初・スペイン　絶景＆美食巡りの旅８泊１０日⑤～感動のサグラダファミリア編～

2014/08/08 - 2014/08/17

今日は午後からマドリッドへ移動のため、
バルセロナ観光最終日です。
午前中の半日かけて、バルセロナ観光で一番楽しみにしていた
サグラダファミリアを堪能してきました。
外観が素敵なのはもちろんのこと、
内装の美しさと言ったら、ただただ感動（；＿；）
建物を見て、こんなに感動したのは初めてのことでした。

8/8(金) KLMにてｱﾑｽﾃﾙﾀﾞﾑ乗継ﾊﾞﾙｾﾛﾅへ。ﾊﾞﾙｾﾛﾅ散策　ﾊﾞﾙｾﾛﾅ泊
　9(土) 終日バルセロナ観光　　　　　　　　　　　 ﾊﾞﾙｾﾛﾅ泊
☆10(日) 午前：ｻｸﾞﾗﾀﾞﾌｧﾐﾘｱ見学、夕方からﾏﾄﾞﾘｯﾄﾞ観光　ﾏﾄﾞﾘｯﾄﾞ泊
　 11(月) 午前：トレド観光、午後：セゴビア観光　　 ﾏﾄﾞﾘｯﾄﾞ泊
　12(火) 午前：コルドバ観光、夕方からｸグラナダ観光 ｸﾞﾗﾅﾀﾞ泊
　13(水) 夕方までグラナダ観光、夜：ロンダ観光　　　ﾛﾝﾀﾞ泊
　14(木) 午前：ロンダ観光、午後：ミハス観光　　　　ﾏﾗｶﾞ泊
　15(金) 午前：ネルハ観光、午後：ﾌﾘﾋﾘｱﾅ＆ﾏﾗｶﾞ観光　 ﾏﾗｶﾞ泊
　16(土) AFにてﾊﾟﾘ乗継成田へ
　17(日) 成田着

エリア バルセロナ(スペイン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 徒歩
• 航空会社: KLMオランダ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

8/10(日)
Araneaホテルの朝食。

いただきます。

フルーツの種類は少なめだったけど、
甘かったです。

それではサグラダファミリアに向かいましょう。

ホテルからサグラダファミリアまでは徒歩１０分位。

サグラダファミリアは３つ（誕生・受難・栄光）のファサード（建物正面）を持つ予定(栄光のファサードは建設が遅れ気味)で、
こちらは受難のファサード。
キリストの死がテーマとなっているため、
装飾を排除し、冷たい石の肌をあらわにすることで、
ガウディは受難の苦しみを表現しようとしたそう。

各ファサードはそれぞれ４本の鐘楼を擁します。

受難のファサードの入り口。

受難のファサードの設計は、
２０数年にわたる設計変更を重ね、
最終案に達したのは１９１７年のこと。

馬に乗っているのは、ロンギヌス。
十字架に架けられたイエスの脇腹を槍で突いたとされる兵士。

３人のマリアとキレネの人シモン。
倒れているイエスの傍らで泣いているのは聖母。
シモンは十字架を担ぎあげようとしています。

受難のファサードの裏側にあたる
生誕のファサード。

生誕のファサード側の前には池のある公園があり、
池を挟んだ所が絶好の撮影スポットになっています。

夜のサグラダファミリアも素敵だったけど、
私は昼間のほうが好きだな。

池に反射されていい感じです。

サグラダファミリアの完成は、１００年、２００年も先とも言われてきましたが、近年は観光収入の増加により工事が順調に進み、２０２６年の完成を目指して工事が進められているそう。

ではそろそろ入場したいと思います。

入場は生誕のファサードからとなります。
入場券は日本で既にオンライン予約済なので、
チケットを持っている方の列に並びます。
聖堂内への入場（13.5ユーロ）+塔への入場（4.5ユーロ）+
オンライン購入手数料（1.3ユーロ）で計19.3ユーロ。

聖堂内への入場は9:00〜9:15で予約。

生誕のファサードは、3つのファサードのうち
唯一ガウディ生前に完成したファサード。

緑色の木は『生命の木』。
腐敗しないものの象徴である糸杉は永遠の命、
糸杉に止まってるハトは神のもとに集まる信者と霊を表しています。

繊細な彫刻が素晴らしいです。

彫刻の一部をご紹介します。
まずは『受胎告知』。
マリアに大天使ガブリエルが降臨し、
聖霊によって神の子イエスを身ごもることを知らせる場面。

『聖母マリアの戴冠』。
神への献身的な愛への報いとして、
イエスが聖母マリアに冠を授ける瞬間。

『東方三博士の礼拝』。
東方三博士が星を見て、「新しいユダヤの王」の降誕を知り、
黄金、乳香、没薬を贈り物として携えて、
幼子をイエスのもとを訪れる場面。

『羊飼いの礼拝』。
神の子の降誕を知った羊飼いたちが、
急いでベツレヘムに向かい、飼い葉桶の中で眠るイエスに礼拝する場面。

『天使の合唱隊』。
中央には子供の天使の合唱隊、
写真にはほぼ写っていませんが、両脇にはハープ、バイオリン、
ファゴットと民族楽器を奏でる６人が配されています。
内戦で損傷を受け、日本人彫刻家の外尾悦郎氏によって修復されました。

こちらが入り口。

では中に入ります。ドキドキ。

わぁ、きれいです。
柱がステンドグラスの光に照らされ、幻想的な雰囲気。
はじめはてっきり、色々な柱の色があるのかと思ってしまった程、
柱がきれいに光の色に染まっていました。

ガウディは聖堂内を、
信者が神との一体感を体験できる場所にしようとしたそう。
確かに聖堂内にいると不思議な感覚を覚えます。

ステンドグラスがまたすっごくきれいなんです。

ステンドグラスも一つ一つ装飾が異なってるようです。

天井は殉教のシンボルであるシュロの葉のモチーフで飾られています。

天井からも光が差し込みます。

聖堂内部は森林のイメージ。
壮大な天井を支えるため、樹木の形をした柱が考案されたそう。

白い柱が美しいです。

空へと樹木がぐんぐんと伸びていくよう。

光が入って、柱の白さが際立ち美しいです。

ついつい天井を見上げてしまう。

異空間な雰囲気にぼーっとしたり。

感動すると言葉も失います。

旦那も私も各々別々にガウディの世界に浸ってました。

柱は樹木のように枝分かれさせることで天井の重みを分散し、
柱の数を最小限に抑えて広々とした空間をつくりあげたそう。

柱がステンドグラスの光に染まっています。

聖堂内のすべてを写真に写したくなります。

丸い紋章のマークは、聖人たちの紋章であったり、
キリストやマリアを示すアナグラムのようです。

ガウディの作品は、どれも採光のための工夫が見事にされています。

いつまで見てても全く飽きません。

ステンドグラスも本当美しい。

オレンジやグリーンだったり。

ブルー系も素敵。

受難のファサード側から出たところ。

鐘楼の尖塔部分。
使途を象徴する杖をデザインしたとのこと。
全ての鐘楼完成後には、最上階に鐘が取り付けられ、
荘厳な音色を奏でる予定だそう。
ガウディは鐘の音を完璧にするために音響の研究も行っていたようです。
何一つとってもガウディのこだわりを感じられますね。

受難のファサード側にある『付属学校』。
ガウディガ建築費を負担し、
建設現場で働く労働者や近隣の子供たちのために建てられました。
屋根、壁面とも全て曲面でできいます。

地下博物館へきました。

博物館にはこのような大型模型や、
逆さづり模型等も展示されています。
また職人たちの作業の様子も見学できます。

ではまた聖堂内に戻ります。
床に絵が描かれています。

ステンドグラスがモザイク柄になっていて、きれいです。

柱がステンドグラスからの光に照らされて、様々な色に染まっています。
時間帯により光の入り方も違うので、その時々違う表情をのぞかせます。

塔（生誕のファサードの鐘楼）に上る時間（10:30〜10:45で予約）に
なったので、エレベーター乗り場に来ました。

このエレベーターで上へ上ります。

エレベーターを降りて、さらに階段で上ります。

塔の隙間から見える景色。

バルセロナの街並み。

さらに塔の上へと上ります。

生命の木が見えます。

塔の内側はこんな感じ。

下から見た時、このフルーツの装飾が気になっていたんです。

塔の隙間から。

尖塔近くには文字の装飾が。
なんて書いてあるのでしょう。

尖塔に到着。
床が網になっていてちょっと怖いです。

塔の下をのぞいてみたところ。
途中通路があり、隣の塔へも行くことができます。

遠くに見える高い建物は、『トラ・アグバル』。
バルセロナ水道局のオフィスビルで、
３２階建てで高さ１４２Ｍあります。
外壁は炎と水をシンボライズしたという赤と青のカラーパネルで
覆われており、週末の夜などには建物全体がライトアップされるそう。

では下におりましょう。

上を見上げると、尖塔部分の床の網が見えます。

あの二つの建物はツインタワーかな。

また文字の装飾を見かけました。
『GLORIA』と刻まれているようです。

フルーツの装飾。
何のフルーツを表しているのでしょう。

真ん中のはベリー系のような気がするけど、どうなんだろう。

これは何の装飾かな。

巻貝のような階段を下り、サグラダファミリアを後にして、
お土産屋さんに寄って、ホテルに戻ります。

バルセロナで買ったお土産のご紹介です。
左上の蝋燭立はサグラダファミリアの敷地内にあったお土産屋さんで、
そのほかはサグラダファミリア近くのお土産屋さんで購入。
お土産屋さんによって金額がまちまちなので、
何店舗かをチェックしてから購入したほうがよいかも。