この旅行6日目と7日目。<br />6日目、エレバンの夜明け、「勝利の橋」上からアララト山を撮影しました。<br />宿を取ったアルメニアの首都エレバンから、ホルヴィラップ修道院、エチミアジン大聖堂、ガルニ神殿、ゲガルト岩窟修道院と周り、エレバンの宿に戻ります。<br />翌７日目、グルジアとの国境に向かう途中、花畑の散策を楽しみながら、アルメニアの最高峰アラガツ山を展望します。<br />８日目はいよいよ、グルジア軍用道路、カズベキ山とサメバ教会が待っています。

コーカサス３国周遊　11エレバンの夜明け、世界遺産ガルニ神殿、アルメニア最高峰アラガツ山、そしてグルジア国境へ

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2014/07/04 - 2014/07/13

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風神さん

この旅行6日目と7日目。
6日目、エレバンの夜明け、「勝利の橋」上からアララト山を撮影しました。
宿を取ったアルメニアの首都エレバンから、ホルヴィラップ修道院、エチミアジン大聖堂、ガルニ神殿、ゲガルト岩窟修道院と周り、エレバンの宿に戻ります。
翌７日目、グルジアとの国境に向かう途中、花畑の散策を楽しみながら、アルメニアの最高峰アラガツ山を展望します。
８日目はいよいよ、グルジア軍用道路、カズベキ山とサメバ教会が待っています。

エリア

エレヴァン(アルメニア)

アルメニアの首都エレバンの夜明けです。
今日は、ホルヴィラップ修道院、エチミアジン大聖堂、ガルニ神殿、ゲガルト岩窟修道院と周ります。
アルバニアの首都エレバンの「勝利の橋」、
ここから夜明けのアララト山を狙います。
「勝利の橋」両側に有名な酒蔵があります。

北西側はこれ。
南東側はこれです。
橋にはあちこちに鍵。
日本でも江ノ島などで流行っているあれのようです。
名前二人かいてあるのもあります。
トルコ領アララト山。
ついに山頂の雲は晴れませんでした。
左は小アララト山。
撮影が終わる頃には、
だいぶ明るくなりました。
時間がたち、ガルニ神殿に到着。

門の内側です。
世界遺産のプレート。
2000年に「ゲガルド修道院とアザト川上流域」として、
世界文化遺産に登録されました。http://4travel.jp/travelogue/10908612
登録理由は「（２）ある期間を通じてまたはある文化圏において、建築、技術、記念碑的芸術、都市計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの。」に該当するとされましたが、実際はギガルト修道院に圧倒的にウエイトがあり、個人的にはガルニ神殿はいわば「ついで、おこぼれ」的登録とも感じられます。
そのように考えると、ガルニ神殿のいかにもなおざりな補修も納得できます。

ガルニ神殿の起源は、紀元前3世紀頃に遡るようです。
太陽神ミトラの神殿であったり、アルメニア王ミトダテスの夏の離宮にもなったようですが、17世紀の大地震で崩壊し、1976年再建されます。
現在再建されたガルニ神殿、ミトダテス王の住居あと、ローマ風の浴場跡を見ることができます。
ガルニ神殿。
たくさんの観光客。
内側。

がらんどうです。
銘板。
外側です。
天井を見上げています。
現在の建物は、
17世紀の地震で崩壊したものを再建したものです。

自然石でなく、躊躇なくコンクリートを使い、
はっきり言って非常に雑な再建あるいは補修です。
17世紀の地震の被害がどれほどだったのか、
現在使用されている部材のどれがオリジナルなのかわかりませんが・・・
無理やりはめ込んだ
ジグゾーパズルのようです。
遠くから眺める方が良いかもしれません。
周りの風景。
近くに、
浴場跡があります。

浴場の床と、
床を支える支柱。
ここの補修も雑ですが・・・
モザイクはオリジナルのようで、
目を引きます。
魚は古代ローマ帝国のモザイクでは良く見ます。
人の表情も面白い！
ハチュカル。
門近くにいくつか並べてあります。
翌７日目。エレバンを発ち、陸路国境を越え、グルジアに再入国します。

途中寄ったのは、文字公園。
アルメニアの最高峰アラガツ山（４０９２ｍ）の展望台でもあります。
巨大で奇妙な十字架が立っています。

横木も十字形になっています。
右がアラガツ山（４０９２ｍ）。
足元は、
花畑です。
グルジアとの国境に向かいます。
放棄され、
朽ち果てた巨大な工場。
この崖の上には、集落があります。
かなり大きな集落です。
このロープウェー、
上の集落と、下の鉄道駅の間で、
人・荷物を運んでいるのでしょうが、
かなり古いです。錆だらけです。
大丈夫でしょうか？
それはともかく、

こんな風景を見ながら、
グルジアとの国境に向かいます。

気持ちはもう・・・
ゲルゲティサメバ教会！

明日です。