2014/06/08 - 2014/06/08
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気まぐれなデジカメ館さん
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中世の荘園の姿を色濃く残す田染荘小崎で、6月8日、「御田植祭」が開催されました。
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田染には10時に着きました。静かです。地元の人に聞くと、御田植祭は13時からだそうです。折角の機会ですから、田植えの終わった田染を観て回りました。
田染荘小崎は、平成22年8月、「景観の国宝」にあたる国重要文化的景観として選定されました。 -
西は奇岩の間戸耶馬が聳えています。
夕日観音や朝日観音があります。
特に夕日観音は、小崎地区を一望できる写真スポットとして有名です。 -
国東半島はかつて、半島の中心に位置する両子山から四方に延びる谷筋に沿って,六郷と呼ばれる6つの郷(武蔵、来縄、国東、田染、安岐、伊美)が形成されました。田染郷には11世紀前半に田染荘の村落及び農地が開発されたそうです。
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その後、田染荘は宇佐八幡宮の「本御荘十八箇所」と呼ばれる荘園のひとつとして重視され、田染氏を名乗る神の子孫が代々支配するようになりました。
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田染荘を構成する村落・農地のうち、小崎地区は小崎川中流域左岸の台地上に当たり、史料・絵図に残る村落名・荘官屋敷名と現地に遺存する地名・地割・水路等との照合により、14世紀前半〜15世紀における耕地・村落の基本形態が現在の土地利形態にほぼ継承されていること判明しています。
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つまり、14〜5世紀の荘園の姿をそのまま今に伝えている貴重な風景です。
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御田植祭の周辺は幟が建っています。
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現在では、水田オーナー制度の下に、住民による文化的景観の保存活用事業が進みつつあり、農地としての土地利用形態の維持されています。
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文化庁の資料によると、「中世の荘園遺跡に起源を持ち、近世から近代にかけて緩やかに進化を遂げた国東地方の農耕・居住の基盤的な土地利用形態を示す文化的景観として価値が高い」そうです。
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田染荘小崎の景観です。
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ちょうど蛍の時期です。
蛍の飛来する小川付近です。 -
大会本部のあるほたるの館です。
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荘園マルシェも開催されました。
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早乙女のマスコット
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13時から神事が行われます。
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御田植の圃場です。
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御田植祭会場
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田んぼの周辺には見学者がぎっしり陣取っています。
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早乙女も着替えて会場入り
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13:20 市長、元副知事、大学関係者などによる神事が始まりました。
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乳母車で見学、長閑な光景です。
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13:45 代掻き牛の登場
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苗運びの早乙女
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早乙女たちが入ってきました。
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中央から始め、左右に分かれていきます。
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14:00ちょうど、田植えが始まりました。
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このように中央から植え、東西に広がっています。
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昨年は別府大学、九州大学のゼミの学生が多かったのですが、今年は別府大学岳のようです。
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留学生も少ないようです。
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時計は14:14です。
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間戸耶馬をバックに
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終わった人から泥落としして着替え会場へ
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唯一見かけた青い目の留学生
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田植えは1時間余りで終了しました。
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