14年夏休み～南欧・モロッコの旅★12 オビドス編

2014/08/02 - 2014/08/03

ご訪問ありがとうございます(^ ^)

ポルトでの滞在を予定より2日延長したため、予定より2日遅れてオビドスへやって来ました。リスボンとオビドスの間はバスで1時間、ローカル線の列車でも2時間ほどですが、ポルトとオビドスの間はだいぶ距離があり、直通のバスもないようです。ポルトからオビドスの隣町のカルダス・ダ・ライーニャまでのバスはあるのですが、高速便じゃないみたいで5時間くらいかかります。
長い時間続けてバスに乗りたくなかったので、乗り換えが多いですが、こんなルートにしてみました…
ポルト（近郊列車）→アヴェイロ（普通列車）→コインブラ（バス）→カルダス・ダ・ライーニャ（バス）→オビドス

ちょうどオビドスでは中世フェスティバル開催中で、あちこちに中世の衣装の人がいっぱい…観光客のコスプレかと思いましたが、フェスティバル会場の中のお店の制服の人もいたようです(^ ^)

移動の関係でオビドスで一泊しましたが、かなりにぎやかな昼間のオビドスに比べ、夜と朝はとても静かで全然雰囲気も違ったので、泊まってよかったです。

この旅の各訪問地の旅行記ヘはこちらからジャンプ(^ ^)
★02 パリ～前編　http://4travel.jp/travelogue/10926187
★05 マドリッド編　http://4travel.jp/travelogue/10934767
★08 リスボン～前編　http://4travel.jp/travelogue/10941659
★10 ポルト～街歩き編　http://4travel.jp/travelogue/10944302
★13 ファロ編　http://4travel.jp/travelogue/10944309
★14 セビージャ編　http://4travel.jp/travelogue/10950694
★15 タリファ～タンジェ編　http://4travel.jp/travelogue/10950759
★16 シャウエン編　http://4travel.jp/travelogue/10953424
★17 マラケシュ編　http://4travel.jp/travelogue/10953426
★18 カサブランカ編　http://4travel.jp/travelogue/10953428

エリア オビドス(ポルトガル)

• 旅行の満足度: 5.0

ポルトから近郊列車に乗り、アヴェイロで別の普通列車に乗り換えて、約2時間半でコインブラ駅に到着～切符代は3.90+5.25合計9.15ユーロ
コインブラの駅前通りはちょっと田舎っぽい雰囲気(^ ^)
今回はコインブラの観光はなし。

コインブラ駅 駅

バスターミナルの隣にあったバルでビファナ（豚肉サンド）玉子付きを購入。
最初に注文したお兄さんも十分英語で会話できたのに、自信がなかったのか、別のお兄さん呼んできてもう一度注文(^ ^)　壁のメニュー指さしてるんだからそこまで確認しなくても大丈夫と思うけど…笑
そんな慎重なお兄さんたちが作った玉子ビファナはおいしかったです。2ユーロ。

コインブラのバスターミナル。
やはり直接オビドスに行くバスはないようで、カルダス・ダ・ライーニャまでのチケットを購入。14ユーロ。
乗り場が超わかりにくい…

バスは途中よく停まるのですが、インターの出口付近のバス停とかじゃなく、いちいち市街地のターミナルに寄ります。これがやたらに時間がかかる理由のようです。でもナザレも通ってくれたから、丘の上から海岸の景色が見えた(^ ^)。そしてやがてカルダス・ダ・ライーニャに到着。バスはそのままリスボンまで行くみたいでした。

そしてライーニャのバスターミナルで時刻表見たら、オビドス行きのバスは2時間後…けっこう待つなぁーと思ってたら、地球の歩き方持ってる人を発見！　さっそく声かけてみると、その人はナザレに行きたいんだけど、次のバスがやはり2時間後だと。というわけで、一緒にライーニャ観光(^ ^)

バスターミナルの周辺はけっこう新しい建物しかなくて、ポルトガルっぽくない…そして街の中心かと思われる広場は工事中…でもしばらく歩いていると、ちょっといい感じのところに出てきた！

来る予定じゃなかったので全然調べてなかったんですが、ライーニャは陶器と温泉で有名な場所だそうです。全然知らなかった…

公園の横に立派な建物があって、でも使われない様子で誰もいない。もと学校だったのかな～とか話してたんですが、けっこう荒れていて怪しい雰囲気でした（写真の池の向こうにある建物）
池にはボート遊びする人々が。
そんな感じで歩きながらいろいろお話しているうちにバスの時間に～

☆Ｙさん、その節はお世話になりました(^ ^)

オビドスに行くバスは市内バスみたいなのじゃなくて、リスボン行きの高速バス。そのバスに最初の1駅だけ乗る感じ。1.8ユーロ。
10分位で着きました！バスを降りたらすぐこのPorta da Vilaヴィラ門が見えます。
オビドスは思ってたよりずっと人が多くて、すごいにぎやか(・o・)

オビドス旧市街 旧市街・古い町並み

きょうの宿はこちら～Hostel Argonautaホステル・アルゴナウタ
たぶんオビドスで唯一のドミトリー。ドミは１室５人分だけです。
構造は普通の家。だからシャワー室＆トイレも普通の家のような感じです。
城壁のすぐ近くで、バスのりばからも10分以内。ただしお店は近くにはないです。

狭い歩道の両側にお店～ほとんどがおみやげ屋さん…
軽く雨が降ってきて、傘さしてる人も。

ディレイタ通り 散歩・街歩き

有名なお城のポウサダの入り口。この近くに展望台があります～

ポウサダ カステロ デ オビドス - ヒストリック ホテル ホテル

展望台から町を眺めるとこんな感じ。空が青くないのが残念…

メインの通りを外れると細い道が入り組んでいてあっという間に迷いそうです…というか迷いました(^ ^)
朱色、ブルー、黄土色のオビドスの三原色。

城壁は数か所にこんな階段が付いていて、上に登ることができます。
お城に近い一部分は通れないので、完全に一周することはできませんでした。

オビドスの城壁 建造物

城壁の上。ほとんどの部分で柵というか塀？は片方だけ。片側には何もありません。けっこう高いし(^ ^)

メインゲート、Porta da Villaヴィラ門から入ってくると、ここで道が二つに分かれています。左の方の道がメインのRua Direitaディレイタ通り。

なんかちゃんとしたレストランはたくさんあるんですけど、簡単に食べられそうなお店が見つからなくて、近くにスーパーとかもないし、晩ごはんはどうしよう…
ひとりでレストランに入る気になれなくて、お店でビールを買ってきて、町が見下ろせるお城の近くのベンチに座って、持ってたお菓子とビールで夕食にしました。

城壁の上から見た夜景～食事は質素だけど景色はキレイ(^ ^)

城壁の上はこんなふうになっています。
暗くなると昼間とはまた全然違う雰囲気～

次の日の朝～朝食前のお散歩(^ ^)

ホステルの近くにあったPorta do Vale ou de Nossa Senhora da Graça聖女グラサの…という長い名前の門。
この辺りはあまり人通りがなくて、昼間でも静かでした。

ディレイタ通りには、脇に入る小さな路地がたくさんありました。

Igreja de Santa Mariaサンタ・マリア教会と、広場をはさんで立つPelourinhoペロリーニョ…かわいい名前なのに処刑された人を吊るして晒し者にするための塔なんだって…(・o・)

サンタ マリア広場 広場・公園

教会の中。

サンタ マリア教会 寺院・教会

サンタ・マリア教会の横にあるTelheiroテレイロは昔市場だった場所。廊下の石畳には1859と年号が入っています。

昼間は多くの人でごった返すディレイタ通りも、朝8時台ならこんな感じ(^ ^)

ディレイタ通り 散歩・街歩き

Rua Direitaディレイタ通りから脇に入る路地はみんな坂道。

ここもそうですが、ブルーに塗られている部分はその下に黄土色が見えてるところがけっこうありました。もともとはブルーはなかったのかな？

オビドスでもファティマの手のドアノブはたくさん見ましたが、これは龍？

街角のあちこちで見られる赤やピンク、紫の花がキレイ(^ ^)

きのうはとても混んでいたヴィラ門。
朝はとても静かで、おみやげ売りのおばさんもこれから準備開始。

門の近くの城壁の外にたくさんホテルなどの案内板が並んでいます～ポウサダの看板は相当古い(^ ^)

門の近くにある水道。
向こう側にある黄色のラインの建物がかわいいんですけど、不動産屋が入ってるみたいで、近くで見るとガラスは広告だらけ…(・ω・)

トンネル(^ ^)　煙突がかわいい

トンネルの反対側(^ ^)　1773。

ホステルに戻って朝食。
リビングはこんな感じ。やっぱり普通の家っぽいでしょ(^ ^)？

リスボン行きの電車は11時20分発。まだ時間があるので、もう一度城壁の上を歩きに行きます(^ ^)

オビドスにも水道橋がありました。16世紀につくられたそうです。けっこう長い。

水道橋 建造物

この辺はけっこう狭い(^ ^)

オビドスの城壁 建造物

オビドス駅は城壁の外、ヴィラ門のほぼ反対側の位置にあり、町から駅に行くのは下り坂、駅から町に行くなら上り坂になります。
坂を降りてきて、この踏切を渡って左に曲がると駅があります。

オビドス駅。ホステルから歩いて20分くらいでした。
無人駅ですがトイレはありました。

オドビス駅 駅

駅のホームにはオビドスの様子を描いたアズレージョ

リスボン行きの電車は1日7本くらい（直通じゃなくて途中で乗り換えが必要な場合もあります）10時半ころのリスボン行きは１両だけでした。
写真を見ると電線がないから電車じゃないかも？

電車の中。外は落書きされていますが、中はまあまあキレイです。
オビドス駅は無人ですので、きっぷは車掌さんが売りに来ます。セッテ・リオスまで8.30ユーロ。

途中小さな駅に止まっていきますが、ときどき駅員さんがいる駅も。
駅のデザインがかわいいです～♪

最後までお読みいただきまして、ありがとうございます(^ ^)♪
この先、リスボンで列車を乗り換えてポルトガル南部のファロへ。
「14年夏休み～南欧・モロッコの旅☆13 ファロ編」に続きます。
http://4travel.jp/travelogue/10944309