最後の海外一人旅？　10.城壁の町、オビドスは行っておかないと

2017/01/07 - 2017/01/07

ケベックシティ（カナダ）の旅行記にも書きましたが、私は城壁で囲まれた町が大好きです。城壁で囲まれた地図を見ただけで行きたくてうずうずする。ドヴロヴニクなんかも最高でした。

ポルトガルではオビドスが城壁で囲まれた町。
本来の予定では旅6日目にコインブラからリスボンへの道中寄るはずだったオビドスですが、その日はリスボンへ直行しなければいけない理由が出来てオビドスには行けてなかったので観光最終日のこの日、シントラに行く予定を変更してオビドスに行きました。

1月でも暑いぐらいのお天気が良い日。オビドスは平和なかわいらしい町でした。

オビドスでしたいこと：
1.城壁巡り
2.ジンジーニャを飲む

エリア オビドス(ポルトガル)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 5.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 航空会社: ANA TAPポルトガル航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

オビドスには鉄道駅もありますが旧市街からは近そうに見えてぐるっと回らないと入れない。その点、バス停は旧市街入口近くにあるのでバスに行くに限ります。
リスボンからオビドスに行くにはテージョバス。
テージョバスの乗り場は地下鉄カンポグランデ駅そばにあります。
（セッテリオスじゃないので要注意！）

テージョバスのサイト
http://www.rodotejo.pt/

リスボン～オビドス間の時刻表、運賃表
http://www.rodotejo.pt/wp-content/uploads/rapida_linha_verde.pdf

この日は土曜だったせいかお客さんも多く、リスボンのバス停で1人ずつ運転手にお金を払って乗っているとかなり時間がかかり10分ほど出発が遅れていたと思います。次のバスは1時間半後なのに乗り切れない人も出てくるんじゃないかとひやひやするぐらいの客数でしたがなんとか全員乗れていたと思います。

途中、BOMBARPALという街で停まり、次にオビドスに到着。
バス停から水道橋が見えていました。

バス停から階段を数段登り左手にインフォメーションがあり、日本語の地図もあるとガイドブックに書かれていました。
多分この写真右部分のガラスの扉のところがインフォメーションだと思いますが、日本語の地図はありませんでした。

旧市街へ。ポルタ・ダ・ヴィラをくぐると素敵な歌声が聞こえてきました。
ただ、ほんとにこの人が歌ってるのかなあ。口パクじゃないの？とちょっと思ってしまった･･･。
～て、私、ひねくれすぎてる？

ポルタ・ダ・ヴィラ 建造物

ポルタ・ダ・ヴィラを抜けると目の前に
オビドスの代表的な、ガイドブックによく載っている景色が表れました。
まずは左の道、

オビドス旧市街 旧市街・古い町並み

ディレイタ通りを進みました。　平和だわ～。和むわ～。
ポルトガルにもこんな町があったのね。

ディレイタ通り 散歩・街歩き

土産物屋や雑貨屋が並ぶ通りを、ふらふらと進んでいたら通りの正面に教会らしき建物が見えてきました。

ディレイタ通りの突き当たりです。教会の中を見てみようと、この建物の中に入ってみたら

Igreja de Santiago 寺院・教会

本屋だった。びっくり。

教会、じゃなくて本屋の入口から今歩いて来たディレイタ通りを振り返ってみました。

視線をすこし左にずらすと、多分リスボンからのバスはあの道路を通ってきたに違いない、道路が見えていました。

本屋の横に、あのポウサダの中でも日本人に1番人気の「ポウサダ　カステロ　デ　オビドス」の入口がありました。
残念ながらここには宿泊しないので

ポウサダ カステロ デ オビドス - ヒストリック ホテル ホテル

本屋とポウサダの間に、向こうに行けそうな門があったのでこの門を通って更に進みました。

城壁と、子供向けアトラクション。

旧市街と反対側は広大な大地が広がっていました。

このキャラはなんだろうな。星の王子様？

また本屋の所に戻ってきてディレイタ通りを歩きました。

土産物屋がどこも良い雰囲気。

ディレイタ通りの途中に教会がありました。とりあえず教会があったら入ってみる習性がある私、この時も入ってみようと入口に近づいていきましたが

サンタ マリア教会 寺院・教会

セレブレーション、結婚式かな。
入れなかったのは残念ですが、おめでたいことだから祝福しないと。

どうもこの教会の内部は美しいアズレージョで覆われていたようで、見られなかったのは本当に残念。

気を取り直してまたディレイタ通りの土産物屋を見て歩きました。

いちごちゃん、かわいい。

ポルタ・ダ・ヴィラに戻ってきたので、さあ、いよいよここに来た一番の目的、城壁巡りをしよう。

オビドスの旧市街はぐるっと城壁に囲まれています。まずは旧市街の東側を北に向かって進みました。

オビドスの城壁 建造物

ちょっとドブロヴニクの城壁巡りを思い出す感じ。

ディレイタ通りの向こうに反対側の城壁が見えてました。綺麗な青空。

これぐらい、両方の壁が高さがあるところはまだいいんだけど

片方全然壁がないところは怖い。
手袋が汚れるの覚悟で壁をつたいながら歩きました。

恐る恐るですが、進みました。

あんな所にも、教会がある。あんまり周囲の景色を楽しんでる余裕はありませんでしたが所々城壁の外の景色も見やり、

まだまだ歩きます。

あの辺が一番高いところかな？　さっき行った本屋やポサーダの奥辺りです。

結構高い所まで来た気がする。

ポサーダのそばまで来て、もうここでギブアップ。ここで来た道を引き返しました。

来た時と同じく引き返すときも怖い所は怖かった。またポルタ・ダ・ヴィラ辺りに戻ってきて今度は旧市街の西側へ。

あそこにも城壁の上で写真を撮ってる人がいる。

城壁の隙間から向こうの町をのぞいてみたり出来る場所もあれば

人とすれ違うのも怖い場所も。
ここは写真右側に木の枝が映っていてわかりにくいけど地上数メートルだったので本当に怖かった。

3枚上の写真で、写真を撮っていた人がいた辺りまでやって来ました。
ここから先は右側全く壁が無い。　怖そうなので旧市街西側もここでギブアップ。

城壁巡りを終えて、ジンジーニャを飲みに行きました。先ほど歩いたディレイタ通りの土産物屋で何軒かジンジーニャを売っていましたが、一口だけでもキツイお酒で酔っ払ったら城壁歩けないわと、城壁巡りを終えるまで控えてました。

ジンジーニャはサクランボを漬け込んだ果実酒。チョコレートカップに入れてくれて1ユーロ。カップはミルクチョコとホワイトチョコがありましたが私はホワイトチョコのカップにしてもらいました。

美味しかった。予想通り甘かったです。

ディレイタ通りの土産物屋で友人への土産を買って、更にすこし町をぶらぶら。

ポルタ・ダ・ヴィラからディレイタ通りじゃない方の通りも行ってみるとこちらはレストランが並んでました。

ここでランチを食べても良かったんだけど

祝日はバスの本数が少なく、12:45のバスを逃すと次は2時間後の14:45だったのでもうバスでリスボンに戻りました。約2時間のオビドス滞在でした。
小さな町なので町を端から端までみてもそんなに時間はかからない。行きのバスが一緒だった人はみんな帰りも同じバスかなと思っていましたが誰もいませんでした。

みんなもっと滞在してたのか、それとも逆方面のカルダス・ダ・ライーニャに行ったのか？

バス バス系

この旅行記へのコメント （2）

• 尚美さん 2017/06/01 16:39:24

  オビドスという町の名前は聞いたことがあったけど

  marketa様
  
  町の名前は聞いたことがあっても、どんな町かは知らない事ばかりでした。
  
  marketaさんは城壁で囲まれた町がお好きなんですね。
  足取りも軽く壁の上を歩いておられる姿が目に浮かびます。実際は片側の壁が無くなっていて怖い部分も多かったようですが。
  平和な可愛らしい町でmarketaさんも和まれたようで、それが何よりです。
  
  水道橋もあり、アズレージョの美しい城門ポルタ・ダ・ヴィラも美しい。
  元は教会の本屋さんも、中に入ってみたら驚きますよね。
  オビドスの特産酒、ジンジーニャも知りませんでした。チョコレートの上に注ぐ飲み方なのですね。
  
  何度も言ってしまいますが、やっぱりポルトガルに行きたい、と言うか、ちょっと長めに行きたい位な気持ちになっています。
  
  尚美

  marketaさん からの返信 2017/06/01 23:43:34

  RE: オビドスという町の名前は聞いたことがあったけど

  尚美様
  
  いつもありがとうございます。
  ポルトガル、「ちょっと長めに」ですか！
  尚美さんなら、きっと素敵な建物いっぱい見つけて来られるんだろうなあ･･･。
  でも尚美さんにはリガも行ってもらいたいし、
  自分が行くのではないのにすごく欲張っていろんな所に行ってもらいたいです（苦笑）
  
  その前に、ハンガリー＆セルビア旅行計画、いかがですか？
  こちらも今から期待してます。
  
  marketa