2014/07/15 - 2014/07/31
5657位(同エリア17048件中)
とっしぃさん
今夏パリ・シテ島南にある「アラブ世界研究所」敷地内で「オリエント急行特別展」が開催されました。日本でも箱根のラリック・ミュージアムに「ル・トラン」としてコートダジュール号が展示されていますが、さすがは本場。この特別展では滅多に見られない機関車の他、計4両の車両が展示され、内1両のレストラン車両ではムーリスを☆☆☆に引き上げた功労者ヤニック・アレノ氏の豪華なディナーも。残念ながら、このディナーは4月の受け付け開始と同時に完売。ちなみにお値段は、120/160ユーロ!ざます。ワインやシャンパン開けたら・・・(怖)。
1883年から2009年まで続いたオリエント急行は、しかしふたつの大戦をはさみ、紛争耐えないバルカン半島内を走ったり発着駅がいくつもあって、路線や管理運営が本来の「Orient Express」から派生した会社や車両がたくさん存在したために非常に複雑で分かりにくい組織になりました。王道は、WAGONS-LITS社であることは誰しも認めるところ。でも、それも1971年に終焉を迎えます。路線もパリ−コンスタンチノープル(イスタンブール)間を走っ
たのは1977年まで。もっとも優雅を極めたのは19世紀末と1930年代でした。
この特別展に展示された車両は、もちろんワゴン・リ社のものです。ラリックのガラス工芸装飾や葡萄のデザインはじめ、シートや車内の木工、ランプやテーブル・ウェア類まであくまでも上品で上質な設えはさすがです。日本で話題の「ななつ星」も、遠く及ばない世界を見た思いでした。機関車は1974年にシドニー・ルメット監督で映画化された「オリエント急行殺人事件」に登場した仏国鉄所有の230G-353。これは1988年に日本まで走ったノスタルジー・イスタンブール・オリエントエクスプレスのパリ発車時のスタートを飾った機関車でもあります。
オリエント急行を舞台とした原作はアガサ・クリスティーの方がずっと古いですが、映画としてはやはり007第2作「ロシアより愛を込めて」の印象が鮮烈です。ダニエラ・ビアンキ、きれいだったなぁ。この特別展の車両内でもそれが描写されていて、やっぱり!でした(笑)。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
Orient Expressを牽引した、当時そのままの機関車。
-
上質な設えと、ゆったりした時間。
ワインやシャンパン、そしてこだわりの料理。
当初はごく限られた客層をもてなしました。 -
ひと目でそれと分かる、Laliqueの装飾ガラス。
箱根でも見ることができます。 -
展示された計4両の車両のうちの一両。カーゴにしては、美しすぎる。
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当時の予約済みチケット。
由来は、じっくり読んでみてください。 -
ダニエラ・ビアンキ様。懐かしく、今見てもお美しい。
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日本の象嵌のような、これもLalique作の「葡萄の木」。
車内のパーティションとして利用された板に描かれています。 -
ヤニック・アレノ氏。
パリはじめ全世界に展開しますが、今年7月、パリの3つ星レストラン「ルドワイヤン」のシェフに就任して話題を集めました。私は、未経験です。 -
現在も観光用に不定期で運行されています。
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