2014/09/14 - 2014/09/14
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mondoさん
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9月の3連休を利用して大連に行ってきました。
2日目は、今回の旅のメインである日露戦争の激戦地・旅順へ日帰り旅行。以前は外国人の立ち入りが禁止されていたそうですが、現在は開放されており、徒歩と路線バスで史跡めぐりを楽しむことができました。
<旅程>(当初予定)
【1日目(9/13)】
中部9:00→10:50青島11:40→12:50北京(MU=中国東方航空)
北京観光
北京19:50→大連21:15(MU)
大連泊
【2日目(9/14)】
旅順観光
大連泊
【3日目(9/15)】
大連観光
大連13:40→上海15:20(MU)
上海18:10→中部21:20(MU)
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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2日目の朝は5:50頃にホテルを出発
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徒歩15分ほどで大連駅。
地下通路を通って線路の北側へ。大連駅 駅
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駅北広場
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大連駅の背後には高層ビル群
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駅北広場の北西付近に旅順行きのバス乗り場。
窓口でチケット(7元=約123円)を購入して列に並びました。 -
バスに乗り込んで6:18頃に出発
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遼東半島の南岸を走って7:22頃に旅順バスターミナルに到着
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道路の向こうに凄い人混みの市場のような場所が見えました。
奥に見えるのは白玉山塔です。 -
中心広場
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「中心広場」バス停から5路のバスで203高地方面へ。
料金は1元(約17円)で、乗車時にドライバーの横の料金箱に投入。
釣銭はないようなので1元札・玉を用意しておく必要があります。
地元民の多くはICカードで支払っていました。 -
バス車内
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約16分で終点の石板橋に到着
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バスが走ってきた道をそのまま真っ直ぐ歩くと
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5分ほどで「203景区」の石碑がありました。
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更に5分ほど歩くと203景区の門。
窓口で入場料30元(約525円)を支払いました。 -
203景区の地図。
右上が山頂付近の図です。 -
入口付近の路面電車の展示
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中日友好桜花林の石碑。
石碑の右側の山が203高地です。 -
木道の沿道には日本から寄贈されたと思われる桜の木が植えられていました。正面の山は203高地です。
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203高地
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しばらく舗装路を歩いて
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入場門から15分ほどで駐車場に着きました。
タクシーなどの場合はここで降りて歩くかバスに乗り換えるようです。
売店やトイレもありました。 -
左側の遊歩道を歩いて山頂へ
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坂道を登って
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5分ほどで山頂に到着。「石板橋」バス停からは30分強でした。
山頂には、日露戦争後に乃木希典が戦死者を弔うために建立した弾丸型の爾霊山記念碑が残っています。203高地 文化・芸術・歴史
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記念碑前からは旅順港が見渡せました。
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旅順港をズーム
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203高地紹介図
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日本軍を撃退していたロシア式150mmキャノン砲
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山頂から少し下ったところにロシア軍陣地指揮所
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陣地隔離帯
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重砲兵観測所と日本式280mm榴弾砲。
日本軍が203高地占領後すぐにこの観測所を設置して重砲で旅順港のロシア軍艦を猛攻撃したそうです。 -
観測所から旅順港方面の景色
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旅順港をズーム
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観測所の隣の建物
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ロシア軍機関銃陣地
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ロシア軍塹壕
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更に少し下ると舗装路に出ました。
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リス?
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乃木希典の息子が戦死した場所
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203高地は日露戦争当時は激しい砲撃で禿山となっていたようですが、現在は樹木が生い茂っていました。
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帰りはバスが走るルートで駐車場に戻り、入場門まで来た道を引き返しました。
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入場門付近の旅順桜花園。
日中友好のシンボルとして1993年に建造された庭園で、日本の団体の寄付で桜などが植えられたそうです。残念ながら時期的に花は殆ど咲いていませんでした。 -
園内の貯水池
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203景区を後にしてバス停に向かっていたら、道端にヤギがいました。
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石板橋バス停から再び5番のバスに乗車
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約30分で反対側の終点の啓新街に到着。
付近には露店が広がっていました。 -
バスが走ってきた道をそのまま真っ直ぐ歩いて行くと
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道が二手に分かれたので、左側に進んでしまいましたが
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東鶏冠山に行くには右側の道を進んで陸橋を渡るようになっていたので、引き返しました。
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東鶏冠山
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右側の道を進むと「東鶏冠山」の碑がありました。
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陸橋からの景色
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陸橋から舗装路を15分ほど歩くと
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東鶏冠山景区のゲートが見えてきました。
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ゲート付近に啓新街方面に続いていると思われる遊歩道があったので、この道を歩けば近道できたと思いますが、啓新街側からでは案内もなく分かりませんでした。
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入場料25元(約438円)を支払って東鶏冠山景区へ
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「遊覧区」「展覧館」の案内標識に従って右方向に7分ほど歩いて
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東鶏冠山北堡塁に到着。
啓新街バス停から50分ほどかかりました。東鶏冠山北堡塁 史跡・遺跡
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東鶏冠山景区の案内図
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暗堡通道入口
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暗堡
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側防暗堡
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日本軍爆破口
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1916年に建てられた東鶏冠山北堡塁の石碑
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石碑の近くにはロシア軍機関銃陣地と
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ロシア軍大砲陣地
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北堡塁の中心部へ
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要塞のキッチンなど
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指揮部
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兵士宿舎
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堡塁大門
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ロシア軍司令官のコントラチェンコ少将が日本軍の砲撃で戦死した場所
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山と一体化して要塞が築かれていました。
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日露戦争陳列館
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旅順の地図
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砲弾や
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機関銃も展示されていました。
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東鶏冠山北堡塁を後にし、望台山砲台に向かいました。
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近道できるかもと思って山道に入ったら違っていて、墓地のようなエリアに出てしまったので引き返しました。
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長い階段を上って砲台へ
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望台山砲台。
旅順防備のためにロシア軍が造った砲台のうち最も標高の高い場所(185m)にあるそうです。
東鶏冠山北堡塁からはロスした時間を除くと徒歩20分ほどでした。 -
旅順市街方面の景色
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反対側の景色
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同じ道を引き返すのもつまらないので、砲台から下りたところから登山道のような道を進んでみました。
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山道を20分ほど歩くと
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団地が並ぶ場所に出ました。
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これは何でしょうか。
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「林山逸景」というエリアのようです。
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新開街バス停から3路のバスに乗車。
望台山砲台からバス停までは徒歩30分ほどでした。 -
しかし間違えて反対方面に乗ってしまい、次のバス停(日露監獄旧址博物館前)が終点だったので、そのまま乗り続けて折り返しました。
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乗車から10分ほどで中心広場に到着
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旅順バスターミナル付近から白玉山塔に向かいました。
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登山道や石段を登って
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10分ほどで山頂に到着。
入場料は40元(約700円)でした。白玉山景区 広場・公園
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山頂には「旅順海軍兵器館」もありました。
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戦艦
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戦車
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軍用ヘリ
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白玉山景区の地図
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白玉山塔。
日露戦争後に東郷平八郎と乃木希典が日本兵の慰霊のために建てさせたそうです。 -
展望台から旅順港方面の景色
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北東側の東鶏冠山方面の景色
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北西側の203高地方面の景色。
奥の左から2番目が203高地です。 -
帰りは南東側の遊歩道で下山
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友誼公園バス停から5路のバスに乗りました。
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「文化街」バス停で下車すると近くに旧旅順ヤマトホテル
旅順旧大和ホテル 史跡・遺跡
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道路を挟んで向かい側のこちらの建物は旧旅順師範学堂
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付近には露店がたくさん出ていました。
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荷運びの馬
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旧関東軍司令部
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1917年に開館した旅順博物館(本館)
旅順博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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旅順博物館(分館)
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鰐魚園と旅順博物館
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1900年創建の旧関東州庁。
荒廃して廃墟のようでした。 -
勝利塔
対日本&ファシストの戦勝10周年を記念して1955年に建設されたそうです。 -
解放橋(旧・日本橋)から旅順港の軍艦
旅順港 史跡・遺跡
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旅順駅
旅順駅 駅
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キノコ型の樹木
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1906年に建造された旅順駅の駅舎
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18路のバスで旅順バスターミナルに戻り
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チケット(7元)を購入。
大連・旅順間のバス路線は、今回利用した「旅順南路」だけでなく、「旅順北路」もあるようでした(北回りで旅順に行くのだと思われます)。 -
16:25頃に出発し、17:50頃に大連の駅北広場に到着しました。
(大連編に続く)
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