2014/08/25 - 2014/08/27
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pu-rinさん
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ブダペスト、ウィーン、プラハ、チェスキー・クルムロフを8日間で周遊。大好きなかわいい建築を巡る旅です。
<旅程>
成田空港 → モスクワ(トランジット) → ブダペスト
→ 列車でウィーン → 列車でプラハ
→ バスでチェスキー・クルムロフ(プラハ日帰り)
プラハ → モスクワ(トランジット) → 成田空港
ブダペスト編
http://4travel.jp/travelogue/10926235
ウィーン編(1日目)
http://4travel.jp/travelogue/10926985
ウィーン編(2日目)
http://4travel.jp/travelogue/10928872
プラハ城周辺編
http://4travel.jp/travelogue/10929952
プラハ旧市街編
http://4travel.jp/travelogue/10930249
プラハ市民会館編
http://4travel.jp/travelogue/10931072
チェスキー・クルムロフ編
http://4travel.jp/travelogue/10931323
今回は、ウィーン編(1日目)を書きます。
<事前準備情報>
ユーロはいつでも使えるので、適当な金額を成田で換金。
余ったら次の旅に繰り越してます。
WiFiはグローバルWiFiを持参しましたが、ほぼどこでも、問題なくつながりました。
市内移動は、交通機関の48時間フリーパスを購入。
ウィーンカードだと割引がありますが、
私の今回の日程では、ウィーンカードだと元がとれなさそうだったため。
どちらが割安か、行きたい所によって計算してみるといいと思います。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- アエロフロート・ロシア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
ブダペストから特急(railjet)に乗り、夜にウィーンに到着。
17:24 Kelenföld駅 → 19:57 MEIDLING駅
駅の切符売り場で、市内交通の48時間フリーパスを購入。
券売機で買えます。
英語表記に切り替えができるので、難しくないです。
翌々日の夕方にプラハに旅立つので、48時間フリーパスにしました。
ウィーンカードのほうが安い旅程の方は、別です。 -
そのままホテルへ。
地下鉄U6 MEIDLING/Philadelphiabrucke駅 → Westbahnhof駅(4駅)
地下鉄U3 Westbahnhof駅 → Zieglergasse駅(1駅)
ホテル NH Atterseehaus SuitesNH アッターゼーハウス スイーツ
Zieglergasse駅から徒歩3分と書いてあったのですが、
出口から出たら10メートル以内で、
逆に近すぎて通り過ぎるところでした。
このH&Mゴージャスだなーと、のんきに写真を撮って
ふと見たら隣でしたΣ(゚д゚ノ;)ノ
危ない危ない…
このホテル、スイーツと言うだけあって、
部屋が2部屋、バーカウンターに流し台、電子レンジまで付いて
ビジネスホテル程度のお値段。
サービスはビジネスホテル並みですが、
室内も清潔で、湯船もあって、問題ありませんでした。
ただし、インターネットはめっちゃ遅かったですw
動画は見られませんでした。
(旅先で見るほうが悪いっていうw)
で、ホテルの写真を撮らなかったのに、
ホテルの隣のH&Mの写真を撮ってしまいました…
ホテル到着 21:00
この日はそのまま休みました。 -
翌朝、昨日買ったヨーグルトとパンを食べ、
7:30にホテルを出発。
この辺りのヨーグルトは、
穀物やら果物やらが大量に投入されていて、具だくさんで美味しいです!
あいにくの雨天で、写真が薄暗いです…
そしてとにかく寒い!
まだ8月末でしたが、
長袖にカーディガン、ストールで出かけたら寒くて、
何度かカフェで温まりました。
天気が悪かったら、上着をもう1枚、
もしくは長袖の上に厚手のジャケットが必要です。
まずは、シュピッテラウ焼却場(Fernheizwerk Spittelau)へ。
地下鉄U3 Neubaugasse駅 → Landstr./Wine Mitte駅(5駅)
地下鉄U4 Landstr./Wine Mitte駅 → Spittelau駅(5駅)
駅を出ると、もう目の前に、この金の玉が! -
シュピッテラウ焼却場は、直線嫌いのポストモダン建築家、
フンデルトヴァッサーの代表作です。
大阪にあるやつより、前のものです。 -
青い柱は、ランダムにタイルっぽいものが貼ってある様子。
-
金の玉は、雨粒でよく見えませんでしたが、
金属板のようなものが貼ってある模様。 -
窓枠にへばりついている不規則な模様は、
金属板、ペイント、タイルの混合です。
なんだか、まるで落書きですw -
金の小さい玉がついた棒の先っちょは、クレパスみたいですねw
-
-
会社の駐車場の入口も、夢の国へようこそ的なw
-
こっちは、ゴミ焼却場のオフィス棟じゃないかと思うのですが。
血だらけですwww
フンデルトヴァッサーのWikiを読むと、
「血を流す建物」という代表作があるらしいのですが、
それってまさにこれでしょうか。 -
問題の血ダラダラ部分は、
金属板が貼り付けてある模様です。
普通に建物建てた上に、
特に機能はない金属板を貼り付けているという
芸術に理解がないと単なるコストと思われてしまうデザインです。
でも、お父さんの会社、血ダラダラなんだよーとか、
面白いじゃないですかー!いいなー! -
ちなみに、ビルの裏側にも、
確実に何も支えていなさそうな柱が鎮座しており、
なかなかのおもしろさです。 -
こちらは、グレープフルーツを円柱形にしてみました的な。
酸っぱい気分になれそうですw
たっぷり見学して、8:30に出発。 -
続いて、フライシュマルクトの街並みを見にグリーヘンガッセ(Griechenbeisl)へ。
地下鉄U4 Spittelau駅 → Schwedenplatz駅(4駅)
Schwedenplatz駅から歩いて、グリーヘンガッセ通りは徒歩1分程度。
位置情報をつけておきました。
中世に肉(フライシュ)の市場(マルクト)があったことから、
フライシュマルクトと言われているそうです。
この道、すごーーーく趣があってステキ!! -
-
ここは小さな教会でしょうか。
曲線的でシンプルな飾りが、逆に芸術的。 -
この路地は、
バットレス(建物の間にお互いに支えるために掛け渡されている支柱)が
なんとも言えない中世的雰囲気を作り出していることで
有名だそうです。
位置情報をつけておきました。
ホントに映画のセットのよう! -
壁を伝う蔦も、雰囲気を醸し出しています。
この路地は短いので、あっという間に見学終了。 -
次は、イエズス教会へ徒歩で向かいます。
遠くはないのですが、分かりにくいところにあるので、
位置情報をつけておきました。 -
まさかの完全貸し切り(笑)
大きくはないですが、一見、とてもゴージャスな内装。
しかし、この教会のメインは、天井にあります。 -
このドーム、3Dのだまし絵なんです。
ドームじゃなくて、絵画なんです。
ナマで見ても、よく見ないと気づかないレベルの完成度。
スゴイです! -
イチオシ
アップにして、よく見てみてください!
-
-
それにしても、こんなゴージャスな内装が作れるなら、
おそらくドームくらい作れたんじゃないかと。
むしろだまし絵のほうが高度だったり?
貸し切りで思う存分見上げすぎて、首が痛くなりました。
散々堪能して、9:30頃出発。 -
次は、シュテファン大聖堂へ。
徒歩圏内です。
ウィーンの象徴ともいうべき、どでかいゴシック様式の大聖堂です。 -
イチオシ
屋根の紋章がとても気になったので調べてみたのですが、
よくわかりませんでした…
1950とあるので、1950年頃の紋章なのかな
と思ったのですが、
左側の紋章はその頃のオーストリアの紋章に近い様子。
右側の十字の紋章の意味が、よくわかりません。
なんだか、気になってきました。
今度調べてみたいと思います。 -
-
-
壮大ながらも荘厳な色合いの大聖堂に、
淡いパステル絵の具のようなステンドグラスの色合いが
とても良く合います。 -
主祭壇。
-
主祭壇も、繊細ながらも、とてもシックな作りです。
-
-
主祭壇の対面には、壮観なパイプオルガン。
-
有名な説教壇。
下の小窓から、建築家ピルグラムが覗いている、
と地球の○き方には書いてあったのですが、
「ピルグラムではなく、この聖堂の棟梁です」と
オーディオガイドで言っていましたw -
-
主祭壇の手すりには、蛙とトカゲが彫り込まれていました。
-
-
北塔は、財政難のため途中までしか建設されなかったので、
南塔より全然低いのですが、
北答だけ、巨大な鐘があります。
(南塔には、ここにあったんだろうなと思わせる
空間だけありました)
ガラスに入っていて、うまく写真が撮れませんでした。 -
エレベーターで登れる北塔も、登ってみました。
-
屋根のウロコ模様。
-
ここにも、窓からひょっこり、のお方がw
-
そして、南塔343段の階段にチャレンジ!
…かなり足腰をヤられました…w -
先程は見えなかった屋根の裏側には、
今度は双頭の鷲の紋章が描かれています。
昔のオーストリアの紋章も双頭の鷲だったので、
それかなと思ったのですが真ん中のエンブレムがやはりわからず。
勉強しないとダメですね。 -
343段の上から、ウィーンを一望。
赤い屋根の大平原、美しいことこの上ありません。
足腰を痛めながら、10:30ごろ出発。 -
次に向かったのは、フンデルトヴァッサーハウス。
地下鉄U1 Stephansplatz駅 → Schwedenplatz駅(1駅)
路面電車1(オレンジ) Schwedenplatz駅 → Hetzgasse駅(4駅)
地下鉄Schwedenplatz駅の出口を出て左右を見渡せば、
路面電車の乗り場が見えます。
乗り場に停車駅が書いてありますので、
それを見てHetzgasse駅に停まるやつに乗ってください。
Hetzgasse駅を降りたら、通り沿いにあります。
目立ちますし、みんなが写真を撮っているので、
すぐわかります。 -
名前の通り、フンデルトヴァッサーの代表作の、アパートです。
今も、普通に入居されています。
羨ましい…
(夢はカサ・ミラに入居w)
1階にカフェがあり、ゆかりのグッズが売っています。 -
この柱とか…
太い方か細いほうか、もしくは両方とも、
多分、なんの役にも立っていませんw
そもそも天井の高さがずれてるっていう、自由さ。
ステキです。 -
カラフルな壁は、塗っているようです。
-
-
こことか、盛大に凹んでるんですけど、
2階の床は盛り上がってるんでしょうかww
めっちゃ楽しそうです! -
出窓もみんなデザインが違います。
排水管は真っ青なアクセントに。 -
例の床が凹んでいると思われるところに下に、
噴水があります。
水漏れしそうで、気がきじゃありませんw -
2階にもレストランがあるようで、階段の床にも色とりどりのタイルが。
-
ちなみに、凹んでるところの下は、
シルバーを基調とした謎の空間。
それにしても、シミだか模様だか判別つかないので、
本気で水漏れとかしても、しばらく気づかなさそうですw -
例の凹みの向かいに、お土産物屋さんがあり、
ここもフンデルトヴァッサー建築。
まるで、おもちゃ屋さんですwww -
お土産物屋さんの階段も、床が歪んでおります。
登りにくいっていうw -
真ん中にバーカウンターがあります。
カウンターの高さが一定じゃないっていうw
酔っ払ったら確実に、
グラスを段差でガラガラガッシャンしちゃいそうですw -
意外とシンプルな天井。
-
トイレの中までフンデルトヴァッサー色でいっぱいということで、
有名なトイレです。
ご高齢の団体客が長蛇の列をなしていたので、
見学は諦めました。
11:30に出発。 -
次は、ウィーンにあるフンデルトヴァッサーの建築で、
一番興奮した、クントハウスウィーンへ。
フンデルトヴァッサーハウスから、徒歩で10分ほどです。
途中に、こんな案内が出ていました。
(クントハウスウィーンはあっち、と→が書いてあります) -
通りをまっすぐひたすら歩いていると、
こんな牛のような建物が登場。
クントハウスウィーン美術館です。
検索すればすぐにわかりますが、一応、位置情報をつけておきました。 -
この建物は比較的色調が統一されていて、
紫やブルー、白黒など、シックな色が多用されています。 -
-
フラミンゴ状態の、入口の柱(笑)
-
入口のドアの取っ手がボコボコなんですが、
怪力の来場者が強く握りすぎたのでしょうかwww -
入った途端、床が波打っていて、
おっと…とびっくりしますw -
2〜3階の美術展のチケットを購入して、見学しました。
この階段、一見、もはや見慣れてきたフンデルトヴァッサー調ですが… -
天井が鮮やかなスカイブルーなんです!!
群青色の柱と相まって、
しびれるほどの美しさ!!! -
ちなみに、螺旋階段も大好きなので、
ついこういうアングルで写真を撮ってしまいます(汗) -
ちなみに、階段の手すりには、
うっかり握ると怪我しそうな、配管の切れ端とかが付いていますw
油断は禁物です。 -
-
2階の出窓の部分は、こんな感じになっています。
もちろん、床は波打っていますw -
フンデルトヴァッサー建築の模型。
こういう感じの建物も、どこだったかに実際にあります。 -
裏庭(表かも)には、カフェレストランがあります。
アソコの椅子も、なんとなく若干ガタつきそうな気がしてなりませんw
(実際はガタつかないんでしょうけど) -
-
庭から見た、建物。
-
庭側の門。
こっちが正門のような気がします… -
門の脇にある見張り台的なところの階段。
色々堪能して、12:30に出発。 -
次は、そうこうしている間に開館したはずのウィーン郵便貯金局に行きます。
路面電車1(オレンジ) Radetzkyolatz駅 → Julius-Raab-Platz駅(2駅)
クントハウスウィーンの近くに、路面電車の乗り場があるので、
そこからウィーン郵便貯金局に近い路面電車の駅まで、戻ります。
場所としては、イエズス教会などの近くですが、
10時にならないと開いていないので、後回しにしていました。
余談ですが、路面電車の社内の椅子はこんな感じ。
小学校の教室の椅子みたいですw -
-
路面電車の駅から、ウィーン郵便貯金局へ徒歩3分程度。
これが、フンデルトヴァッサーとは真逆の、
モダニズム建築家、オットー・ワーグナーの代表作です。 -
建物の上に二体のアルミニウムの天使像。
静かに見守られている感。 -
はっきりとした潔い直線と、ムダがないのにどこか柔らかい曲線の組み合わせが、
とても好きです。 -
コンクリート打ちっぱなしの建物に付き物の穴も、
間隔が独特でドット柄のようです。 -
直線の中にさり気なく潜む曲線が、とっても優しくて美しい玄関ホール。
手すりや階段のフチが、人に優しい気がします。 -
外壁のコンクリートの壁のドット柄とおそろみたいに、
玄関ホールの壁にもアルミのドットが付いています。
これは、葉巻置き? -
イチオシ
中はこの清々しさ!
郵便貯金局なんて重々しい空気を想像してたら、
完全に裏切られます。
ここは、オットー・ワーグナーが作った後、かなり改装されているらしく、
その前はもっとワーグナー色が強かった模様。
その頃、見たかったです! -
-
お客様が書類を書く机だと思うのですが、
かっちりしてる風情なのに、角が丸まっこくて、
信頼と柔らかさの両方を、見事に表現しているような気がしてなりません。
ちなみに、横のビスもドット柄に見えてきました。 -
-
奥には、オットー・ワーグナーミュージアムがあります。
こんな風に、窓口カウンターを内側から見ることもできます。
使っていないとはいえ、ピッカピカで眩しいくらいです。 -
ミュージアムの壁や天井には、こんな模様が。
-
通気口は、現在はエアコンとして使われているそうです。
ここにもドット柄がいっぱい!
本当に、清廉で美しい作品でした。 -
13:30
小雨と寒気で寒すぎたので、駅前に戻ってカフェに。
温かいカフェオレと、ほうれん草のマフィンをいただきました。
甘くないしっとりとした食事マフィンで、
とっても美味しかったです。
写真は半分かじった状態(笑) -
次に向かったのは、Hoffnung der Welt教会。
ネットで見かけて、なんてかわいい教会なんだろう!と
ちょっと見てみたかった教会です。
地下鉄U1 Schwedenplatz駅 → Kaisermuhlen-Vienna Int.Centre駅(5駅)
ちなみにウィーンの地下鉄の改札には、
誰もいませんw 自動改札もありませんw
通り放題ですwww
これ、みんな料金はらってるのかしら…と、
普通に心配になりました。
電車内での改札も、一度も見かけませんでした。 -
Kaisermuhlen-Vienna Int.Centre駅という、何とも長ったらしい名前の駅の、
駅前にこのHoffnung der Welt教会はあります。
位置情報をつけておきました。
すぐ裏には、IAEA(国際原子力機関)の建物があります。
外観からして、穴好きの伊東豊雄の建築みたいですが、
なんだかとっても今風です。 -
-
外壁のガッチリした感じとは正反対で、
中はふわっとした温かみのある木。 -
そしてこの、美しさです!!!
かわいいーーー!!! -
大きいドットと小さいドット、
外の鉄板にも同じ窓がありましたが、
全く違う印象。
そして、円の中に金で大きく引かれた十字は、
ちょっとアシンメトリーで不思議な感じです。 -
木の葉型の天窓の優しいフォルム。。。
-
-
-
-
スッキリと整頓された聖書すら、デザインの一部に見えます。
本当にかわいくて、頬ずりしたくなるような教会でした。
誰が設計したんだろう…
キュンキュンしながら、15:00に出発。 -
続いて、旧ウィーン中央銀行ファヴォリーテン支店へ。
地下鉄U1 Kaisermuhlen-Vienna Int.Centre駅 → Keplerplatz駅(10駅)
駅から数分のところにあります。
位置情報をつけておきました。
建築好きなら、誰もが一度は見物したいと思っているのではないかと思います。
そして、私がウィーンに来たかった理由の、1つがこれ。
『旧』とつけたのは、
てっきりウィーン中央銀行ファヴォリーテン支店と思って行ったら、
かばん屋さんに変わっていたからですw -
生きているかのように歪んだ、
まるで、オウムの殻のような外壁。 -
-
なぜか手。しかも悶絶中(笑)
痒いのに掻けない!みたいなw -
静脈みたいな配管。
-
-
-
-
こんな内装で、銀行だったのですから、
その銀行のアグレッシブさに、拍手です。 -
ほんとに、アニメの世界に迷い込んだような、
不思議な印象の建物でした。
それにしても、銀行と思って行ったら、
おもいっきりカバン屋さんに変わってたことが、
何よりの衝撃でしたw -
次は、カールスプラッツ駅に向かいます。
地下鉄U1 Keplerplatz駅 → Karlsplatz駅(3駅)
カールスプラッツ駅は、駅自体がアーティスティック。
ベンチもこんなおしゃれなことになっています。 -
構内の壁も、なんだかスゴイことになってます。
-
郵便貯金局と同じオットー・ワーグナーの、市電カールスプラッツ駅です。
これ、写真で見るより、10倍くらいかわいいです!!
そんなに期待して行かなかったのに、大興奮! -
裏側。
-
表側。ゴテゴテ過ぎない植物模様が、とっても上品。
-
-
ちなみに、向かいには全く同じ外観の、カフェがあります。
-
屋根の角に付けられた、雌しべみたいな飾り。
-
中の天井。
上質な有機的曲線が描かれています。 -
中はオットー・ワーグナー資料館のようになっていて、
(現在は市電の駅ではありません)
ワーグナー作品の写真や模型が並んでいます。 -
-
-
ドアの装飾が、中から見ると影になって、
まるでステンドグラスのようです。 -
花びらを集めたような装飾が、ほんとにステキ!
-
窓の上には向日葵が。
とても感動的な、心にしみる、上質の作品でした。 -
次に、ウィーン分離派館(セセッシオン)へ。
市電カールスプラッツ駅の前の、
大きな道をわたってすぐ、斜め向かいくらいにあります。
有名な、「金色のキャベツ」が乗っかった、建物です。 -
ここは、ウィーンの芸術家グループ「分離派」
(古くからの芸術家グループから分離した派)が、拠点として建てたもの。
かじった知識ですが、
伝統的な考え方と闘う姿勢を、女神アテネをモチーフにして表現しているようです。
建物の表には、アテネによって、
見た者を石にする、髪がヘビの怪物に変えられたゴルゴンが浮彫にされており、
保守的な伝統主義者たちへの挑戦状のようなものらしいです。
こわっw -
ゴルゴンのまわりは、金の月桂樹で囲まれていて、
とっても平和な感じなのに・・・ -
ゴルゴンの下では、トカゲ(?)もこっちを睨んでいて、
リアルに怖いw -
屋根のふちにも、何やらヘビのようなものが…でもよく見えませんでした。
-
下の方には、葉が細かく彫り込まれていました。
-
壁に浮彫にされたフクロウ。
フクロウは、女神アテネの象徴だそうなので、
それで彫られているのかな。 -
正面から一転して、横の壁は、
草木が左右対称に美しく彫り込まれていて、とっても平和的!w -
正面ドアの両脇に置かれている、巨大な瓶。
-
瓶(カメ)を、亀(カメ)が支えていますwww
とか寒いジョークを言っている場合ではなくて、
ぱっと見より攻撃性の強い、面白い建物でした。 -
次は、カールス教会へ。
セセッシオンから、徒歩5分程度です。
大学のおとなりにあるので、
大学生たちが教会の前の池の畔に座り込んで、
あちこちで談笑していました。
この教会、外はともかく、中がびっくりでした。 -
-
-
柱には、細かい浮彫が。
よく見えなかったのですが、
何かストーリが描かれているのかなと思いました。 -
塔の上には、鷲のような鳥が止まっています。
-
中に入ってビックリ!
なんとエレベータが設置されており、
天井画を見に行けるんですw
入った瞬間の景観、台無しですけどwww -
-
-
紋章を、天使が守っているのかな。
-
折角なので、エレベータに早速乗ってみました。
途中からは、階段で登ります。
最丈夫に着くと、天井画とこの近さwww -
こんな感じで天井画が見られます。
-
天井近くの見事な壁画も、こんな感じで細部まで見放題です。
-
-
下を見下ろしたところ。
ほんと、すごい大胆なシステムですwww -
-
-
で、下から天井画を見上げると、
当たり前ですけどこんな感じで。。。
ちゃんと見えないっていうw -
なかなか大胆な戦略の、面白い教会でした。
-
さて、この後17:00に、1日遅れでやってくるお友達と
シュテファン大聖堂の前で待ち合わせ(映画みたいw)していたので、
そこまで戻ったのですが、
お友達が遅れていたので、隙間時間を利用して、アンカー時計を見に行きました。
地下鉄U1 Karlsplatz駅 → Stephansplatz駅(1駅)
そこから徒歩5分くらい、ホーエルマルクト広場にあります。 -
この時計、アンカーという保険会社が作ったもので、
オーストリアの歴史的有名人が、
毎正時に1人ずつ12体現れるそうです。
12時には全員登場するらしいので、行くなら12時がベストとのこと。
私が到着したのは5時ちょっと前だったので、
4時と5時の人形が見えます。
誰なんだろうと調べてみたのですが、
4時=宮廷詩人ヴァルター・フォン・デア・フォーゲルヴァイデ
5時=ハプスブルク家のルドルフ一世とその妻ゲルトルード=アンナ
全然わかりませんでした(汗)
確かに、向かって右側の4時のお方は、
竪琴を持っているので、吟遊詩人的な匂いがします。 -
余談ですが、このアンカー時計の近くに、
こんな潜水艦の窓が集まったような建物があり、
気になってしまいました。 -
東京に住んでいながら、
東京のお友達とシュテファン大聖堂の前で落ち合うという、
映画みたいな待ち合わせは無事に済み、
2人でグラーベンの街並みを散策。
シュテファン大聖堂一帯の街並みは、世界遺産になっています。 -
グラーベン通りの端にある、オメガの店構えも、
どっしりしています。 -
街並みに溶け込むスターバックス。
-
ペスト記念柱。
-
ここにも、天使がたくさん!
-
とにかくたくさん見かける観光馬車。
-
深夜のタクシー乗り場のような行列ですw
-
そして、お友達が頼まれたお土産を調達するために、
高級デリカデッセン『ユリウス・マインル』へ。
グラーベン通りと、コールマルクトの交わるところにあります。
中は、さながら成城石井。
世界中の輸入菓子など贈答品がたくさんあって、
「これ、かわいい!」と思ってラベルを見ると
フランスの国旗が書いてあったりして、
ウィーンのお土産にならないじゃんっwと何度もやらかしそうになりました。
これはスイスのチョコレートのコーナー。
ものすごくかわいくないですか!? -
店名すら知らずに連れてかれた私ですが、
ちょうどいいやと、お店のロゴの入ったコーヒーを
ダンナさんへのお土産に買いました。
後で調べたら、自社ブランドのコーヒー豆が有名らしく、
ピンポイントで買った自分に笑ってしまいました。
レジでまた、びっくりしたのですが、
なんと、袋をくれるだけじゃなく、袋に入れてくれるスタッフが
レジごとに常駐!
普通のスーパーは、袋は有料、もちろん自分で袋詰めですから、
びっくりしました!!
さすがウィーンの成城石井(笑)
ちなみに私は、旅行中は常にエコバッグを持ち歩いています。
何か買ってホテルで飲もうとか思っても、
袋がないと持ち帰れないので、必需品です。 -
そのまま徒歩で、夕食を食べに『パラチンケンプファンドル』というお店へ。
パラチンケンとは、ウィーンのクレープだそうです。
日本語メニューがありました。
牛肉とキノコのクレープと、挽肉のクレープを注文。
この他に、スープがついてくるセットにしました。
スープはかなり濃厚で、エキスが凝縮されまくって、
ちょっと味が濃い目でした。
パラチンケンはガレットみたいな味で、
とっても美味しかったです!
粉モノ好きには、いいと思います。 -
挽肉のクレープを割って撮ってみたのですが、
イマイチ伝わらない…(汗) -
最後に、オーストリア応用美術館へ。
HPで開館時間を確認してたら、
火曜の夜だけ無料で、しかも夜中までやっているのを見つけ、
もったいないので行ってみようと。
地下鉄U1 Schwedenplatz駅 → Wien Mitte駅(1駅)
歩いて数分のところにあります。
ここ、展示が変わっていてとても面白かったのですが、
なにせ無料開放の日。
ロビーの全てのソファーで、カップルが寄り添っていて、
ちょっとしたアート系学生カップルのたまり場にw
ホールのテーブルもちょっとオシャレでかわいい感じ。 -
こんなお部屋の展示があったり。
-
天井も新旧の合わせ技みたいなデザインだったり。
-
綿菓子をまぶしたようなかわいいインテリアだったり。
-
Macみたいなドアだったり。
-
ガラスと白木でできた、
不思議な展示ケースだったり。 -
-
中でも、椅子の展示がとってもかわいくて。
-
影絵のような展示の仕方も、ステキでした。
-
-
これは織物で表現された本棚。
本は入ってませんw -
普段は1000円以上取っている美術館だけあって、
とても工夫された美術館でした。 -
最後に、どこで撮ったか忘れてしまったのですが、
とってもウィーンらしい写真を1枚。
盛りだくさんのウィーン1日目は終了です。
2日目のレポも、別に書きます。
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