレ」なるものをお土産に買い、運動公園まで戻るのは面倒なのでそのまま歩いて浦宿駅まで戻った。<br /> 16時39分発の列車に乗り、前谷地で乗り換えて柳津へ。途中からは、バケツをひっくり返したかのような大雨になっていった。<br /> 柳津着は18時17分で、BRTの出発が18時45分。前回ここで乗り換えた時もかなりの待ち時間があり、仕方ないので駅付近をあれこれ歩いた記憶がある(今回はすでに日が暮れており、雨も降っているためそれすらできない)。BRTになってしまったのは仕様がないが、せめて接続ぐらいきちんと取ってほしいものである(現状では、まるで「別に利用しなくていいです」という態度に思えてしまう)。現に、このように接続が悪いため、列車から降りた人間のうちでBRTを待っているのは私を含めても2人だけである。渋滞が読めないのでバスから列車への接続にはある程度の時間の余裕が必要であろうが、逆の場合(列車からバス)は必要ないであろう。<br /><br />@案内は立派なのですが(せめて列車到着後5分以内の発車を求む)

     その後は高台にある病院から市内を見渡し、近くの店で「サンマパン」「サンマサブレ」なるものをお土産に買い、運動公園まで戻るのは面倒なのでそのまま歩いて浦宿駅まで戻った。
     16時39分発の列車に乗り、前谷地で乗り換えて柳津へ。途中からは、バケツをひっくり返したかのような大雨になっていった。
     柳津着は18時17分で、BRTの出発が18時45分。前回ここで乗り換えた時もかなりの待ち時間があり、仕方ないので駅付近をあれこれ歩いた記憶がある(今回はすでに日が暮れており、雨も降っているためそれすらできない)。BRTになってしまったのは仕様がないが、せめて接続ぐらいきちんと取ってほしいものである(現状では、まるで「別に利用しなくていいです」という態度に思えてしまう)。現に、このように接続が悪いため、列車から降りた人間のうちでBRTを待っているのは私を含めても2人だけである。渋滞が読めないのでバスから列車への接続にはある程度の時間の余裕が必要であろうが、逆の場合(列車からバス)は必要ないであろう。

    @案内は立派なのですが(せめて列車到着後5分以内の発車を求む)

  •  BRTは定刻の18時45分に出発したが、私以外の1人の乗客も歌津で降りてしまい、その後は1人だけになってしまった。終着の気仙沼着は20時31分。駅から歩いて10分ほどのところにあるホテルに投宿した。<br /> それにしても、早朝から乗り通しで少しく疲れた。乗り放題系の切符はどうしても無理してしまう傾向があるため、要注意である。<br /><br />■2014.11.3<br /> 結局この日も早起きをして、6時過ぎにホテルを出て駅へと向かった。まず乗るべきは、6時24分発の盛行BRTである。当たり前のように、乗客は私1人だけである。<br /><br />@キャラクター付き

     BRTは定刻の18時45分に出発したが、私以外の1人の乗客も歌津で降りてしまい、その後は1人だけになってしまった。終着の気仙沼着は20時31分。駅から歩いて10分ほどのところにあるホテルに投宿した。
     それにしても、早朝から乗り通しで少しく疲れた。乗り放題系の切符はどうしても無理してしまう傾向があるため、要注意である。

    ■2014.11.3
     結局この日も早起きをして、6時過ぎにホテルを出て駅へと向かった。まず乗るべきは、6時24分発の盛行BRTである。当たり前のように、乗客は私1人だけである。

    @キャラクター付き

  •  昨日乗車した気仙沼線とは違い、大船渡線のBRTは専用道路(鉄道であった部分を舗装したもの)が少ないため最初は「普通のバス」である。小友を過ぎて、やっと専用道路に入っていった。そのまま盛まで行っても中途半端に時間が余ってしまうため、大船渡などで適当に途中下車したりして時間調整をした。<br /> 盛に8時27分に到着し、次に乗るべきは8時50分発の三陸鉄道「南リアス線」釜石行である。「北リアス線」には何度か乗車したことがあるのだが、私が南リアス線に乗るのはおそらく2回目である(前回は、いつだったか思い出せないくらい大昔である)。<br /> 観光客などを程よく乗せ(ワンボックスに1〜3人程度)、列車はトンネルの多い路線を走り続けた。<br /><br />@祝再開

     昨日乗車した気仙沼線とは違い、大船渡線のBRTは専用道路(鉄道であった部分を舗装したもの)が少ないため最初は「普通のバス」である。小友を過ぎて、やっと専用道路に入っていった。そのまま盛まで行っても中途半端に時間が余ってしまうため、大船渡などで適当に途中下車したりして時間調整をした。
     盛に8時27分に到着し、次に乗るべきは8時50分発の三陸鉄道「南リアス線」釜石行である。「北リアス線」には何度か乗車したことがあるのだが、私が南リアス線に乗るのはおそらく2回目である(前回は、いつだったか思い出せないくらい大昔である)。
     観光客などを程よく乗せ(ワンボックスに1〜3人程度)、列車はトンネルの多い路線を走り続けた。

    @祝再開

  •  釜石到着は定刻の9時47分。釜石から宮古までの山田線については、先述したとおり代行バスがなく、振替バス(途中で乗り換える必要あり)があるだけである。両者の差異は、前者は代替手段であるため定期券や切符(企画切符を含む)で乗車することができるが、後者は単なる「替わり」の路線バスでしかないため、実費が必要となる点である。<br /> とりあえず、バスの出発(10時36分)まで時間があるため、適当に散策し、駅前の市場で土産(イカの干したもの)を買ったりした。そして駅へ戻ってみると、今日はどうやらSLの運行日のようであり、その準備がなされているではないか。別に自分が乗るわけではないが、鐡ネタなので一応押さえておく。<br /><br />@SLは乗るより見る方が楽しい

     釜石到着は定刻の9時47分。釜石から宮古までの山田線については、先述したとおり代行バスがなく、振替バス(途中で乗り換える必要あり)があるだけである。両者の差異は、前者は代替手段であるため定期券や切符(企画切符を含む)で乗車することができるが、後者は単なる「替わり」の路線バスでしかないため、実費が必要となる点である。
     とりあえず、バスの出発(10時36分)まで時間があるため、適当に散策し、駅前の市場で土産(イカの干したもの)を買ったりした。そして駅へ戻ってみると、今日はどうやらSLの運行日のようであり、その準備がなされているではないか。別に自分が乗るわけではないが、鐡ネタなので一応押さえておく。

    @SLは乗るより見る方が楽しい

  •  「道の駅やまだ」行のバスは、予定より5分ほど遅れてやって来た。すでに乗客がいるということは、どこか(バス営業所?)からやってきたものらしい。<br /> ちなみに、このような奇矯な乗り継ぎ(南リアス線→振替バス2種類→北リアス線)をするのは私だけと思っていたが、実はもう一人いた。それも「ご専門の方」ではなく、西洋人の女性(ただし日本語は話せる)である。斯様な乗り継ぎは私でも事前に調べたりするのは大変であるが、世の中にはいろんな人がいるものである。<br /><br />@とりあえずこれに乗る

     「道の駅やまだ」行のバスは、予定より5分ほど遅れてやって来た。すでに乗客がいるということは、どこか(バス営業所?)からやってきたものらしい。
     ちなみに、このような奇矯な乗り継ぎ(南リアス線→振替バス2種類→北リアス線)をするのは私だけと思っていたが、実はもう一人いた。それも「ご専門の方」ではなく、西洋人の女性(ただし日本語は話せる)である。斯様な乗り継ぎは私でも事前に調べたりするのは大変であるが、世の中にはいろんな人がいるものである。

    @とりあえずこれに乗る

  •  バスは被災地を走り続けたが、時折山田線の跡と交差していった。流されてしまった橋梁なども放置されたままであり、そのようなものを見ると、「運賃が高くなったとしても、三陸鉄道に吸収されるのがベストかな」と思ってしまった。<br /> 道の駅やまだで降り、地の野菜などを適当に見たりして時間を潰して、次に乗るべき11時46分発の宮古行のバスを待った。しばらくしてやって来たのは、観光バスタイプの車両であった。<br /><br />@次はこれに乗る

     バスは被災地を走り続けたが、時折山田線の跡と交差していった。流されてしまった橋梁なども放置されたままであり、そのようなものを見ると、「運賃が高くなったとしても、三陸鉄道に吸収されるのがベストかな」と思ってしまった。
     道の駅やまだで降り、地の野菜などを適当に見たりして時間を潰して、次に乗るべき11時46分発の宮古行のバスを待った。しばらくしてやって来たのは、観光バスタイプの車両であった。

    @次はこれに乗る

  •  バスに揺られること1時間強で、宮古駅前に到着した。<br /> さて、ここからは2014年4月に全線再開となった北リアス線で北上することとなる(前回乗車時は田野畑から小本まで振替バスであった)。13時15分発の久慈行にはレトロ風の車両も宛がわれており、大きな机と軟らかい照明により落ち着いた雰囲気を醸し出している。<br /><br />@海側の座席を押さえる

     バスに揺られること1時間強で、宮古駅前に到着した。
     さて、ここからは2014年4月に全線再開となった北リアス線で北上することとなる(前回乗車時は田野畑から小本まで振替バスであった)。13時15分発の久慈行にはレトロ風の車両も宛がわれており、大きな机と軟らかい照明により落ち着いた雰囲気を醸し出している。

    @海側の座席を押さえる

  •  さて、昼時ということもあり、まずは駅弁である。この駅には駅売りの弁当はないが事前に電話予約をすることで買える駅弁があるため、一番高いもの(1,300円)を予約してある。<br /> 駅の窓口でそれをもらって自席で頂く。美味しく頂いたが、何かが足りない気がする…。そう思って弁当の装丁を見てみると、なんと「うに」が入っていないではないか。決して「入れ忘れ」というわけではなく、装丁や内容表示の一部もマジックで「うに」の部分が消されている。仕入れの高騰か、それとも不漁なのか理由はわからないが、やはりうにがないと寂しい。<br /><br />@他の素材は美味しかったですが…、やはりうにが…

     さて、昼時ということもあり、まずは駅弁である。この駅には駅売りの弁当はないが事前に電話予約をすることで買える駅弁があるため、一番高いもの(1,300円)を予約してある。
     駅の窓口でそれをもらって自席で頂く。美味しく頂いたが、何かが足りない気がする…。そう思って弁当の装丁を見てみると、なんと「うに」が入っていないではないか。決して「入れ忘れ」というわけではなく、装丁や内容表示の一部もマジックで「うに」の部分が消されている。仕入れの高騰か、それとも不漁なのか理由はわからないが、やはりうにがないと寂しい。

    @他の素材は美味しかったですが…、やはりうにが…

  •  前回乗車した際はNHKのドラマの影響によりとんでもない大混雑であったが、それも一段落したのか、今日は「そこそこ」程度である(乗車率は50%程度)。<br /> 定刻に出発したが、団体さんは田老などの近場でどんどん降りてしまった。北リアス線の見どころはもっと北の方にあるのに…、と思うが、ツアーの途中に少しだけ鉄道を挟むとこうなってしまうのであろう。<br /> 最初は順調に走っていたが、強風により「トンネル以外では徐行運転」となってしまった。しかし、三陸鉄道はトンネルばかりであるから、徐行区間は少なくて済む。<br /> そうは言っても、久慈での乗り継ぎ時間は7分しかない。遅れがその7分になり不安になりかけた頃、運転手から「徐行は解除されました」とのアナウンスが。ただし、「○○橋梁での徐行運転はいたしません」とのアナウンスもあった。<br /> 事情を知らない人は頭をかしげてしまうかもしれないが、実は北リアス線では景色の良い場所であえて徐行運転や一時停止をしてくれているのである。つまり運転手は、「遅れを取り戻すため、いつもなら徐行運転をする場所で今日は徐行しません」ということを言ったのである。<br /><br />@よって、前回はゆっくりと景色を眺めた場所も、今日は全速力で通過

     前回乗車した際はNHKのドラマの影響によりとんでもない大混雑であったが、それも一段落したのか、今日は「そこそこ」程度である(乗車率は50%程度)。
     定刻に出発したが、団体さんは田老などの近場でどんどん降りてしまった。北リアス線の見どころはもっと北の方にあるのに…、と思うが、ツアーの途中に少しだけ鉄道を挟むとこうなってしまうのであろう。
     最初は順調に走っていたが、強風により「トンネル以外では徐行運転」となってしまった。しかし、三陸鉄道はトンネルばかりであるから、徐行区間は少なくて済む。
     そうは言っても、久慈での乗り継ぎ時間は7分しかない。遅れがその7分になり不安になりかけた頃、運転手から「徐行は解除されました」とのアナウンスが。ただし、「○○橋梁での徐行運転はいたしません」とのアナウンスもあった。
     事情を知らない人は頭をかしげてしまうかもしれないが、実は北リアス線では景色の良い場所であえて徐行運転や一時停止をしてくれているのである。つまり運転手は、「遅れを取り戻すため、いつもなら徐行運転をする場所で今日は徐行しません」ということを言ったのである。

    @よって、前回はゆっくりと景色を眺めた場所も、今日は全速力で通過

  •  運転手のおかげで、久慈到着は定刻より2分だけ遅れただけの14時51分であった。しかし、乗り継ぐべき14時56分発の「リゾートうみねこ」の車両は、駅構内のどこにも影も形もない。風の影響による運行については私鉄や第三セクターよりJRの方が厳しいため厭な予感がするが、駅へ行って確かめてみるとやはり運休であった。<br /> さて、こういう時(急な予定変更)が旅好きの腕の見せ所…となるが、今日に関しては選択肢はあまりない。結局、同じパターン(リゾートうみねこから新幹線への乗り継ぎ)の乗客はすべて、JRバスで二戸へ抜けてそこから新幹線に乗ることになった(しかも、乗るべき新幹線は同じ「はやぶさ28号」になるため、指定券も買い替える必要がない)。<br /><br />@40人近くが同じことをしたため、バスは超満員に<br /><br /> せっかく常磐線からここまで「沿岸を北上」をしてきたのに、最後の最後になって「歯抜け」になってしまったが、自然が相手では仕様がないであろう。<br /><br /><br />*旅行記および私の詳細については以下で。<br />「鐡旅」http://www2u.biglobe.ne.jp/~kokuden/tetu.htm

     運転手のおかげで、久慈到着は定刻より2分だけ遅れただけの14時51分であった。しかし、乗り継ぐべき14時56分発の「リゾートうみねこ」の車両は、駅構内のどこにも影も形もない。風の影響による運行については私鉄や第三セクターよりJRの方が厳しいため厭な予感がするが、駅へ行って確かめてみるとやはり運休であった。
     さて、こういう時(急な予定変更)が旅好きの腕の見せ所…となるが、今日に関しては選択肢はあまりない。結局、同じパターン(リゾートうみねこから新幹線への乗り継ぎ)の乗客はすべて、JRバスで二戸へ抜けてそこから新幹線に乗ることになった(しかも、乗るべき新幹線は同じ「はやぶさ28号」になるため、指定券も買い替える必要がない)。

    @40人近くが同じことをしたため、バスは超満員に

     せっかく常磐線からここまで「沿岸を北上」をしてきたのに、最後の最後になって「歯抜け」になってしまったが、自然が相手では仕様がないであろう。


    *旅行記および私の詳細については以下で。
    「鐡旅」http://www2u.biglobe.ne.jp/~kokuden/tetu.htm

この旅行記のタグ

22いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

PAGE TOP