2014/08/01 - 2014/08/07
355位(同エリア8660件中)
夏秋さん
夫の1週間の夏休み、アンコールワットへ旅することになりました。
せっかくだから、カンボジア以外の国も体験したいと思い、最初はよくツアーが組まれているハノイ、ハロン湾にも行ける周遊ツアーに申し込もうと思っていました。
5月の終わり頃、ツアーを検討している時、偶然ルアンパバーンでの托鉢のお写真を目にしました。
私はそれまでルアンパバーンという街の名前はおろか、ラオスがどこにあるのかさえわかっていませんでした。
ベトナムやタイ、カンボジアなどは、なじみのある国でしたが、ラオスは東南アジアにある国という認識しかなく、私にとって、ラオスは未知の国でした。
ルアンパバーンでの托鉢のお写真をきっかけに、この街について色々調べていくうちに、友人が5年ほど前に、ルアンパバーンを旅していたことに気がつきました。
そして日本人にはなじみのないこの街が、街全体が世界文化遺産に登録された古い都であり、イギリスの旅行雑誌で何度もベストワンに選ばれていることを知りました。
私はルアンパバーンの街について、もっと知りたくなりました。
「ルアンパバーン? どこそれ?」と不審がる夫を説き伏せ、この夏の旅行先が決定したのが6月初め。
ルアンパバーンに支店があるHISさんに相談に行ったところ、アンコールワットとルアンパバーンの周遊コースはなく、個人で航空券をとるしかないとのこと。
旅費を計算して頂くと、大変な金額になります。
アンコールワットとルアンパバーンを別々に旅するほうが安いくらいです。
あきらめかけていたところ、インターネットで「MSOツアー」さんが企画されているアンコールワットとルアンパバーンの周遊コースを見つけました。
聞いたことない旅行会社でちょっと不安でしたが、こちらでお願いすることにしました。
募集形態はツアーですが、おそらく参加者は私たち夫婦だけになるとのこと。
さてさてどんな旅になるのやら…
長い旅行記となりますが、最後のルアンパバーンまで見て頂けると幸いです。
★旅程★
【8月1日】
VN311 成田10:00発 ハノイ13:15着
VN837 ハノイ15:30発 シュムリアップ17:10着
シュムリアップ プリンスダンコールホテル&スパ チェックイン
◆ナイトマーケット散策
◆パブストリート クメールキッチンで夕食
【8月2日】
◆早朝 アンコールワット見学
ホテルで朝食
遺跡観光ツアー 8時30分ホテル発
◆アンコールトム観光
南大門、バイヨン、バプーオン、ピミアナカス、癩王のテラス、象のテラス
◆タ・プローム観光
昼食
◆アンコールワット観光
◆フルムーンナイトマーケットでお買物
夕食
◆クーレン2 アプサラ舞踊鑑賞
【8月3日】
チャーター車で遺跡観光(クロマーツアー)8時ホテル出発
◆バンテアイ・サムレ ◆バンテアイ・スレイ
◆アキーラ氏の地雷博物館 ◆プレ・ループ ◆バンテアイ・クディ
昼食
◆タ・ケウ ◆トマムノン ◆チャウ・サイ・デヴォダ
◆プリア・カン ◆プノン・バケン
◆オールドマーケット
夕食
◆パリス・サイゴン
【8月4日】
トゥクトゥクで遺跡めぐり 07:50~13:00
◆タ・プローム ◆東メボン ◆タ・ソム ◆ニャック・ポアン
◆象のテラス ◆バイヨン ◆アンコールワット
昼食は、ホテルでハイティ
14:30 ホテルチェックアウト
16:35 VN930 シェムリアップ発、空路ルアンパバンへ
18:30 ルアンパバン空港着
19:00 ホテル到着
【8月5日】
◆托鉢体験 ◆朝市見学
ホテルで朝食
◆メコン川クルーズ
バーンサーンハイ・パークウー洞窟
昼食
◆王宮博物館 ◆ワット・マイ ◆プーシーの丘
◆ワット・シェーントン
◆ナイトマーケットでショッピング
夕食:「ソンパオ」
【8月6日】
托鉢を見学
ホテルで朝食
◆タット・セー滝と象のり体験
◆ポーシーマーケットで買物
昼食:カオソーイ
◆Wat Sene ◆Wat Sop Sickharam ◆Wat Sirimoung Khoun Sayaram
15:00 ホテルチェックアウト
17:10 VN2904 ルアンパバン発、空路ハノイへ
【8月7日】
00:10 VN310 ハノイ発、成田へ
07:35:成田着
旅行会社で手配した旅程に、アンコールワットとルアンパバーン
初日の観光は組み込まれていました。
その他の日は自由行動のため、2日めはveltraで車チャーターと
日本語ガイドを8時間(85ドル)を日本で予約しました。
郊外の遺跡、バンテアイ・スレイに行くため、15ドル追加となり、
支払いは100ドルです。
また、ツアーのホテルはスタンダードタイプだったので
アップグレードしました。
■旅の費用■
旅行代金 113700円 × 2 = 227400円
空港諸税 6410円 × 2 = 12820円
シュリムアップホテル指定料金(3泊)
2500円×3泊×2= 15000円
ルアンプラバンホテル指定料金(2泊)
5000円×2泊×2= 20000円
8/3 8時間チャーター車・ガイド=10300円(100ドル)
8/4 トゥクトゥクチャーター = 2060円(20ドル)
8/6 タットセー滝と象乗りツアー=11330円(55ドル×2)
その他諸費用 (食事代、チップ、お土産代等) 40000円(約388ドル)
7日間の旅の総費用 2人で 338910円
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 航空会社
- ベトナム航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
PR
-
■8月1日■
成田からベトナム航空でハノイへ向かいます
配られたメニューがすてき -
ドリンクの種類が豊富です
スパークリングワインをいただきましょう -
お食事は和食をチョイス
豚かつは甘めのソースが微妙なお味 -
ハノイに到着しました
コネクティングフライトのカウンターで
Eチケットとパスポートを提示すると、シュムリアップ行きの
航空券がもらえました。 -
無事、シュムリアップ行きの飛行機に乗れました
羊雲がふわふわ -
日本からの食事より、こちらのほうが私は美味しいと思いました。
-
シュムリアップが近づいてきました
今まで見たことのない風景が広がっています
お写真では伝わらないのですが、広い緑の大地が水浸しなのです
ああ… これが雨季なのかと感じました -
シュムリアップ空港に到着しました
タラップを降りて、歩いてターミナルに向かうと -
雨上がりの南国の空気に包まれます
-
プリンスダンコールホテル&スパにチェックイン
こちらのホテルは立地で選びました。
ナイトマーケットやパブストリートも徒歩圏内で
通りの向かいにはスーパーもあります。 -
落ち着いた雰囲気のお部屋です
-
ホテルから、ぶらぶら歩いてナイトマーケットを散策した後
賑やかなパブストリートまで来ました
ここが有名なレッドピアノですね -
炭火焼きのお肉が美味しそうです
今日の晩御飯は、クメールキッチンにいたしましょう。
時刻は午後8時
人気店のようで、店内はお客さんでいっぱいです
5分ほど待つと、席に案内されました -
「Khmer Kitchen」
ラオビールで乾杯です。
次に向かう国、ラオスのビールで、とても飲みやすいです。
オープンエアのレストランですが
天井でくるくるファンが回っているので暑さもなんとか大丈夫 -
「生胡椒とエビと野菜の炒め物」
夫はこの「生胡椒料理」をとても楽しみにしていました。
私は香辛料は苦手なので、恐る恐る一粒口にしてみると
思ったより辛くありません。 山椒に似た香りが広がります。
味付けも良く、美味しく頂けました。 -
「スペアリブのBBQ」
お店の外でお兄さんが焼いていた炭火のBBQ
スィートなたれがついてきましたが、たれなしで頂きました。
他にも「生春巻」を注文しましたが、来ないので
もうおなか一杯になったことだし帰ることにしました。
CHECKをみると「SPRING ROLL」がしっかり記入されていたので
店員さんに「食べてないよ」と伝えると、金額を書き換えてくれました。
お会計は全部で11ドル -
パブストリートを歩いていると、小魚が足の角質を食べてくれる
ドクターフィッシュのお店がたくさんあります
体験しているのは白人の人ばかり -
たくさんのお魚に足を囲まれてくすぐったそうにしているお姉さんに
「写真をとってもいい?」って尋ねると
笑顔で「SURE!!」
カンボジア初日、どきどきしましたが楽しい夜でした
歩いてホテルまで戻ります -
■8月2日■
今日は終日、観光ツアーです
アンコールワットサンライズ鑑賞のため、夜が明ける前ホテルを出発します
こちらでお写真を撮ってもらい遺跡チケットを入手します(3日券40ドル) -
空の色の変化とともに、浮かび上がってくるシルエット
-
アンコールワットの正面には、人はほとんどいないのに
左側の池のまわりはお写真ポイントのため、観光客でいっぱいです -
雲が厚くて朝日を拝むことは出来なかったけれど
-
現実のアンコールワットと、聖なる水面に映しだされた伽藍の姿は
息を呑む美しさ -
池の後方にある経蔵で、サンライズを待つ人も多い
-
ホテルに戻って朝ごはん
どんな麺を作ってくれるのかしら -
麺は平めん、スープはあっさりチキン味
朝のお腹にいいかんじ -
朝食の時に、夫が同じ会社の人と出会い、びっくり
その方は一人旅でした
偶然、異国で出会うなんて… -
バスに乗って遺跡ツアーの始まりです
私達夫婦ともう一組のご夫婦、子供3人の5人家族、一人旅の方3人
合計12人のツアーです。
皆さん、アンコールワットだけだったり、この後ハロン湾に行かれるご家族
だったので、他の方と一緒に観光したのは、この日のみでした。 -
イチオシ
南大門の阿修羅さん
-
阿修羅さんばかりに気を取られ
反対側でナーガを引く神様の像の写真を撮るのを忘れてしまいました
余りに阿修羅さんが素敵だったので… -
南大門をくぐり、アンコールトムへ
-
象さんの姿が見えました
雄大な風景のなかでは、象さんが小さく見えます -
イチオシ
近づいてくると、やっぱり大きい
象に乗ってバイヨンの周りを一周することが出来ます。
同じツアーの方が象に乗る間、私達はゆっくりバイヨンを見学することにします -
『バイヨン』
遺跡では犬や猫を見かけることが多かったです -
第一回廊のレリーフは、その時代を生きた人々の様子が描かれています
-
ここは、過去へ繋がる入口
回廊の中に迷い込んだら、もう戻ってはこれないかもしれません… -
美しいデヴァターと
-
林立する四面仏塔に魅了され
-
あら、この方が唄子さん?
クメールの微笑みに癒されます -
あら、横顔もすてき
-
四方に向けられた慈悲の微笑み
-
『Baphuon』
バイヨンから歩いてバブーオンへ
アンクルトムは、四面仏塔のあるバイヨンだけかと思っていたら、
多くの遺跡の集合体でした。 -
急な階段を登ると
-
中央祠堂から空中参道が見下ろせて
-
3層になった寺院の周囲をぐるりと歩くことができます
ここはまだ2層目
まだ上に階段があるのが、わかるでしょうか? -
後で登ったアンコールワットの第三回廊より
こちらの階段のほうが急で怖かったけれど -
私にはバイヨンと同じくらい印象に残った遺跡です
上まで登ってみることをおすすめします。 -
遺跡の周囲に無造作に放置された石にも美しい彫刻が…
この瓦礫も、かつてこの都が栄えていた頃、
バイヨンより高くそびえていたbaphuonの塔を
美しく飾っていたのかもしれません -
『ピミアナカス』
この遺跡は、ガイドさんから「登るのは危ない」と言われたので
外見を見ただけです -
タプロムへ向かう途中、竹笛を売っていた男の子
上手に笛を吹いていたので、立ち止まってしまいました。
すると彼は「イッコ、センエン」とセールスを始めました
流石に一個、千円は高いだろと思って、首を振ると
すぐに「サンコ、センエン」になります。
ごめんなさいと断っても、ずっとついてくるし
余りに一生懸命なので、「4個、5ドル」で購入することにしました。
なぜ、5ドルかというと、どうしても彼が5ドルから譲らなかったからです。
その様子を見ていた別の子供が、今度は
「2コで1ダラー」と言って追いかけてきました。
バスの中までついてこようとしたので
結局、私は竹笛を6個買うことになりました
1個1000円から、最後は2個で1ダラーになったわけですが
一体いくらが妥当な値段なのでしょう… -
『Ta Prohm』 タ・プローム
-
上の写真は修復前、下の写真は修復後
修復はインドのチームが担当 -
修復された回廊です
-
タプロム観光後、昼食をとり、ホテルへ戻りました。
汗びっしょりになったので、シャワーを浴びて着替えた後
再び遺跡観光が始まります。
午後3時30分 アンコールワットへ -
イチオシ
厚い雲が立ち込めています
もうすぐ雨が降りそう -
イチオシ
第一回廊の北面は人気がないらしく、人が誰もいません
-
レリーフの説明をしてくれるガイドのブントンさん
こちらは回廊の西面です -
雨が降る前に急いで第三回廊へ登りましょう
-
天空からの眺めは神の領域
アンコールワットが緑のジャングルの中に忽然と現れた遺跡であることがわかります。 -
美を競い合うデヴァターに魅せられ
-
華やかだった遠い時代に想いをはせる
-
急な階段を下り、第三回廊を見上げると
そこはつい先ほどまで私もいた 神々の世界 -
雨が降ってきました
雨が強くなるとと第三回廊には登ることが出来なくなります。
やはり私は、雨季に打ち勝つ晴れ女 -
第一回廊に降りると
-
薄暗くなった回廊には、私達の他は誰もいなくて
しんと静まりかえっていました。 -
遺跡に腰をかけ、緑を眺めながら
南国特有のむせかえるような激しい雨がやむのを待っていました -
イチオシ
なんて贅沢な雨宿り…
-
『Koulen?』
雨は小降りになったけど、今日の遺跡めぐりはもう無理ということで
最後の遺跡はプレループの予定でしたが、ショッピングに変更になりました
バスはラッキーモールへ着きましたが、
ラッキーモールは私の泊まっているホテルのすぐ近くで
昨日も少しお買物をしたので、私達は歩いてすぐの
フルムーンナイトマーケットに行きました。
(お写真はココナッツダンス) -
『Koulen?』
クーレンは大きなオープンエアのブュッフェレストランです。
7時半のショースタートの前にお食事をします -
『Koulen?』
アンコールワットのレリーフで見た天女アプサラスが -
目の前に現れて
神に捧げる祈りを舞う -
髪の花飾りがすてき
-
ダンサーの皆さんは優雅に踊っていますが
体幹トレーニングを積んだプロだと思いました。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- winningさん 2014/09/24 23:36:29
- アンコール〜ルアンパバーン
- 夏秋様
はじめまして。
アンコール〜ルアンパバーンの旅行記拝見いたしました。
昨年、両方の地を訪問した事もあり興味深く見させて頂きました。
私も実はアンコール〜ルアンパバーンのコースをまわる予定だったのですが、5連休が限界との事で諦めた次第です。
アンコール私が訪れたのは5月初旬でしたが、夏は緑がより濃くなっていい雰囲気ですね。もう一度季節を変えて訪れたいと、旅行記をみてしみじみ思いました。
また訪問させて頂きます。それでは。
- 夏秋さん からの返信 2014/09/25 18:53:17
- RE: アンコール〜ルアンパバーン
- winningさま
はじめまして。
旅行記、見て下さりありがとうございます。
遺跡と苔の緑色の鮮やかさとの対比が、印象的でした。
winningさまの旅行記を拝見し、私は乾季にルアンパバーンを再訪したいと思いました。
抜けるような青空が良いですね〜♪
ただ、旅行者が多くて大変そうですね。
私が行った時夏休み時期なのに旅行者はとても少なく、どこに行ってもガラガラでした。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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