2014/07/03 - 2014/07/03
1186位(同エリア2650件中)
まみさん
最後の滞在都市のフランクフルトに向かう列車の中で、ガイドブックでもう1度フランクフルトの予習をしたとき、フランクフルトの中で治安上、気をつけるべき場所をチェックし、用がなければそこに近づかないようにしようと思いました。
ところがどっこい、それは駅前から伸びるカイザー大通りとタウヌス通りで、私が予約したホテルはどんぴしゃり、タウヌス(Taunus)通りにありました。
確かに予約したとき、周辺は歓楽街で、昼間、女性が1人で歩いても問題はないけれど、夜間はやめた方がよい、というクチコミを読みました。
それを承知の上で、私はフランクフルト6泊をこのホテルで泊まることにしたのです。
クラリオン コレクション ホテル フランクフルト シティ センター
予約時は、朝食別で計438ユーロ。1日当たり73ユーロ。
でも、実際の請求額は390ユーロでした。1泊65ユーロ。
詳しくは、次のブログ記事にて。
ホテル選び全般についてのポリシーや心構え:
「夏のドイツ旅行準備の5月のミッションのホテル予約をするには」
http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/2014/05/post-ca31.html
フランクフルトのホテル予約編:
「夏のドイツ旅行計画~最後のフランクフルトのホテルも決定!」
http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/2014/05/post-d5a8.html
朝食はホテルでとったら15ユーロなので、駅に向かう途中、カイザー通りのセルフレトランで5ユーロ程度ですませました。
中央駅からスーツケースを引きずって歩いていける近さのホテルで、部屋にエアコンがあり、無料のWIFIが使えて1泊70ユーロ前後という同じような条件のホテルは3ヶ所ありました。具体的には、クラリオンとコンコルドとハンブルグ・ホフ・ホテル。
サイトから得られる情報では似たりよったりに思え、決め手に困ったので、部屋の写真の印象と、コーヒーメイカーがあるという、ある意味、しょーもない理由でこのホテルに決めました。
いや、こういったことも、案外、快適なホテルライフをすごせるかどうかを決める重要な要素です。
しかし、代わりに立地環境に目をつぶったわけです。
日没が21時のドイツで、明るいうちにホテルに戻れないことなんて、なんてこともなかろうと。
しかし、私はベルリン5泊中、ほとんど毎日深夜まで出歩いていました。
そしてフランクフルト滞在中、チェックインした日とチェックアウトした日以外は、毎日、ドイツ鉄道で他都市へ日帰り観光しました。
そうすると、明るいからといって日帰り先で18時や19時まで散策しようとしたら、フランクフルトに戻って来るのが暗くなるぎりぎりになってしまいます。
また、ドイツ料理レストランで食事したいと思ったら、中央駅からレーマー広場の方に出なければならず、往復だけでなんだかんだと1時間近くかかりそうでした。
つまり、油断すると、ホテルに戻る前にあっという間に暗くなってしまいそうだったわけです。
そんなわけで、フランクフルトでの夕食は、なかなかドイツ料理にありつけず、6晩のうち3回も、カイザー大通りの中華レストランでとってしまいました。
まあ、実をいうとドイツ料理にちょっと飽きてしまって、中華が食べたくなってしまったせいでもあるんですけどね。
フランクフルトの似たような条件の3つのホテルの中からこのホテルに決めたとき、部屋の面積も考慮しました。
どのホテルもシングルルームも、狭い部屋と広い部屋の2タイプあったせいです。
広いことは条件にしないけれど、クチコミによると狭い方は狭苦しく感じた人もいるようなので、6泊もするのでゆったりした部屋の方にしました。
このホテルでは8平方メートルのエコノミーシングルと12平方メートルのスタンダードシングルの2種類あったので、12平方メートルの方にしました。
ただ、部屋に入ったとき、一瞬、予約したのと違う、狭い方を割り当てられたのではないか、と疑いました。
部屋の中にドーンとセミダブルのベッドがあるので狭く見えるのかもしれない、と思ったので、ドアの内側の非常口の案内のフロア見取り図をチェックしました。
少なくとも同じフロアにはもっと狭い部屋があったので、エコノミーシングルではなさそうだ、と納得できました。
でも、予約時より部屋代が安かったところを見ると、私が予約した「たいへん広々としている」という12平方メートルの部屋ではなかったのかもしれません。
あるいは、リニューアルはすんでいても、廊下はまだ絨毯の上にビニールがかかっていて作業中だったり、部屋のエアコンにはカバーがなくて中身がむき出しだったり、と仕上げが完全ではなかったので、安くしてくれたのかな。
まあ、予約したときのホテル代より高かったら抗議しますが、安い分には構わないし、ホテル代の価格設定は割引などを考えるとややこしいので、事情はいちいち確認しませんでした。
ホテルがあったタウヌス通りは、トルコ人が多かったです。
大通りで車通りも多かったのですが、ゴミ集積所があったためか、道ばたにゴミがあったり、ビルの1階にテナントが入っていないところがあったりして、ホテル自体はおしゃれで、隣に高級レストランの部類に入る寿司レストランがあったのですが、その周辺の環境は、いかにも駅前の安ホテル街という雰囲気でした。
ホテルは1ブロック目の交差点の角にありましたが、残りの3つの角はすべて、ナイトバーだのセックスショップだのでした(苦笑)。
昼間でも、ちょっと怪しげな兄さんに声をかけられてびびりました。別に無視してさっと通り過ぎたら、すれですみましたけど。
昼間でも、道行く人とできるだけ目を合わせないようにしました。
駅前というロケーションから、サッカーワールドカップの決勝戦の晩にはドイツが勝っても負けても興奮したファンがたむろしそうなエリアだったので、とりわけその晩は、試合が始まる時間帯には外にいないようにしました。幸い、ドイツでも試合開始時間は深夜にあたったので、それは難しいことではありませんでした。
窓を閉めれば外の音はだいぶシャットアウトできましたが、ワールドカップ決勝戦の日に限らず、毎晩のように酔っ払いがどなる声がかすかに聞こえてきました。
なので、やはりホテルの環境は重視すべきだったと、ちょっぴり後悔しかけましたね。
しかも、それまでの3ヶ所のホテルが、町の表の顔となるような明るくておしゃれなところにあったので、余計に。
でも、ホテル自体は、タイル張りの装飾で可愛らしく、部屋の中も、広さについてはちょっと首をひねったものの、快適でした。
フランクフルト滞在時は、日中暑くて体がほてったし、エアコンをとめて窓を閉め切ると思ったより蒸し暑く感じられたので、エアコンはやっぱり必須として正解だと思いました。
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予約したクラリオン・コレクション・ホテル・フランクフルト・シティセンターがあるタウヌス通り
広々としていて、一見、治安上、全く問題ないように見えます。 -
タウヌス通りから中央駅を見たところ
中央駅はこんなに近くて便利です。
ホテルはワンブロック先にすぎません。 -
ホテルの垂れ幕を見つけた@
「江戸」というのは、となりの寿司レストランです。 -
タイル装飾が可愛らしいロビーとレセプション・デスク
常時スタッフが立っていないので呼び出すことになりますが、すぐ裏手にいるので、たいてい呼び出す前に人の気配がすると出てきてくれました。 -
レセプションの脇にはフランクフルトの観光リーフレットいろいろ
ここにフランクフルト市内の全ミュージーアムを紹介した冊子があって、解説とアクセス方法が書かれてあったので重宝しました。
でも、フランクフルト・ウェルカムカードやミュージーアム・チケットの案内はなかったです。
また、ここで、フランクフルトから1時間くらいのOpelというところに、レッサーパンダがいる動物園があることを知りました。日数に余裕があったら、ぜひ行きたかったです。
そういう、ガイドブックには載っていない観光ポイントがこういうところで得られるのは、ここに限らないと思いますが、さすがドイツ、さすが西欧の三ツ星クラスのホテル!と思いました。 -
レセプションの左脇から、部屋や朝食レストランへつづく廊下
11時前に到着したので、まだ部屋には入れません。
(ただし、宿泊料半日分を支払うのであれば、Early Check-inできる、とレセプションのお姉さんいわく。)
なので、いつものように荷物をレセプションに預けて、市内観光に出かけることにしましたが、その前にトイレを借りねば。 -
パブリックスペースのトイレは地下
このあたりの壁のタイル模様も可愛らしくてワクワクしました。 -
トイレもタイル装飾@
トイレに入るには、レセプションでカードキーを借りなくてはなりません。
チェックイン前やチェックイン後であっても同じ日なら宿泊客として利用させてもらえました。 -
トイレを利用したあと、ロビーへ戻る
こっち側のタイル装飾も可愛いです。 -
レセプションの前、窓際にはホテル・バーあり
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利用する機会はなかったホテル・バー
コーヒーは部屋にあるインスタントで間に合ったせいですが、こういうところでお茶すれる必要がなかったのも、それはそれでちょっと惜しかったです。 -
ホテル・バーのカウンター
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私の部屋へと続く廊下
実は、床の絨毯は、ビニールで覆われていました。
私の部屋の隣には、作業中の機材が置かれていました。
このホテルは全面リニューアルされたのですが、まだちょこちょこと作業が終わっていないところがあったようです。 -
セミダブルのベッドがどーんとあった部屋
予約したときは「とても広々とした部屋」とあったのですが、これって12平方メートルあるかしら?
でも、8平方メートルのエコノミーシングルではなさそう。
私の自宅の部屋は6畳で、換算するとだいたい10平方メートルくらいになるようですが、モノがぎっしりつまっているので印象は変わるものの、6畳よりは狭いということはなさそうでした。
カメラバッグなどがのっている台は可動式で、なんでこんなのがあるのかしら、と思ったのですが、ものをちょいと乗せておくのに意外と重宝しました。
私はたいていベッドの上に広げてしまうのですが、寝るときにどかさなくてはならないですものね。
(ツインベッドの場合は片方のベッドがあいていればいいので、出かけるまでそのままにしちゃうけど〜。)
の場合は片方のベッドがあいていればいいので、そのままだけど〜。) -
ベッドサイドにミニバーあり
ミニバーの冷蔵庫は買い置きしたミネラルウォーターやジュースを冷やしておくのに活用しました。
すぐそばにスーパーがあるので、わざわざ割高なミニバーの飲み物や食べ物に手はつけませんでした。 -
ベッドの足元の方に小さなテーブルスペースと、バスルームへの扉
こちら側もそれほどスペースがなく、思っていたほど広くない部屋でしたが、12平方メートルってこんなものかな。 -
枕が2つあったベッド
ベッドはなんでこんなに高いの? とびっくりするくらいでしたが、スプリングはいいかんじにきいていました。 -
ベッドサイドのミニバーの上にちゃぁんとあった電気ポットとコーヒーセット
これらはこのホテルに決めた有力な決め手なので、ちゃんとあって合格、なかったら怒っちゃいます(笑)。 -
インスタントコーヒーが2杯分ずつあるのは嬉しいネ@
私はふだん1日に5杯も6杯も飲むので、部屋でくつろいでいる夜間にコーヒーが1杯ではもの足りないんです。
ただ、コーヒーミルクが1個だけというのは解せない……。 -
電話機の上のこれはなんだろうと思ったら……
間接照明が緑や青や赤に変えられるスイッチでした。
青から緑に変えてみたところ。 -
あらあら、エアコンは中身が向きだし
机の上に、エアコンのカバーだけがまだ届いていないが、部屋のリニューアルは終わっているので、ご了承ください、という英語の手紙が置かれていました。
まあ、いいけどね、エアコンはちゃんと作動したから。
ただ、カバーがない分、エアコンからごくわずかに水が垂れていたみたいです。ドアの取っ手に一晩帽子をひっかけておいたとき、ちょっと濡れたくらいだけど。 -
デスクの隣にワードローブ
アイロンとアイロン台がありました。
ビジネス客向けでしょうね。
収納はここしかなかったので、それは不便でした。
残りの荷物はスーツケースの中に入れっぱなしにしておきました。 -
シャワーブースはちょっと広め
ここから見える部分だけでなく、もう少し広くなっていました。
単に、角部屋だったのでシャワーブースの形がいびつだっただけですが。 -
三面鏡張りの洗面台
おや、蛇口のそばには……。 -
三ツ星クラスのヨーロッパのホテルにしては珍しくそろっていたアメニティ
石鹸はともかく(備え付けのものはありますが)、コットン、綿棒、シャワーキャップ、爪磨きまであるなんてびっくり!
でも、6泊して、全部補充してもらえたのは、最初の3泊くらいでした。だんだん補充されなくなったってどういうこと?
(もっとも、石鹸以外、こういうのがホテルにあると期待していなかったので、持参のもので十分まにあいましたけど。) -
フロアの見取り図を見てみる
ピンク色の107号室が私の部屋で、緑は廊下や階段などのパブリックスペース。
これを見る限り、114号室などはいかにもエコノミーシングルで狭そうです。
私の部屋は109号室よりは少し広くて、この中では3番目の広さかしら。
Booking.comで予約したスタンダードなシングルではなかったので、予約したときよりもホテル代が安かったのかもしれません。 -
タウヌス通りとホテルの建物
こちらの外観はいいかんじなのです。
ところが……。 -
交差点を挟んではす向かいと向かいの建物は……
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ホテルとはす向かいの様子
昼間でも近づかない方が無難なかんじ。 -
ホテルと道路を挟んだ向かいの建物でタウヌス通りと交差する側
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さきほどのCity-Casinoの前から見たところ
City-Kioskというのが夜間あいているキオスクで、多少遅くてもちょっとしたものの調達ができて便利そうなのですが、それだったらホテル側にも小さなマーケットがあるので、そこですませた方がよいです。 -
タウヌス通りを挟んで面した向かいは……
たしかにホテルの周りはちょっとした歓楽街でした。
ホテルと交差するモーセル通り(Moselstrasse)はカイザー大通りともつながっていたはずですが、昼間でもそのブロックを歩く気にならず、カイザー大通りに用があるときも(朝食をとるのに便利なセルフレストランと3晩通ってしまった中華料理レストランがあります)、わざわざ駅前まで行ってから回りました。
というわけで、このあたりは、あからさまに治安が悪い、というわけでもなく、昼間はホテルのそばを歩いていても平気なのですが、それでも昼間から酔っ払いではないかと思われる人がふらふらしていたりするので、緊張を強いられました。
6晩も泊まるドイツ旅行最後のホテルにしては、いまいちな選択でした。
フランクフルトのホテル編おわり。
ベルリンで朝食以外で入ったレストランやカフェ編へとつづく。
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