2014/09/14 - 2014/09/14
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picotabiさん
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名古屋で友人と再会した次の日、レンタカーで白川郷へ。
当初名古屋からバスで白川郷へ行こうとしていましたが、
長良川の鵜飼も見たいので車を借りた方が時間を有効に使えるため
ジャパレンの12時間レンタルパックを予約しました。
10時から22時まで当初予約してましたが、さすがに三連休に10時出発は遅いと判断し、8時からの予約に変更。
ホテルからレンタカー屋まで歩いて行くと、すでに予約客でいっぱい。
これは高速も混みそうだ…
- 旅行の満足度
- 4.5
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8:30名古屋出発。快晴。
最初はスイスイだった東海北陸自動車道も、ところどころで渋滞。
でもまだ許容範囲。 -
はとバスとすれ違う。
新宿に帰るのでしょうか。 -
飛騨山脈が近づくにつれ、ラジオに雑音が多くなる。
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当然トンネルもすごく多くなり眠気が〜…
さすがに休憩することに。 -
飛騨河合PA。
ここは夜星が綺麗そうだ〜。
やはり標高高いので半袖では少し寒い。飛騨河合パーキングエリア 道の駅
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白川郷IC降りると、駐車場まで並んでるのかすごい渋滞でした。
高速の渋滞は許容範囲でも、一般道の渋滞は尋常ではなく…
車全然すすまないのがしばらく続きましたが、
寺尾臨時駐車場ってとこに誘導されなんとか12時には到着。
集落までの無料送迎バスに乗り、やっと合掌造りの村へ。 -
稲が黄金だ〜
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白川郷。人口わずか2000人程の小さな村。
豪雪に耐えられる傾斜60度の屋根の家が並ぶ集落。
平成7年に世界文化遺産に登録され、日本を代表する村になりました。 -
19世紀末には富山県五箇山と合わせて1800棟以上あったこの家も、ダム建設で集落がなくなったり、現金収入ができると住みにくいとの理由から手放すところもでて、20世紀半ばには急激に減少。
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しかし外から来訪する研究者の助言からこの集落を残すことにし、村ぐるみで保存運動をしはじめ、今では若者が村に戻ってくるようになったそう。
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すっかり午後だけど蓮が咲いてます。
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外国人多し。世界中から観光客が来ています。
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稲刈りを待つ稲穂。
今年は冷夏だったけど、実りは良いのではないでしょうか。 -
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しばしこの撮影スポットで写真を撮りまくり。
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一部は稲刈りが始まっていました。
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お昼ご飯。
民宿やまもとさん。 -
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座敷から裏の駐車場の眺め。
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昭和の食卓のような絵。
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めっちゃおいしそうにおそば食べてます。
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藁の庇に蜂が巣を作りはじめていました。
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肉そばキターー!
ぬぬぅ…飲みたいが飲酒権は行きをずっと運転してきた相方が持つ。
私はノンアルコール… -
ごはんの後に違うアングルで撮影。
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水が大変冷たい!
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小川の水も冷たい。
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長瀬家。
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260年続いた漢方医を当主としてきた家。
三代目の方は加賀藩の藩医だったそうで、前田家に大いに引き立てられ、
壮麗な仏壇のほか蔵一棟を譲り受けたとか。 -
ちゃんと今の時刻を知らせてます。
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うちのばあさんの家にもあったなぁ。
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平成13年の、80年ぶりの屋根の葺き替えの写真。
「権威あるヘラルドトリビューン紙に取り上げられ、結による当家の合掌屋根の葺き替えが紹介されました」 -
ここは内部拝観をさせているのにも関わらず
人は住んでいるようで、ところどころに「開けないでください」の張り紙が。
開けたらおじいさんがご飯食べたりテレビ見たりしてんのかなーとか思ったり。 -
2階。
この屋根を作る太い木はこの地に群生する「ねそ」と呼ばれるもので
粘着質の灌木で弾力性があるのに乾燥すればするほど締まるそう。
一本一本は誠に立派で、釘を一切使ってません。 -
刈ってますね〜。
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こんな俗世から隔絶された山間奥地にある集落なのだから、当然自給自足が主だったのもよくわかります。
ここに並べられている農機具や着るものはほとんどが手作りで、その多くに藁が使われていました。
柱を縛る縄も、蓑も長靴も草鞋もゴザも。
米は食べるだけではなく、いろんなものに活用されてて捨てるとこがないのだなぁ。 -
やはり屋根裏は関東以南の農家によくあるように、
養蚕をしていたようです。
ちなみに建物は5階建てだけど、生活部分は1階のみで、
2階は使用人の部屋、3-4階は養蚕の作業場、
5階が薬草の干場。
観光客が拝観できるのは3階までです。 -
全てが燃えやすいものばかりなので、火にはものすごく気をつけていたことでしょう。
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さっき見た写真には80年ぶりの葺き替えと書いてましたが…
葺き替えの後継者さんはどうなっているのだろうと調べたら
wikiより----
合掌造り家屋が減少していく懸念がある一方、集落内の合掌造りでない家屋は増加しており、伝統的な「結」を維持していくことが困難になってきている。非合掌造り家屋に住む住民にとっては、屋根の葺き替え労働などは一方的に負わされるだけになってしまうからである。この結果、現在の結は合掌造り家屋の保有者内で行なわれ、足りない人手は専門の業者やボランティアを頼ることになる。 -
「非合掌造り家屋に住む住民にとっては、屋根の葺き替え労働などは一方的に負わされる」
この一文に田舎によくあるしがらみを思わずにはおれません。
狭い土地のことなので人付き合いにも難しいことがでてきたりするのでしょうなぁ。 -
こんなに美しい古き良き日本を代表する村なので観光客は増加する一方ですが、
その中で心が痛くなるようなさまざまな弊害があるようです。
問題視されているのがその観光客のマナーの悪さ。
長瀬家に貼られていた張り紙も、住んでる人たちへの配慮がない人たちがいるからであり、
観光客側には世界遺産への理解が足りないという指摘も。
これは他の観光地にも言えることです。 -
あと増え続ける観光客ではあるが、交通が便利になったおかげで一人の滞在時間が短くなったそう。
まぁ私らもその人たちではあるのですが、観光バスが増えたことが大きな一因のようです。これは来るときにすれ違ったはとバスもそうですが、見て食べてほとんどは移動で終了〜みたいなバタバタな旅程だとそりゃそうでしょう。 -
とかくここは人が住んでるところが世界遺産になっているので
来られる方は住んでいる方への配慮をもって観光するのを、村の方達は望んでいるようです。 -
さて今度は展望台に行って白川郷の全貌を見に行きます。
ここのバス停がある駐車場は、以前は一般車が入れるようになっていたようですが、今は入れないように規制されていました。無断駐車などで景観が損なわれたり、住民の方にも影響があったからとの理由だそうです。 -
バスを待つ間にいろいろ撮影。
コスモスきれーーい(^ω^)。 -
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バスで10分ほどで展望台到着。
ちなみに展望台までは徒歩で30分ほどらしいが、
この暑い中歩いて登る強者な方たちがいました。 -
もうこのときは午後の日射しだったで、まぁ私の腕の悪さもあるのですが写真の色がよくないです。
ここは午前中来るのがいいと思います。 -
ちなみにこの記事のタイトル「白川GO〜!!!」ですが
この展望台に来ると無料でシャッター押しますよーと凄いテンションで営業してる方がいて、その方が写真撮るときに言ってた言葉です。すごいノリなので周りはしらけてるんですが。 -
「GO〜GO〜GO〜!!!!白川GO〜!!!!!!」
を聞きながら私もパシャパシャ。 -
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展望台を後にして集落に戻り、帰り際にこのどぶろくのソフトクリームを購入。
これはおいしかったです。ほのかにお酒の味がして、大人のソフトクリームといった感じでした。
トッピングはポン菓子。 -
集落を流れる庄川。これはすごい色!!
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再びマイクロバスで駐車場まで戻り、次は長良川へ向かいます。
ちなみにこのとき15時を過ぎていましたが、駐車場へ入るのを待つ車の行列が未だ凄かったです。
休日は混雑必須。
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