2014/08/08 - 2014/08/17
481位(同エリア6894件中)
まみくんさん
カサ・ミラ見学後、ガウディの処女作であるカサ・ビセンス、
バルセロナ市の第一回建築年間賞に輝いたカサ・カルベを見学。
その後は、モンタネールの最高傑作といわれる
カタルーニャ音楽堂のガイドツアーに参加してきました。
モンタネールは当時ガウディ以上に名声を博しただけあり、
外観・内装ともに本当美しかったです。
さらに、グエル邸・カテドラルを見学して、
本日のバルセロナ観光は終了。
1日でかなり色々見学したため、くたくたな状態で、
夕食は著名人が沢山訪れたという
パエリヤの有名なお店セッテ・ポルタスへ。
人気店なだけに30分以上立った待たされ、
時差ボケで眠気もピークとなり立ったまま寝てしまい、
途中倒れそうになりヒヤリ。
お味は待った甲斐ありと言いたいとこだけど、
まあまあといった感じかな。
8/8(金) KLMにてアムステルダム乗継バルセロナへ。バルセロナ散策 バルセロナ泊
☆9(土) 終日バルセロナ観光 バルセロナ泊
10(日) 午前:サグラダファミリア見学、夕方からマドリッド観光 マドリッド泊
11(月) 午前:トレド観光、午後:セゴビア観光 マドリッド泊
12(火) 午前:コルドバ観光、夕方からクグラナダ観光 グラナダ泊
13(水) 夕方までグラナダ観光、夜:ロンダ観光 ロンダ泊
14(木) 午前:ロンダ観光、午後:ミハス観光 マラガ泊
15(金) 午前:ネルハ観光、午後:フリヒリアナ&マラガ観光 マラガ泊
16(土) AFにてパリ乗継成田へ
17(日) 成田着
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- KLMオランダ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
8/9(土)
ガウディの処女作
『カサ・ビセンス』を見に来ました。
内部はどんなふうになっているか気になりますが
個人住宅となっているため、外観のみの見学となります。 -
建築主がタイル業者だったため、タイルが多用されています。
-
柵の装飾も繊細です。
-
当時隣には修道院があったが、その壁がとても汚かったため、
ガウディは建物自体を修道院の壁を覆うつる草に見たて、
緑のタイルで建物を覆いました。
また敷地には黄色の花々が咲き、
シュロの木が青々と茂っていたことから、
黄色の花のタイルがちりばめられ、
鉄柵にはシュロの葉がモチーフとして使われています。 -
こちらがシュロの葉をかたどった鉄柵。
-
カサ・カルベを見るため、
地下鉄でカタルーニャに来ました。 -
カタルーニャ広場にあるカナレタスの泉。
バルセロナ版トレビの泉と言われていて、
ここの水を飲むと再びバルセロナに戻ってこられるという
伝説があるようです。
それでみんな飲んでるの?
それとものどが渇いているだけ? -
カタルーニャ広場からカサ・カルベまでは
おそらく徒歩10分程度で着くと思うのですが、
広場からは何本も通りが出ていて、
どこがどの通りだかさっぱり分からず、
結局地下鉄に再び乗り、ウルキナオナ駅へ。
ウルキナオナ駅からは徒歩5分ほどでカサ・カルベへ。
カサ・カルベは、カタルーニャの繊維業界を代表する
カルベ家に依頼され建てられました。
ガウディ建築の中では最もおとなしい作品ですが、
第1回建築年間賞に輝きました。 -
カサ・カルベから徒歩10分程の所にある
カタルーニャ音楽堂へやってきました。
モンタネールの最高傑作といわれる作品で、
彼はガウディとは違い上流階級出身であり、
当時はガウディ以上に名声を博し、
政界にも進出したそうです。 -
ガイドツアーのみの見学となるため、
17時からの英語ツアーのチケットを購入。
日本語ツアーはありません。
一人18ユーロ。 -
ツアーが始まるまで50分ほど時間もあったので、
建物内のカフェでお茶することに。
これはカタルーニャ音楽堂の横側の入り口で、
ここから入るとカフェがあり、
ツアーの集合場所にもなっているため、
時間までお茶してる方がたくさんいました。 -
ガラス張りの入り口を入るとこんな感じ。
天井や柱にはお花の装飾があり、
とってもおしゃれな雰囲気。 -
私はコーラ(2.3ユーロ)、
旦那はオレンジジュース(3.3ユーロ)。
ガイドツアー開始までひと休み。 -
カフェの中のガラスの入り口を入ったところが
ガイドツアーのスタート地点です。 -
17時になりガイドツアースタートです。
はじめに10分程説明ビデオ鑑賞。 -
2階へと案内されます。
-
階段の手すりは
カプセルのような装飾がされていて、
面白いですね。 -
2階ロビー。
ちょっと暗くなってしまいましたが、
花柄のステンドグラスがかわいいです。 -
照明も素敵。
-
ステンドグラス越しに見えた色とりどりのポール。
建物正面からも見えて気になっていたのですが、
なんと外に出させてもらえ、ポールの間を歩くことができました。 -
上を見上げても、華やかな装飾。
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タイルの装飾が素敵。
-
ポール1本1本皆違う装飾で、もっとゆっくり見たかったけど、
後ろからどんどん同じガイドツアーの方達が来るので、
30秒ほどしか外にはいられませんでした。 -
これは中にあったポール。
花柄はモンタネールの好きな装飾の一つだったそうです。 -
現在もコンサートが行われている2階の大ホール。
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舞台の壁をよく見てみると、
上半身がとび出る像で下半身が壁画となっています。 -
天井には見事なステンドグラス。
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ガイドツアーに参加の私たちも観客席に座り、
数分録音された演奏を聞くことができました。 -
2F・3Fの観客席。
-
天井の装飾がとてもきれいです。
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馬に乗った人が持っているやりが飛び出ていて、
今にも投げそうな感じです。 -
こちらの彫刻も繊細ですね。
-
イチオシ
3F席から見るとこんな感じ。
-
コンサートホールは
ステンドグラスで囲まれています。 -
下から見た天井のステンドグラス。
横から見ると、こんなに飛び出ていたのですね。 -
天井のお花の装飾もかわいいです。
-
時間があれば、ここで本物の演奏を聴いてみたかったな。
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続いて、グエル邸へやってきました。
グエル邸とは、実業家グエルの依頼により、
グエルの個人邸宅として建てられた
ガウディ初期の最高傑作と言われている建物。
本来は別館とするはずだったこの建物ですが、
グエルが大変気に入り、こちらを本館として使用したそう。 -
こちらでチケットを購入。
オーディオガイド(日本語)付きで
一人12ユーロ。 -
ガウディが最も悩んだという正面玄関。
25種類もの計画案を練り、28回も描き直し、
最終的に2つの案をグエルに提出した。
その1つが、この放物線の形をした鍛鉄製の入り口で、
グエルにとってもそれはものすごい冒険だったそう。
なぜかというと、都市邸宅の常識では、
木製の扉を用いた角型の入り口が一般的でしたが、
若き建築家の情熱と革新性に共鳴して、
このアイデアを採用したからでした。
また、玄関中央にある鍛鉄製の装飾は
「変なものがある。」と通行人の顔をしかめさせたが、
それがグエルを喜ばせたそうです。 -
入り口を入ると、大理石の階段があります。
-
階段の上から玄関を振り返って見たところ。
-
中二階からメインフロアへ続く階段。
内外ともグエル所有の採石場から出た大理石がふんだんに使われています。 -
二階のメインフロアです。
-
メインフロアには待合室・団欒の間・食堂など
様々なお部屋があります。 -
ところどころにステンドグラスも使われています。
-
独特な造りではありますが、落ち着いた雰囲気もあります。
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天井。
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重厚な雰囲気。
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こちらは食堂です。
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ビリヤード室もありました。
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中庭(建物の裏側)に出てみました。
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外壁は途中から色が変わっています。
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応接間。
放物線アーチが多用されています。 -
天井もとっても変わってますね。
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素敵なステンドグラス。
-
中央大広間の天蓋。
初期のころのガウディは、イスラム建築の空間構成を好みました。
グエル邸の中でその影響が最も顕著に表れているのが、
この中央大広間の円蓋です。
この円蓋には大小85個の孔があります。 -
大広間では演奏会などが開かれ、
中3階の回廊は楽団席として使用され、
4階にはパイプオルガンが設置されました。 -
階段でさらに上へと上がります。
-
中3階の楽団席。
邸宅で音楽の催しが行われた日々、
音楽家たちはここで位置に付きました。 -
3階には居間や寝室等があります。
-
エレベーターの扉もおしゃれ。
バルセロナにおいてはかなり早い時期に、
エレベーターが用いられました。 -
派手なトイレ。
-
4階には使用人の寝室や洗濯場と台所がありましたが、
現在は展示ゾーンにあてられています。 -
ステンドグラス。
-
では屋上に出てみます。
-
屋上の中心には、中央大広間の円蓋部分を覆う円錐形の塔があります。
-
全部で20本の煙突がありますが、全てデザインが違います。
-
この煙突は途中からモザイク柄が異なっていますね。
-
ガウディは『なぜ人々は壁は内装には注意を払うのに、
屋根には関心をよせないのだろう。』と言っていたそう。 -
こんなにたくさんの煙突があるのは、
グエル邸の暖房システムが部屋別の暖炉であるためだからです。 -
右側が円蓋部分を覆う円錐形の塔。
採光塔の役目も果たしていました。 -
赤煉瓦の煙突たち。
-
左の緑の煙突ともう一つカラフルな煙突が有名なのですが、
このときは旦那がカメラをずっと持っており、
撮影し忘れたみたいでがっかり。 -
グエル邸を出て、最後にもう1枚。
左から3番目の煙突が唯一撮影できたカラフルな煙突。 -
カテドラルに来ました。
以前はロマネスク様式の大聖堂があった場所に、
1298年から1448年にかけて現在のゴシック様式のもへと
建て替えられました。 -
カテドラルの近くには、ピカソの壁画もあります。
-
変わったモニュメントも見かけました。
-
カテドラルの前のベンチでしばらく休憩した後、
夕飯を食べるため地下鉄4号線に乗り、
バルセロネータ駅にやってきました。 -
駅から徒歩5分程の所にある『セッテ・ポルタス』。
ピカソやダリなど著名人が多く来店しているという
有名店ということもあり、40分程待ちました。
待合席もいっぱいだったため、立って待ていたのですが、
時差ボケで眠気がピークに。
既にこのとき22時位。
立ったまま熟睡してしまい、
倒れかけて旦那に体当たりして飛び起きました。 -
やっと入店です。
旦那はビール(3.4ユーロ)、
私はファンタオレンジ(2.8ユーロ)。 -
お通し(2.4ユーロ×2)。
-
ナスとパプリカのマリネ(12.4ユーロ)。
バルサミコ酢をかけていただきます。 -
パエリャ・マレノーテ(20.9ユーロ)。
お店の方が取り分けてくれたので、
取り分ける前の写真を取り損ねました。 -
取り分けてもらったパエリャ。
だしはすごくきいているんだけど、
期待ほど美味しくはありませんでした。 -
ではホテルに戻ります。
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