観光は一日一ヶ所、長く歩かない、トイレ休憩は90分に1回20分以上それでも満席になる信州ゆったりバスツアーってどんなもの? <3> 【しとしと雨、最後にどしゃ降り それでも素敵な上高地】
2014/07/19 - 2014/07/19
426位(同エリア2238件中)
ニッキーさん
ゆったりバスツアー、2日目は上高地で3時間の自由散策です。
この日唯一の観光、それも私の憧れの上高地とあって、気合いも入ります。
それにしても、あーあ、お天気がよくありません。梅雨の間のバス旅行、ここだけは降らないで欲しいと思っていたのに、上高地に着いたとたんしとしと雨が降り始め、行程のほとんどが傘を差しての散策になりました。そして最後に経験した豪雨。山の天気を甘く見てはいけませんね。
それでもさすがは日本有数の景勝地。お天気が悪くても水は青く澄んで清々しい眺めです。湿地の緑は清い流れに浸り雨に潤って、みずみずしい眺めに心洗われました。上高地は季節を変えて何度でも訪れたくなるような場所でした。
上高地へは環境保全のため自家用車や普通のバスの乗り入れは禁止されています。手前で低公害シャトルバスやタクシーに乗り換えてアプローチすることになります。私たちも沢渡(さわんど)でツアーバスから上高地シャトルバスに乗り換えました。
私たちの上高地散策はお弁当をもらっての自由散策です。大正池ホテル前・帝国ホテル前・上高地バスターミナルのいずれか希望の場所で降りて、3時間後、上高地バスターミナルに集合です。
上高地観光は2時間、3時間、4時間、5時間、現地で一泊など滞在時間によってさまざまな散策ルートが考えられます。私たちの場合、もらえる時間はお弁当を食べる時間込みで3時間。体力や体調に応じて次のような散策ルートが考えられます。
1.大正池〜河童橋コース(所要時間1時間10分)・・・大正池ホテル前でバスを降り、梓川の上流へ向かって河童橋まで歩き、バスターミナルへ行くコース。アップダウンが少なく歩きやすい標準的なコース。
2.河童橋〜明神往復コース(所要時間2時間30分〜3時間)・・・上高地バスターミナルで降りて河童橋から梓川を上流へ歩き、明神池まで往復して来るコース。持ち時間3時間の場合、ぎりぎりになります。
3.河童橋周辺散策コース・・・体力のない人向けのコース。上高地バスターミナルで降りて、徒歩5分の河童橋へ。河童橋周辺は飲食店が多いので、のんびり時間を過ごすことができます。
私たちはどのコースにしよう?
母は過去に河童橋周辺だけ2度訪れたことがあり、妹は大正池〜河童橋〜明神池まで歩いた経験があります。私は初めての上高地です。明神池へ行くのは母の体力を考えて無理としても、やはり大正池〜河童橋間は歩いてみたい。
という訳で、私たちは大正池ホテル前でシャトルバスを降り、本来1時間10分ほどで歩ける距離を3時間かけてゆっくり河童橋まで歩くことにしました。アップダウンが少ないので、休み休みゆっくり歩けば、母も何とか歩けるでしょう。皆さん、それぞれ体力に合わせたコースを選ばれたようです。
大正池〜河童橋コース、いざスタートしてみると、母は私と妹に迷惑をかけまいと、風景を眺めるのもそこそこに一番先をがんばって歩き続けました。逆に私は次々に現れる素晴らしい光景に足が止まりがち。いつものことですが、結局私が一番後ろを歩くことになってしまいました。
上高地はとても良い所でした。写真が多めになってしまいましたが、上高地の清々しい眺めをご覧ください。
〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜
旅のスケジュール
1日目 各地をバスで出発
長野市で名物おぎのや釜飯御膳の昼食
花の小布施オープンガーデン巡り(90分)
美ヶ原温泉 ホテル翔峰に宿泊
2日目 ★上高地散策とお弁当の昼食(3時間)
★各地着
- 旅行の満足度
- 5.0
-
宿泊した松本を後にして小1時間。
上高地へ近づくと、時折りダムが見えるようになりました。
なんだか水の色が青いです。 -
雨が降りそうなので、服装は迷いました。
半袖の上に長袖。それに簡易レインコートを持って。
バッグは雨を通さない物を用意して来たし、靴には防水スプレーをかけて来ました。
ウィンドブレーカーも持って来ていましたが、さすがにそこまでは要らないかなとツアーバスに置いておくことにしました。 -
沢渡(さわんど)で低公害のシャトルバスに乗り換えます。
たまたま、昨日バスの中で大きな声でウリの話をしていた60代女性3人組の一人と相席になりました。私たちも3人組なので、いつも誰かがよそのグループと相席になるんです。
賑やか3人組ということで最初はちょっと引いてましたが、そのうち話すようになりました。
3人は千葉市の南にある市原市から来たお友達同士だとか。
いつも一緒に旅行しているんだそうです。
話してみると、フレンドリーで気のいい人たちでした。
向こうは私にタメグチです。
「今まで行った中でどこが良かったですか?」と聞いたら、
「私はあそこが良かったな。えーと、名前が出て来ない。東北地方。橋があって〜、その土地の言葉で〜変わった名前で〜」
「もしかして『塔のへつり』ですか?」
「あ、それそれ」
歳と共にだんだん物の名前が出て来なくなるんです。
私もそうなので共感します。 -
バスの座席のポケットに入っていた「上高地5つのルール」の案内。
上高地は国立公園で、国の特別名勝・特別天然記念物に指定されています。
美しい自然を守るため、5つのルールを決め、訪問客に協力を求めています。
1.採らない 樹木・昆虫はもちろん、落ち葉・木の実・石・土なども。
2.与えない 野生動物にエサを与えたり、むやみに近づかないこと。
3.捨てない 上高地にゴミ箱はありません。ごみは持ち帰ること。
4.持ち込まない ペットや外来生物は持ち込まない。
5.踏み込まない 歩道や木道を外れて歩かない。 -
くねくね道が続きます。
この辺りの梓川は急流です。
白い水しぶきを上げて勢いよく流れて行きます。
やっぱり水がブルーです。 -
釜トンネルは上高地へ通じる唯一の入口です。
長い信号。
ここから先は一般車両の通行が禁止されているので、一般車はトンネルを通り過ぎて行きます。釜トンネルを通行できるのは許可証を持っているシャトルバスとタクシーのみです。 -
結局松本のホテルを出発してから上高地までシャトルバスに乗り換えたりして2時間近くかかりました。
私たちは大正池ホテル前でシャトルバスを降ります。
先の帝国ホテル前やバスターミナルまで乗って行く人もいます。
写真は大正池へ下りる階段。
いきなり階段で大丈夫?
脚の弱った母を心配しましたが、階段はここだけでした。
旅行社からもらったお弁当を食べる時間を入れて、ここから3時間の自由散策になります。
本来1時間10分ほどで歩ける距離を、私たちは母のペースに合わせて休憩を取りながら3時間でゆっくり歩くつもりです。 -
石の階段を降りるとさっそく最初の見どころ、大正池に出ました。
大正池は大正4年(1915年)、焼岳(やけだけ)の噴火によって梓川の水がせき止められてできた湖です。
だから大正池という名前なんですね。 -
ここにはマガモが生息しています。
-
大正池の水もやっぱりブルーです。
どうしてなんでしょう?
不思議ですねー。 -
大正池、梓川の上流側。
少し雨が降り始めました。
上高地だけでは雨が降らないで欲しいと願ってましたが、だめでした。
上高地では最後まで傘を差したり畳んだりして歩くことになりました。 -
火山の噴火によって一夜にしてできた大正池。
池の中には今も立ち枯れた木々が点在しています。
その木々も、少しずつ減って来ているのだそうです。
水に手を浸してみました。
この時期、そんなに冷たくありません。 -
天気が良ければ、穂高連峰など後ろの山々がもっとよく見えるらしいのですが、今日は雲がかかって山の稜線は見えません。
-
気がつくと、母はもう遊歩道へ戻って歩き始めています。
足が遅くて私たちの迷惑になるからと、大正池の見物もそこそこに、ひと足先に行ってしまいました。
慌てて妹が追いかけます。
え?もう行くの?
急がなくても大丈夫よ。3時間もあるのだから。
もっとゆっくりしようよ〜。
せっかく母も楽しめるようにとゆったり旅を選んだというのに〜。
私も追いかけます。 -
この遊歩道は上高地自然探究路と言います。
雨で水たまりができて、こんな日は歩きにくいです。
靴に防水スプレーをかけて来て良かったです。 -
イチオシ
うわー、すごい眺め!
水分たっぷり。 -
足手まといにならないようにとひたすら歩く母と、母を気遣う妹は先へ先へと行きます。
私が最後。
遅れてごめんなさい。
こんな景色を見たら私はもう撮影に夢中です。 -
木立の間から、ちらちら大正池が見えます。
この色!
額縁効果でいっそうブルーが映えます。
2年前に行った中国の九寨溝を思わせる眺めです。
日本にもこんな素晴らしい所があったんだ〜。 -
この辺りは手すり付きの木道になっていて、いくらか歩きやすいです。
-
妹は雨だとがっくりテンション下がっちゃう方なんですけど、私は雨の日は結構好きです。
傘を差す面倒はあるけれど、緑が生き生きして、雨の日は雨の日なりの良さがあると思うんです。
見てください、この眺め。
この潤いぶりを。 -
イチオシ
再び小石の沢に出ました。
中千丈沢(なかせんじょうざわ)と呼ばれる所です。
後ろには大正時代に噴火して大正池を作った焼岳(やけだけ)がそびえています。焼岳は標高2455メートル。活火山です。
今日は山頂に雲がかかっています。
2455メートルもあるようには見えませんが、上高地自体が海抜1500メートルの地点にあるからです。 -
梓川の水は素晴らしい透明度です。
「雨なのに水が濁らないのが不思議ねー」と母。 -
クマの目撃情報の掲示板。
7月2日午前9時頃、田代湿原の辺りでツキノワグマ1頭を見たとの目撃情報です。
やっぱりクマがいるんだー。
それでクマ鈴を持っている人がいるんですね。 -
これはアワモリソウ?
セセリ蝶が止まっているの、見えますか? -
メチャいい雰囲気です。
-
この辺りから田代湿原と呼ばれる場所に差しかかります。
上高地と言うと梓川の流ればかりがクローズアップされていますが、林や湿原の眺めも素晴らしい。 -
今回のゆったりツアー、観光が少なめにもかかわらず人気なのは、3時間の上高地散策ができるからなのかもしれません。
-
イチオシ
素晴らしい眺め・・・私はこの辺りからすっかり上高地の虜になりました。
いい所です〜。
湿原の向こうにはカラマツ林が広がります。
紅葉の時期には黄色く色づいてきれいでしょうね。 -
田代池への分岐点で母と妹が待っていました。
母は「歩くのが大変だから私は田代池は見に行かない。ここで待っている」と言ってます。
「そんなこと言わないで一緒に行こうよ。添乗員さんが分岐点から10メートルで田代池だと言ってたよ」
母を励まして田代池へ向かいます。 -
田代池。
実際は10メートルではなく、分岐点から50メートルぐらいでした。
いずれにしても近いです。
感動的な眺め。
母、「わー、きれい。来て良かった〜」。 -
イチオシ
大正池と河童橋は知っていたのですが、田代池はあまり期待していませんでした。
予想を裏切るこの素晴らしさ。
透き通った水。 -
母は田代池の美しさがよほど印象的だったのでしょう、旅行から帰ってからも「田代池がきれいだったね」と繰り返し言っています。
ここまでツアーメンバーはほとんど見かけなかったのですが、ここで賑やか3人組が追いついて来ました。
3人組とは適度に距離を保ちながら(笑)、私たちは田代池を後にして次は少し上流にある田代橋を目指します。 -
田代池を過ぎると、道は梓川コースと林間コースに分かれます。
どちらを行っても所要時間ほぼ同じ。田代橋の手前で合流します。
田代橋までは25分ほどです。
私たちはどちらを行こう?
母の「私は林の道が好き」という一言で、あっさり林間コースを行くことになりました。
実は私も林の中の道を行きたいと思っていたので異論はありません。
林間コースはこんな木道で湿地帯の中を進んで行きます。
素敵な道。
でも雨で滑りやすくなっているので慎重に進みます。
後ろから人が追いついて来た時は「お先にどうぞ」と声をかけ、抜かしてもらいました。 -
途中には小さな池が点在しています。
これは赤い池。
水が赤いのか水底が赤いのか・・・。
ここでは倒れた木もそのままです。
人が手を入れることはありません。 -
マイナスイオンたっぷりですね。
写真に残したい景色が右にも左にも広がっています。
母には妹が付き添って先を歩き、私は一人遅れて写真を撮りながら進む、というパターンでゆっくり進みます。 -
朽ちて倒れた木。
苔が生えています。
倒れてから長い年月が経っているのでしょうか?
雨の中、傘を差しながら写真を撮るのって、結構大変です。
カメラを雨から守るため用意して来たのが、100円ショップで買ったシャワーキャップ。
カメラにシャワーキャップをかぶせたい。
雨の中、傘を差して歩きながらシャワーキャップをかぶせていたら、力余ってシャワーキャップが破けてしまいました。
うーん。(((-_-;) -
田代池を過ぎた辺りから私たちと後先になって進む家族連れがありました。
ご夫婦と20代後半ぐらいの娘さんの3人連れです。
娘さんがキャノンの一眼レフカメラを首から下げていて写真を撮りながら進むため、私同様、歩みがのろいのです。
仲の良いご家族。
この3人、娘さんが若くてきれいなうえ、大阪弁で「見てみ。あっちもきれいやでー」と楽しそうにおしゃべりしているので目立ちます。
写真を撮っている間、お父さんが娘さんの荷物を持ちお母さんが傘を差しかけて、微笑ましい。
そういう様子からみると、まだカメラを始めてから長くない模様。
私もそうだから、親近感が湧きます〜。 -
イチオシ
私が抜かすと後でご家族が追いついて来る。
娘さん、私が写真を撮っているポイントはやはり気になるらしく、同じポイントで写真を撮ってます。
私の方も娘さんが写真を撮ってるポイントは気になって同じ目線の場所に立ってみたりしました。 -
ご家族が先に行ったので、これきりかと思っていると、先へ行った所で娘さんが写真を撮っていて私が追いつくといった具合で、結局、田代橋まで後になったり先になったりずっと一緒でした。
-
私たちが通らなかった「梓川コース」も気になりますが、「林間コース」、とても良かったです。
マイナスイオンに浸りたい人にはお勧めです。 -
上を見上げて写真を撮りました。
葉っぱに水滴がついています。 -
うわぁ、川の中に藻がいっぱい。
光の反射のため、水の中がよく見えません。
こんな時のためにPLフィルター(光の反射を抑える)を持って来ていましたが、こんな雨の中、傘を差して立ったままPLフィルターをレンズにはめる気になれません。
PLフィルターを装着するのは諦めました。 -
木立の間からまた梓川が見えました。
この辺りでは激しく白波を立てて流れています。
ブルーの色が際立ちますね〜。ヽ(^。^)ノ -
田代橋に到着しました。
屋根のある小さいあずまやがあったので、なんとか屋根の下に席を確保してひと休み。
そこへ例の賑やか3人組が追いついて来ました。
やっと確保した屋根の下の席だけど、仕方ない(笑)、詰めてあげてぎゅうぎゅうに座ります。 -
田代橋から見た梓川(下流側)。
ここでちょうど歩き始めて1時間です。
歩きだけなら45分ほどで歩ける距離を1時間かけて歩いて来ました。
本来1時間少々で歩ける距離を休み休み3時間で歩けばいいから余裕だと思っていたのに、ここで誤算に気づきました。
「雨が降る中では屋根がないと休めない」
そして屋根がある所は少ないのです。
旅行社からお弁当を持たされていましたが、雨の中ではお弁当も広げられません。 -
川は、下流へ向かって右側の岸を右岸、左側の岸を左岸と呼びます。
田代橋から上流の河童橋へは、右岸コースと左岸コースに分かれます。
どちらも梓川に沿ったコースですが、橋を渡って右岸コースを行くと、上高地を世に紹介したイギリス人宣教師、ウォルター・ウェストン氏のレリーフ(ウェストン碑)が見られます。
そっちの道を行く人が多そうだけど、私たちは少しでも歩く距離を短くするため、橋を渡らずこのまま左岸を行くことにしました。 -
3人組と別れ、また歩きます。
上高地には白樺の木も多いです。 -
梓川、下流方向を振り返って見て。
右岸にはホテルが並びます。
中には天然温泉かけ流しのお風呂があるホテルもあるのだそうです。
雨がやみ、青空が見えて来ました。
焼岳には相変わらず雲がかかっていますが、傘を片づけて少し身軽になりました。 -
梓川のこの清々しさ。
-
ブルーの水は透き通って。
-
この辺り、梓川は大きく曲がっています。
中ノ瀬園地(なかのせえんち)と呼ばれる場所に差しかかりました。 -
イチオシ
見事な眺め。
カラマツ林でしょうか、針葉樹林が山のふもとを引き締めて美しい眺めです。 -
山に日が当たると、木々が輝きます。
-
上高地って大正池と河童橋しか知りませんでしたが、こんな雄大な眺めの場所もあったんですね。
人気の観光地になる訳です。 -
山の豊かな緑の木々と青く澄んだ水。
上高地は何度来ても良さそう。
季節を変えてまた来たいです。 -
また上流へ向かって歩きます。
あれ?
これは昨日ホテルの天空回廊で見た絵の植物、オカトラノオではないでしょうか? -
うわぁ、すごい水の色!
河童橋に近づくにつれ、川の水はますます青くなって来ました。
雨の日でもこの眺め。
晴れた日ならどんなに美しいことでしょう。 -
正面の山に氷河が滑ったような跡がありますが、雲がなければあの上部、左右に奥穂高岳(3190メートル)、前穂高岳(3090メートル)などが見えるそうです。
-
イチオシ
ここで母が「河童橋まで行くのはやめておく」と言い出しました。
「河童橋は過去に2度見ているから私はもういいの。一足先にバスターミナルへ行って休んでいるから、あなた達は河童橋を見てらっしゃい」 -
という訳で母と別れて歩きます。
前方に河童橋が見えて来ました。 -
イチオシ
河童橋は長さ36.6メートルの吊り橋です。
いつも観光客で賑わう場所ですが、今日はこのお天気のせいか、そんなに混んでいません。 -
このシーンは上高地へ来る前にライブカメラで見ていました。
河童橋は上高地観光の中心地。
辺りには飲食店やホテルが並んでいます。
バスターミナルからも歩いて5分です。 -
こちら河童橋から見た上流の眺め。
妹が「(上高地の中でも)なぜ河童橋がこんなに人気なのかわかる気がする」と言ってました。
穂高連峰が見える眺めは素晴らしいし、水も青い。 -
そしてこの透明度です。
河童橋へ来れば間違いない、という訳です。 -
私はスイーツは苦手な方なんですが、五千尺ロッジのカフェテリア「トワ・サンク」のアップルパイは来る前から目がけていました。
カフェテリア「トワ・サンク」。
お店の前にオープン・エア席もありますが、母が待っているので、ここは持ち帰りで。
信州完熟りんごのパイ 直径20センチ
1ホール 税込1880円
プラス120円で保冷剤入りアルミバッグ入りにしてもらいました。
ここのアップルパイは甘くてリンゴがいっぱい。お勧めです。
ちなみにこのお店で試食させてもらった冷たく冷やした(凍らせた?)レアチーズケーキもすごく美味しかったです。 -
時間はまだあと1時間ありますが、母が待っているので上高地バスターミナルへ向かいます。
もったいない時間の使い方ですけど、これが大正解。
早めにバスターミナルへ向かったおかげで救われることになりました。 -
バスターミナルで母と合流、屋根のあるベンチで旅行社からもらった地鶏飯のお弁当を食べることにしました。
雨が降っていたため、途中で食べることができなかったのです。
バスターミナルにはキャンプの重装備をした人々が大きなリュックサックを担いで次々にやって来ます。
上高地の奥まで行く人々なのでしょうね。
女性も多いです。
お弁当を食べようとしていたら、突然激しい雨が降りだしました。
悲鳴が飛び交います。
慌てて簡易レインコートを着込みました。 -
これはイケメンお兄さんの後ろ姿を撮った訳ではありません。
豪雨の写真を撮ったものです。
白く煙るすごい雨が見えますか?
私と妹はつい5分前まで外を歩いていました。
間一髪です。
私たちのように屋根の下にいた人はいいけれど、戸外にいた多くの人は屋根の下に駆け込む隙もなかったと思います。
大きなリュックサックを背負ったキャンプ客たちはリュックにレインカバーをかける隙もなかったと思います。 -
バケツをひっくり返したような激しい雨です。
気温が急に下がりました。
「さむ〜」。
これだから山の天気は油断ができません。
半袖の上に長袖の上着、その上に簡易レインコートを着込んでいてもちょっと寒い。
避難できなかった大勢の人たちが気がかりです。
バシャバシャバシャ・・・雨は5分ぐらい滝のように降って、その後小降りになりました。
賑やか3人組が「濡れたー」って言いながらバスターミナルへやって来ました。
河童橋周辺にいて、頭は傘でなんとか守れたものの、服は全身ずぶ濡れだと。
気の毒に、寒いでしょうに。
でも明るい3人組、「大丈夫。すぐに乾くわよー」って笑顔です。 -
上高地で最後にこんな豪雨を経験するなんて。
今年は各地でゲリラ豪雨が相次いで、長野県も南部では孤立する街が出ていました。こんな降り方をすれば、地面に吸収される雨の量を越えてしまいます。
豪雨の中食べたお弁当は美味しかったけれど、落ち着きませんでした(笑)。 -
みんなびっくりの豪雨でした。
こういうこともあるんですねー。
午後2時、シャトルバスに乗り込んで沢渡(さわんど)へ。 -
沢渡でツアーバスに乗り換えてほっこりしました。
千葉へ帰ります。
結局ハイキングの最中にお弁当を食べる時間のなかった人は車内でお弁当を食べていました。
帰りはずっと雨が降ったりやんだりでした。
途中、高速から見えた眺め。
ガスがすごいです。
霧で視界が悪くなった場所もありました。
バスに乗っているからドライバーさんにお任せ。
何の心配もしなくていいのがバスツアーの楽なところです。
賑やか3人組は「バスのシートに濡れた服の水気をなすりつけたら、もうすっかり乾いた〜」って笑ってます。たくましい3人組。旅を楽しむにはそれぐらいでないとね。これからも良い旅を続けてください。 -
帰りも「90分に1度20分以上の休憩」を律儀に守りながら、バスは進みます。
途中立ち寄った埼玉県の寄居(よりい)パーキングエリアは「星の王子さま」をテーマにした人気のPAだそうです。 -
部分的に見るとフランスみたい。
雑貨も星の王子さま関連・プロヴァンス地方関連グッズを置いていて面白そうです。
休憩時間にちょこちょこお買い物をするのもバスツアーを楽しむ秘訣。
私たちはここでペットボトルのお茶とソフトクリームを買いました。
これまで休憩の際、コーヒーやソフトクリームを買って戻って来る「余裕のあるメンバー」を見るたびに羨ましく、最後ぐらいは私たちもソフトクリームを買って戻り、皆に羨ましがられたいという見栄張りの気持ちもちょっぴりありました。
溶けてしたたるとバスの中で困るから、ソフトクリームはカップに入れてもらいました。
母は先にバスへ返して妹と2人で3つのソフトクリームを持ちます。
でも、傘を差さねばならないことを忘れてた〜。
2人で3つのソフトクリームを持って傘を広げるのは大変。
四苦八苦して持って、何とかバスへ戻りました。 -
「星の王子さまPA」では人形劇もやっているようです。
テーマパーク型パーキングエリアだということでした。
車でしか行けませんが、「星の王子さまPA」、このアイデアを出した人、お見事です。
傘を差して3つのソフトクリームを持ち、やっとのことでバスへ戻ったら、注文しておいた夕食のお弁当とお土産が座席に届いていました。
そうだった、お弁当とお土産を頼んでおいたんだった。
見ると、お茶も3つ届いています。そうだったそうだった、お弁当を頼む際、「お茶付き」と書いてあったんだった。それを忘れて、たった今、お茶ペットボトルをそれぞれ買ってしまったー。
ここから私と妹の大奮闘が始まりました。まずは座席に置いたお弁当の山を何とかしないと座ることもできません。このバスは折り畳みテーブルがついていないタイプなんです。とりあえず巨大なお弁当の山を膝の上に乗せて、座席に体を滑り込ませます。ソフトクリームは持ったままです。
私たちの奮闘努力も知らず、後ろの座席ではソフトクリームを受け取った母が相席の方とお喋り。呑気に「ソフトクリーム、美味しいわぁ」って言ってます。ソフトクリーム買いの見栄張り、母だけが目的を達したようです。
私と妹はソフトクリームどころじゃありません。2人で荷物整理に必死。だいたい、お茶だけで何本あるのか。
お弁当、お茶、お土産をなんとかサブバッグに入れ終え、S字フックでバスの持ち手にかけました。サブバッグがはち切れそう。荷物パンパン、座る場所がないぐらい。身を小さくして溶けかけたソフトクリームを食べます。 -
荷物を減らすためにはお弁当は胃袋に収めてしまうのが手っ取り早いのですが、まだ全然お腹が空いていません。
お弁当は荷物になるけど持って帰って家で食べることにしました。
お土産はたいして買っていないけれど、五千尺ロッジのアップルパイをホールで買ったため、それがすごい大きさです。そして最後に届いた予定外のお弁当とお茶とお土産。
本来何とか持てるはずなんですが、外は計算外の雨。バスを降りてから傘を差さねばならないことを考えると、このままの個数では絶対持ちきれません。
そこから狭いバスのシートでごそごそごそごそ、笑いを必死で噛み殺しながら妹と私の荷物整理の大作業が始まりました。これとそれをまとめてこっちへ移し、空いたスペースにこれを入れる、ゴミはこちらへまとめて・・・何とか持てる個数にまとめました。
ごそごそ夢中でやってたけれど、はっと気がつくと周囲はしーんと静か。もしかしたら周囲にうるさかったかも。賑やか3人組のこと言えませんね。(^_^.) -
首都高で荒川のそばを通ったら、雨の中、花火大会をやっていました。
大勢の人が傘を差して荒川の河川敷に集まってる。
雨の中でも強行するんですね。
花火のせいか、首都高は渋滞。おかげで私たちはバスの中から見られてラッキー。
バスを降りたら雨はやんでいて、電車とタクシーで苦労しないで家へ帰ることができました。
妹はいつものように横浜へ直行で帰ります。
夕食用の牛肉弁当は家に帰って夜9時頃に食べました。
牛肉いっぱいで美味しかったです。 -
上高地の五千尺ロッジのカフェ「トワ・サンク」で買った信州アップルパイ。
中は完熟ふじリンゴがぎっしり。
この頃甘さ控えめのお菓子が多い中、しっかり甘くて美味しかったです。
今回は初めてゆったりツアーを選びました。高齢者と同行の娘さんという参加者が比較的目につきましたが、若い親子もいて、こういう旅を希望する人もいるのだとわかりました。
観光自体は少なかったけれど、旅は観光がすべてではありません。バスの中で過ごした時間、ホテル滞在、温泉、すべてが旅の思い出です。上高地で経験した豪雨さえ、忘れられない思い出になりました。
上高地はあいにくの雨でしたが、しっとり潤ってとても良い所でした。透き通った青い川の流れ、青々した緑の美しさが印象に残りました。
上高地へはまたいつか、季節を変えて行ってみたいです。
次回の3人バス旅行は、9月末に今度はミステリーツアーを申し込みました。
ミステリーツアーのヒントに「さわやか○○○散策」と書いてありました。
もしかして「さわやか上高地散策」?
2度続けて同じ場所へ行くのもどうかと思ってコールセンターにだめもとで聞いてみました。さすがに「どこへ行くんですか?」と聞いた訳ではありません。「上高地ってことはないでしょうか?実はこの間行ったばかりなので」と聞いたんです。
「ミステリーツアーなので行き先はわかりませんが、ミステリーツアーではあまり上高地へは行かないので、大丈夫ではないでしょうか?」と答えてもらえました。
次回、どこへ行くことになるのか楽しみです。
まあ、仮に上高地だったとしても私は構いません。
2度行ってもいいぐらい素敵な所でしたから。
(小布施・上高地ゆったりバスツアー おわり)
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この旅行記へのコメント (2)
-
- ねいちゃさん 2014/08/20 16:51:55
- 上高地って綺麗なんですね〜。
- こんにちは、ニッキー先生。
上高地の最終話・・・読み所も満載、写真も美景色満載。
とっても楽しく拝見させていただきました。
ソフトクリームからお荷物整理のくだりは、ついつい笑顔になってしまって、ニッキーさんたちの奮闘ぶりが目に浮かぶようでした。
それにしても、ホントに綺麗なんですね〜、上高地。
噂では綺麗だと聞いてはいるんですが、信州という場所は近畿圏からはうんと行きづらいので、いまだにお邪魔することはできておりません。
距離よりも行きやすさという点では、九州の方が近く感じるほどですから。
でもこのような美景色はやっぱり山岳地方でないと見ることができませんから、一度は行ってみたいものです。
旅は観光だけじゃない・・・いい言葉ですね。
ついつい貪欲になってしまう私に聞かせてあげたい言葉です。(笑)
次のミステリー?ツアーも楽しみにしております。
ねいちゃ
- ニッキーさん からの返信 2014/08/20 21:38:05
- RE: 上高地は日本の特別名勝に指定されているそうです。
- 上高地はとてもいい所でした。晴れた日に行けば、もっときれいですよ、きっと。
今回、上高地の一部しか行けませんでしたが、もっと奥の明神池、徳沢、涸沢(からさわ)もとてもきれいだって話です。ただし、その辺りまで行くにはトレッキング用の装備が必要になるようですけど。
> 旅は観光だけじゃない・・・いい言葉ですね。
> ついつい貪欲になってしまう私に聞かせてあげたい言葉です。(笑)
私もいつもは観光に夢中なんです。3時間あったら3時間めいっぱい使うタイプ。本当は3時間どころか、1人で上高地に一泊旅行をしたいと考えていたぐらいです。そうすれば、ゆったりいろいろなルートを歩いて夕方の上高地、朝の上高地といろいろな条件での上高地を堪能できるでしょ?
ただ今回のように母と一緒の旅ではそうも行かず、自分の欲はちょっと押さえました。でも観光少なめでも結構楽しかったので、そこから「旅は観光だけじゃない」と気づきました。いろいろな旅のスタイルがあっていいはず。観光少なめ旅行でも、行かないよりは行った方がいい、と思いました。
お弁当を注文しなかったらあんなすごい荷物にはならなかったんです。帰りのバスの中で夕食弁当を食べるかなと思って初日に頼んでおいたのです。それをすっかり忘れてペットボトルだのソフトクリームだの買っちゃって。傘を差さねばならないことを考えると、しかも母に荷物をたくさん持たせられないことを考えると、「絶対持てへんやん」って。あ、私たち、基本京都弁でしゃべってます。だからツアーでは、絶対「あの京都弁の3人組」って言われていると思います。京都弁は千葉県では目立ちますからね。
「なんでこんなに買うてしもたんやろ?」妹とお腹を抱えてゲラゲラ笑いながらの荷物整理でした。
ねいちゃさん、旅行記&クチコミ執筆のペースが上がってますね。自分の旅行記書くのに追われてもたもたしてたら熊本編2が出てる。クチコミも。
また伺います〜。(^_^)v
ニッキー
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