2011/09/23 - 2011/09/25
139位(同エリア456件中)
かずおさん
9月の3連休を使った今回の北海道行き、あっという間に最終日になってしまいましたが今日は今回のメインである大雪山の紅葉を見に行きます。広大な大雪山の中にはいくつも名の知れた紅葉スポットはありますが、その中でも日本一早く訪れると言う銀泉台へ行ってみたいと思います。そのついででもないですが、さらにその先にある赤岳では既に初雪も降ったとのことで頑張ってそこまで足を伸ばしてみます。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス レンタカー JALグループ スカイマーク JR特急 JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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朝6時の層雲峡、ひんやりとした空気と晴れ渡った空が気持ち良いです。これから向かう銀泉台への道はこの時期は一般車通行止め、シャトルバスで向かうこととなるので早速その乗り場まで向かいましょう。ボヤボヤしてる時間も勿体無いので。
層雲峡温泉 温泉
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層雲峡を後にして15分ほどで大雪レイクサイトに到着、駐車場に車を止めて早速シャトルバスに乗り換えます。5年前に紅葉を見に行った大雪高原温泉へもここからバスとなります。どちらも大雪山の紅葉スポットですが微妙に時期がズレるのですよね〜
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始発が6時で自分が乗ったのは2便目の6時30分発、30分の間に集まった大量の乗客でバスは満員状態。カーブの連続する砂利道を走るバス、立ちながら35分間乗るのは朝からかなりしんどかったです。しかし降り立った瞬間にこんな景色が見えてきたら「来た甲斐があったな〜」と思えてしまいます。見事に雲海が広がっています。。。
銀泉台 自然・景勝地
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ここまで乗ってきたバス、満員の乗客を乗せていたためかどの窓も曇っています。このために外が見づらかったのです・・・
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では早速銀泉台の紅葉スポットから赤岳へ向けて歩きましょう。少し進むと先ほどよりもさらに大きく広がる雲海が・・・空気も澄んでいて遠くの山まで見えています。これは素晴らしい!
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すでにこの辺りでも紅葉している木を見ることは出来ますが、一面に広がる景色が見られるのはもう少し先、はやる気持ちを抑えつつ歩いて行きましょう。
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下界は雲海の中でも上を見れば雲ひとつ無い青空。
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昨日の浮島湿原もそうでしたが、大雪山はヒグマが多く生息している場所でもあります。遭遇しないに越したことはないですが、万が一のことも考えてもらった説明書きはちゃんと読んでおきましょう。
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しばらくは森の中を歩きます。
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この辺りは綺麗に色づくまでもう少しかな。
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バス停から歩くこと約20分、ぱっと目の前が開けたと思ったらこの景色・・・「錦絵のような」とよく書かれていますがまさにその通り、色鮮やかな木々が広がっています。
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振り返って下の方を、ずいぶん高いところまで登ってきたものです。まだ時刻は7時半、朝の澄んだ空気が気持ち良い!
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枝を落とした木と合わせて。
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ダケカンバの紅葉と合わせて。
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朝の光を浴びて鮮やかに輝いています。
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ふと足元を見れば既に霜が・・・本州ではようやく真夏の暑さが和らいできた頃にもうこの辺では冬の訪れです。もっとも、この後さらに寒々しい景色に出会うのですが・・・
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何度見ても見事なもの、この景色を横目に見ながらしばらく登山道を登ります。
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谷底に溜まっている雲と合わせて。
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逆光気味で「紅」を強調してみたり。
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大雪山のことをよくカムイミンタラ=神の遊ぶ庭と呼ばれていますがそれも納得、どこまでも雄大な光景が続きます。
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登山も比較的緩やかでキツイと思うようなところも少なく、歩きやすい道です。
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見事な一面の紅葉を見たら再び森の中へ入ります。
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とは言ってももう森林限界はすぐそこ、森に入ってから数分で一気に上の方まで見通せるようになります。
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ゴツゴツとした岩が散乱しています・・・登山道自体は歩きやすいように造られているので、足下を確認しながらマイペースで上がって行きましょう。
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紅葉を見下ろすように。
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さあ、正面に見えてきたあれが赤岳かな?早いものでうっすらと雪化粧をしています。
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ハイマツ帯の中を歩きます。このあたりからぽつぽつと雲が出てきてところどころに陰を作り始めます。
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光と影、雲の流れがまた良い感じです。ちょうど正面に見えている紅葉がスポットライトを浴びているような感じで。
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さらに高度を上げて、いよいよ雪の残る場所へと入ってきました。
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まだ雪の量自体は大したこと無いですが、まだ9月だということが信じられません。ホントに早いなぁ〜
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頂上に近づくにつれて雪の量も多くなってきました。
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人が集まっているあのあたりが赤岳の山頂かな?既にここまで来れば完全に雪景色・・・
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着きました、標高2,078m、赤岳の山頂です!それにしてもなんじゃこりゃ!雪に覆われた光景に目を奪われます。
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山頂付近は何故か大きな岩が固まって置かれています。どのような仕組みでこのようになったのでしょうかね?それはさておき、標高1,517mの登山口から気がつけば2時間以上写真を撮りながらもひたすら歩き続けたので疲れました、休憩です。
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タイミングが良かったのか、先程まで見えていたところがどんどん雲に覆われてきました。通り過ぎたらまた見通しが良くなるのかなと思ったものの、この後は一向に晴れてこず。。。あと数分到達が遅ければ山頂からの景色は眺められないところでした・・・
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振り返ればこれまで歩いてきた方も雲に覆われていて暗くなっています。
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結局この後はずっと雲に太陽を隠されてしまい、登りのときのような鮮やかさを失った紅葉の中を歩くことに・・・早く出てきて良かった〜
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登りは2時間以上かけて登ったところを今度は1時間15分ばかりで下山、膝に負担かけまくりです。後でどうなっても知らないぞ・・・
それにしてもこの時間に登ってきた人は本当にかわいそう、さっきのあの見事なまでに鮮やかな紅葉の広がりを見ることが出来ないとは・・・ -
大雪レイクサイトまでバスで戻ったら駐車場に止めていた車に乗り換えて、朝来た道を層雲峡方面へと戻ります。
そう言えば大函って最後に来たのいつだっけ・・・?と言うことでちょっとだけ寄り道。ここも紅葉が綺麗な場所ですが、この標高まで紅葉前線が下りてくるのはまだ先のようです。大函 自然・景勝地
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日本一早い紅葉を見るという今回最大の目的を果たしたらいよいよレンタカーを旭川駅に返却すべく走り始めます。ただこのまま直行しても時間が余りそうなのでちょっとだけ寄り道。
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特に有名な道ではなくても大雪山を望む牧歌的な風景はあちこちに広がっています。ちょっとだけ事前に当たりをつけていたので来てみましたが、なかなか良い感じかな?
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丘の町美瑛から大雪山を挟んだ反対側、こっちもなかなか雄大でいい景色です。
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旭川まで戻ってきたらいよいよ3日間乗ってきたレンタカーを返してあとはスーパーカムイ号で新千歳空港へ帰らねば・・・まだもう少しだけ時間が許してくれそうなので旭橋まで来てみました。冬は大雪像の出来る旭川冬まつりの会場近くですね、最後に来たのいつだろうか・・・
旭橋 名所・史跡
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石狩川に架かるこの橋、昭和6年の製作というので既に90年近く風雪に耐えていることになります。リベットだらけの無骨な感じがまたいい味出しています。
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青空とともに
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そろそろ駅へ向かいましょうか。
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ついに完成してしまいました、新しい旭川駅。昨年(2010年)10月に高架化が完成してから初めて来ましたが、どこかの新幹線の駅かと思うほど立派な駅になりました・・・ただし駅周辺はこれから整備が進められるようで、バスターミナルなどが全部完成するのはもう少し先のこととなるようです。
旭川駅 駅
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内装は木をふんだんに使った重厚感あるもの、天井も高くてこれまでの旭川駅とはガラリと印象が変わっています。
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それにしてもかなり大きな駅です。駅裏もこれから整備されるようですが、まだそちら側に行く人はほとんどいないためにこんな誰もいないような空間も・・・
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改札口付近。東と西、どちらも同じような雰囲気です。
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こんなところに旭山動物園のペンギンが!
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改札を通ってホームへ上がります。大きな屋根で覆われた空間、雪の降る冬には頼もしいですね。あまりの変わり様にビックリですが・・・
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札幌行きの特急「旭山動物園号」が入ってきました。動物の絵が大胆に描かれたデザイン、これに乗ってもいいかなとも思いましたが・・・
旭山動物園号 乗り物
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結局早さを優先してスーパーカムイ号で札幌まで来てしまいました。この後は新千歳空港を19時10分に出るスカイマークで神戸へ帰るので微妙に時間があるな・・・
札幌駅 駅
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あまり遠くまでは行けませんがここのところ北海道に来ても札幌は素通りなので、久々に駅の近くをちょこっと歩いてみようかな。
JRタワー 名所・史跡
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赤レンガの旧道庁
北海道庁旧本庁舎 名所・史跡
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大通公園は100周年なのですね〜出来た頃はここはどのような光景だったのでしょうか・・・
大通公園 公園・植物園
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札幌駅まで戻ってきたらいよいよ北海道を離れるべく新千歳空港へ、無事神戸行きのスカイマーク最終便に乗り込めばあっという間にいつもの神戸空港に着きました。今回も3日間と短い滞在でしたが、何と言っても今回は初めて鉄道の運転手になってみたり、日本一早い紅葉を見たりとなかなか良いコースを組んだなと自画自賛。次はいつ来ようかな・・・また帰ったらじっくり考えましょう。
札幌駅 駅
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