2014/09/13 - 2014/09/22
92位(同エリア1176件中)
大魔王さん
9月の連休と夏休みを利用し、10日間の南米旅行が実現しました。
心配していた高山病の症状もなく旅行ができたのは幸いです。 まあ、何度も行くところではないと思います。 とにかく疲れました。
日本を出発し、シャワーも2日以上浴びることも出来ず、単純計算でチュピチュまで36時間。 マチュピチュの宿に2日目の夜やっと着きました。
翌朝、バスで遺跡へ出発。 人生で一度は見ておきたい景色が広がっていました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 鉄道 観光バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- ラタム チリ ANA
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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ロサンゼルスで乗り継ぎ、ペルーのリマまでラン航空で約8時間40分。
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ラン航空の機内。 日本の航空会社のようにビジネスクラスが半分以上を占めていないので、エコノミークラスの座席は少し広いかも・・・
全日空より快適でした。 -
途中、飛行機からの風景。 雲がきれいに点在していて面白い風景でした。
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リマにあるホルヘ・チャベス国際空港
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リマからさらにクスコへ国内線で移動。 クスコ国際空港にやっと到着。
へー長かった。 -
このツアー、簡単にクスコの市内観光をして、急いでマチュピチュに向かうという変則的なもの。
サント・ドミンゴ教会から望むクスコ市内です。
駆け足で教会の観光をして、早々にバスへ向かいました。 -
マチュピチュに向かう「ペルーレイル」に乗るため、オリャンタイタンボ駅へ爆走する荒っぽい運転のバスで移動。
途中、標高3800m地点の峠を通過。 何でもジャガイモの産地だそうです。
富士山以上の高地を車で通過。 峠からは雪を頂いた山が見えましたが、名前を忘れました。 -
オリャンタイタンボ駅からペルーレイルに乗り、マチュピチュ駅へ向かいます。
車内の様子。 私たちが乗車したペルーレイルはビスタドームというタイプ。
ただ、19時出発の列車のため、車窓からは闇が見えるだけで、ひたすら寝ていました。 -
車内はこんな感じ。
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やっと到着。 羽田を出て33時間位でしょうか?
マチュピチュ村のホテル「インペリオ・マチュピチュ」に到着です。
いや〜長かった。 夜9時半ごろです。 -
ちょっと乱れています。 疲れているので。
インペリオ・マチュピチュと言うホテル。
名前は立派ですが、バスタブなし。 1万円以内のホテルです。 -
やっとまともな夕飯。 ペルー料理は美味しいです。
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これも、醤油味のようなメインディッシュ。 日本人に合う味。
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食事中、こんな風に楽器を持って歌うオジサンが!
まあ、流しのような感じ。 ペルーの音楽を奏でていました。 2ドルほどチップ払いました。 -
朝食のジャガイモです。 とても美味かった。 この後向かうブラジルの料理より数段上の味。
作り置きでなく、出来立てといった感じ。 ペルー料理はどこも美味しいです。
ヨーロッパ旅行の料理より、断然おいしい保障します。 -
朝食のパンやヨーグルトも馴染みの味。
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マチュピチュ村の朝の様子。
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ホテルの看板
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マチュピチュ村の街並みです。
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同行のガイドさんがマチュピチュに来た20年前は、数件の家しかなかったとのことですが、今や家が立ち並び、マチュピチュ村と言うより町になってる感じ。
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歩いて、マチュピチュ遺跡に向かうバス停へ向かいます。
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このバスに乗ります。
外部からマチュピチュ村へ向かう道路はないため、このバスは、すべてペルーレイルで運ばれてきたそうです。 -
途中、2014年6月の豪雨被害で崖崩れが起きた現場。 遺跡全体も動いているそうで、今の景色がいつまで見られるか、保障もないようです。
この目で見るなら早い方がいいかも。 -
遺跡に向かうバスの車内。 ハイラム・ビンガム・ロードというクネクネとしたオフロードを走ります。
運転手はかなり飛ばします。 ガードレールもないし、下は絶壁というところも。
シートベルトとりあえず付いてますから、装着したほうが良いでしょう。 -
マチュピチュ遺跡入口付近の様子。 遺跡の貯蔵庫が目に入ります。
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朝、9時前でも結構混んでます。
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ガイドについて登ります。 比較的ゆっくり登ってくれますが、標高2400mなので、息が切れます。
幸い、私たちは3400mのクスコでも大丈夫でした。 まあ、当然マチュピチュは標高が低いのでOK。
息を大きく吸う。 十分に水分補給をとる。 普段から歩いて鍛える。
まあ、こんなところですが、「頭が痛い。」「クラクラする。」という人がツアーにいました。 -
マチュピチュの全景が見渡せる場所まで一気に上る途中の風景。
9月は乾季なので、雨は少ないそうですが、最近はマチュピチュも気候が変わり、乾季でも時々雨になるとのこと。
この日は、午前中天気もよく、遺跡が綺麗に見渡せました。 -
9月、乾季ということもあり、心配していた「ブヨ」等の大量発生はありませんでした。
事前に液体の虫よけスプレーをしていたこともあり、どこも刺されることはありませんでしたが、マチュピチュの東側はアマゾンのジャングル入口です。
10月からの雨季に入ると、虫の大量発生もあるようです。
勿論、「デング熱」に注意のポスターもマチュピチュの駅に掲示されていました。
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マチュピチュの有名なアンデネス(段々畑)です。 斜面は東側に面していて、日当たりがいいです。
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ワイナピチュを一望できる場所で・・・
朝は、ジャケットを着ないと寒かったのですが、日差しの強さで脱ぐことに。
ただ、日焼けするので、薄手の長袖シャツあたりが一番です。 -
これは、見張り小屋からのマチュピチュ遺跡全体の風景。
「アンデネス」と言われる段々畑とワイナピチュを一望できるポイント。 -
だいぶ登って来ました。 後ろの山が「ワイナピチュ」です。
マチュピチュは2400mでも赤道に近いため、冬にあたる9月でも
「日焼け止め」「虫よけ」「帽子」それと首が焼けますから、写真のような
ストールを巻いていくのが正解です。 -
マチュピチュを作った石を加工していたと言われている、作業小屋の風景。
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上から見た「市街地」アップ。
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インカ道です。 インカ時代にマチュピチュ向かう道路として使われていたとのこと。
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現在は、この道をトレッキングするツアーがあるそうですが、入山規制があり予約も数か月先まで一杯だそうです。
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マチュピチュの絶景ポイントにやってきました。
帽子、手袋、サングラス、ストールは必需品です。 -
ワイナピチュがあってこその、マチュピチュの風景かと思います。
不思議な風景。 絶景です。
*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・* -
ここは、ガイドさんのお奨め絶景ポイント。 マチュピチュ遺跡全体とワイナピチュが良く見渡せます。
さらに、ワイナピチュ山頂を人の鼻に例えると、インカ皇帝の横顔が浮かび上がるとのこと。
余談ですが、暑くて途中でジャケットを脱いで、首に何も巻いていなかったため、数時間のあいだに首回りが「まる焦げ状態」になりました。
火ぶくれになるかと思うほどでした。
首回りは、日焼け止め必須です -
皇帝の横顔に見えなくもないですが・・・
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遺跡の全景アップです。
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絶壁の急斜面に広がる「アンデネス」が見渡せる場所に来ました。
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マチュピチュ市街地の「作業小屋」。
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マチュピチュの町をを作った石の建材を、この小屋で加工していたと考えられているそうです。
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これは、市街地入口。 街へ入る唯一の入口。
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リャマが放し飼いされています。
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観光客に慣れているのか近くによっても平気。 リャマはラクダの仲間だとか。
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遺跡内にある植物。 ランの一種。 何という名前かよくわかりませんが、きれいでした。
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これが、コカインになるらしい「コカの木」。
日本には持ち込み出来ませんが、現地では「コカ茶」として愛飲されています。 -
野生のベゴニアだそうです。
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ここは、「聖なる広場」
3つの窓があります。 窓と言っても裏手にある3つの空いた穴ですが・・・
何でも、3つの窓は夏至の日の出の位置を示しているとか・・・ -
3つの段が見えますが、チャカナというのだそうで・・・
チャカナとはインカ十字と呼ばれるインカの世界観を表すシンボルだそうです -
こちらは、主神殿。 天地創造の神、ヴィラコチャを祀ったそうです。
ただ、右側部分は、地盤沈下のため崩れかかっています。 -
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チンチラだそうです。
昼間からあまり出てこないとのこと。 ちょっとサービスで出てきたみたいです。 -
インティワタナ。 「太陽をつなぎとめる石」という意味。
日時計との説がありますが、本当の使用方法は不明とか。 -
マチュピチュの中で、最も高い位置にあります。
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インティワタナからの眺め。 西方向は断崖です。
南半球だと、方向が分からなくなりそうです。
冬至に、北半球は南側に太陽が低くなりますが、南半球は夏至が冬になるので、冬は、太陽が北側に低くなります。
東から上った太陽が北を通り、西に沈むということです。
(; ・`д・´) ナ、ナンダッテー !! -
これは、「ワイナピチュの岩」とよばれる岩
ワイナピチュと形が重なるかな? -
ワイナピチュの登山口です。 入場制限があり、決められた時間に遅れると入山出来ないそうです。
もちろん、事前予約が必要。 -
アンデネスの土壌は、上から土、川砂、軽石、石という4層構造になっていて、雨水を吸収しながら、水はけも良く、雨量の調整をしていたとのこと。
標高が高いマチュピチュでも農作物ができたとのことです。 -
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左下に見える、曲線のある石の建造物が「太陽の神殿」の上部です。
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アンデネス全景。 段々畑の下に来ました。
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これは、下から見た「太陽の神殿」
天体観測所と言われており、冬至には小窓から日差しが真っ直ぐに差し込むそうです。
それが、種まきの合図になり、一年で一番昼が長い南半球の冬至の日に儀式が行われていたとのこと。 -
これは、ワイナピチュの岩壁。 何でしょうか? 植物が生えて光っていました。
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下に見える段々畑は、農業試験場と呼ばれる場所。
ここは、高地のマチュピチュで、植物や農作物の栽培を可能にするための研究が
行われていたと考えられており、多くの植物が発掘されているとのこと。 -
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「ワイラナ」という小屋。
長年、マチュピチュガイドをしているガイドさんでも、見るのは2度目という珍しい風景だそうで、屋根を葺き替えていました。
ラッキーだったのか? -
遺跡見学の人たちの休憩所になっていました。
屋根は、「イチュ」と言う、イネ科の植物だそうです。 -
これは、「聖なる岩」。
高さ3m、幅7mの一枚岩で、聖なる岩の裏に見える山「ヤナンティン山」を模したとも言われているそうです。 -
ここは、技術者の居住区。 工芸品などを作っていたと言われています。
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一方通行の遺跡内。 最後の風景・・・
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皆さん、この辺りで、名残惜しそうに写真を撮っていました。
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揺れるバスでマチュピチュ村まで帰ってきました。
昼食を食べた店の前。 ペルーレイルが店の前を通ります。 -
これ昼食。 見た目はパッとしませんが、ペルーの料理は美味しいです。
作り置きじゃないところがいいですね。 -
カメラを向けた向かいのお兄さんがポーズ。
すごい量のペットボトルを運んでいました。 マチュピチュ村には、遺跡に行くバス以外、車がありません。 -
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ペルーレイルの車両が目の前を通過していきます。
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列車通過後の線路上で・・・
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なんか平和な風景です。
名残惜しいですが、マチュピチュ駅からバス乗り継ぎ駅の「オリャンタイタンボ」まで向かいます。 -
ペルーレイルの車両。
マチュピチュ駅からビスタドームに乗り、オリャンタイタンボ駅まで約1時間半の列車の旅。
ハイラム・ビンガム、ビスタドーム、エクスペディションの3つのタイプがあります。 -
これは、日本人ツアーが利用する「ビスタドーム」というグレードの車内。
天井は明り取りの窓があり、絵も描かれていて綺麗です。 -
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これは、ペルーレイルの車内販売で買った「ベビー・アルパカ」のストール。
20ドルでした。
熱心に車内スタッフが売りに来ていましたが、誰も購入する人がいないので、まあ2000円位だしと思って買いましたが、お買い得かなと思います。
アルパカでも一番品質の良いベビーアルパカなので、肌触りが良く軽いです。
もう一枚買えばよかったかなと後悔してますが、またペルーレイル乗れるかどうか・・・ -
インカ風のステキな絵です。
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「世界の車窓から」って番組ありますが、とても雰囲気があって、良い列車の旅でした。
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ペルーレイルは、ウルバンバ川に沿って進みます。
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普通の山の風景ですが、標高は高いので、山の頂上は3000m以上はあるのかと・・・
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マチュピチュ観光を終え、オリャンタイタンボ駅から、クスコに向かいます。
途中3800mの峠道からの風景。 雪を頂く山々が見えます。
クスコとオリャンタイタンボを往復するバスですが、このバスが無茶苦茶飛ばします。 ダダダッε=ε=ε=┏( `・ω・´)┛
「シートベルトして下さい。」なんて言いません。 まじシートベルトしないと、シートから飛ばされそうなくらい荒っぽい運転。
富士山頂以上の標高がある峠道を爆走して、標高3400mのクスコへ。 旅は続きます。
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