2014/08/11 - 2014/08/18
45位(同エリア209件中)
skomuroさん
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夏休みを利用してトルコの周遊ツアーに行ってきました。
8日間の日程で主要なスポットを巡るツアーでなかなかの強行軍でしたが、日ごとに違う光景や文化を見ることができ、トルコを満喫してきました。
・1日目 成田→イスタンブールへ移動
・2日目 ダーダネルス海峡を渡りトロイ観光(ギリシャ時代遺跡)
アイワルク泊(エーゲ海)
・3日目 ベルガマ・エフェソス観光(ローマ時代遺跡)
パムッカレ観光・泊(石灰棚)
・4日目 コンヤ観光(イスラム教の神秘主義発祥地)
・5日目 カッパドキア観光・泊(奇岩地帯)
・6日目 イスタンブールへ移動・観光(オスマントルコ時代)
ボスポラス海峡クルーズ
・7日目 イスタンブール観光 イスタンブール→成田へ移動
・8日目 帰国
4日目はパムッカレからカッパドキアへの移動がメイン。
移動距離は670Km。
その途中にあるコンヤに立ち寄る。そんな感じです。
移動が多い日でしたが、イスラム色が濃いコンヤ・途中で通るシルクロードなど、今までとは違うトルコが出てきた日でした。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- ターキッシュ エアラインズ
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- JTB
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-
4日目7:30 パムッカレを出発。
この辺りは大理石の産地だそうで、所々に石切り場を見ることができます。 -
この辺りではありませんが、トルコでは次々に高速鉄道の路線を作っているそうです。
あと数年もたつと、ツアーの行程にも高速鉄道が含まれてくるかもしれません。 -
9:15 1回目の休憩。
-
ここのお勧めは、はちみつヨーグルト。
ヨーグルトは固めですが、はちみつとよく合います。 -
天井には、トルコの魔除けであるナザール・ボンジュウ。
目玉ですね。
これはトルコの代表的なお土産でもあり、どこでも買うことができます。 -
キレイ好きなのか、ドライブインではよくバスを洗う光景を見かけます。
-
11:30 2回目の休憩+昼食
OZKANというドライブイン兼レストラン。
(Oの上に¨がありますが、読み方はわかりません) -
昼食のメインはピデというトルコ風のピザ。
薄いピザ生地の上に、肉などの具材が乗っています。
ガイドさんの主張によると、ピザのような食べ物は地中海世界全般で食べられていたが、イタリア系の移民がアメリカで広めたことからイタリアの食べのものとして認知されていったんだどか。 -
レストラン内には、ちょっとした公園になっています。
子供用のサイズだったので、ブランコには乗れなかった。 -
この像はトルコにおける「一休さん」のような人。
後日調べてみたら、ナスレッディン・ホジャという方。
一休さんは実在の人物ですが(とんちの話は別として)、この方は実在したかどうか、どの時代の人物か諸説あるようです。 -
昼食後さらに移動をして14:00過ぎ。コンヤ市内に着きました。
コンヤは殆ど聞き覚えがない地名でしたが、
オスマントルコの時代より前に、中東を支配したセルジューク朝。
この地方政権であるルーム・セルジューク朝が都を置いたのがコンヤであり、十字軍では何度も争奪の地にもなった場所です。 -
トルコの中でも比較的保守的な地域のようで、
中世の建造物も幾つか残されているそうです。 -
まず訪れたのは、インジェミナーレ博物館。
13世紀半ばに建てられた神学校です。
街の中心部にあるためか、下車はせず車窓からの観光です。 -
インジェミナーレとは細いミナレット(尖塔)という意味。
塔の上のアンテナのようなものが特徴ですが、
1901年の落雷で崩壊してしまい、以前の約1/3程度の長さになってしまったそうです。 -
混雑する場所のようで駐車することはできず、車窓から1分程度眺めたのみ。
ゆっくり見てみたかったけど、仕方がないかな。インジェ ミナーレ博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
そのままバスで次へ移動。
ガイドさんによるとトルコ国内で車の運転が荒い地域のようで、地域のナンバーである42は、要注意だそうです。 -
宗教的にも保守的な傾向が強いそうで、スカーフをしている女性も良く見かけます。
宗教色が強くないお国柄ですが、コンヤ付近では気を遣ったほうがよさそう。 -
14:30 コンヤでの観光スポット メヴラーナ博物館に到着。
-
コンヤはイスラム教の神秘主義の一派であるメヴレヴィー教団の発祥地。
このメヴラーナ博物館は、創始者であるジャラール・ウッディーン・ルーミーの霊廟。 -
緑色のドームの真下に霊廟があります。
左側はその後に建て増しされた部分。 -
まずは霊廟に入りました。
神聖な場所の為、内部は撮影禁止。
没収されるほどではありませんが、何人か注意されていました。 -
内部は土足禁止のため、靴にビニールを被せて入ります。
またモスクも兼ねているようで、礼拝をしてい人達もいました。 -
しばらく自由時間になったので、周りの博物館に入ります。
博物館側は撮影OKです。メヴラーナ博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
メヴレヴィー教団の特徴であるセマー(旋回舞踏)。
回転しつつ踊る宗教行為で、祈りの手段だそうです。 -
こちらは宗教施設の生活風景をあらわしたもの。
-
新入りは1年間下働きとして修行を行い、資格を見極められるそうです。
その期間はこのようは狭い部屋で生活。 -
部屋の下には靴置きがあります。
1年後入門を認められれば靴を内向き。認められなければ外向きに置かれるそうで、失格となれば出て行かないといけません。
日本でいうお寺へ入門するイメージかな。 -
紅白のアーチがイスラム建築らしいですね。
-
お墓のように見えますが、詳しくわからず。
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小さな部屋に幾つかの品々が展示されています。
こちらはコーランのようです。
なお霊廟には、親指くらいの大きさのコーランがあります。
文字は顕微鏡でないと見えないくらいでした。 -
数珠のようなもの。
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こちらは人形ではなく、実際にコーランらしきものを唱えていた方。
観光客向けだと思いますが、当時の雰囲気を思わせます。 -
メヴレヴィー教団自体は、トルコが民主化した時に政教分離の一環として、解散させられていますが、旋回舞踏のセマーは観光客向けに残っています。
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博物館を出てバスに向かう途中。
旋回舞踏の人形がありました。 -
近くにはセラミックのお皿が売っているお店もありましたが、時間の都合で中は見られず。
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15:30 カッパドキア方面へ向けて出発です。
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この日のルートは、シルクロードの一部も通りました。
トルコにはシルクロードのイメージは余りないのですが、東西交流の西側にあたるのでしょう。 -
風景も何となく中央アジアっぽく見えてきます。
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16:50 シルクロードの隊商宿であるキャラバンサライに到着。
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トイレ休憩&お土産の時間です。
ちょうど礼拝の時間になったためか、近くのモスクから声が聞こえてきました。 -
キャラバンサライは入ることができますが、入場料がかかります。
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外観はこんな感じ。
当時は盗賊なども横行したでしょうから、この位の城壁のある場所でないとゆっくり休めなかったでしょうね。 -
遠くには馬車らしきものが見えます。
シルクロード気分を少し味わえたかな。 -
そのままカッパドキアまで移動。
着いたのは18:30過ぎ。 -
当日の移動距離約670Km。
バスに延々と揺られつつ、ちょっとコンヤを見る。
そんな一日でした。
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