2014/06/09 - 2014/06/09
394位(同エリア1032件中)
まみさん
あじさいは可愛くって、優美で、どこかおしとやか。
木はぐんぐん伸びて、ば〜っと群生するのに、厚かましさはなく、花を見ているとひかえめにすら感じることも(ただし、あくまで園芸をやっていない素人の感覚)。
華やかなのにおとなしそうで、雨も連想させる花だからか、けなげさな印象も。
としまえんは、やまあじさいが1番楽しみでやって来るので、やまあじさいより開花の遅いあじさいの坂や水色の丘のあじさいは、まだ咲き始めの花が多かったです。
でも、先に書いたあじさいのイメージからすると、咲き始めのガクあじさいの装飾花は、かえっていい被写体となりました@
としまえんのあじさい坂から始まるあじさい園の撮影散策は、そんな咲き始めのふぞろいっ子を積極的に狙ってみました。
それから、鬱蒼とした木々に囲まれたとしまえんのあじさい園なら、曇りでも十分に木漏れ日の光の玉が狙えるので、木漏れ日の中のあじさい写真もめざしてみました。
途中で雨がひとしきりざーっと降って、しばらく水色の丘の東屋で雨宿りしましたが、やみそうになかったので、雨の中でも散策を続けました。
本日の天気予報をチェックして、いっそ雨のあじさい写真狙いもいいではないの、と思って、ちゃあんと雨対策はしてきたのです。
ところが、いざ雨の中で撮影しようと準備していたとき。
レインコートや一眼レフのレインカバー、それからカメラバッグを雨からかばうビニール風呂敷などはちゃんと持参してきたのに、カサを忘れてしまったことに気付いて、がびーん!!
レインコートでは限界があるので、カサも使うつもりだったのに。
このまま本格的な降りが続くなら、撮影散策を中断して売店までカサを買いに行こうかと思ったのですが、幸い、撮影を始めてからしばらくして雨は小康状態となり、まもなくやみました。ほっ。
カサなしのレインコートで一眼レフにレインカバーを装着しながら撮るのはなかなか難しく、構図も自由に決められないし、ズームするとカメラが濡れるし、思ったところにピントが合っていない写真を量産してしまいました。
あのままの勢いで雨が降り続いていたら、雨のあじさいも良いではないか、なんてとても思えなくなり、気持ちがくじけてしまったでしょう。
ちなみに、去年2013年のあじさいの坂の旅行記をひっくり返してみたら、18-270mmの広角ズームレンズでラクせずに、60mmの単焦点のマクロレンズでチャレンジしていました。
しかし、今回は去年より曇天で薄暗かったですし、途中で雨が降っちゃいましたから、マクロレンズではきびしかったです。
それに開花状況は、あじさいの坂から水色の丘、育種家たちの遊歩道あたりは特に、去年ほど咲きそろっていなかったんです。
と言い訳。
<6回目になる2014年のとしまえんのあじさい祭りの旅行記のシリーズ構成>
□(1)特別展示「日本の野生あじさい」展はマクロレンズ1本でチャレンジ!
■(2)咲き始めのふぞろいっ子たちと木漏れ日の中のあじさいから雨あがりのあじさいまで
□(3)1番目当てのやまあじさいは再びマクロレンズ1本でチャレンジ!!
としまえんの公式サイト
http://www.toshimaen.co.jp/
第12回としまえんのあじさい祭りの特設ページ
http://www.toshimaen.co.jp/event_ajisai/
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 私鉄
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-
鬱蒼とした木々に囲まれたあじさい園へ
ここは少しラクして、18-270mmの広角ズームレンズで撮ることにしました。
まずは、ガクアジサイが多く咲くあじさい坂へ。 -
光を求めて咲くガクアジサイ
ここでは木漏れ日の下のあじさいと……。 -
突然変異のように目覚めた両性花
こういうふぞろいっ子に焦点を当ててみました。 -
「がんばって咲くぞ〜」
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ちんまり四角く
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大きい子も小さい子も
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まだ真っ白な双子の子どもたち
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「お母さぁ〜ん、ごはんまだ?」
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年の離れた姉たちに囲まれて
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まだ瑞々しい青い子たち
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装飾花にどんどん覆い尽くされて
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深い海の色で攻める
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白から青へ衣替え中
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色付き始めた花もいいもんだ@
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綺麗に五弁そろった美人さんに注目
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花火アジサイあるいは隅田の花火は八重咲きの装飾花を狙う
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咲いていくプロセスが分かるような3姉妹
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花火のようにわらわらと
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装飾花が丸く並ばないので野生あじさいっぽい!?
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木漏れ日の中で
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森の中をはずむ空色の毬
水色の丘に入りました。
でも、丘全体は、まだまだでした。
下の方はよく咲いていました。 -
あじさいを見下ろす大木
こういうのはぜひおNEWの超広角レンズで撮りたかったです。
雨予報でなければ、3本目のレンズとして持参したでしょう。 -
イチオシ
ウズあじさいを見つけた@
ウズあじさいもあるとは今まで気付かなかったです。
数はそう多くないと思います。 -
ウズあじさいを後ろから見ると、花飾りをたくさんつけた帽子のよう@
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イチオシ
木漏れ日の世界の中のガクあじさい
これは気に入っているので、表紙候補でした。 -
光の妖精が集まって
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天をめざして伸びる、伸びる
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木漏れ日とたわむれる
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もこもこ手まり型あじさいと木漏れ日の光
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まるで天の川を背にしたよう
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可愛いあじさいに光が集まる
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ひんやりと霧に覆われたあじさい坂
あじさいがもっと咲いていたら嬉しかったのですが、まあ仕方がありません、やまあじさいの開花を優先して、早めにやって来たのですから。 -
霧を背景に浮かび上がる若いガクあじさい
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下の方はよく咲いていた水色の丘
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水色がもこもこでなんだか嬉しい@
ただ、この頃から雨が降り始めてきてしまいました。 -
雨が降って、ひとけがなくなった水色の丘の道
東屋で雨宿りしながら撮りました。 -
雨の中のあじさいたち
雨の中でも撮影しようと準備をしていたら、カサを忘れたことに気付いて、がびーん!! -
もこもこ3兄弟
しかし、100円グッズのポンチョタイプのレインコートは、幸いショルダーバッグを肩に提げたまますっぽり体が入る大きさ。
しばらく雨宿りしていたら、雨足がゆるくなったので、せっかくなので雨の中のあじさいを撮影することにしました。 -
しっとり濡れたガクあじさい
雨の中でもレインコートで撮影できる、と思ったのは、ゴールデンウィークの飛び休日の初日の4月29日、雨でも日帰りで神戸行きを強行した日に、半日雨に降られても動物園内で思ったより撮影散策が可能だったからでした。 -
花の裏から覗いてみたヨ
でも今回は、一眼レフ専用のレインカバーを装着していても、ズームするときにレンズが濡れやすく、また液晶画面を覆う透明ビニールの部分が曇ってしまって、かなーり撮りづらかったです。 -
まん丸に咲きかけの子もたっぷり濡れて
あの神戸の日に比べて何が違うのかなと思ったのですが、神戸の王子動物園ではコアラやジャイアントパンダなど時間をかけた動物は屋内展示でしたし、1番目当てのレッサーパンダが出て来たときは、雨はほとんど止んでいました。
なによりも雨足は、今回の方は通り雨で短時間でも、あのときよりずっと強かったです。 -
イチオシ
木漏れ日に見守られて
これも表紙候補でした。 -
あじさいと水玉模様
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あじさいたちは案外けろっとしている!?
エンドレスサマーの小径のあじさいたちです。
あじさいの花は、案外水はけが良いようで、いかにも濡れてます、っていう花は意外に見つけにくかったです。 -
ちっちゃな水晶を見つけた@
育種家の遊歩道に来ました。これは谷田部氏の「ラブユーキッス」です。
この頃には雨はだいぶおさまりました。
なので今度は滴ねらい。 -
今にも落ちそうな滴の時を止めて
「ラブユーキッス」です。
育種家の遊歩道のアジサイたちは、まだ咲き始めでした。
花の数が少なかったけれど、なによりも濡れていても一見、濡れているように見えない花ばかりでした。 -
アクセサリーを身につけたあじさい
これは谷田部氏の「未来(ミライ)」ちゃんです。 -
イチオシ
長くはとどめておけない、はかない宝石
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水もしたたる可愛い子ちゃんたち
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滴をためた「フェアリーアイ」
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濡れてもへいちゃらそうな「フェアリーアイ」
花の方が葉より水はけが良さそうなのは、花粉が濡れたり水びたしだったりすると受粉しにくくなって困るからかしら。 -
泣き虫な「フラウノブコ」
海老原氏の育成品種です。 -
白くなりはじめたアナベルの白い径
この頃には、もうカサ要らず。
レインコートもぬぎました。 -
濡れた葉っぱとアナベル
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ちっちゃな滴が残ってた@
ここからはマクロレンズで撮影しました。 -
雨あがりのアナベル
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イチオシ
アナベルのミルク色のファンタジー
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真ん中の水色のぽっちに涙がたまったよう
こちらは「アジサイ宝石箱」の未来(ミライ)ちゃんです。 -
降り注ぐ木漏れ日の中で
ここからはあじさいトンネルを越えたところ(山あじさいの小径側から見て)にある「甘茶」です。
ここの花は木漏れ日狙いがしやすく、やまあじさいの開花に合わせてやって来る頃がちょうど花数も多く満開のタイミングなので、気に入っているところです。 -
イチオシ
きれいに円を描く花
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ステキなお皿の上に小さなぽっちがちょこんと乗って
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ふんわりと光と花のぼけに囲まれて
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イチオシ
小さな小さなぽっちに眼をとめて
表紙候補でした。 -
きっちり起立したおしべたち
雨が降っていたせいでしょうか。
いつもはこの両性花のおしべたちは、もっと放射状に広がっているはずです。 -
世界地図のように広がるガクアジサイ
ガクアジサイはふぞろいっ子ばかり狙っていましたが、こんな風に姿の良い花もやっぱり撮りました。
以上、としまえんのあじさい散策の第2部は、ふぞろいっ子と木漏れ日のある写真をめざしましたが、そこに雨にぬれたあじさいも加わりました。
次は、としまえんで1番楽しみにしていた「やまあじさいの小径」です。
としまえんのあじさい祭りの撮影散策は今回で6回目なので、いつもと回るルートを変えて、先に私にとってのハイライト「やまあじさいの小径」から回ることも考えました。
でも、本日ゆっくりできたせいもあり、結局、すべてを網羅しやすいいつものコースで回ってしまいました。
それに私って、たいてい好物はとっておいて最後に食べる人なのです@
「雨に降られたとしまえんのあじさい祭り(3)1番目当てのやまあじさいは再びマクロレンズ1本でチャレンジ!!」へとつづく。
http://4travel.jp/travelogue/10896903
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