岩手に行こう！・その1.ふるさとの宿‥「民宿･赤坂田」に泊まる。　

2014/09/06 - 2014/09/06

第8部-40冊目

皆様、こんにちは。
オーヤシンタンでございます。
さて今回は、岩手県を旅します。
まず初日は安比高原の近くの集落にある「民宿･赤坂田」に向かいました。
以前、私の父の実家が岩手県にあったのですが、今は空き家になってしまいました。
お墓参りに行った時などの宿泊先を探していた所、見つけたのが民宿･赤坂田さんです。
女将さんがとても心暖まる方で、以来、自分の実家のようにお世話になっています。
初日は、東京から新幹線を使わないで、赤坂田に向かいました。
では、参りましょう。

表紙写真‥どっしりとした梁と暖かい囲炉裏のある、ぬくもりと安らぎの民宿‥赤坂田。

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旅行期日‥平成26年9月6日(土)～9日(火) 3泊4日

9月6日(土) 第1日目(晴)

★JR普通521M.宇都宮行
上野5:10→宇都宮6:51
↓
★JR普通1579M.黒磯行
宇都宮6:56→黒磯7:47
↓
★JR普通2127M.郡山行
黒磯7:54→郡山9:01
↓
★東北道高速バス(福島交通)仙台行
郡山駅9:40→仙台広瀬通一番街11:36
↓
★東北道高速バス.アーバン号(東日本急行)盛岡行
仙台広瀬通一番街12:03→盛岡駅西口14:27
↓
★いわて銀河鉄道･JR花輪線1933D.大館行
盛岡15:02→赤坂田16:08

☆八幡平市赤坂田集落.民宿･赤坂田【宿泊】

エリア 安比高原(岩手)

• 旅行の満足度: 5.0
• ホテル: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

お金がない！ので‥
ケチって、新幹線を使わずに岩手県安比高原近くのJR花輪線、赤坂田に向かいます。
色々検討したのですが夕方には赤坂田に着きたいので、まずは上野5:10発の東北本線始発普通列車に乗って、宇都宮→黒磯と乗り継いで郡山までJRで行きます。

ここでちょっとハプニングが…
上野まで行く京浜東北線の始発に乗り遅れてしまい、2番列車で行ったら上野での乗換時間が、わずか2分になってしまいました。
この5:10発の宇都宮行きに乗れないと計画通りに行かなくなります。
猛ダッシュしてギリギリセーフで飛び乗る事ができました。

JR普通乗車券
東京都区内→郡山‥4000円。

9:00
上野→宇都宮→黒磯と乗り継いで郡山に着きました。
黒磯→郡山の普通列車は相変わらず2両編成の通勤電車(写真左の電車)で、土曜日でしたがこの日も満員でした。

ここまでは、ブログ‥会津へ鈍行列車の旅。その1と同じ行程です。
喉が渇いたので、前回と同様、自販機でスコール.ブルーソーダを買い‥同じアングルで写真を撮りました。
これ、うまいです。

▼ブログ‥会津へ鈍行列車の旅
https://4travel.jp/travelogue/10928322

郡山駅です。
この先は、仙台を経由して盛岡まで高速バスで向かいます。

お腹すきましたね。
この先、時間がタイトなので食事をする時間がありません。
仙台行き高速バスの時間まで40分ほどあります。
駅弁にするか、駅そばにするか‥
迷います。

悩みましたが、予算がないので、おそばにしました。
どこにでもある、てんぷらそばです。
黒い濃い汁の関東タイプですね。
いただきま～す。

郡山駅そば処・あさか
てんぷらそば‥370円。

郡山銘菓と言ったらコレですよ‥コレ！
予算がないのに、買っちゃいました‥
三万石の「ままどおる」です。
甘くてしっとりとした風味がなんとも言えません。

ままどおる5個入‥432円。

バスが来ました。

福島交通の高速･仙台行です。
郡山から仙台まで約2時間で結びます。
バス車内にトイレはありません。
途中、吾妻PAで休憩があります。
吾妻PAにはファミリーマートがあるので便利です。

東北道高速バス(福島交通)
郡山駅→仙台.広瀬通一番街‥2200円。

この日は補助席まで使う満員御礼でした。
土曜日なので、みんな仙台に遊びに行くのでしょうか‥

11:50
定刻より少し遅れて仙台に着きました。
仙台駅まで乗らず、広瀬通一番街で下車しました。
バス停の近くに金券ショップがあり、今乗って来た郡山-仙台の高速バスのチケットが1700円(通常運賃2200円)で売っていて、500円もおトクです。
次に乗る、仙台-盛岡の高速バスのチケットがないか聞いてみたら、仙台-盛岡の格安チケットの扱いはないとの事でした。

12:00
広瀬通一番街から盛岡行の高速バス･アーバン号に乗ります。
数社で運行しており、この便は東日本急行と言うバス会社の運行でした。
仙台?盛岡の所要時間は約2時間30分です。
バス車内にトイレはありません。
中尊寺PAで休憩があります。
中尊寺PAはトイレのみで売店などはありません。

東北道高速バス･アーバン号(東日本急行)
仙台.広瀬通一番街→盛岡駅西口‥2980円。

広瀬通り 名所・史跡

仙台→盛岡の高速バスはガラガラでした。

まだ納車間もない新型車両で、新車の香りがプンプンします。
座席がゆったり使えて快適です。

高速道路沿いに田舎の風景が続き、バスは快走します。

岩手山が見えて来ました。

北上川を渡ります。
盛岡まであと少しです。

上野から9時間が経過していますが、なんだかアッと言う間に着いてしまったと言う感じです。

14:40
盛岡からJR花輪線に乗ります。

盛岡で、又してもちょっとしたハプニングが‥
首からぶら下げていた携帯電話のストラップが切れてしまい、携帯電話がない！
盛岡駅のバスを降りた所から探したけどない！
どうしよう‥なんて思っていたら、胸ポケットに入っていたと言う大ボケをかましてしまいました。
盛岡駅で冷麺でも食べようと思っていたのに時間がなくなってしまいました。

いわて銀河鉄道&JR花輪線
盛岡→好摩→赤坂田‥1230円。

歌人･石川啄木のふるさと‥渋民の辺りの車窓に姫神山が見えて来ました。

JR花輪線に入ると非電化区間になるので、ローカル色がぐっと濃くなります。
ディーゼルエンジンをうならせながら勾配を登り、安比高原を越えると下り勾配になります。
赤坂田まで、あとわずかです。

16:10
東京から586キロ。
11時間かけて赤坂田駅に着きました。
見ての通り、かわいらしい駅舎がポツンとあるだけの無人駅です。

赤坂田駅の時刻表です。
列車は1日に上下8本ずつしかありません。

駅前にコスモスが咲いていました。
こっちはもう秋の気配が漂い始めています。

赤坂田駅から徒歩3分。

毎年お世話になっている「民宿･赤坂田」です。
ここに来ると自分の第２の実家に帰ってきた感じになります。
これから2泊します。

女将さん帰りましたよ～

民宿･赤坂田
岩手県八幡平市赤坂田204-9
電話[phone]
和室8畳･素泊まり‥3500円～
和室8畳･夕朝食付き‥6000円～
※楽天トラベルで手配しました。
2014年の値段です。

民宿 赤坂田 宿・ホテル

和室8畳の客室。
民宿なので特別な設備はありません。
冷房もありません。
部屋にあるのはテレビだけです。
でもここに来ると妙に落ち着きます。

お風呂は沸かし湯ですが、大きくてゆったりとしています。
今日一日の汗を流してさっぱりしましょう。

お風呂からあがってさっぱりした所で、自家製の枝豆と漬物を肴にビールを一杯やりながら女将さんとのおしゃべりタイムです。
いつもこのパターンで、楽しい会話がつきません。

一杯終えた所で、民宿の周辺を散策してみましょう。
蕎麦の花が一面に咲いていました。

空がとてもきれいです。
なにもない所だけど、空気はうまいし心が癒されます。

19:30
散歩を終えて、部屋に戻ったら少し居眠りをしてしまいました。
もう一回風呂に入って夕食です。

とんかつ
サーモンと甘エビの刺身
カレイの煮付け
とうふのチリソース
茗荷のキムチ
岩手米の米飯

料理は毎日変わります。
女将さん手作りの味‥どれも「うんめぇ!」です。

更に、手作りのスープが出てきました。

パンプキンポタージュスープ
枝豆ポタージュスープ

この日の夕食は、お仕事で来ていた同宿の石崎さん(仮名)も加わり、話しも弾むかたわら、酒も進み、女将さん手作りの梅酒がこれ又「うんめぇ!〜」くてロックで5杯くらい？‥飲んでしまいました。
民宿･赤坂田‥いつ行っても楽しい宿です。

つづく。

この旅行記へのコメント （2）

• ねもさん 2017/04/21 00:01:19

  初めまして

  オーヤシクタンさんご贔屓の民宿　赤坂田に３月３連休、初めて泊まりました。大学生の娘との安比高原スキーで。仰るとおりのまた泊まりたくなる素晴らしい宿です。
  初対面なのに女将さんや若旦那(←どちらも素敵！)、同宿者と打ち解けて宴は延々と。何とカラオケまで突っ走っちゃいました(笑)
  山登りもなさるのですね。もちろん来季も滑りに行こうと思っていますが、その前、夏か秋に裏岩手あたりを歩こうかと。女将さん、待っててね！
  驚きの広い足跡です。また訪問させてください。

  オーヤシクタンさん からの返信 2017/04/24 21:17:00

  RE: 初めまして

  ねも様、こんばんは。
  そして、はじめまして。
  オーヤシクタンでございます。
  取材で返事が遅くなってしまい申し訳ございませんでした。
  
  民宿.赤坂田に行かれたんですね。
  ありがとうございます。
  ‥って、私は民宿の従業員ではないのですが、とてもうれしいです。
  同じ岩手県の一戸と言う街にあった父の実家が空き家になってしまい、途方に暮れていた時に民宿.赤坂田を見つけました。
  以来、女将様の人柄に惚れて毎年お世話になるようになりました。
  まるで実家に帰ったような気分になってしまう宿です。
  女将さん・若旦那様‥お元気でいらっしゃるとの事でなによりです。
  あっ! シロもあいかわずでしたね。
  ぜひ、次回も北岩手にお越しの際には赤坂田にいらして下さい。
  
  私も赤坂田を訪問しようと思っています。
  お知らせ下さいまして、誠にありがとうございました。
  
  オーヤシクタン。