2014/09/14 - 2014/09/14
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picotabiさん
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白川郷を後にし、長良川の鵜飼を見に岐阜市へ。
鵜飼。歴史は古く神武天皇の時代から今日まで、時の権力者に保護されてきました。今では宮内庁に属しています。
かつて日本を訪れた随使も、世界的名優チャーリー・チャップリンも魅了した昔ながらの日本の伝統的漁の姿。現実ばなれした世界で素敵な体験ができました。
- 旅行の満足度
- 5.0
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白川郷を後にし、長良川沿いを走りながら岐阜市の鵜飼観覧船事務所を目指します。
事務所近くのパーキングに車を停めて、受付で予約確認。観覧船に乗るチケットを購入し、時間までその辺を散策。長良川 (中流域) 自然・景勝地
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事務所の横にある小さな櫓。
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櫓の足下に、五木ひろしの12年間ザ・ベストテン1位の記念碑が。
長良川艶歌
https://www.youtube.com/watch?v=NCNL8HOubuw
五木ひろしが発売したご当地ソングとしては最大のヒットとなったそう。長良川 (中流域) 自然・景勝地
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事務所裏の鵜飼観覧船乗り場。
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時間を待つ船たち。
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陽が暮れてきた。
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船頭さんたちが雑談してました。
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小腹が空いたのでラーメンを食べることに。
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ラーメン700円。
この値段で出すのを店主のおじさんは申し訳なさそうにしていました。 -
三脚がないとちょっと撮影が辛い。
川の向こう側は長良川競技場。コンサドーレとFC岐阜の対戦があった模様。長良川 (中流域) 自然・景勝地
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写真はとってないのですが近くの売店でおすすめの地酒を聞き、氷室という大吟醸とつまみを購入。
これを飲みながら鑑賞することに。
飲酒権は昼は彼にありましたが今度は私!
時間が来たので指定された船を探し、乗り込みます。 -
私たちが乗船したのは東雲という船でした。
みなさん行儀がよくて、買ったお酒をおおっぴろげにテーブルに出すのが恥ずかしかったので、隠れてちょびちょび飲みです… -
1艘にお客さん20人乗りのようですね。
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三脚があっても意味なし。
船が揺れるので写真はぶれまくる… -
んー一眼は無理だな。iphoneに変更だ。
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船頭さんから危険時の説明を聞きます。
しかし声が小さくてよく聞こえない。 -
救命クッションの女の子の絵。かわいい(^ω^)
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ここからiphoneでの撮影。ぶれなくて良いね。
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川の向こうの競技場からサポーターたちの歓声が聞こえていました。
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花火があがると、観覧船が次々に出港していきます。全部で15艘はいたかな。
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安全に運行させるために各船は無線でやりとりしていました。
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各船に船頭さんは2人乗り込み、この竿一つで船を出していきます。川の流れは本当に緩やかなのですが、それでもすごい力のいる作業。すごいです。
途中、先をゆく船が座礁するというハプニングがありました。
「浅いから気をつけろや〜!!」みたいな声が無線から聞こえたので下を見ると、本当に浅い!!座礁してもおかしくないぐらいでした。
こういうこともあるから無線からの指令が厳しかったんだな。 -
音楽も何もなく、お客さんたちは行儀がよいので船内は本当に静か。
飲んでいるのは私だけ笑。
この静けさと無線のやりとりで緊張感が漂っていましたが
出港のワクワク感も混じって気分が高揚してくる。(ほろ酔いのせいもありますが) -
船頭さんの力作業は続く。
座礁船のハプニングがあったからなのか、その作業に観光客を浮かれさせるようなそぶりはほとんどありませんでした。
作業はまじめそのもので、2人船頭さん同士で声をかけあって動かしていました。 -
その緊張感の中でのこの眺めが自分にはとても心地良く、内心感動していました。
そのうち川上のほうから太鼓の音がどんこどんこと聞こえてきて、さらに増すワクワク感。 -
鵜飼を盛り上げるためなのか、太鼓を叩く一団の船が横切る。
「ほっほー♪ ほっほー♪」 -
あまりよく撮れてませんが、実際にこのときはなんというか現実をはなれて平安時代のような遠い昔に自分がいるような感覚になってきていました。
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「ほっほー♪ ほっほー♪」
この体験からくる気持ちはなんだか不思議。 -
これから鵜匠さんによる鵜飼を見るのに船を岸に寄せて、
なんと観覧船同士を紐で繋げるといいます。安全に見る策なのだろうか。
この船同士を繋げたことで、私たちの船の船頭さんの声よりも、隣の船頭さんからの声がよく聞こえるようになりました。
川原のあたりには船に乗り込まない人たちも鵜飼を見に来ていました。
ラーメン屋のおじさんもよく見える場所を教えてあげると言っていましたが、ここがその場所のようです。 -
鵜匠さんがやってきました。
かがり火の明るさは実際は写真まででまないですが
結構明るかったです。 -
昔はライトというものがなかったから
このような火が夜には活躍していたんですよね。
一歩間違うと衣服についてしまうし、ほんと注意が必要だったと思います。 -
しかも相当あれは熱いと思う。
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全長13メートルの船に、鵜匠と、なか乗り、とも乗りと言われる船の舵をとる人たちと3人でのチームプレイ。
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実際の明るさはこんな感じです。
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鵜の食事は、この仕事まではさせてもらえないそう。
wikiより----
鵜飼いでは、平底の小船の舳先で焚かれるかがり火が、照明のほかにアユを驚かせる役割を担っている。かがり火の光に驚き、動きが活発になったアユは、鱗がかがり火の光に反射することでウに捕えられる。ウののどには紐が巻かれており、ある大きさ以上のアユは完全に飲み込むことができなくなっており、鵜匠はそれを吐き出させて漁獲とする。紐の巻き加減によって漁獲するアユの大きさを決め、それより小さいアユはウの胃に入る。
ということは、さぼって小さい鮎ばかり自分のお腹にいれる鵜もいるんじゃなかろうか笑。 -
ズーミング。iphoneなので…すみません。
鵜にも性格がいろいろあるようで、仕事してない子もいるように見えました。 -
wikiより----
鵜飼いの鵜にいつものどに紐をまいて漁をしていると鵜はだんだんやる気をなくしていってしまう。そのため、鵜匠は鵜にも休暇を与えることがある。
ということは仕事してないように見えたのはやる気が失せたのかな。
人間もそうですが、鵜にも仕事にメリハリが必要なようです。 -
1300年以上前から行われていた鵜飼。鵜匠さんはあらゆる権力者に保護されときには21人いたこともありましたが、明治維新以降は辞める方が続きました。
今では6人。明治23年からは宮内庁に属し、世襲で受け継がれているそう。
正式な職名は「宮内庁式部職鵜匠」。皇室御用の鵜飼もあり、年に8回宮内庁の御料場で行われるそう。その御料場はどこにあるんだろう。 -
この鵜飼は5/11から10/15まで見られるそうですが
卑しい私はその間鵜匠さんたちは何やってるのかなぁと思ったり。
まぁ次のシーズンの鵜の世話や準備もあるのだろうけど。 -
これは総がらみといって6艘の鵜匠さんの船が横隊になった様子。
浅瀬に鮎を追い込んで巻き狩りするそうです。 -
この整列具合。観覧船のように紐で繋がっているわけではありません。
並びながら進んでます。これで鵜飼の鑑賞は終息に向かいます。時間はほんと短かったです。 -
各鵜匠さんたちが観覧船の横に並んでくれるそう。
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向こう側の観覧船は結構な盛り上がりで、
「うーちゃん!頑張ったねー」などと鵜を労ってる女性がいたりw -
しかしこの篝火は本当に熱い!!
よく燃える赤松を使用してるそう。
昔の照明と思うとますます感慨深い。 -
仕事を終えた鵜の首の紐を鵜匠さんが緩めると、
次々に鵜が船の縁で一休み。
仕事のときは結構な締まり具合なんだろうなぁ。。 -
ほんとお疲れさまです!
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なぜか2羽ずつで並んでいますが、ツガイというわけではないそうです。
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今日の成果から少しご飯をもらっていました。
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鵜飼、短い時間でしたが現実ばなれした世界で本当によかったです。
すごく素敵な体験ができました・・幻想的でもあるのですが、私には雅にも映りました。
このような古来から続く儀式や風習や仕事ぶりにはこれからもっと触れられる機会を増やしたいです。 -
名古屋まで戻り、レンタカーを返却。
10時30分くらいでしたがラーメンしか食べてなかったお腹はぺこぺこ。
お店に入ろうとするも、結婚式の2次会貸し切りが多く入れない。 -
この川沿いのオープンテラスは日本橋のよう。
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名古屋出張が多かった彼も、平日夜遅くまでやっていた店を当てにしていたが、この日は日曜で閉める時間を早めている店も多くどこも入れず。
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結局ホテル近くまで戻り、肉やでご飯。
白川郷と長良川の鵜飼の充実した1日でした。
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