初秋韓国、まだまだ暑い！ 03 群山編1

2014/09/14 - 2014/09/19

３年ぶりの韓国旅行。
前回は７月下旬の真夏にソウルからモッポまで縦断。暑かったー！
ということで今回は、少しは涼しくなる初秋の９月を選んでみた。
群山〜全州〜ソウルを５泊６日で。

エリア 群山(韓国)

群山バスターミナル前からタクシーに乗り、まずやって来たのが李姓堂／イソンダン。人気のベーカリー。

中でも評判のあんぱんと野菜パンは購入個数制限の表示。お一人様１０個まで。

平日１３時過ぎだけれど結構混み合っている。これが休みの日だと店の前が長だの列になるらしい。

人気のあんぱんと野菜パンはオジサンから配ってもらう。

美味しそうな焼きたてパンが並んでいる。

レジは２ヶ所あるが、１０分近く待った。

個数制限は割合甘い感じ。この写真の人はまだいいほうで、あんぱんを２０個くらいトレーに山積みしている人もいた。

大量に購入して、でかい紙袋に詰め込んでいる人も。

店内には飲食できるスペース。２０〜３０人のキャパか。

我々もコーヒーとともにここで頂くことに。

平べったいあんぱんをかじった断面。餡はびっしり詰まっているけど、味はうーん。それほど話題にするほどではないのではないかと。

野菜パン。これは旨い！
キャベツをマヨネーズで和えたような具がたっぷり入っている。

甘いペーストが塗られたよくある菓子パン。韓国で２０００ウォンはちょっと高すぎないか。

パンの昼食をしてから街歩き開始。
イソンダンの店の前で写真を撮っていたら、地元の若者に話しかけられた。「日本のかたですかー？」　この店に来るのは全部観光客、地元の人は来ないのだと。日本が好きで公文で日本語を勉強しているとか。この地域では日本びいきなことをあまり大声で言えない。日本語を話す機会も少ないので、是非、街を案内させて欲しいと。うれしいけど、のんびり気ままにブラブラしたいのでと言ってお断りした。

東国寺方面に向かって歩き始めると日本家屋風の建物を所々で発見。

これもそうか。

更に進むと日本家屋が密集したエリアが。
群山市が古い家屋、街並みを復元し、町おこしのアミューズメントエリアにしようともくろんだらしい。

きれいに整備されているけれど。。

人けがない。居るのは我々だけ。
やはり反日意識の高そうな地域での市の目論みはうまくいかなかったか。

池が掘られ噴水も上がっているけど日本風の雰囲気ではない。

そこから東国寺へ向かう路はきれいな舗装道路。

途中、おもしろい展示スペースを発見。

昔の小学校の教室を再現。
でもスチール製の机、椅子を見るとそんな古い時代を模したものではないと思うけど。せいぜい１９７０年代？

しかし、弁当箱を載せて暖めている薪ストーブはレトロ。

古い足踏みオルガン。
日本の感覚では、展示物の年代がバラバラな気がするんだけど。。

奥では、ある児童写真家の作品を集めた展示が行われていた。

東国寺に到着。
案内所の建物があるけど閉まっていた。

ソウルナビによると、

1909年に日本人の内田仏観という僧侶が布教所を作り、1913年に錦江寺という曹洞宗の寺として大雄殿と寮舎を新築し開院。韓国に唯一残っている日本式寺院で、「昭和」と刻まれた石門もある。終戦後は米軍に没収された後、1947年に払い下げを受け東国寺（トングクサ）と改称、1970年には韓国の曹渓宗の寺になって現在に至る。

鐘。

彼岸花が咲きほこっていた。
東京より１週間くらい早いかな。

ここから入れます。

質素な小さいお寺。

建物内には広い展示コーナー。仏壇よりも存在感がある。
日帝時代の悪行をアピールする反日資料ばっかり。

志願兵と称して、朝鮮人を戦争に駆り出したということを言いたいのでしょう。

出征時に送られた日の丸の寄せ書き。

憎き伊藤博文。

それを成敗した英雄の安重根。

以前に行った木浦近代歴史館もこんな感じだったなー。それと同じ反日施設でありました。

もとは曹洞宗のお寺だったことことからか、日本の曹洞宗が懺悔の碑を建てている。１９９２年１１月２０日曹洞宗宗務総長大竹明彦と書いてます。