フランス・ディジョン、「ひたすら飲んで食べた夏休み」（３：パリ編）

2014/08/16 - 2014/08/23

飲んで、食べて、散歩しているうちにあっという間に過ぎたディジョンでの滞在。名所旧跡めぐりや買い物には興味く、あとは帰国への道に着くべく、今回の旅行の最後の宿泊地パリへ向かう。パリは、帰国前の1泊（実質半日）のみです。

エリア パリ(フランス)

• 旅行の満足度: 3.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: キャセイパシフィック航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

パリへは、往路と同様TGVでパリ・リヨン駅へ。ここで乗り換え、北駅真ん前のメルキュールホテルに宿泊。写真はホテルの外観。

ホテルの用意がまだ（そりゃ１時前だもの）なので、荷物を預けてそばのレストランで昼食。定番のバヴェットのステーキ、、、ですが、やや注文より火が入り過ぎか？味は悪くない。引き続きワインを飲む。

この北駅周辺は、以前はひどく荒れたところで、その後ユーロスターの発着駅になった頃から綺麗になってきた。が、駅周辺のお約束、スリ、ひったくりは多いようなので気は抜けません（飲んじゃってるけど）。
北方、特にベルギーに向かう列車の起点なので、ムール貝などのベルギー料理を出す店が多かったが、これも少しずつ減ってきた。

さらには、パリ全体でも、ステックフリットにはじまり内臓料理、煮込み料理などを出す伝統的な庶民向けの店が減り、ピザを中心とするイタリアン（なんちゃってですが）、ファーストフードの店が増えつつある。個人的な感触にすぎないが。

私なんぞは何も言えたものではないけれど、選択の幅が狭まってきているのは残念。

３時にチェックイン。

メルキュールは手頃で一応近代的な設備が整っているのでよく利用するが、同じAccor系列の格下ブランドIBISとは、バスタブの有無と部屋の広い狭いくらいの差なので、予算に応じて使い分けている。

ネットもディジョンより良くなったが、まだ、東京のホテルの水準などから比べると遅い。

たいていは、パリ以外の目的地に行く場合は、帰国前日はド・ゴール空港周辺のホテルに泊まる（大体IBIS Paris CDG Airport）。今回は、空港の施設、レストランも芸がないので、北駅周辺をダメ元で試してみた次第。

夕食の前菜。田舎風のテリーヌ。写真はピンボケですが、味はボケてません。
よく出来ているが、こういうのって、フランスならまず外れはないですよね。

ローストチキン、もも。

こうやって、並べていくと、今回の旅行の食事って、物凄いステレオタイプだったことに気づく。う〜ん、「普通」に飢えていたのか、好奇心や想像力が欠落してきたのか。。。

あ、この鶏はハズレ。皮が油っぽく、香ばしさがない。肉に、きちんと肉汁が残っていたのが救い。

ワインはBeaujolais Villages ボトル、20ユーロ前半だったような？

ということで、口直しに、カシスのシャーベットを食す。
これもまた、外れようがない。
で、本日終了。
明日は日本へ向けてまっしぐら、、、ではなくて香港経由の長旅です。

帰りのキャセイは、機材も同じ。特に書きしるすこともない。

パリ香港間は普通に食べ飲み、映画を見て過ごす。
香港羽田間は、飛行機内ではほとんど眠れない私にしては、珍しく爆睡。機内食も取らないまま定刻にて羽田着。

無事、帰国できたことに感謝。
次の「遊びでの」欧州訪問はいつになるのであろうか？
特に、円安という「不条理」、ユーロ圏内の飲食費等の上昇は財布にこたえる。仕事にも勤しみ、資金と体力を蓄え、好奇心をたかめるのみ。

以上。