2014/09/14 - 2014/09/14
163位(同エリア1502件中)
ねいちゃさん
京都宇治の平等院-平成26年3月31日に「大修理」が終わり、それまで拝観が中止されていた平等院が2年ぶりに公開されることとなりました。
全ての覆いが外されて、平安期の艶やかな姿が甦ります。
新聞で見て、これは行かねばなるまいと、
ようやく暑さも一段落した頃を見計らっての出陣です。
タイトルはご存じ「源氏物語 宇治十帖」
・・・宇治っていえば、これっきゃないでしょ!
「浮舟」という身分の低い女性が、高貴な夫の薫大将とそのライバルの匂宮に翻弄されてゆくお話。
なんだかとても救われない話なのですけど、その「浮舟」が、匂宮に強奪され宇治川対岸の隠れ家に向かう途中に読んだ歌がコレ。
「橘の 小島の色は 変はらじを この浮き舟ぞ ゆくへ知られぬ」
(橘の茂る小島の色のようにあなたの心は変わらないかも知れないけれど、
水に浮く小舟のような私の身は不安定でどこへ漂ってゆくかも知れません)
夫薫大将がいながら、強引な匂宮に惹かれてゆく「浮舟」・・・源氏物語の最後の嚆矢の一段です。
そんな目線で、今日は宇治を訪ねてみます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
-
イチオシ
いい天気ですねぇ〜、9月連休の中日。
絶好の行楽日和・・・むずむずしてお出かけしてきました。 -
宇治なんて平等院だけだし、そんなに人もいないだろうとタカをくくっておりました。
が、なんのなんの、堤防沿いの車道は渋滞・・・結構な人出です。 -
京都ってやっぱり舐めちゃいけないんですかねぇ〜。
-
今回もまたまたちょっとしたミッションを考えておりまして、、、
宇治川西岸に渡ると「平等院」なんですけど、この「朝霧橋」を渡らずに、逆戻り。 -
宇治川東岸の橋のたもとには、「源氏物語」にちなんだオブジェが・・・。
匂宮と浮舟です。冒頭の歌にある宇治川対岸に渡ったシーンをモチーフにしたものです。 -
宇治上神社[うじがみじんじゃ・うじかみじんじゃ]
この辺りに匂宮と浮舟の隠れ家があったと言われています。
といっても小説なんですけどね〜。(笑)宇治上神社本殿 拝殿 寺・神社・教会
-
宇治上神社はこう見えても世界文化遺産なんですよ。
「こう見えても」って、失礼なんですけど、何というか平等院に引っ張られての登録のような気がします。
だから普段は余り観光客もおられませんから、じっくりと国宝と向かい合えるのです。 -
世界遺産になった理由は、本殿中に3つの社が現存する最古の神社建築だということですが、現在修復中で残念ながら見ることができません。
宇治上神社
http://www.pref.kyoto.jp/isan/ujigami.html -
与謝野晶子の歌碑
与謝野晶子は「源氏物語」現代語訳版を国内ではじめて書かれたんです。
完成した本は、でも関東大震災で焼失してしまい、生涯をかけて2度目の現代語訳を完成されています。
没後50年経っているので、今「青空文庫」で見ることができるようになりました。 -
ここは「総角[あげまき]」ゆかりの場所。
小説ながら、宇治十帖にちなんで、観光地のあちこちにこのような高札や石碑が建立されております。
宇治十帖の古蹟をめぐる観光コース
http://www.kyoto-uji-kankou.or.jp/guide/c05.pdf -
「総角」古蹟から山道に入って行きます。
平等院を見に来たのに、御室の時のようにまたまた山へ・・・。(笑)
勘のいい皆さんなら、もうわかっちゃったかもしれませんが。
「平等院を俯瞰で見るポイント」
あるんですよねぇ、ここにも・・・。メジャーではありませんけど。 -
30分程度のなだらかな山道を登った先に展望所があります。
仏徳山の中腹くらいの所・・・。
それがこの風景・・・文字通り眼下に平等院の甍の波が見えてます。さわらびの道 名所・史跡
-
今は午後なので、逆光になっていますが、よく晴れた日の午前中ならなお一層美しいと思いますよ。
-
で、今回もパノラマにてご紹介。
宇治川の流れと秋の気配の青空・・・気持ちいい〜〜〜。 -
この構図は新聞に載っていた写真がヒント。
「へぇー、平等院も俯瞰で見られるとこがあるんだー」って思って
色々調べてみたわけです。 -
そうすると、平等院対岸、宇治神社から宇治上神社へ行って、「さわらびの道」を通って仏徳山へ行けば見られることがわかりました。
宇治市源氏物語ミュージアム
http://www.uji-genji.jp/genji/spot/ -
なかなか見られない風景でしょう?
教科書なんかに載ってる平等院鳳凰堂ですけど
こうやってみると、また別物のように見えますよね〜。 -
手前が綺麗な花だったら、ボケた感じがいいんだろうけど
なんか失敗写真みたいになってしまった。(笑) -
イチオシ
もっと上からみると、面白い構造になっていますよ。
「平等院鳳凰堂」と呼ばれる所以は、鳳凰が翼を広げたように建物が並んで見えるというのが有力な説でもあるんですよ。 -
宇治鉄橋も見えますね。
堤防沿いの車道には、車が渋滞中。
普段はそんなに混まない道なんですけどね〜。 -
仏徳山の地図です。
もし行かれる方が居られましたら、ご参考までに・・・。 -
-
すっかり堪能いたしました。
さぁそろそろ、あそこに行きましょうか。 -
イチオシ
青々とした紅葉が綺麗です。
見ると、紅葉がたくさんあるので、秋深い頃はさらに絶景となるんでしょう。 -
しずかな山道・・・さすがにこの辺りにまで、観光客は来ませんねぇ。
気持ちいい・・・鳥の声も聞こえてきます。 -
山道を下って、宇治上神社あたりに戻って来ました。
これから神社を経由して、平等院にむかいますね。 -
宇治上神社・拝殿
この奥に国宝の「本殿」(修理中)があります。一つの覆屋に内殿三社があるという珍しい造りで、日本最古の遺構だとか。
菟道稚郎子[うじのわきいらつこ]・応神天皇・仁徳天皇が御祭神であらせられます。 -
イチオシ
宇治上神社境内にある「桐原水」の建屋
「桐原水」は宇治七名水のうち、現存する最後の涌き水だそう。
そのままの飲用には適さず、煮沸する必要があるとか。 -
なんとも趣のある建屋です。
屋根に葉っぱが生えて、とてもいい感じ・・・。
落ちぶれた貴族の姫君がいるような佇まいです、
こういうのを狙って?光源氏が訪れたりするんですな。 -
イチオシ
みどりの紅葉もなかなかのもの。
「仮本殿」の文字がちょっと興ざめですけれども・・・。
ちょっとバランス悪くないですか?(笑) -
宇治神社[うじじんじゃ]
「上」の文字がない、宇治上神社と対になっている神社です。
こちらの本殿は鎌倉期のもので、重要文化財となってます。宇治神社 寺・神社・教会
-
祭神:菟道稚郎子が幼い頃から聡明で、百済で学問を極められたことから、学業、受験、合格の神様として崇められています。
宇治神社公式HP
http://uji-jinja.com/ -
ここのおみくじが、変わっておりまして、うさぎの形をしているんですよね。
「見返り兎」が正しい道を教えてくれるというお話が元で、どんな話なのかはよく存じませんが・・・。 -
うさぎのお話よりも、透き通るような青空に心を奪われております。
もうすっかり秋・・・ですね。 -
そういえば、宇治の別名の「菟道(とどう)」も「兎(うさぎ)」によく似た漢字ですよね。
なんか由来があるのかもしれません。
いつか調べておきましょう。 -
遠くに見える鳥居を抜けると朝霧橋に戻ります。
近くにあった「狛犬」さん、とてもユーモラスっ。 -
先ほどの朝霧橋たもとまで戻って来ました。
ここも午後からだと逆光になってしまいます。 -
朝霧橋
ホント、のどかでいい景色です。 -
左隅の写真は「鵜」じゃないでしょうか?
そういや「宇治の鵜飼い」って聞いたことがあります。
どっかから逃げてきたんでしょうか? -
-
平等院近辺です。
そう言えば、昼ご飯食べてなかったので、この辺で・・・・。
宇治に来たならやっぱり「抹茶そば」は定番でしょ。 -
で、食後は「抹茶ソフトクリーム」
えぇ、普段はアイスなんて食しませんよ。
でも、ここじゃね、食べないわけにはまいりませんから。 -
さぁて、平等院にやってまいりました。
マジ、ここ訪れるのって、何年ぶりだろ?
何十年ぶりってところでしょうか。平安の美が今甦っています!! by ねいちゃさん平等院 寺・神社・教会
-
イチオシ
すぐ近くまでは、たまに来なきゃいけない時もあるんですけどね。
こうして観光客の皆さんに混じってお邪魔するのは随分遠い昔以来。
何度も来ているはずなのですが、何だか新鮮で嬉しいです。 -
折角の宇治です。
「源氏物語 宇治十帖」語ってもいいですか?
実はもうウズウズしておりまして・・・・・・(笑) -
「宇治十帖」といっても、それなりに色んなお話がありまして
今回はその中でも「愁眉」だと思われる「浮舟」で行きたいと思います。
この話はとってもインパクトがあるんですよね。
「源氏物語」は光源氏の謂わば、性の遍歴集なんですが、
その報いというか、無常というか、そんなものがギューっと押し込められているのが、「宇治十帖」だと私は勝手に思っています。 -
「源氏物語」は光源氏が亡くなったら終わってもいい話。
なのに、紫式部はなぜこの後日談的な「宇治十帖」を残したんでしょうね。
それも唐突にブチッと終わって、妙な後味の悪さだけを残して・・・。
ここに、因果応報みたいな匂いだけを強烈に醸し出しています。 -
イチオシ
平等院鳳凰堂
この写真は思い切り加工させてもらってます。(笑)
こうすることで、藤原頼通がこの世に見せた「西方浄土」の一端でも、感じていただければ嬉しいのですが。 -
さて、「浮舟」。
薫大将は、表向き光源氏の次男ですが、実際は女三宮と柏木の不義から生まれた長男でもあります。
ややこしいですね、源氏物語ってこんなんばっかです。 -
で、薫大将はとても優柔不断で、色恋沙汰には妙に奥手。
自分の出生について悩み、苦悶の中で人生を過ごしています。
そんな薫が心を寄せたのが、「宇治の大君」ですが相手にされません。
「大君」が若くして亡くなると、その面影を引きずって妹の「中君」や異母妹の「浮舟」に、報われない愛の遍歴を重ねていきます。
読んでてイライラすること甚だ多い人物です。でもどこか憎めないキャラでもあります。 -
薫は「大君」そっくりな「浮舟」を強引に愛人にします。
身代わりなんでしょう、それに奥手の薫にしてはかなり激しめ。
この辺は身分の差なのでしょうねぇ。
高貴な女性には優柔不断でも、東国の受領の娘(母が再婚したため)ならば、後腐れもない。
当時の社会的な規範と言えばそうなのでしょうが、悲しい話ではあります。 -
例えば、良いところのお嬢さんにはナカナカ手が出せなくても、ヤンキー上がりのはすっぱな女だったら、いいかも・・・と思うような、安易な思い込み。
どんな境遇でも女性は女性なんですが、そういうのがわからないというか、見えてない男社会というのも一方ではあって・・・。 -
そういう社会的な境遇が「浮舟」という女性を際立たせているわけです。
薫大将に強引に愛人にされ、そのライバルでもある匂宮は、薫の振りして近づきまんまと犯してしまう。
匂宮も「浮舟」が高貴な女性なら、ここまでナメた真似はしなかったでしょうね。 -
しかし、いくら夜だと言っても、「夫と間違った」なんてね〜。
んな、アホなっ!という世界観でもあります。
こんな言い訳しても、誰も信じてくれませんから・・・。
でも、ここからが女の性(さが)というものが垣間見えてくるんです。 -
昇進による忙しさで、なかなか訪れてくれない夫、薫大将。
ストレートに直截的に、自分を欲してくれる匂宮。
いけないこととは知りながら・・・急速に匂宮に惹かれてしまう「浮舟」。
この段は妙に私は好きなんです。(笑) -
迷う「浮舟」に対し、寝取られたとも知らず、女として成長したのだと喜ぶ、お馬鹿な薫大将は京都に迎える準備を始めます。
そうはさせじと匂宮は、雪の中宇治川対岸の隠れ家に、「浮舟」を連れ出しそこでめくるめく二日間を過ごすわけです。 -
源氏物語には珍しいエロティックな描写・・・。
「浮舟」の裸に近い姿に、「こんなにも華奢だったのですね」と声をかける匂宮。
繕いようもない姿をこんなにも高貴な人の前にさらしている羞恥・・・。
ここには薫大将の愛人としての「浮舟」はいない、一人の恋する女がいるだけ。 -
結局「浮舟」は、約束された幸せな生活と自分の身の中にある想いの狭間で、ついに宇治川に身を投げる選択をしてゆくわけです。
しかし「浮舟」は死にきれず、横川の僧都に助けられるのですが、俗世とは縁をきり出家を果たします。 -
その後、薫大将に発見されて、連れ戻そうとされるのですが、終始拒み続ける「浮舟」。
源氏物語・宇治十帖は、この中で唐突に、まさにぶちっと終わってしまいます。
極めて読後感の悪い終わり方なんですね。 -
まさに読者ほったらかしで、薫大将も狂言回しの役回りしか与えていない終焉。
ここにこの時代の女性の矜恃みたいなものを見せて、紫式部やるなぁ〜と思わずにはいられませんでした。 -
光の君から始まる幾多の女性遍歴は、女性を飾りとして扱う、男目線での時代の風潮をこれでもかと見せています。
ただ最後の最後に言うとおりにならない、女性の自我を語って幕となるのですね。
どうですか?みなさんも一度読み返してみてください。
色んな発見をすることができますよ、源氏物語・・・。 -
いやぁ〜、平等院そっちのけで語ってしまいましたねぇ。(笑)
途中、広角レンズにしたり、加工したりして、写真はそれなりに凝っていたんですけど、気づかれました? -
なんしろ、いっぱい撮ったもので、こういう語りでもしなければ、場がもたないというか・・・・。
-
おっと、この写真ですっ!!
向かって右手、庇の下に「見慣れない建物」。
これなんですよ、宇治の景観問題を一変させた曰く付きの建造物。
15階建ての高層マンションだったと思うのですが、宇治市に衝撃を与えた代物。 -
イチオシ
このことにショックを覚えた宇治市は、ここから本格的に景観保存を始めることになったわけです。
今住んで居られる方には何の非もないんですけど、確かに平等院の借景としては不釣り合い。
保存というのは、修理だけでもないんですよね。
マンションを隠すとこんなにも綺麗な写真になるんですから。 -
そういえば、平等院については、スルーしてましたね。
ちょこっとだけお話を・・・。
摂関政治の全盛期、道長・頼通父子の時代です。
光源氏は、藤原道長がモデルだという説もあるくらいで。 -
その頃の宇治は藤原氏の別荘も多く建っていて、藤原氏の拠点の一つでもありました。
藤原氏のお墓も、この宇治に集中しており、宇治三十七陵と呼ばれています。
元々は木幡山で風葬されていたようですが、浄妙寺を建てて藤原一族の菩提を弔ったそうです。 -
平等院は、藤原道長が左大臣源重信の婦人から譲り受けた別荘を、子の頼通が仏寺に改めたのが始まりとされています。
時に1052年・・・この年は「末法初年」に当たる年でした。
「末法思想」というのをご存じでしょうか? -
釈迦入滅後千年ではまだ悟りを開く人がいて、正しい教えが残る時代、これを「正法(しょうぼう)」と言います。
さらにその千年後ともなると、上っ面だけの教えとなり、真に悟る人がいなくなる、これを「像法(ぞうぼう)」と言います。
その後一万年は、人も世も悪がはびこり、正法が全く行われない、言わば「世も末」の状況となり、それを「末法」と言うのです。
1052年という年は「像法」が終わり、「末法」の世が始まる年だったわけです。 -
だから、庶民はせめて死後の安寧を求め「極楽往生」を願う、浄土信仰に深く傾倒していたわけですが、その「極楽浄土」を現世に具現化したものが、この平等院鳳凰堂だとされているのです。
この時代に生きていた全ての人の「目標」を目の前に表したもの。
それが「平等院鳳凰堂」なんですね。 -
本尊は仏師定朝(じょうちょう)により、制作された丈六(じょうろく)の阿弥陀如来座像。
丈六とは1丈6尺のことで、約4m85cm。
人間の大きさから見て圧倒的なスケールで、これが仏像造立の基本となっています。 -
イチオシ
「阿弥陀如来像」って実はよくわかりませんよね。
「南無阿弥陀仏」・・・「ナンマイダー」なんていうわけですが、
これも何をホントは言っているのかは、実はとっても難しいことなんです。
「南無」は感嘆詞で、「あぁ」とか訳する言葉。
「阿弥陀」というのは、インドの古代サンスクリット語の「アミターバ」の当て字で、「限りない光」「無量光」ってこと。 -
イチオシ
過去でも未来でも、永遠に変わらない真理という存在が「阿弥陀」。
でもそれだと凡夫である我々には理解できないから、わかるように見せてくださっているのが「阿弥陀如来」様なんです。
とはいうものの、具象化された仏様ではなくて、私たちが認識できる形になっておられるだけのこと。
いわば「真実」というものを「目に見える形」になっておられるお姿なわけです。 -
それを人間が理解できるように「阿弥陀如来」様と呼んでいるにすぎないわけですが、この方は元より「無量」のお方なので、「お前らの全部を救ってやるぜ」と頼もしい言葉を投げかけて下さいます。
私たちはそれにおすがりするだけの存在なので、「あぁ阿弥陀さま」と唱えてるということになります。 -
「もっと善行に励めばいいんですか?」
「もっと反省しなきゃだめっすよね?」
と尋ねると、阿弥陀様は心強く「そうなん?でも、そのまんまでいいしぃー」と応えて下さるんです。
とっても有り難い仏様なわけです。
だから、ただただおすがりしていれば、浄土に連れて行って下さる。 -
私らは、自分の「子」の親になるために生まれてきたのではありません。
また、「子」も自分が親だからと選んでくれたわけではありません。
すべては「縁」によって結ばれています。
この会社でしょーもない上司と巡り会ったのも「縁」。
ふとした動機で「好きかも」と思っちゃった彼氏と出会ったのも「縁」。
うまくいかなくなって、別れてしまったのもまた「縁」。 -
これが「縁起」というもので、全ては「縁」のなせる技。
こんなものにあがなう力は、人間には備わってはおりません。
ニュースなんかで取り上げられる悲惨な事件。
人としてこんなひどいことできるなんて・・・と思うわけですが、「縁」がつながってしまえば、自分もそうなってしまう可能性はあるわけです。 -
怖いことなのですが、でも悲観することもないのです。
それが「因縁」ならば、わかった上で「阿弥陀」様におすがりすれば、何とかしてくださるんです。
他力本願というのは、こういうことで、悪い意味はありません。
非力で無能な我々ができることってたかが知れてるから、全部任してしまいなさいと、「阿弥陀」様は仰ってくれてます。 -
どうです?
なんか私、神々しく見えてませんか?(笑)
この人、なんか悪い宗教に騙されてると思った、そこのあなた!
それは誤解ですよ〜。
浄土の教えを解説するとこうなるという、まぁ考え方のご紹介です。 -
わけのわかったような、わからない解説で申し訳ありません。
でも純粋に学問的にも興味深い考え方だなぁと思うんですよね。
「阿弥陀様」という全知全能の仏様が居られて、とりあえず救って下さるわけではなくて、「無限の光」にすがって生きよう、というものの見方は新鮮だと思います。 -
浄土信仰というのは、こういうものなんですね。
実はこの夏こんな風な研修を受けたんで、「ほぉ〜」って思ってね。
折角の平等院・・・なんで、少しご紹介させていただきました。
ホントの所はまだよくわかってないので、解釈が間違ってるかもしれませんけど。 -
日本には「如来」や「菩薩」や「観音」といった、様々な仏様が居られますが、その一つ一つの立ち位置や解釈は明確にあって、なかなか難しいものですね。
一度しっかりと勉強したいとも思ってます。 -
なんか「平等院」から思いっきり離れてしまって申し訳ありません。
語り出すととまらない悪癖が・・・。(笑)
でも綺麗で、新しい博物館もあったりして、楽しい所でしたよ〜。 -
宇治っていえばやっぱ「お茶」なんで、帰りに「抹茶」と「茶筅」と「茶団子」をお土産に・・・。
老舗の「かんばやし」さんでご購入。
ヨメは少し茶を点てられるんでね〜、そうそう「雅」な方ですから。(爆)寺島屋弥兵衛商店 グルメ・レストラン
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橋に柳ってなぜか合います。
-
宇治橋は大化二年(646年)に初めて架けられた、わが国最古の橋なんです。
長い歴史の中で何度も再建されてきましたが、ここが交通の要所であったことは間違いありません。
また、古今集や源氏にも描かれた所から、景勝の地でもあったんでしょうね。 -
「夢浮橋」の古蹟
源氏物語最後の五十四帖が「夢浮橋」という作品です。
フィクションなのに、古蹟があるのも変ですけど、長い間の人々の想いが「きっとここにちがいない」と思わせたわけですね。 -
宇治橋のたもとにある「紫式部像」。
新しいもののようですが、不思議と当然ここにあるべきとも思う石像でした。宇治川 自然・景勝地
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うーん、綺麗な所です。
赤い橋って川に似合うんですね。 -
宇治橋の中程にある「三の間」と呼ばれる出っ張り。
豊臣秀吉が茶会の折、水を汲むために作らせたらしいのですが、毎年十月の「宇治茶まつり」の時もここから水が汲まれるんだそうですよ。宇治川 自然・景勝地
-
上流が天ヶ瀬ダムなので、水の流れはいつも速い。
鴨川のように、水際で遊ぶなんてことはできそうもありません。 -
夕暮れになってきました。
そろそろお暇いたします。 -
-
おや、アオサギくんです。
むむ?なんか狙っているような・・・。 -
なかなか楽しい9月連休でございました。
こうして秋の風を少し早めに感じることができて、よかったですよ。
みなさんも是非「宇治」に遊びにきてくださいね。 -
最後までくじけずお読み下さってありがとうございました。(笑)
やがてまた「紅葉」の季節が巡ってきますねぇ〜。
今年はどこへ行こうかな・・・・・・。
「この浮き舟ぞ ゆくへ知られぬ」 −完−
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この旅行記へのコメント (5)
-
- ニッキーさん 2014/10/03 01:11:50
- 宇治十帖、阿弥陀様のことまでためになりました。
- ねいちゃさん、改修が終わった鳳凰堂は建物が赤くなりましたね。気のせいでしょうか?前はあんなに赤くなかったような。
私は2、3度行きました。確か昔は真正面から見ると、中央のお堂の中の格子の開いた所から阿弥陀如来の顔が見えたんですけど、今は見られなくなっちゃったのでしょうか?
平等院は均衡の取れた本当に美しい姿ですよね。
にも関わらず、子供だった私は平等院へ行くといつも欲求不満になりそうになってました。翼廊の部分に2階3階があって、外から見るととても美しいのに、実際にはあそこへは入れないでしょう?たぶん人間が歩くだけの高さがないのでしょうね。遠くから見るとあんなに美しいのに、実際歩けるのは下の回廊部分のみ。外から見ると充実しているように見えるのに、近づいてみると中身は大部分が飾りで実用性がない。子供心にはがっかりでした。
今ならもっと違う目で見ることができます。そう、ねいちゃさんが試みていらっしゃったように、極楽浄土をこの世に再現してみせたのだという目で。
抹茶ソフトクリームは宇治へ行ったらあれしかないでしょう。足利フラワーパークへ行ったら藤ソフトクリーム、京成バラ園ならバラソフトクリームです。
ここでもまた高所からの新鮮な眺め、楽しませてもらいました。平等院がトイカメラで撮ってるみたいに見えました。
広角レンズ使ったところ、わかりましたよ〜。池に映った平等院の屋根や空や雲の広がり具合が違いますもの。
私はミステリーツアーに参加して来ました。これから別の日程で行く人がいるので、ネタばらしになってはまずいかと旅行記を書くのはやめました。マンションの植栽クラブの活動を始めたので、園芸日記を書こうと思って最近始めたエキサイトブログの方に少し書きましたけどね。4トラにはその代わり、これからクチコミをいくつか書こうと思っています。
ニッキー
- ねいちゃさん からの返信 2014/10/04 23:38:22
- RE: 宇治十帖、阿弥陀様のことまでためになりました。
- こんばんわっ!ニッキーさん♪
何となくですが、秋の気配がしてきましたね。
日本ってこうして少しずつでも、四季の匂いが感じられるから、やっぱり素敵な国なんですよね。
> ねいちゃさん、改修が終わった鳳凰堂は建物が赤くなりましたね。気のせいでしょうか?前はあんなに赤くなかったような。
ご明察!赤くなっております。平安期の色模様を復元してますね。
丹仁とかいう朱を施して、昔ながらの技法だそうです。
> 確か昔は真正面から見ると、中央のお堂の中の格子の開いた所から阿弥陀如来の顔が見えたんですけど、今は見られなくなっちゃったのでしょうか?
いいえ、今も見られますよ。写真では逆光になっちゃったので、見えにくいんです。
鳳凰堂に拝殿できなかった庶民のための、開け格子ですから、そこはそのまんまで再現されてますよ〜。
> にも関わらず、子供だった私は平等院へ行くといつも欲求不満になりそうになってました。
翼廊に登りたかったんですか?
まぁ、なんて素敵な好奇心旺盛なお子様だったんでしょう?!
確かにお城の廻り縁でも、飾りだけって所も多いですね。
平等院鳳凰堂の翼廊に登りたいって思ったことなかったので、結構新鮮な感想でした。(笑)
> 今ならもっと違う目で見ることができます。そう、ねいちゃさんが試みていらっしゃったように、極楽浄土をこの世に再現してみせたのだという目で。
創建当時は、それこそ色の洪水だったでしょうから、一度見て見たい。
その当時の人々にとっては、あり得ない現実だったでしょうね。
今のテーマパークなんて、足下にも及ばないくらいの衝撃だったと思います。
> ここでもまた高所からの新鮮な眺め、楽しませてもらいました。平等院がトイカメラで撮ってるみたいに見えました。
京都人でもあまり見ていないような空間を、いつも考えているんですけど。
次は左大文字から金閣寺の屋根・・・なんて考えているんですが、左大文字って登頂禁止なんですよぉ。残念!
> 広角レンズ使ったところ、わかりましたよ〜。
あざーす!池の近くから撮ると全景が撮れないことが判明したので、急遽広角に変えたんですよね。下がったら撮れないこともないけど、人だらけでね〜。
> マンションの植栽クラブの活動を始めたので、園芸日記を書こうと思って最近始めたエキサイトブログの方に少し書きましたけどね。
ニッキーさんはいつもポジティブでいらっしゃる。
そういう姿勢はとっても好きです。
かくゆう私も、朱印あつめなんぞをやってみようと思い立ち。
これからは、神社や寺院巡りに、さらに拍車がかかりそうです。(笑)
この模様も4トラで逐一報告させていただきますので、よければまた見てやって下さいませ。
ねいちゃ
-
- るなさん 2014/09/23 20:59:18
- 歴史絵巻
- こんばんは、兄貴☆彡
今日は爽やかな秋晴れの東京でしたよ。
彼岸花なんて見に行ってきましたわ。真っ赤より白いのが好きな私です。
で、明治時代の復元家屋なんてのも見たりしたけど、やっぱこんな歴史のるつぼの京都の風景見ちゃったら比べものにはなりませんがな。
手前が綺麗な花だったら、ボケた感じがいいんだろうけど
なんか失敗写真みたいになってしまった。(笑)
の写真、そんなことないよ。逆光に透ける葉が素敵。
思い切り加工してる平等院鳳凰堂の写真見た時、どっかのポスターかと思った(笑)
これだけきっぱり加工してたらホント芸術よ。うん。
広角になると空の広がりが違う気がする。
源氏物語....大奥の世界じゃないけど、昔の恋愛物?ってのはかなりエロチックな世界だよね。今みたくオープンじゃないだろうし、女性が積極的に云々って時代でもない。何て言うか秘密めいたところが多くて、想像を掻き立てられるような、妖艶な世界だろうと思う。
身分の差、今の世の中でもないとはいいきれないけど、昔の方がそれは強いよね。
景観保存か...こういった場所では特に大変だろうね。
前に湯島に行った時、庭園を撮ろうとしたら背後に近代的なマンションがあって、がっかりして撮るの止めた記憶があるよ。
古い物との共存、残して欲しいし大事にして欲しい、でも生活をしていく上で現実をも見据えていかないといけない。やっぱり難題ですな。
相変わらず素晴らしい歴史絵巻を取り込んでくれましたね。Merci兄貴♪
るな
- ねいちゃさん からの返信 2014/09/23 23:27:16
- RE: 歴史絵巻
- こんばんは、姐さん☆
姐さんの「コルマール編」見に行かなきゃと思ってたんだけど、旅行記UP優先にしてて、先にカキコミしてもらっちゃって、なんか恐縮です。
ごめんね、忙しいのに。
今日の京都はなんか台風が暖かい空気を連れてきたみたいで、変に暑かった。お彼岸だし、両親の墓参りしてきたんですが、ちょっと汗かいちゃった。
> やっぱこんな歴史のるつぼの京都の風景見ちゃったら比べものにはなりませんがな。
京都ってこれしかないからねぇー。(笑)
でも平等院っていうのは、ちょっと王道すぎて卑怯な気もします。だからあえて俯瞰写真なんぞで、王道さをごまかしてますわ。
> そんなことないよ。逆光に透ける葉が素敵。
フォトグラファーの姐さんに褒めてもらえたら一人前だわ。ありがと。
> これだけきっぱり加工してたらホント芸術よ。うん。
やるときゃやる・・・って何のこっちゃですけど、空の青さと池の緑が足りなかったので、いじってたら面白い絵になっちゃって。
いけないこととは知りながら・・・て浮舟さんと同じです。
> 源氏物語....大奥の世界じゃないけど、昔の恋愛物?ってのはかなりエロチックな世界だよね。
なんかね、若い頃は何とも思わなかった小説なんですがね、歳とってみるとその最中で生きてた男女の気持ちが何となくよくわかるようにもなって。
浮舟が薫と過ごした想い出に嫉妬したりする匂宮なんか、オイオイどの口が言ってるんだって話なんだけど、なんかわかるんだよね〜。
> 景観保存か...こういった場所では特に大変だろうね。
平等院のまわりって、長閑な住宅街で、宇治市も完全に油断していたんですよ。でも、今更マンションどかすわけにもいかなくて、苦肉の策が隠れるように木を植えたそうですよ〜。隠れるのは何年先になるやらですが。
> 相変わらず素晴らしい歴史絵巻を取り込んでくれましたね。Merci兄貴♪
何を仰る、素敵な欧州てんこ盛りの姐さんの「絵巻」力?に比べれば、まだまだでんがな。
これからも精進しまっさかいに、よろしゅうおたのもうします。
ねいちゃ
- るなさん からの返信 2014/09/23 23:44:49
- RE: RE: 歴史絵巻
- > 姐さんの「コルマール編」見に行かなきゃと思ってたんだけど、旅行記UP優先にしてて、先にカキコミしてもらっちゃって、なんか恐縮です。
> ごめんね、忙しいのに。
☆なんっすかその妙な恐縮(笑い)
時間ある時に来てくれればいいのですよ!いつもありがとうね。
って、この先どんだけ旅行記作らなあかんのやろ?私(≧◇≦)マジ記憶が....(泣)
>
> 今日の京都はなんか台風が暖かい空気を連れてきたみたいで、変に暑かった。お彼岸だし、両親の墓参りしてきたんですが、ちょっと汗かいちゃった。
☆あっ、私も一昨日行って来ました。
今日はね、彼岸花なんて撮りに行ってみたけど、やっぱり花撮りは苦手ざんす。あかん。
>
> 京都ってこれしかないからねぇー。(笑)
☆これだけあれば十分です(笑)
> フォトグラファーの姐さんに褒めてもらえたら一人前だわ。ありがと。
☆誰がフォトグラファーやねん???怒られるわ。
私は単にうんちくが苦手なんで雰囲気だけで撮ってます(;'∀')
>
> やるときゃやる・・・って何のこっちゃですけど、空の青さと池の緑が足りなかったので、いじってたら面白い絵になっちゃって。
> いけないこととは知りながら・・・て浮舟さんと同じです。
>
☆あははははは(大爆笑)いやよいやよも好きのうち、ってなんのこっちゃ??
私も加工好きだから。←誤魔化すため^^;
>
> なんかね、若い頃は何とも思わなかった小説なんですがね、歳とってみるとその最中で生きてた男女の気持ちが何となくよくわかるようにもなって。
> 浮舟が薫と過ごした想い出に嫉妬したりする匂宮なんか、オイオイどの口が言ってるんだって話なんだけど、なんかわかるんだよね〜。
☆同じ風景、同じ話題、同じ料理...どれも時が経つと別の感情があるものかもね。
> 何を仰る、素敵な欧州てんこ盛りの姐さんの「絵巻」力?に比べれば、まだまだでんがな。
> これからも精進しまっさかいに、よろしゅうおたのもうします。
>
☆それぞれ得意な物があっていいじゃない!それが個性です。
みな同じじゃあつまんないもんね。
るな
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