2014/08/04 - 2014/08/05
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funasanさん
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夏休みに入った7月下旬から妻と2人でヨーロッパ個人旅行をしてきた。オランダのアムステルダムを出発点にベルギーのブリュッセル、ルクセンブルクと鉄道で移動し、最後はパリに滞在した。
そして帰国便はルフトハンザドイツ航空利用で「パリ→フランクフルト→名古屋」の全線ビジネスクラスである。空港ラウンジからはじまって機内での「雲上のレストラン、フラットベッド」等、日本に帰るまでお楽しみは続く。
◎私のホームページに旅行記多数あり。
『第二の人生を豊かに』
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8月4日月曜日の朝7時40分、後ろ髪を引かれながらもタクシーでシャルル・ド・ゴール空港に向かう。そしてビジネスクラスのカウンターでチェックインして、急いでラウンジ(写真)に行く。
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ラウンジに入る瞬間、胸の鼓動が高まる。最初のフライトはパリからフランクフルトのヨーロッパ内路線のためかラウンジ(写真)はそれ程大きくはない。
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時刻は午前9時を過ぎたばかりでラウンジ内は至って静かである。私はこのラウンジの高貴な雰囲気と静寂が好きで、出来るだけ早く空港に行く。
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さて、ちょっと何か食べようか?パン、スイート、フルーツ…。
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ハム、チーズ、ヨーグルト…。食べなくてもこれらを見て回るだけでも楽しい。
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コーヒー、紅茶、ジュース類…。
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そして、アルコール類もしっかりある。朝からビールかワインでも飲めば最高なのであろうが…。私はアルコールダメ人間なので素通りする。勿体ない。
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朝食はホテルで済ませてきた。しかし、目の前に料理があるとつい手が出る。取りあえず2度目の朝食(写真)にする。
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午前10時40分発、パリ発フランクフルト行の便に搭乗する。機種はエアバスA320でエコノミーもビジネス(写真)も横3-3席。ビジネスの座席はエコノミーと変わらず、横3席の真中を空席にしているだけである。ヨーロッパ内ビジネスは期待しないほうがいい。
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フランクフルトまでわずか1時間20分、それでもしっかりした機内食(写真)が出た。私はどうしょうか?と迷ったが、妻は「おいしい、おいしい…」と言ってサラダとデザートを全部食べてしまった。
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結局、私も食べてしまった。これで3度目の朝食である。ビジネスクラスの旅はまだはじまったばかり、これからも次々に料理が出てくる。腹ごしらえにフランクフルトの空港でジョギングか散歩でもするか?と考えている内に着いてしまった。
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フランクフルト空港でのトランジットは至ってスムーズで、早速ビジネスラウンジに行く。
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ここは日本への長距離国際線が出発する搭乗ゲートに近く、ルフトハンザ・ドイツ航空の主要なラウンジである。規模が大きい。
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ラウンジ内を見学するだけでも時間がかかる。ここでシャワーでも浴びてゆっくりくつろぎたいところであるが、トランジットの時間はわずか1時間半、ラウンジ滞在時間は30分程度しかない。
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結局、ラウンジでは何も食べずに飛行機(写真)に乗り込む。日本への長距離線だと言うのにバスでの移動である。
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機種はエアバス340の大型機でビジネスクラスの座席配置は横2-2-2の6列、エコノミークラスは横2-4-2の8列。往路の飛行機と同じである。
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事前に指定した窓側の席(写真)に妻と一緒に座る。これから日本まで長い長い空の旅がはじまる。
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まずはウェルカムドリンク(写真)。濃厚なオレンジジュースを飲みながら本日の映画や音楽のプログラムを確認する。何しろ日本まで12時間近いフライトである。快適かつ楽しみを追及しよう!
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ビジネスクラスのサービスとして「ペットボトルの水、機内用スリッパ、歯ブラシ・アイマスク等小物入れ」がある。が、しかし、水以外はあまり使わない。
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最近のビジネスクラスの座席はかってのファーストクラス並みに「個室感覚」を重視した座席配置が多くなってきている。プライバシー重視の1人旅の人や企業のエグゼクティブの人にはいいかもしれない。
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しかし、夫婦や恋人、友人でワイワイ楽しみたい人達にとっては少々つまらない座席になってきた。隣同士の席がなくなりフライト中、(特に食事の時)自由に会話ができない。これは痛い!
写真:ビジネスクラスの中2席 -
折角のビジネスクラスだ。食事しながら「おいしいね〜」「映画何見る?」等々、夫婦で会話し120%(欲深く)ビジネスクラスを楽しみたい。そのためにはルフトハンザのように隣合わせになった席は貴重である。
写真:フランクフルト空港離陸 -
さて、その待望の第1回目の食事がはじまる。まずは食前のドリンクから…。ここで妻は銘柄もののワインを注文。私はアップルジュース。全く情けない。
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さすがに朝から食べ過ぎで少々胃のもたれがある。よって、2人とも和食にする。
前菜「鶏ひき肉入り玉子焼き、蟹寿司、蛸寿司、牛肉野菜巻き 等々」
小鉢「鰻」
麺「蕎麦」
ウナギが抜群にうまい。日本では高くて最近食べていない。 -
台の物「牛テンダーロインの朴葉味噌焼き、茄子の焼き浸し、人参、椎茸、グリーンアスパラ、御飯
吸い物椀「吸い物」
香の物「漬物三種」 -
お腹がふくれていては豪華な食事もうまくない。やはり長距離のビジネスクラスに乗る時は、ラウンジ食は控えるべきである。(反省しきり)
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それでも甘党の私はしっかりデザートは頂く。
「スポンジケーキとヴァニラクリーム、ラズベリーコンポート」
「フルーツ盛り合わせ」
そして、コーヒー。 -
妻は「抹茶オペラケーキ」と「フルーツ盛り合わせ」、コーヒー。
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食事の後はトイレ(写真)に行って歯磨きをする。ビジネス専用のトイレがあり混まないのもメリットのひとつ。機内は乾燥していて手が荒れるのでクリームは重宝する。
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昼間のフライトなのでまだ眠くならない。ここからがビジネスシート(写真)の威力が発揮する。まず、全角度自由設計の座席(写真)を自分好みの角度に調整して映画を見る。
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眠くなればフラットベッド(写真)にして寝ればいい。持参したボーズ社のヘッドフォンを耳にあてて音楽を聴けば、ここは雲上のベッドルームになる。これこそがエコノミーとビジネスの決定的な違い。革命的なギャップである。
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目覚めればCAを呼んでデザートとコーヒーを注文してもいい。その後は日記を書いたり、読書したり、深い眠りから目覚めた妻とお喋りしたり…。何らストレスなく時間が過ぎていく。
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フライトから10時間近くたってから2度目の食事(写真)がはじまる。
シニア世代にとっては狭いエコノミーでのロングフライトは身にこたえる。フラットベッドになるビジネスの快適さを体験したら後にはもどれない。問題はお金だ。庶民にとってビジネスのチケットは高すぎる。そこで航空会社のマイレージが登場する。 -
ところがマイレージがあまりにも一般化し、このままでは航空会社の経営を圧迫するためか、最近、敵(航空会社)は先手を打ってきた。マイレージの大改悪である。
今までの私の作戦「安い料金で遠くまで飛んでマイルを稼ぐ」が不可能になった。また、特典旅行に必要なマイルもより沢山必要になった。
私は長年、ユナイテッドマイレージの熱心な信奉者であったが、今回の大改悪で忠誠心を捨てた。今後はLCCを含めあらゆる航空会社を利用する。
さらば、ユナイテッド・マイレージよ、達者でな!
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