2014年夏信州の旅：その２～木曽路の玉手箱/奈良井宿へ～

2014/08/03 - 2014/08/04

下諏訪からローカル列車を乗り継いで木曽路の宿場町奈良井宿へ来ました。
噂には聞いていましたが、町全体江戸時代から時間が止まった様な、素晴らしい雰囲気に包まれています。
今日は、この街の旅籠に宿泊、町を満喫します。

エリア 木曽・塩尻(長野)

• 旅行の満足度: 4.5

下諏訪から塩尻経由で電車を乗り継ぎ、奈良井まで来ました。

奈良井駅の駅舎も歴史を感じさせる素晴らしい建物です。

駅を出るとすぐ中山道沿いにかつての宿場町が連なります。

とりあえず本日の宿を目指します。

本日の宿、伊勢屋さんです。

200年前から続く旅籠だそうです。
後ほど中もご紹介します。

宿に荷物を置いて、早速散策です。

美しい葡萄棚を見つけました。

町の外れ鎮神社です。
いかにも村の鎮守様といった雰囲気。

奈良井宿に泊まった旅人は、神社を過ぎ中山道最大の難所鳥居峠へ向かいます。

落ち着いた雰囲気の神社です。

目に美しい木曾の森林

神社は少し高台にあるので、宿場全体を見渡せます。

すごいレトロ感ある美容室

現役で営業中。

観光客もいますが、多すぎない感じがまた素晴らしい。

落ち着いた町並みです。

軒先に色々な植物を飾っている家が多いです。

至る所に木曾の湧水が

時間が停まった感じ

建物は古くとも、この町では皆現役です。

美しい軒先

ここはカフェ、お洒落ですね。

途中で「おやき」を買って食べました。
野沢菜おやき、美味しいです。

おやきのお店から向かいのお店を。

昔式の郵便ポスト

ツバメがあちこちで巣を造っています。

ここからは今晩のお宿、伊勢屋さんの紹介です。

馬の鞍を利用したのでしょうか、座って宿場の風情を味わえます。

通りに面した2階のお部屋

ここから宿場を行きかう旅人を眺めていたのですね。

天井裏をのぞかせて頂きました。

200年以上たっていますが、ピカピカに保たれています。

旧家の趣きが残ります。

中庭の奥に新館もあります。
私たちはそちらで一泊しました。

本日の晩御飯。
鯉の洗い、虹鱒の唐揚げ等々信州の田舎料理の数々。
豪華さは無いかもしれませんが、本当に美味しかった。
ちなみにこれで一泊二食付き9千円台とは信じられません。
経営者のご家族も皆優しい方々で、本当にお薦めの宿です。

2軒隣の消防団の建物でお囃子の練習が。

お祭りがあるのでしょうか、暫し美しいお囃子の調べを聞きながら、ビールを飲んでいました。

お囃子の練習も終り、宿場町に静寂が広がります。
奈良井宿の夜、素晴らしい空間です。

翌朝、早々に早朝の町へ出てみました。

爽やかな木曽路の風が、町を吹き抜けます。

朝顔も元気に咲いています。

湧水で顔を洗ってみました。気持ちいい！

木曾の山々、本当に美しい。

爽快な木曽路の空気を、体全体で感じました。

まったりした時の流れ…

美しい花々…

来て良かった。。

宿場町のヒマワリ

細かい所に発見があります。

道行く人々を見送ったのか、道祖神が道端に。

さてさてそろそろ電車の時間、駅に向かいましょう。

奈良井駅に来ました。

レトロな券売所

この外国人の方、4日前に奈良井に来て、その後木曾福島や馬篭を歩いて回ったそうです。木曽路は素晴らしいとの事でした。
結構、外国からの観光客も見かけました。

電車が来ました。
塩尻経由で松本へ向かいましょう。