2014/07/16 - 2014/07/22
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ハイペリオンさん
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下痢である。食欲もないのに食いすぎるのだから仕方ない。
だいたいぼくは、日本にいるときは
朝はファストフードの軽いものを食べ、
昼は普通の食事をして、それで終わり。
ほとんど1日2食なのである。
夜帰ってきてもせんべいをぼりぼりかじるとか、
そんなものしか食わないのだ。
それでもぶくぶく太ってしまうのだから、
自分の体質には恨み節の一節も言いたくなる。
今日は4トラ仲間と玉井というところに
マンゴー狩りに行くことになっているのに
下痢で大丈夫だろうか。
玉井というのはマンゴーの産地なのだが、
ぼくはてっきり台北郊外の近場だとばかり思っていた。
しかし、ガイドブックで見ると、台南の近くではないか。
まじかよ。台南から帰ってきたと思ったら、
また台南に行くのか。
かんべんしちくりい〜。
外に出ると、ものすごくさわやかな風が吹いていた。
旅館の路地はビル風よろしくいい風が吹く。
今から集合場所に行ってそのまま出発するということは、
朝飯を食べる時間がないということだろう。
そんなわけで、セブンイレブンに入ってバナナと
サンドイッチを食い、コーヒーを飲んだ。
下痢気味なんだから物を腹に入れるなっつーの。
南京路に出るころにはまた腹の具合がおかしくなって来た。
待ち合わせ場所は南京東路と中山北路の交差点にある
警察署分局前ということになっている。
遠くからでもその場所が見えるのだが、
人がいる気配がない。
信号を渡り、警察署前まで来たが・・・・、
うっ、誰もいない。
まさか時間を間違えたか?
集合時間は6時半のはずであと10分くらいある。
誰もいないということは・・・すでに出発したということ?
ひょっとして自分は数に入れられていなかったのか?
しかし、まあちゃんさんからのメールには
きっちりぼくの名前も入っていた。
直前のメールにも「ドタキャン厳禁です」と
言われていたのに。
警察署の隣のオークラホテル前にはマイクロバスが
停まっていた。
その周囲には日本人らしき人たちが・・・。
ラオス国旗のTシャツを着ている人がいた。
雰囲気としてはマンゴー狩りに行きそうな感じがする。
あの人たちだろうか。
しかし、ありゃどうみてもホテルのツアーだろう。
6時半過ぎまで待っていたが誰も来る気配がないので、
まあちゃんさんが宿泊している天津大飯店に行くことにした。
フロントにいた目つきの鋭い男性に
「ここに○○さんという方が宿泊してるのですが、
今いますか?」と尋ねると、
カギを調べて「もう出て行きました」といった。
「朝早く、大勢で出ていきましたよ」と付け加えた。
どうやらもう出発したようだ。
念のため、もう一度警察署前に戻った。
やはり誰もいない。
6時45分を過ぎたころ、
台北大倉久和ホテル前前に停まっていたマイクロバスが
出て行った。
どうやらもう行ってしまったらしいと判断して、
再び歩いて宿に戻った。
しかし、行けなくて良かったかもしれない。
再び腹痛がして、どうにも我慢ならなくなってきたからだ。
こんな状態で車に揺られたら、
振動で中身が出て
周囲にとんだ迷惑をかけるようになっただろう。
宿に戻って用を足し、テレビを見た。
「愛玩客」という番組で、
タレントふたりがミャンマーを訪れていた。
パガンの遺跡群やマンダレーのウーペイン橋が映し出されて、
なつかしい気分になった。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
9時過ぎに外に出た。
華廟街にある台珈琲でコーヒーを飲み、
その先のそば屋で餛飩麺(雲呑麺)を食べた。 -
じいさんとやる気のなさそうな息子らしき若者ふたりが
やっている店で、
この界隈ではここだけが朝早くから店を開けている。 -
まだまだ静かな台北地下街を通り抜け、MRTの台北駅を目指した。
途中のCD屋をのぞくと、
アランパーソンズプロジェクトのベスト盤があり、衝動買いした。
意外なところで出会えるものである。
MRTで行天宮まで行った。
ここは1968年に建立された、かなり新しい廟だが、
台北の中でもかなり人気がある。
祀られているのは三国時代の英雄で、
中国人の大好きな関羽である。
日本人は悲運の武人が好きで、
三国志の中では諸葛孔明が人気だが、
中国人は関羽が大好きだ。
なぜか中国人はリーダーを支えるナンバー2が好きなようだ。
ただ、台湾や中国に関帝廟が多いのは
そろばんの発明者とされているから、
商売の神様と考えられているからだろう。
行天宮はえらい人出で、寺の中に入れなかった。
お寺へは普通正面からはいるものだが、
ここは珍しいことに横から入っていく。
なんでもパワーが強すぎて、
真正面から受けると危ないからだとか。
外では尼さんたちがお経をあげていて、
それに向かって線香を持った大勢の人たちがお祈りをしていた。
この線香とお供えだが、8月下旬に全面的に中止されたそうだ。
いずれも環境に配慮してのことで、
線香は化学物質を含んだ安価な外国製(大陸製?)が出回り、
PM2.5などの発生が懸念されること、
お供えのおこわは、処分(廃棄)する量が
毎日あまりに大量にあるので問題になっていた。
そこで関羽さまに直接お伺いをたてたところ、
「線香はけむたいし、おこわはそんなに食べきれん。
廃止するがよい」とのたもうたそうな。
関羽さまもこのようにおっしゃっているのだからと
急に廃止を決めた。
たしかに信者が持って帰ってくれれば
解決できる問題だろうが、
わざわざお供えしたものを持って帰るというのも
信者にとっては納得しがたいだろう。
線香に関しては神経質すぎるのではと思うが、
おこわに関してはもっともかもしれない。
しかし、これらを売って商売をしている
行天宮の周囲の屋台は大丈夫なのだろうか。 -
人出があまりにも多いので早々に退散し、
MRT板南線で今度は龍山寺へ。
龍山寺は行天宮に比べるとかなり小さく、人も少なかった。
お寺の前の公園はじじばばだらけであった。
ここでも尼さんたちが外でお経をあげ、
それに向かってお祈りしている人たちがいた。 -
寺の外には短い仲見世通りがあり、
それを突っ切った先には市場があった。 -
魚介類や肉類、干物が並んでいた。
昔ながらといっていいかどうかわからないが、
アジアでよく見かける市場だった。
狭い市場の中を通り抜けていくバイクを避けながら、
豚足や魚の頭を眺めながら歩いた。 -
台北はすっかり都市化されていて、
「生もの」を見ることがすっかりなくなっているが、
その台北にもこういう市場が残っていることに少し感心した。 -
市場の出口に食堂があったので、エビ炒飯とスープをたのんだ。
メニューに日本語のふりがながふってあったが、
こんなところに日本人が来るのだろうか。
ちょっとワルっぽいおっさんが作ってくれた炒飯は
とてもうまかった。 -
龍山駅の地下街は公園以上にじじばばだらけだった。
階段の両端には規則正しく座り、
すでに死期を悟ったかのようにうなだれたまま全く動かない人たちが
上から下まで並んでいた。
茶芸館という喫茶店みたいなところには大勢の老人が席に着き、
数台のテレビを思い思いに眺めていた。
たぶん家に冷房がないから涼みに来ているのだろう。
ここに来れば知り合いもいるし。
ま、日本の病院みたいなものだ。
放映されていたのは昔の台湾や日本の時代劇だった。
若いころの松平健や若山富三郎が大暴れしていた。
地下街の一角に占い師たちが店を出している一角があり、
ほとんどの店が「日本語でどうぞ」と言う看板を掲げていた。
ときどき日本のテレビで紹介される
台湾の占い横丁とはここのことだったのだ。
日本の芸能人も訪れていて、
「きゃりーぱみゅぱみゅさんが来店されました」と書いた紙を
得意げに張り出している店があり、
隣には彼女の大きな写真も添えられていた。
あんなふざけた名前でいったい何を占ってもらったのだろう。
外にはタイやベトナムのマッサージ店があった。
ベトナムマッサージの店をのぞくと、
ケバい女が3人昼飯を食っていた。
おっちゃんが君らを食ってやろうか!
龍山寺から萬華あたりは、
北京語と台湾語(閩南語)が半々くらいで聞こえていた。
台湾人にとっても、
日本人にとっても懐かしさがこみあげる場所だった。 -
宿に戻って18時まで昼寝をしたりごろごろしていた。
飲み会が19時からなので、
宿を出て天津飯店まで歩いて行った。
天津飯店のフロントの女性に、
「ここに○○さんという方が宿泊していると思いますが、
もう戻っていますか?」尋ねると、
「外出しています」といった。
玉井から戻ってきて、再び外出したのか、
まだ玉井から戻っていないのか聞きそびれ、
とりあえずフロントで待たせてもらうことにした。
18時30分までに戻らなかったらあきらめて宿に帰ろう。
日本の新聞で、
マレーシア航空機撃墜のニュースが報じられており、
親露派による誤射の可能性が高いと推測していた。
マレーシア航空は今年3月に消息を絶った機体も
発見されていないし、そして今回の撃墜事件だ。
台湾のテレビニュースでは、
燃料節約のため
正規のルートとは違うところを飛んでいたということも
報道されていた。
大きな事故を1年に2度も起こすような航空会社は、
看板を下ろすしかないのではないだろうか。
だいたい入れる保険がないだろう。
もしくは、よっぽど高い保険料を支払うかだ。
18時30分になるが○○さんは戻ってこない。
そろそろ宿に戻ろうかと思っていたら、
ひとりの女性がフロントに
「○○さんはまだ戻らないんですか?」と尋ねている。
ひょっとして同じ飲み会に行く人だろうか?
その女性の行動が気になりながらも目は新聞の文字を追っていた。
宿に戻ろうと思い、
フロントにメッセージを託して帰ろうとフロントのところに行くと、
その女性から話しかけてきた。
「○○さんの食事会に行かれるんですか?」
「ええ」
その人も飲み会に行く人だったのだ。
彼女はマンゴー狩りは、車酔いがひどいから参加しなかったこと、
ぼくは、待ち合わせ場所まで行ったものの
待ちぼうけを食ったことなどを話した。
自己紹介をしたら「☆ライム☆です」と名乗った。
全然知らないトラベラー名だった。
彼女に飲み会に行って大丈夫だろうかと尋ねると、
「ひとりキャンセルが出ているらしいから大丈夫ですよ」と
言ってくれた。
もう一人の参加者、
binchanさんが降りてくるのを待って出発。
このとき、☆ライム☆さんから、
○○さんからもらったというマンゴーを
「食べきれないから」といただいた。ずいぶん大きなマンゴーだ。
タクシーに3人で乗りいざ「萬珍楼」へ。
台湾ではめったに見ない女性が運転するタクシーは
数分で萬珍楼に着いた。
外見はそこそこのレベルのレストランだった。
もっとも一人旅ではこんなところにはまず来れないが。
○○さんが店の外で出迎えてくれた。
「すみませんね、今日は会えなくて」と
向こうから謝ってきた。
「いやいやこちらこそ」ということで
時間にその場へ行ったが誰もいなかったことをいうと、
違う場所で待ち合わせていたという。
そこはちょうど大倉久和ホテル前だった。
やっぱりあのマイクロバスがそうだったのだ。
マイクロバス前でラオス国旗のTシャツを着ていた人が
目の前にいた。
中に案内されるとすでに10人ほどの人たちが座っていた。
当然ぼくには全員が初対面の方々だったが、
何人かはすでに面識があるようだった。
一同による乾杯のあと、出てくる出てくる高級料理の数々。
小龍包・・・これはメジャー 無論うまい
佛跳吝・・・未体験
蟹のおこわ・・・うまかった
北京ダック・・・中国人が絶賛するほどおいしいとは思えな
いのだが・・・。皮だけ食べてあとは捨て
るというのも多くの日本人にはなじめない。
身を食べてしまう日本人が多いのか、身も
切り分けて出してくれていた。
烏骨鶏のスープ・・・烏骨鶏の溺死体が器の中に浮かんでい
て思わずドン引き。烏骨鶏って羽をむ
しり取ると黒いのね。だから「烏」な
のか。となりのbinchanさんは
頭をもぎ取って自分の皿に取っていた。
恐ろしい女だ。肉食恐竜のように骨ご
とばりばり食らいつくのか、気になっ
てちらちら見ていたが、結局口に運ぶ
ことはなかった。
どれもこれも、ひとり旅ではまず食べることがない
本格的な料理に箸も進んだ。
台湾好きという共通の趣味(?)の集まりということで、
ビールもけっこう進んだ。
このときの会計はひとり700元。
これだけ食べて飲んで700元は安い。
でも、ぼくの1泊代を超えている。
萬珍楼のあとは希望者で二次会へ。
500元で飲み放題という、近くにある日本人向けカラオケへ。
台北でこんな値段でよくやっていけるなあとつい感心。
酒を運んでくれる女性が、
知り合いのミャンマー人の奥さんにそっくりで、
一瞬狼狽してしまった。
店内は日本人と台湾人が入り乱れている。
台湾人の客は日本語の歌謡曲をよく歌っていた。
張恵妹、原田慎二からビリー・アイドルまで
トラベラーさんたちの幅広すぎるレパートリーに
感心したり苦笑したり・・・。
声量はあるが(ただ声がでかいだけ)音程はめちゃくちゃなぼくは、
初参加ということもあり、悪目立ちしないように歌は遠慮した。
一人旅で日本語を話せない不自由さのストレスから解放され、
さらに酒も手伝って、ここでも話は弾んだ。
やっぱり趣味が同じ人たちと話をするというのは楽しいものだ。
これが日本だとここまで盛り上がらなかっただろう。
タイ好きやフィリピン好きには悪い人がいたりするが、
台湾好きには悪い人はいないと実感。
この集まりを主催しつづけている
まあちゃんさんには感謝である。
そして、ここへ来るのに声をかけてくれた
☆ライム☆さんにも感謝である。
久しぶりにかなりの量を飲んだので
少々ふらつく足取りになりながら、
南京路をふらふらと歩いて帰った。
いい酔い方をした夜だった。
宿に帰ると初めて見るおばちゃんが、「オカエリナサ〜イ」と迎え
てくれた。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- はすのはなさん 2017/08/05 23:14:22
- な、なんと…(^-^;
- ハイペリオンさん♪
こんばんは。
今年のまあちゃん様オフ会に参加させて頂きました、はすのはなです。
バッチリ、オリジナルメンバーの方が遠足の待ち合わせで落ち合えないことがあったと今更ながらに知りました…
binchanさんや☆ライム☆さんとの数奇な出会いが旅のイベントで素敵ですね♪
日本から遠く離れ、顔もわからないのでは仕方ないですよね(^-^;
私もいざ緊急の連絡先とか提示していなかったですし、SIMなんとかとかよくわからず、レンタルwifiを用意せず訪台した今回でしたから…
結局何とかなるから、ここまで危ない目に遭ってないからと、スマホがただのカメラになっても問題なかった訳です、結果。
今回夜に訪れた龍山寺の様子が、ハイペリオンさんの旅行記でわかりやすかったです。
人生の先輩が沢山いらっしゃるエリアで、気を衒わない人間らしさが交差する場所なのかな?と思いました。
悪くないな…(*´꒳`*)
ワルそうなおっさんの作るチャーハン♪
はすのはな
- ハイペリオンさん からの返信 2017/08/07 10:58:45
- RE: な、なんと…(^-^;
- こんにちは。古い旅行記に投票していただきありがと
うございました。
1日24時間、隣の部屋のエアコンが稼働しているのを
見て、来月の電気代の請求書が気になる今日この頃、
いかがお過ごしでしょうか。
毎日蒸し暑くてたまりませんね。おまけに、明日の未
明台風が来るそうで。たまりませんね。
> バッチリ、オリジナルメンバーの方が遠足の待ち合わせで落ち合えないことがあったと今更ながらに知りました…
> binchanさんや☆ライム☆さんとの数奇な出会いが旅のイベントで素敵ですね♪
あのときは、☆ライム☆さんは、binchanをロビーで
待っていたようなのですが、私がたまたまフロントで
まあちゃんの名前を出したので、「えっ、女性と聞い
ていたけど、こんなおっさん?」と思ったそうです。
その☆ライム☆さんも、あの1回切りの参加だったよ
うです。
旅行記もあんまり台湾が合わなかったようで、なんで
誘ったのかなと旅行記を読んで思ってしまいました。
> 日本から遠く離れ、顔もわからないのでは仕方ないですよね(^-^;
> 私もいざ緊急の連絡先とか提示していなかったですし、SIMなんとかとかよくわからず、レンタルwifiを用意せず訪台した今回でしたから…
> 結局何とかなるから、ここまで危ない目に遭ってないからと、スマホがただのカメラになっても問題なかった訳です、結果。
私はスマホどころか、携帯も持っていないので、まあち
ゃんらとの連絡は天津大飯店のロビーで落ち合うという
方法しかありません。
業を煮やした(?)まあちゃんから、「使わへんスマホ
やるから、これ使え」といってもらったのですが、登録
の仕方がよくわからず、いまだに使えてないんです(焦)。
> 今回夜に訪れた龍山寺の様子が、ハイペリオンさんの旅行記でわかりやすかったです。
>
> 人生の先輩が沢山いらっしゃるエリアで、気を衒わない人間らしさが交差する場所なのかな?と思いました。
龍山寺のある萬華はいいですよね。
古いところだし、下町的な雰囲気がすきです。
これからも、台北に泊まるときは萬華にしようと思って
います。
では。
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