2014夏スコットランド・ハイランドエリア旅行7-曇りのち雨のち晴れ以下繰り返し

2014/08/16 - 2014/08/16

インヴァネスの街をお散歩した後は、また南に戻ってきました。実際に泊まったのはペイズリーですが、4トラの街の区分には無いようなので、便宜上グラスゴーにしています。

エリア グラスゴー(イギリス)

• 旅行の満足度: 4.0
• ホテル: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

久しぶりにのんびりした朝御飯･･･。本当は、せっかく休暇で来ているんだから毎日こうありたい。

なんだかこの写真はすごく晴れている感があります。こんなだったっけ？コンサバトリーとお庭効果で、明るく感じるからかな？

このお宿も、前日に朝食を選択しておきます。何故かその紙は写真に撮っていなかったみたい。フルスコティッシュかオムレツかコンチネンタルだけか、あとなんだったっけな？

この写真は、コンチネンタル部分(ビュッフェ)のフルーツ＆ヨーグルトとポリッジ。ポリッジは初体験です。

後からやって来たフルスコティッシュ。盛りを少な目にしてもらうの忘れました。どれも美味しいけれど、ブラックプティングはこの量で来るとさすがに食べきれないなあ。

トーストとジャム。ジャムはしきりに、ホームメードなのよ！と強調されました。

お部屋は11時くらいまでに空けてね、ということで、その時間までに戻って来られるか分からなかったのでチェックアウトしてしまうことに。ちなみに、この宿はカード使えません。予約のシステムが機械化されているのでてっきり使えると思っていましたが。

まずは今日の切符を買いに行くことに。イギリスの鉄道の切符は早く買うととても安くなります。行き(グラスゴー→フォートウィリアム)は「もうこの時間しかないでしょ！」と事前に買っておいたのですが、インヴァネス→グラスゴーは旅程も後半だし、予定の状況によって乗りたい電車が変わるかもしれない、と悩んだ末に買っていませんでした。当然、この時間に買いに行くと定価でしか買えません。39.6£。まあ、仕方ないね。

バスという選択肢もあったけれど(激安長距離バスみたいなのが発達しています)、鉄道があるならやっぱり鉄道に乗りたい派なのである。

ミッションも終わったので、ゆるりと散歩。Victorian Market。えーと、想定より結構B級かな〜。「あなたが想像していたより、何でもある！」とか入り口に書いてあったけど。

お魚やさんの店頭。「本日、生きてるエビ入荷！」なんだか日本と同じマインドを感じます。

色々なお魚が売っていました。

お肉屋さんには、ハギスもあるよ！　安いな。

インヴァネスのメインストリートには、「Yes」と「No」の両方のディスプレイが展開されていました。これ、独立問題に関する態度表明です。グラスゴーやフォートウィリアムでは殆ど見かけませんでした。Ballachulishでは個人宅の窓辺にやたらと見かけました(Yesばかり)。

8月時点ではそれほど盛り上がっていなかったのか？、治安面での不安は全く感じなかったですし、観光客にも気が付くような集会は見られませんでした。

Inverness Castle。

Ness Islandsのあたりまで行こうかな、と思ったけれど、思ったより単調なネス川沿いの散歩に飽き、Infirmary Bridgeで引き返すことに。住宅街をぷらぷら歩いて、宿に戻ります。

インヴァネスは、私にとって特別に見たいものは無く、でも、真ん中に川がたゆたう、街の雰囲気はちょっと味わってみたいな、という感じでした。その期待を裏切らない街でした。

電車の時間までは1時間30分ほどあったので、食堂で過ごさせてもらうことに。掃除を終えたらしいMaryが「お茶飲む〜？」とこんな感じで出てきました。

出発しようとすると、「送るよ」とBob。この宿は駅までは徒歩15分くらい。問題なく歩けるけれど、余裕がある時はこうしている、ということなのでしょう。

川周辺にも大量にB&Bのあるインヴァネスとしては、ちょっと駅から遠いし、掃除もゆるいし、でも、BobとMaryが「あ、これもしてくれるんだ」みたいなちょっとしたことで株をあげていく、という宿でした。

この前と違って、プラットフォームは20分前の時点で既に決まっています。

しかし、入れてくれない･･･。グラスゴーでは、朝でひっきりなしに列車が来る中、ホームが狭いので人を制御しているのかな？という感じだったんですよね。でも、今はそこまで本数も無いし、ホームも広い。この管理方法、ナゾです。やっと改札が開くと、皆、列車に駆け込みます。スーツケースがあるとタイヘンなんですけど･･･。しかも、かなりの席が予約になっています(予約の人は急いでなかったってことか？) なんとか席を見つけて、ねじ込みます。進行方向逆の席しか見つけられませんでした。

落ち着いたところで見渡すと、3両しかないし、行きのように予約が偏っているなどではなく、本当に席数に対して人が多いという状態でした。荷物置き場も無いので、デッキ部分にスーツケースは置いておきました。鍵が大活躍です。自分からみて背中越しのところにしか置けなかったのがイマイチでしたが(いつも視界に入れておくことが出来ない)。

当日切符を買うと席指定が出来ないのは、「好きなところに座れる」くらいにしか思っていなかったのですが、こんなに混んでいるのならどうかと思うなあ。当日券の方が高い料金を払っているんだし･･･。

ハイランドといっても、この辺りはゆるやかな地形が続きます。行きと違って、観光客っぽい人が少なく、満員の中で写真を撮りまくるのは若干浮いていたかも。

地面がほんのり紫に染まっています。

この便はPerthで乗換。時刻表で「乗換がある」のを見ると面倒だな、と感じてしまうけれど、実際にはそうでもない。特に、こんな風に混んでいて、乗り心地がさほどでもない場合は。それに、この乗換はグラスゴーに行く人用に最初から丁度よく接続が設定されているしね。

ホームが2カ所に分かれていて、渡り廊下的なものを通って行きます。乗換には5分程度はかかるんじゃないかな。

今度は、進行方向に座れました。のんびりとした景色の連続。こんな感じだと、車窓をみながらぼ〜っと出来て、行きの、絶景の連続とはまた異なる幸せ。

さっきまで青空だったのに･･･。

Queen Street駅に帰りついて、Buchanan Streetは混んでいるので避けつつ(歩行者天国なのはこちらの方がいいけど)、Central駅に移動。確かにこちらの方がずっと大きな駅です。

6駅でPaisley Canalに到着です。

この駅が終点です。日曜は運休だと言うし、この辺りの住民をグラスゴーに運ぶための通勤電車といったところでしょうか。

ここから5分ほど歩いて、最後の宿、Muirholm B&Bです。うう、またちょっと雨降ってきた。風が強い〜。

中に入ると、Francescaが「まあ〜、寒かったでしょう。こんなに手が冷たくなっちゃって！すぐに部屋は温まるからね！」(※8月の会話です)

わぁあ〜お！Webで想像していたといえ、65£/日でこんな部屋に泊まっていいのだろうか？！

グラスゴーで全く宿が見つからず、グレーター・グラスゴーと呼ばれる範囲まで手を広げて探索、でも、帰りのフライトは朝早いので、基本はグラスゴーの西側じゃないと。もう、エアポートホテルしかないかな(味気ないので好きじゃない)と思い始めたところに、この宿を見つけたのでした。

クラシックなお部屋に意外にも合う、お洒落な色遣い(Francescaのセンスなんだろうか？？)のベッドメーク。その上にぬいぐるみ、面白いな。

そして、バスタブ！猫足！写真失敗したので、載せていませんが、この隣にシャワーもあります。背中をマッサージできるような水の出方もする高級シャワーでした(マッサージ的に使うのは、私には微妙でしたが･･･)。

アメニティは、バスタブ側にAlan Aromatics、シャワー側にEcossential ELEMENTS。

今日はさっくりご飯を食べて、休みましょう。「近くでご飯食べられるところ、どこがいいですか」「そうねえ、駅前に行けばもう少しあるけれど･･･、こんな天気だし･･･、今通ってきた道に"Craig Dhu"があったでしょう。地元のパブで、まあまあ、でしかないけれど、悪くはないわ。まあまあだけどね」

しかして、パブは満員！なんだかやたらと盛り上がっている感じで、今はこのテンションに付いていけそうにも無い。駅の反対側にコギレイそうな、その名も「Canal Station」を見つけ、そちらに入ることに。

ビール。Tennents。一番メジャーなやつですね。この後、Bitter & Twistedも飲んだ。

人参スープ。暖まる〜。これは美味しかったです。

お魚入りリゾット。ちょっと味が足りない。ボリューム控えめなところがウレシイ。良く考えると、今日はお昼食べていない(途中でおやつとかは食べてます)。でも、こんなものでいいのよね。

部屋に戻って、爆睡です。