内田商店本店（藤沢宿）

2014/10/03 - 2014/10/07

　神奈川県藤沢市にあった藤沢宿で一番その当時の雰囲気を残している1つは内田商店本店であろう。旧東海道に面して重厚な造りの母屋の店舗が建ち、その裏手にはくの字に曲がった石蔵と母屋の店舗横にも土蔵があるようだ。この石蔵は花崗岩を積んでいるようにも見受けられる。もしそうだとしたら、加工が大変といわれるので大普請であったことだろう。さらに、石蔵横の駐車場の端には覆殿の中に屋敷稲荷の社が安置されている。
　初代内田専吉が幕末の万延年間（1860年〜1861年）頃に指物商（現在の家具類）として内田商店を創業し、明治3年（1870年）に現在地に移転した。
　同じ通りにもシャッターのある建物や旧東海道の街道の向かい側には工事部の建物も見える。
（表紙写真は内田商店本店）

エリア 藤沢・江ノ島(神奈川)

内田商店本店。

内田商店本店。

内田商店本店。

内田商店本店。

内田商店本店。

内田商店本店。

石蔵。くの字に曲がって建てられている。

石蔵。

石蔵。

石蔵。

石蔵。

石蔵の奥に土蔵が見える。

石蔵。

石蔵。

屋敷稲荷。

内田商店工事部。

シャッターに「内田商店」。