夜の弘前市内観光と夜行急行はまなす乗車記

2014/10/04 - 2014/10/05

前記事、「夜行急行はまなす、津軽海峡フェリー・ブルマーに泊まる？　青森函館０泊２日の旅（概要）」の続編ということで、夜行急行はまなす乗車前の弘前市内夜間観光、特急つがるでの移動、急行はまなす青森乗車から函館下車までを紹介します。観光的には弘前は端境期的な季節ですが、城下町・医学部という、盛り場が発達する要素がある弘前の夜と、夜行急行はまなす乗車メモを若干詳細に紹介します。

エリア 弘前(青森)

• 旅行の満足度: 3.5

夜の東北地方の観光というと、すっかんぴんな感もありますが、ここ弘前は、観光名所がコンパクトにまとまっており、また、和洋バラエティに飛んでいるうえ、ライトアップなんてのもやってますので、大きな？　問題はありません。画像は、弘前昇天教会。盛り場からも程近いです。

さて、弘前の夜の観光で欠かせないのが、バー巡り。津軽三味線の演奏だの、観光客相手のお店もありますが、東北有数の、バーが覇を競っている街でもあります。まずは、駅近くのバーＺＡＣＲＯ（ザクロ）。

ダイキリ＠ＺＡＣＲＯ。この店を切り盛りしているのは、３軒目に訪問のバー、黒い月出身の女性。

２軒目は、弘前大学医学部附属病院そば（ドーミーイン弘前そば）のバーＡＬＢＡ（アルバ）。

ダイキリ＠ＡＬＢＡ。コチラの店は、ガルソンジバールという店出身の人がやってます。

電車の時間が迫ってきましたので、ボチボチ打ち止め。で３軒めは、バー黒い月。古いネット上の情報ですと、古い所在地がでてくる可能性があるので要注意。移転して店が少々でかくなりました。画像はこれまたダイキリ。
てな感じで、３軒、回りましたが、お勘定はフードやチャージも含めて６、７千円と、都内で飲みのの半額程度です。

バーから弘前駅までフラフラ歩いていると、城下町、軍隊の町お約束の怪しげな旅館が！

怪しげな旅館に心惹かれつつも、駅到着。最終の特急つがるに乗らないと、急行はまなすに乗れません。

特急つがるの車内。秋田発青森行きの列車ですが、そうそう需要があるとも思えませんのですいています。ちなみに、弘前から青森まで特急、青森から函館まで急行指定席ないし特急利用ですと、料金券について乗継割引適用になるので、青森函館間の料金券を単独で買うより、乗ろうが乗るまいが、弘前・青森間の自由席特急券とセットで発券するのがお利口さんです。

特急つがるは定時運行。で、いよいよ、急行はまなす乗車です（とはいえ、一駅だけですが）。

電気機関車、車体ともかなり老朽化しています。一つ間違うと、北海道新幹線開業前に、廃止になってしまうかもしれません。

Ｂ寝台もどきの車両。指定席料金で乗れるので大人気ですが、自動券売機で買えないのが難。

中古の特急グリーン車のシートを使った指定席車両、ドリームカー。今回はコチラを利用。指定券券売機で見ると分かりますが、１車両あたりの座席数が５０程度しかないのが特徴です（増結の場合は、７０席程度ある、自由席と同じ車両の場合があるので要注意）。

ドリームカー車内。座席はそれなり、レトロ感満載です。

ドリームカー車内。結構混んでますが、驚くことに、結構、函館で降ります（２割程度）。

青森を出て、しばらくすると車内減光。

で、無事函館到着。画像は７号車にある自動販売機。

自由席車内。指定席より空いてます。

かなり老朽化が進んでいる車体。

函館駅での機関車付け替え作業。

ＤＤ５１ヘッドマーク付き。

青森・函館専用の電気機関車。

函館駅構内。旅人風、ホームレス風、ライダー風の人が寝転がってます。中に若い女性も若干名。大丈夫か？

てなことで、本記事も終了。
ここで、夜行急行はまなす利用上のメモを。
・最終の特急つがるからだと乗り換え時間が短く、記念撮影や買い物（車内での飲食物）が厳しい。
・やはり乗り心地が悪い。
・女性の一人利用はあまりおススメしない。
・メインの客層は旧ツアーバスに近い（おそらく「鉄ちゃん」が一番グレードが高い客かもしれない）。

この列車について、メディアはノスタルジーを煽ってますが、車体と客層を実際に見ると、幻滅を覚えるかもしれません。

次記事では、函館深夜観光と津軽海峡フェリーのブルマー（ブルーマーメイド）函館・青森航海記を紹介します。