2014/09/27 - 2014/09/27
100位(同エリア179件中)
滝山氏照さん
武田八幡宮(たけだはちまんぐう、山梨県韮崎市神山町))は看板資料によれば弘仁13年(822)勅命により土地の神である武田王(日本武尊の御子で武田村の桜の御所でこの地を治めたという)の祀廟に九州宇佐八幡を勧請し併記して創建されたそうです。
更に清和天皇の貞観年間(859~876)に軍神を祀る京都石清水八幡宮を勧請して甲斐武田氏はこれを崇敬し、特に新羅三郎義光の曾孫である信義(のぶよし、1128~1186?)は武田八幡宮の社前で元服し、武田氏を名乗り甲斐武田発祥のシンボルとなります。
そして信義没後の承久2年(1220)に信義の実弟である加賀美次郎遠光(かがみ・じろう・とおみつ、1143~1230)が当神社の修復整備を行っています。
戦国時代になると武田晴信(たけだ・はるのぶ(法名:信玄)、1521~1573)は駿河国に追放した父信虎の本殿再建事業を引継ぎ、天文10年(1541)12月に竣工となります。
晴信を引き継いだ息子勝頼の時代では織田氏の甲斐への攻略を許す中、新府城落城前の天正10年(1582)2月に勝頼夫人(小田原北条氏3代当主氏康の六女で天正5年1月勝頼に嫁ぐ)は武田家氏神である武田八幡宮に勝頼の戦勝と武田家の繁栄を祈った願文を奉納しています。
2023年10月14日追記
JR韮崎駅観光案内所で入手した「武田八幡宮」と題したパンフレットには下記の通り記載されています。
『 御 由 緒
伝えによれば今からおよそ1200年前、弘法大師がこの地へ来られた時、山を背にした中空へ八幡神(八幡大菩薩)が現われ、「我をこの地に祀ったならば国家は安泰であろう」とお告げがありました。よって弘法大師は京へ帰り天皇に申し上げると、弘仁13年(822年)嵯峨天皇の勅令により、武田武大神(日本武尊の御子)を祀る社を桜の御所から現在の地に遷宮し、九州の宇佐神宮(八幡総本宮)を勧請して合祀し創建されたのが起こりと言われています。その後、貞観年間(859~876年)には京都石清水八幡宮の御霊を車中に観請しています。
甲斐源氏の流れをくむ、新羅三郎義光のひ孫、龍光丸は13才の保延6年(1140)武田八幡宮の戦前で元服して武田太郎信義と名乗りました。これが名門甲斐武田氏の発祥です。信義公は広大な館を構えるとともに、武田八幡宮の本社・末社など御建造され武田家の氏神として尊崇しました。』
- 旅行の満足度
- 4.0
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
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韮崎市観光エリアマップ
武田八幡宮に向かう道路の途中に写真を添えた「韮崎観光エリアマップ」が建立されており周辺見学地がしっかりと把握できます。 -
韮崎市観光エリアマップ抜粋
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イチオシ
武田神宮第二鳥居
遥か手前に木製の第二鳥居が建立され、支える左右の柱にはそれぞれ屋根が添えられており珍しい形状の鳥居です。 -
柱に付随する屋根(右側)
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柱に付随する屋根(左側)
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武田の里文化財関係一覧
鳥居の左側に見取図と共に文化財関係一覧表が立っており、種別・名称・所在地・指定等と項目を分けて記載されています。 -
武田八幡宮二の鳥居説明
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武田八幡宮石鳥居鳥居と総門
参道突き当りに格式の高い総門とその前には小振りの石製鳥居が建立されています。 -
武田八幡宮鳥居と石垣説明
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武田八幡宮総門
建立された当初は屋根は茅葺でしたが現在は瓦に葺き替えられています。 -
イチオシ
総門全景
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「やまなし歴史文化公園」・「武田の里」案内
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武田八幡神社及び神社配置図
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拝殿への石段
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神楽殿(舞殿)
石段を上がり切った平地に神楽殿がそのままの姿で見えます。 -
神楽殿(舞殿)
一見すると床の部分はいささか手入れの姿が見えませんが屋根は瓦ぶきで立派です。 -
石段と拝殿(遠景)
更に石段を登って拝殿へと向かいます。 -
石段から見る拝殿
拝殿の前に掛けてある天幕は確かに武田氏の紋所である事確認できます。 -
神楽殿風景
拝殿に向かう石段の途中から神楽殿方向を見渡します。 -
「武田勝頼室願文」石碑
夫勝頼家臣の諸将らが次第に離反する時期、まだ19歳の室(小田原北条氏4代当主氏政の妹)が天正10年(1582)2月自ら筆を執って武田家の繁栄と勝頼の武運長久を祈った願分を自ら武田八幡宮に赴き奉納しています。 -
武田神社の社塀
拝殿・本殿を囲む寺塀が周囲を囲んでいるので接近できません。 -
武田神社社塀
社塀の向こうには本殿の屋根をなどを捉えることができます。 -
武田神社末寺若宮神社本殿説明
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武田神社本殿
現在の本殿は天文10年(1541)に武田晴信(信玄)が当主になると本殿の造営に着手、同年12月に落成しています。 -
武田神社本殿説明
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神木
本殿の奥には「神木」の柱標と大木がそびえています。 -
為朝神社方向
為朝神社への道はゲ−トで閉門されて「熊に注意」とのプレ−トが付されて危険なため入場は不可能のようです。 -
市街地風景
石鳥居から一望すると市街地、特に七里岩が見渡せます。
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