2014/07/04 - 2014/07/04
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ドクターキムルさん
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雨の週末ウィークデーということで、のんびりと上野公園を散策して12時半過ぎに東京国立博物館(東博)まで来ると、もう長蛇の列だ。待ち時間170分のプラカードの後に並んだ。
プラカード前の係員に、「これまでに土日はありましたか?」と聞いた。「そのときはプラカードには240分待ちと表示した。」と答えてくれた。「ふむ、170分はかなり確度がありそうだ。」私のこれまでの記録は16年前の黒塚古墳の現地説明会の120分(見学時間は3分)だ。これを上回るとなると大変だ。
私の1、2m後ろの元気なお婆さんが喚(わめ)いている。「雨の中にお客さまを3時間も待たせるとはどういうこと。直ぐに整理券を渡しなさい。」「今直ぐにですか?」「そうよ。」
誰もが待ち時間の長いことには閉口しているが、それ以上にお婆さんの声の方が耳障りだ。私が、「今日の今に整理券を配るようなことができたら(独立)行政法人じゃなくて普通の会社になっていますよ。」結局、お婆さんは本館に入るまで、1時間半もの間喚いていた。
本館特別5室を展示場にして、1点だけを展示するのは久し振りのことだと思う。「展示物(翠玉白菜)をぐるっと360°でなくても350°くらい見せて、展示場にパネルをなくせば、1分も掛からずに見学時間を短縮でき、待ち時間を減らせられるのだが‥。」と列の横の人に話し掛けたが、これまでに説明や解説のパネルが無かった東博展示などなかった。しかし、現実に展示場はそのようになっていた。本館の控え室と特別5室の中とブース入口に液晶パネルを設置して3分間の翠玉白菜の紹介画像を流していた。
私の後ろに女の子がいたので話掛けた。お母さんに連れられて来ている中学2年生だが、全くのところ興味がなさそうである。「おじさんも中学に入学して同級生から畑で掘った縄文土器の欠片をプレゼントされ、20年か30年もしたら、こうして博物館を巡るようになった。今は興味が無くても、20年か30年も経つとすっかり虜になったしまうこともあるから。」訳の分からない話でキョトンとしていた。
本館の展示場でブースの脇まで進んでくると、ブースの窓越しではあるが、人垣の間から翠玉白菜が見え隠れする。「ワッ。」ブースの外にいる私たちも声を上げた。「小さいな。鍋に使うならもう1つ、2つはいるなあ。この大きさの白菜なら八百屋で買ったら50円くらいかな?でも、なんでも鑑定団に出したら、億の単位までしか(価格表示が)ないから零(000000000)円となってしまうだろうな。」やっと女の子が笑った。「お嫁入り道具だというから。こんなのを持たせるのでは大変だな。」液晶パネルに表示された「お嫁入り道具」の文字を見て彼女はまた笑った。
結局のところ、見終えるまで2時間5分掛かった。125分は列の最後尾のプラカードの170分よりも短かったので儲かったかのような気分になった。
(表紙写真は「翠玉白菜」のポスター)
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特別展「台北 國立故宮博物院―神品至宝―」のポスター。
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「翠玉白菜」のポスター。
「翠玉白菜」は6月24日(火)〜7月7日(月)。
平成館特別展示室/本館特別5室。
7月7日(月)とあったが、祝日以外の月曜日に東博が開館することなど、この10年間なかったから、7月6日(日)の間違いだろうと思い込んでいた。
入場券には、「*ただし、6月30日(月)、7月7日(月)は、特別展会場のみ開館(開室か?)。総合文化展(本館、東洋館、法隆寺宝物館、平成館1階、表慶館)は閉室(閉館?)。」とある。
特別展「台北 國立故宮博物院―神品至宝―」の入場券には、「本券で、会期中東京国立博物館観覧日当日に限り、本館・法隆寺宝物館・平成館・東洋館の総合文化展(平常展)もご覧になれます。」と記載されている。
7月7日(月)は特別展しか見れないということだ。 -
東博入口での手荷物検査。新宿御苑と皇居の桜見で慣れた?
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東博本館。
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表慶館前の長蛇の列。一時は正門近くまで列が伸び、1列を2、3人から4人にして列を短くした。
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本館前の大木。
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長蛇の列。
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表慶館。
列の中間あたりが表慶館であり、この中のホールと両側の部屋を列が巡って、表慶館を出るとようやくテントの下に入れる。 -
表慶館入口のライオン。
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表慶館。
テントで列が折り返すが、その場所に毎日新聞と産経新聞の今回の特別展示の特集ページが山積みされている。
この新聞記事で展示場での説明パネルを無くしている。
さらに、傘を出して見学することは禁止されており、傘は本館入口の傘立に入れさせられた。あるいは、厚手のビニール袋を渡され、折り畳み傘をしまわさせられた。
展示場の奥に展示ブースがあり、中に展示ケースに入った翠玉白菜が輝きを放っている。
展示ケースの周りに手摺りが設えてあり、人1人が通れる幅で後ろにも手摺りが設置されている。
この外側の手摺りの外のブース内は立ち止まって見学しても良いスペースであり、係員は「閉館になる8時まで居ても良い。」と言っているが、1分か2分も見て誰もが出口に向かっていた。
2時間待って見学時間は30秒というくらいであろうか?
待ち時間は見学時間の240倍もあった。
では、入館者1人当たりの翠玉白菜の占有時間は?
翠玉白菜の展示ケースの周囲360°を60°間隔で6人が取り囲んでいた感じであるから、1人当たりに割り振られる時間は5秒とすると、12人/1分、すなわち、720人/1時間となる。
開館時間は9:30〜20:00の10時間半であるから、7,560人/1日となる。
たとえば、1人当たりに割り振られる時間を6秒とすると、10人/1分、すなわち、600人/1時間となり、6,000人/1日となる。
土日には7,000人が見学したというから、1人当たりに割り振られる時間は5秒余りで6秒は無いということだ。
単純に、10時間半で7,000人であるから、5.4秒/1人となる。
これほど短い時間しか占有してはいない計算になるのだが、その待ち時間は2時間とか3時間ということなのだ。
夕方の帰る時間(16時過ぎ)には待ち時間が120分であると放送されていた。閉館時間まで混んでいるということだろう。
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