2014/09/21 - 2014/10/05
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ベルリン4泊です。後半の3日目4日目です。
ベルリン前半の旅行記は以下になります。
http://4travel.jp/travelogue/10939049
この後の旅行記は以下です。
ケルンからブリュッセルへ日帰り旅行
http://4travel.jp/travelogue/10939765
住むようにして旅するドイツ3
http://4travel.jp/travelogue/10940906
アパート事態は問題ありませんが、初日からバスルームの電気がつかないのでメールをだしたらやっと誰かが来てくれたようで3日目に電気がついていました。。
しかし今日からインターネットがダウン!ネットがないと何もできないので管理人に連絡もできない。仕方ないのでハズバンドが携帯から電話をしましたが、まだ担当者はオフィスに来ていないとのこと!
こういう時にアパートの持ち主が近くにいないと連絡が大変です。
さて気を取り直して本日と明日はベルリンウエルカムカードの2日間のカードを使います。
まずアパートのすぐ近くにある Bernauer street 壁ドキュメンテーションセンター に行ってみます。
アパートの目の前にあるトラムに乗り終点の場所にあるので2駅目です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ありました。ここです。
この壁の向かいには壁ドキュメンテーションセンターがあり、のぞいてみましたが平日の午前でまた地元の学生が学校の授業の一環で来ています。私たちは今日は時間がないので中は見れないのでまた明日にでも来ようかと思います。
ここのセンターは無料で火曜日から日曜日 9:30-7;00までオープンだそうです。
周囲は住宅街で壁のすぐ向こうは道路があり車がびゅんびゅん走っています。その普通の街の中にこのような壁が残されています。
このあたりの壁は軽く2m以上はありました。 -
そして敷地内にはこのような写真があります。
これは一部ですが、壁を乗り越えて西側へ行こうとして殺された方々の展示がありました。
中にはボタンを押すと音声ガイドが流れるものもありました。 -
この壁ドキュメントセンターの最寄の駅はSバーン&Uバーン駅の名前でNordbahnhof といいます。私はトラムで行きました。
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これがNordbahnhofのUバーンに続く構内です。
まだ朝の9;30ですがとても暗く感じます。
天井が低く何だかもうこれだけで閉鎖感があります。
この構内にも旧東ドイツ時代のこの駅に関する歴史として写真の展示がしてありました。 -
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次はペルガモン博物館を目指します。
駅名は忘れましたが博物館島から一番近い駅から歩きましたが、何だか途中工事をしているようでかなり大回りをして行ったように思います。ハズバンドが地図を読めないというのも問題があると思いますが。。これは後ほどブリュッセルに行ったときにハプニングの原因になりました。
途中このような建物が見えたのですぐ近くにまで来たと思ったのですが。。。やっと到着したらもうすでに10時半近くになっていました。移動はそんなに長くなかったのですが目的の建物にたどり着くまで随分時間がかかりました。
チケットブースにはそんなに人は並んでいませんでしたが、チケットが購入できてもその後がまた大変のようでした。
ここでも入場制限を行っていて、何人出たら何人入れるというようなことをしていたので、チケットを購入された方でもそれでなかなか中に入れないようでした。
事前にウエブサイトで購入しておいて正解でした。
こんなところに何時間も並んで限られた観光時間を減らすわけにはいきません。 -
まずは入るとこれが目に入ります。その大きさにまずここでビックリします。今から2000年ぐらい前にこのような建築物があったことにもビックリ。
ペルガモン博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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しかしドイツ人は中東へ出向き、海外の考古物を掘り起こして自国に持ち帰り堂々と博物館として展示しているのだからそれもまたある意味すごいと思いました。
日本で言うならば、海外から来た人たちが何年もかけて日本の古墳などを掘り起こして自国に持ち帰りそこで日本の古代博物館みたいなのをオープンさせてしまうようなものかしら?と思いました。 -
このような彫刻もずらりと並んでいます。
大昔のものとはいえすごい迫力です。 -
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ちょっと見にくいですが、アッシリアのものです。
アッシリア人の王がライオン狩りをしている様子ですが、とても残酷な感じが伝わってきます。
アッシリア人は昔から残虐なことで知られています。
ライオン狩りは王の特権だったそうです。。 -
このような古代展示物に加え2階はイスラムの歴史の展示になっていましたが、こちらはマレーシアのクアラルンプールでイスラム美術の博物館に行ったことがあるのでパスします。
じっくり見ると本当に1日はかかると思います。
ただし展示物の説明は英語&ドイツ語でしたが英語での説明書きのないものも多数ありました。要所要所では説明書きのパンフレットもありましたが、こちらも英語&ドイツ語版かとおもいきや、ほとんどがドイツ語でした。
ドイツ語ができたらどんなにいいだろうかと思いました。 -
次に向かったのがDDR博物館です。少し迷いました。
ハズバンドの地図の読みにだんだんイライラしてきます。
行ったり来たりで時間を無駄にはしたくないですね〜。
近くに停車していた観光バスの運転手さんにDDR博物館の位置を聞いたらすぐに教えてくれました。
最初から分からないんだったら人に聞けばいいのにと思います。
DDR博物館も地元の学生でいっぱいです。
展示物はとても内容の濃いものになっていますが、中はあまり広くないように思いました。でも展示物でいっぱいです。DDR博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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展示物はDDR時代の品物から
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こんなに詳しく盗聴されてた記録や
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DDR時代の家の中を再現したものや尋問室、牢獄の部屋を再現したものもありました。
ここの見学が終わり一旦アパートに戻ります。
ランチを買ってアパートで食べて少しゆっくりしてそれからまた午後出かけます。 -
午後から向かったのはここ、checkpoint charlie
このポイントは今では道路のど真ん中にあり、車の往来の激しい場所。にもかかわらずこの道路のど真ん中にいくのに信号もなく、車が来てないのを(といっても常に車は行き来していますが)何とか見計らって渡ります。車はしょっちゅうクラクションを鳴らしています。
観光客でごった返しているのに道路規制がないのにはちょっとびっくりです。チェックポイントチャーリー 散歩・街歩き
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この有名な看板は道路際にありました。
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次に向かったのがテロのトポグラフィーです。
ここはゲシュタポの本部跡です。敷地内の一部の建物を残して後は広場になっています。
夕方だというのに学生グループが来ており先生の説明を一生懸命に聞いています。
こちらに展示してある写真はショッキングなものもあります。
公開処刑をしている場面やゲシュタポに鞭打たれているような恐ろしいものもありました。が、ドイツはこれらの事実を隠すのではなく一般に公開しています。日本とは大違いです。
そしてこちらの展示は加害者側からと被害者側との両方に焦点をあてた展示になっていたと思います。
写真はヒトラーを影で操ったヒムラーの言葉です。
私的に訳すと ’政治警察(ゲシュタポ)に入隊することを許されたものは最高の名誉と栄光を有することである。いくら人々が我々に賛同しているかのように見えても、敵はまだ何万人といるのである’とこのような感じでしょうか。
独裁者は過度に疑い深い性格をしているというのはスターリンも同じですね。
こちらの展示物の内容はとても深いものでした。
外がだんだん暗くなってきたのでそろそろ家に帰りたいと思います。残念ながら外の展示物は小雨も降ってきたので残念ながらこの度はパスします。 -
4日目です。
まずはチェックポイントチャーリー博物館に行きます。
昨日は通るだけでした。
こちらの博物館が開館したのは1962年だそうです。壁があった時代から西側でオープンしたそうです。
実際その当時に使っていた小窓ーここから検問所の様子を観察したり、逃げてくる人を確認したりしていたそうです。実際にこの小窓もまだありました。現在は建物が増築されているために小窓からは何も見えません。
この博物館では壁の歴史や逃亡劇の様子や手段が展示されています。日本語のパンフレットがありました。
狭い館内の部屋に所狭しと壁一面に資料が展示してあります。 -
この車を改造して逃亡に使ったそうです。
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昨日も前を通りましたが次に向かったのがシュタージミュージアムです。こちらの博物館は無料でした。
ここでは音声ガイドを借りました。
どのようにシュタージが巧みに人々をスパイとして徴用していったかが分かります。つまり恐怖政治です。
彼らが盗聴していた記録が一部展示されています。
お昼に一旦アパートに戻ります。
午後は乗って見たかったM10のトラムに乗ります。ここの始発(または終点)がアパートの近くのNordbahnhofです。
このトラムは旧東ベルリンの中を走っており、これに乗ると東ベルリンの様子を垣間見ることができます。目的地は終点のWarschauer str です。この終点駅の川沿いにイーストサイドギャラリーがあるのです。私はM10に乗って東ベルリンの様子を写真に撮ろうと思っていましたが、何となくそんな雰囲気ではありませんでしたので撮りませんでした。というのは、このM10の走るエリアまたはこのトラムですがトルコ人を含め外国人がいないのです。ましてや私のようなアジア人なんて。。。そしてやはり東ベルリンのど真ん中を行くわけですが雰囲気が明らかに違う。。写真なんか悠長にとっているような雰囲気ではないのです。うまく説明できないのですが。
そして途中から(平日の昼間です)ガラの悪い若者たちが乗ってきます。何だかこの街の雰囲気と合わさって退廃した感じのする若者たちです。やはり彼らにとっては仕事したくても仕事がないのでしょうか。それともただ単に学校をさぼっているだけなのでしょうか。単身でいかにも観光客という感じで乗っていたら危険な目にあうかもしれないと思いました。
やっと終点につきました。が、この駅周辺は明らかにガラの悪い若者たちが多いです。あまりここでウロウロせずにさっさと川沿いを目指して歩きます。そしたら見えてきました。 -
これ見たことある。このような2メートルを超す高さの壁が1kmぐらい川沿いの道路にあります。
このあたりはこの川を境に西東と分けられていたようです。 -
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そろそろここは引き上げることにします。
この後、再びアレクサンダープラッツに行きショッピングモールに行きました。先日行ったペルガモン博物館のミュージーアムショップでベルリンのフォトブックで買いたいと思っていたのがあったのに、後で別の場所で買えばいいと思って買わなかったことをひどく後悔しました。それは、その本は他のどこにも売ってなかったのです!
アレクサンダープラッツの広場ではオクトーバーフェストの縮小版のカーニバルをやっていました。ちょっとした遊園地の乗り物や出店やビールの飲めるお店が出ていました。
そろそろ遅くならないうちにアパートに帰ります。 -
アップルサイダーのようなアルコールの入った飲み物を買いました。
ジュースのようでとても飲みやすかったです。
今日は買ってきたソーセージを料理して食べます。ソーセージ以外の具材は一昨日と同じですが。。
明日はケルンに向けて出発です。
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