2014/05/15 - 2014/05/15
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サンルカさん
ナポリでは地下を探検してピッツァを食べて……。
ほんの半日ほどの滞在でしたが、これくらいがちょうどかな?
人やクルマでゴミゴミした大都市はとっとと離れて、田舎へゴー!!
ここからがちょっとディープな南イタリアの旅の始まりです。
ということで、まずは……。
南イタリアといえば、思いつくのはモッツァレラ?
道中の通り道がちょうど産地のど真ん中ということなので、
寄り道&買い食いでもしていくことにしましょう。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ナポリから高速で、ヴェスヴィオ山を左手に見ながらA3線を南下。
というか東へ向かって進みます。
そのままクルマを走らせること40分ほど。
サレルノの先、バッティパーリアで高速を下りたらそこから南下です。
ところどころ渋滞している一般国道のSS18を30分ほど走れば、
通りの両サイドにはカセイフィチョの看板だらけとなってきます。
ご存知の通り、この近辺はモッツァレラの一大生産地となっています。
せっかくなのでその中の一軒に入ってみることにしましょう。 -
おっと!! 小学生の社会科見学とかち合ってしまったか!?
店内にもちびっ子たちに混じって引率の大人たちでウジョウジョ。
これは何かを買うどころか、店内に入ることすら躊躇してしまいます。
近くに他のチーズ工場はあるので、別の店に移動することにしましょう。 -
こちらは、来た道をちょっと戻った観光コース化されている方のお店。
大型観光バスに乗って世界各国のツアー客が次々とやって来ていました。
トビラを開けてビックリ!!
さっきの店にも増して店内がごった返してるではないか!?
整理券を握りしめて順番を待っている人々で溢れて、
トビラから先に入ることすらできません。
いや~、たかだかモッツァレラだと甘く考えていました。
こんな長閑な田舎にあんな大勢の人たちが押し寄せているとは!? -
こんなことだしモッツァレラは諦めようとも考えましたが、
もしかしたら、さっきの遠足のちびっ子たちはもう帰っているかも?
と予想して最初の店に戻ってみたのですが、やっぱり甘かったか……。
でも子供たちって基本的に飽きっぽいもの。
とっくのとうに買い物などには飽きて、外の芝生で走り回っていました。 -
外はあいかわらず賑やかですが、店内は普段の喧噪を取り戻しています。
これでようやく落ち着いて買い物ができるというものです。
お持ち帰り用にモッツァレラと、モッツァレラのヨーグルトを購入。
それにモッツァレラのジェラートを食後のドルチェ代わりに頂きます。 -
お隣の建物に水牛がいるようなので、ちょっと会っていきましょう。
もくもくとお食事中ですね。 -
ずらりと並んだ水牛くんたち。
時間もあまりないので、ちょっと忙しないけど次に行きます。 -
このモッツァレラ工場が点在する辺りの地名はパエストゥム。
すぐ近くに超有名な観光地があるというので見ていくことにします。
ということでやってきたのが古代の神殿の遺跡です。
クルマは遺跡群のお隣りにある駐車場に入れましたが、
そこは時間単位ではなく1日停めて3ユーロとなってます。
短い時間しか停めないのでもったいない気もしますが、仕方がないか。
駐車場を出たらすぐにこんな神殿が見えてきます。 -
目隠しフェンスなどは無いので、外からでも遺跡の見学は可能です。
まぁ、なんという太っ腹なのでしょう!?
なんて喜んでいたのもつかの間、
歩き始めて数分ほど経ったところで、雨が降りだしてきました。
まさか雨が降るとは思ってなかったので、傘はクルマのトランク中!! -
雨さえ降ってこなければ、もうちょっと先まで行ってみたかったけど、
傘を取りに急いでクルマへ戻ることにしましょう。
でも、パエストゥム観光はこれくらいで充分かな。
雨があがるまで待ってまでも見たいかといわれると?
この手の神殿系は以前にシチリアでお腹いっぱい見ていますから。 -
ということで、にわか雨のおかげでほんの10分ほどで見学は終了。
再びクルマに乗ってさらに南下を続けます。
SS18号線は途中から自動車専用道となり移動スピードもアップします。
パエストゥムから40分ほどで一般の下道へ下りるのですが、
そこは周囲になにもない人里離れた山奥。
道路沿いにはこんな標識が建っているだけです。 -
まずは今夜泊まる予定になっている宿まで行ってみます。
いくつかの山を越え村を抜け、パリヌーロの手前にまでやってきました。 -
最後はクルマ1台しか通れない細い道を走って宿の前に到着です。
眼下に広がって見えるのはティレニア海。
ここは最近人気上昇中のチレント地方。 -
こちらが本日の宿。
ホテルじゃなくて、毎度お馴染みのB&Bとなっております。
ここはまだ入り口の門、というか外壁のさらに外側の部分ですけどね。 -
坂を登りきったこちらがB&Bの正面の入り口となります。
-
入り口の門をくぐり抜けた裏側はこんな感じ。
兵隊さんが門番をしています。 -
お宿の本館がこちら。
一見そのようには見えませんが、これでも元々はお城だったそうです。
まずはこの宿のオーナーである老夫婦にご挨拶をしたら、
屋根の下の玄関前テラスに置かれたテーブルに案内されて、
しばしの談笑タイムです。
「何か飲みますか?」と、ワインやジュースやタルトなどが並び、
夕暮れ前の爽やかな風が流れる中、昨日と今日のことだったり、
今夜の食事をどうするとか、明日はどこにいくみたいな会話が……。
のんびりとした時が過ぎていきます。 -
30分ほどのたわいもないお話しの後に、お部屋に案内してもらいます。
正面に見える階段で2階に上がったところに部屋はあります。
こちらのお宿は全4室で、2階に2部屋、3階に2部屋、なのかな? -
こちらが泊まったお部屋。
さすがに部屋に置かれている調度品の数々は、
見慣れたイケア製でなく本物のクラシック。
ベッドパッドまでもが本物のクラシックという場合も稀にありますが、
こちらはスプリングもしっかりした寝心地よいベッドでした。
クラシカルとオンボロって紙一重なんですよね。 -
室内はまあまあの広さ。
くつろぎのソファーは寝室内ではなく、
公共スペース=共同リビングというのがこちら流となってます。
気になる一泊のお値段は、朝食が付いて50ユーロ。
ひとり当たりはたったの25ユーロ。
もちろん駐車場代は無料です。 -
全室角部屋ということで、2面ある窓のひとつからはティレニア海が!!
海に突き出すように伸びた土地は、
チレントの海岸風景を豊かに変化させているパリヌーロ半島です。
ご覧の景色で、宿がある立地は想像してもらえると思いますが、
波しぶきを浴びる海岸沿いよりも、こんな場所の方が好みなのです。 -
もう一方の窓からは、宿の麓にある山の上の集落を望むことができます。
眼下の道を下っていくと、海沿いの町パリヌーロへ出ることができます。 -
続いて宿の建物内の探索と行きましょう。
で、これは部屋を出たところの景色。
3階へと続く階段の奥に、小さなくつろぎコーナーがありますね。 -
ここが2階フロアーにあるクラシカルなソファースペース。
小さいながらもテレビも備え付けられています。
もちろん寝る部屋の中にもテレビはありますけど……。 -
繁忙期で満室状態となれば、寛いでいられないかもしれませんが、
他に宿泊者がいないようなこんな時期なら、我が家も同然。
思う存分活用させていただきます。 -
下に降りてみましょう。
脇に置かれているカボチャは、何か意味があるのでしょうか?
年中ハロウィン開催中でもあるまいし。 -
玄関側を見下ろしているところ。
右がキッチンになっていて、左のテーブルは宿の事務仕事に使ったり、
朝ご飯のテーブルとしてなどと活躍している模様です。 -
優雅な螺旋階段を下から見上げてみました。
-
階段の向かって左側にあるソファースペース。
現役で立派な暖炉が備え付けられています。 -
こちらがさっき階段の途中から見えていた玄関脇のテーブルです。
明日の朝、天気が悪かったらここで朝ご飯を食べるとのこと。 -
インテリア雑誌とかにそのまま載っていてもおかしくないような、
とってもかわいいキッチンです。 -
こんなL型のコンロがあるのですね。
コンロ上の換気扇をこんな風に設置してしまうなんて、さすがです。
そのうえオーブンなんか壁に埋め込まれていますよ。 -
建物内の次は表も探索しておきましょう。
正面の門を出ると、そこには小さな前庭があります。
そしてその先には、谷を挟んでお隣の村を望むことができます。 -
建物をぐるりと裏側に回ってきました。
我々が泊まっているのは右端の上から2番目の窓の部屋。
そのひとつ左はバスルームの窓となっています。
窓が小さな3階は屋根裏部屋みたいになっているようです。
それはそうと、この建物には驚く秘密があったのです!?
なんと、裏となるこちら(左側)半分は別のオーナーの持ち物で、
こっちはこっちで別のB&Bが営まれているのです。
そして同じ建物なのに、お値段は一泊70ユーロと高く設定されています。
部屋からの景色は角度から考えてこちらの方が劣ると思われるのですが、
宿泊代が高いというにはきっと素晴らしい何かが待っているのでしょう。
でも、その差額で美味しいものを食べた方が良いという考えなので、
悩むことなく安い方に泊まることに決めました。 -
裏側にある方のB&Bを望むの図。
この母屋は16世紀ころに建てられたお城だったということです。
ここから見れば建物の半分で手入れ状態が違うことが分かります。
いつの時代か真ん中を仕切って2世帯が住めるようにしたのでしょう。
左手前にある建物も、ロフト付きの泊まれる部屋となっていたはず。
外から眺める限りでは、この部屋もなかなか良い雰囲気でした。 -
建物探訪もほどほどに、そろそろ夜ご飯を食べにいきましょうか。
時間があれば麓のパリヌーロの観光でもと思っていましたが、
なんやかんやと時間も無くなってしまったから、
そちらは明日行くことにしましょう。
ということで、海岸沿いの道を走ること20分ほど。
山の頂に肩を寄せ合うように家々が立ち並ぶ、
ビショッタにやってきました。
夕食の時間まではまだ少し早いので、ここでちょっと時間つぶし。 -
今、立っているのは全長距離100メートルほどのメインストリート。
歴史と趣を兼ね備えた雰囲気ある町並みかと思いきや、
いたって普通の生活空間ですね。
もちろん観光地化も行われていないので、
観光客に媚びるような建物や施設もなし。 -
夕方7時を過ぎたこの頃が、町に一番活気が溢れる時間。
年齢を問わず町の男性陣が夕食前に広場周辺に繰り出してきては、
その日にあった出来事などの世間話に花を咲かせるのです。
彼らにとっては365日この場所が定位置なのでしょう。 -
すでに太陽は水平線の先に沈んでいったようです。
村にはいっきに夕闇が迫ってきています。
そろそろ夜ご飯の時間でしょうか。 -
予定しているレストランがあるのは眼下に見えている海沿いなので、
再びクルマで坂道をクネクネと下っていきます。 -
海辺の漁村にまで降りてきました。
わずかな残映に浮かぶ田舎の漁村。
辺りにはすでに人々の気配はなく、寂しさだけが漂っています -
聞こえてくるのは打ち寄せる潮騒の響きのみ。
-
そんな漁村のさらに外れ。
集落の端っこにひっそりとお目当てのお店があります。 -
外はやや肌寒く感じられなくもないですが、庭のテーブルを選びます。
薄暗くてよく見えませんが、すぐ目の前に海が広がっています。
でも平日だからか、まだシーズン前だからか。それとも人気がないのか。
他のお客さんの姿が見えませんねえ。
と思ったら、店内で一組の老カップルがすでに食事を始めていました。 -
お昼はナポリでピッツァを食べただけだったけど、
ここまでの道中で立ち寄ったモッツァレラ屋さんで
ヨーグルトだのジェラートだのを食べたもので、
お腹が空いているのか空いていないのか……。 -
海を目の前にしていながらも野菜が食べたくなって注文したのがこれ。
スカローラというチコリに似た青菜の野菜炒めで、
アンチョビ、オリーブ、松の実、ニンニクが入ってます。
前菜メニューからではなく、コントルノの中から選んでみました。 -
ナポリ地方の名物パスタであるパッケリを使ったズッパ・ディ・ペシェ。
本日の魚ということでメバルのような魚がドーンとまるごと乗ってます。
このボリュームを完食したら、もはやセコンドまでは行き着けません。
この一皿でセコンドの魚まで食べたような気がしないでもないし。 -
ということで最後にドルチェ。
ヘーゼルナッツとアーモンドを練り込んだチョコレートのクロッカンテ。
水牛リコッタのクリームチーズとレモンの皮のスライス添え。
食事のお値段。
前菜が4ユーロでプリモが12ユーロでドルチェ5ユーロ。
ワインやお水を含めて2人であれこれ48ユーロでした。 -
今日は朝早くからバタバタと動き過ぎたせいか、ちょっとお疲れです。
食事の後は麓のパリヌーロにでも遊びに行こうかと思っていましたが、
今夜は無理せず部屋に戻って休むことにしましょう。
ということで、これにておやすみなさい。
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