2014/05/17 - 2014/05/17
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yazzさん
チャチューンサオへの日帰り旅行。最初の目的地、ワット・ソートーンでのお参りを済ませ、ソンテウでチャチューンサオ新バスターミナルへやって来た。
【ご参考】
■バンコクから日帰り旅行:チャチューンサオ(1)
世界最大の寺院ワット・ソートーンでタンブン
http://4travel.jp/travelogue/10892013
ここから、次の目的地、ピンクのガネーシャがあるワット・サマン行きのソンテウに乗るためだ。
最初は、戦勝記念塔から直接ワット・サマンへ行くミニバス(ロットゥー)が出ていると聞いたので、それで行くつもりだった。しかし、戦勝記念塔の乗り場に行ってチケット売りに聞き込みしてみたが誰も知らないのだ。
そこで代替手段、ソンテウの出番となった。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
-
ここがチャチューンサオ新バスターミナル(コンソン・マイ)。交通の中心地だ。バンコクや地方へ行くバス、ロットゥーそして市内や郊外へ行くソンテウがここから出ている。
まずは、ワット・サマンへ行くソンテウを探さなければ・・・ -
ターミナル正面の北側にいろんなソンテウが停まっていたので聞いてみると、ここで待ってればそのうち来るという。本数は多くないらしい。
ちなみに個人でチャーターすると300バーツで行ってくれるそうだ。
20分ほど待ってやってきたのがこれ。 -
真ん中にタイ文字でワット・サマンと書いてある。路線番号がないのでタイ文字が読めないと辛いところだが白地に水色の線が入ったソンテウと覚えておこう。
かなり有名なお寺なのでピンクのガネーシャの写真を見せればわかってもらえるはず。
運賃は30バーツ。走行距離17.5キロ、30分もかかるのだから妥当な運賃なのだ。 -
途中、バーンマイ百年市場を通って・・・
-
ひたすら何もない道を延々と走って行く。
-
20分くらい行くとワット・サマンの案内版がある三叉路に出る。
-
ここからジャングルのような雰囲気になってきて、しばらく行くとワット・サマンに到着。
ソンテウはお寺の正面まで乗り入れているので、そこで降りる。 -
お寺の正面から露店が並ぶこの参道を歩いていくとピンクのガネーシャがある川岸へ出る。
辺りにはインドっぽい音楽が流れていて、エキゾチックなムードを盛り上げている。 -
5分ほど歩くと、ピンクのガネーシャの後姿が見えてきた。
噂どおりデカい! -
正面に廻って、お〜!
これぞずっと見たかったピンクのガネーシャだ。念願のご対面。
タイでは一番の大きさで世界でも最大級だとか。
わざわざここまで来た甲斐があったと感じさせてくれる素晴らしいお姿。 -
ガネーシャというと学問・芸術の神として有名だが、このピンクのガネーシャは、あらゆる厄を払ってくれるオールマイティな存在で、特に蓄財運向上、商売繁盛に絶大な効果があると言われている。さらに凄いのは、他より3倍の早さで願いを叶えてくれるらしい。
そのためパワースポットとしてタイ人の間で大人気なのだ。
ちなみに、ガネーシャはタイ語だとプラ・ピッカネーと言う。 -
横に回ってみると髪の毛がリアルに描いてあったりして、ちょっと不気味。
じゃあ、さっそくガネーシャ様にお願いを聞いてもらおう!
でも直接お願いしても聞いてもらえないのだ。
では、どうするかというと・・・ -
周囲にいる家来のねずみ達にお願いすると、後でガネーシャに伝えてくれるそうだ。
どのねずみでも良いというわけではなく、自分の生まれた曜日の色のねずみにお願いしないと願いは叶わないらしい。
タイは、星座や血液型よりも生まれた曜日が重要とされるお国柄。しかも、曜日によって色が決まっているのだ。
月曜日:黄
火曜日:ピンク
水曜日:緑
木曜日:オレンジ
金曜日:青
土曜日:紫
日曜日:赤
日本人で自分の生まれた曜日を知ってる人って少ないはず。なので、ここに来る前に調べておくのが吉となる。
このねずみは緑色だから水曜日生まれの人用。 -
こちらはピンク色なので火曜日生まれの人用。
というように、各曜日の色にペイントされたねずみが用意されている。 -
ところが、タイ人参拝者の様子を伺っていると、全ての人が2匹いる黄色のねずみに並んで願いを伝えているのだ。
全員月曜日生まれ?ってわけないよね。ということで終わった人に聞いてみた。
私「失礼ですが、月曜日生まれの方ですか?」
タイ人「いいえ、水曜日生まれですけど、それが何か?」
私「自分の生まれた曜日の色のねずみにお願いすると聞いたのですが?」
タイ人「あら、そうなの?でもそれは仏像の場合でしょ?ガネーシャ様は万能だから色は関係ないんじゃない。みんな、このねずみにお願いしてるわよ。」
確かにタイでは生まれた曜日によって守護仏が決まっており、自分の曜日の仏像に祈りを捧げるのだ。だから、ここでも自分の生まれた曜日の色のねずみにお願いするという慣習になってると思ったのだが、そうではないのか?
納得できないのでもう一人、学識ある風貌の人を探して聞いてみた。すると、わかりやすく説明してくれた。
「確かに生まれた曜日によって祈る守護仏が違う。しかし、どの曜日に生まれた人でも祈ることができる守護仏があるのを知っているかい?つまり、全曜日共通(毎日)の仏像だ。そして、全曜日のシンボルカラーは金なんだよ。
あの2体のねずみは一見すると黄色に見えるが、実は金色なんだよ。黄色と金色はよく似てるからね。だから、どの曜日に生まれた人でも願いを聞いてもらえるねずみなんだよ。」
なるほど。黄色と金色の部分に若干無理があるようにも思えるが、そういう風に解釈されているのだとして納得しよう。 -
ということで、私も列に並んでこの金色(?)のねずみにお願いすることに。
まずは、タンブン。タダではお願いを聞いてもらえないのだ。銀色の箱にお札を入れて・・・ -
ねずみの片方の耳元でお願い事を小声で囁くのだが・・・
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もう片方の耳から願い事が抜けていかないように手で塞がなければいけないらしい。
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なのでこんな風に台に上がって願い事を囁く。でないともう片方の耳に手が届かないのだ。
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こちらのお子さんは体格的に手が届かないが、マイペンライということで・・・
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ちなみに、巨大ガネーシャの台座の部分には32種類のガネーシャの彫刻が飾られており・・・
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皆さん熱心に一つ一つのガネーシャに祈りを捧げていた。
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もちろんそれぞれのガネーシャの下にはコインを入れてタンブンできるようになっている。
全てのガネーシャに祈りを捧げてタンブンすれば、もっと早くお願い事が叶うのだろうか? -
さらにピンクのガネーシャの前には礼拝室があって、ここでも祈りを捧げる人が多い。
-
そして、このガネーシャ像に金粉を張ってタンブンするのだ。
ここまでやれば完璧だ。きっと願いが叶うに違いない。
ところで、この寺は巨大なピンクのガネーシャで有名なのだが、この他にもおもしろいものがたくさんあった。 -
まずは寺の入口で参拝客を迎えてくれる三面エラワン像とそれに跨ったインドラ神(タイ語だとプラ・イン、別名アマリン)の巨大なオブジェ。
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こちらはインドラ神とエラワン像に捧げるタンブン・セット200バーツなり。
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セットの中には参拝方法が書かれた解説カードが入っていた。ここには独特の方法があるようで、おもしろそうなのでやってみることにした。
はじめてなので、正しくできるように現地の人に詳しく説明してもらった。 -
まずは象の神様にお供え物を捧げて、お線香を焚いて祈りを捧げる。
-
次に、巨大なエラワン象の袂へ行って・・・
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前足と後ろ足の周囲を廻りながら解説カードに書いてある呪文(祈りのことば)を唱えるのだ。
-
後足の周囲を呪文を唱えながら反時計回りで1回廻ると厄除け(悪いことが出て行く)となり、前足の周囲を呪文を唱えながら時計回りで3回廻ると開運(良いことが入って来る)となるらしい。
タイには「象さんのお腹の下を潜れば長生きできる」という言い伝えがあるから、こんなことを考えついたのだろう。 -
その際に、経路に並んでいる小さな象さんにもタンブンするともっと良いのだとか。
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そして最後に竹ひごにお札を挟んでフルコース完了。
-
そしてお寺の正面に立っているのが、ヒンズー神話で太陽と月を飲み込んで月食・日食を引き起こすとされている魔神ラーフ(羅睺)の巨大なオブジェ。
こちらも参拝の対象だ。 -
これが魔神ラーフの像。タイの一部農村地域では日食・月食をもたらす不吉な存在として恐れられているが、ここでは守護神として崇められており幸運、成功運、金運そして安産に効果覿面だという。
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こちらがラーフに捧げるタンブン・セット。200バーツなり。
なお、ガネーシャ、インドラ神、ラーフなどインドの神様が祀られてるのでヒンドゥー教のお寺なのと思ってしまいがちだが、ここはれっきとした仏教のお寺なのである。
仏教は、あらゆる宗教を否定しない。特にタイの仏教は、他の宗教の神様を進んで受け入れる寛容さを持ち合わせているので、ガネーシャ像などが置いてあるお寺も多いのだ。 -
こちらは巨大なドラゴンのオブジェ。
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バーンパコン川には巨大な極楽浄土の蓮をイメージしたオブジェが浮いている。
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巨大蓮への架け橋。ここを渡る前に、用意するものが・・・
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こちらの小銭。一皿20バーツなり。
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小銭を蓮の上にある銀の鉢目がけて投げ入れるのだ。
3回入れば、迅速に願い事が叶う。
2回入れば、時間はかかるが願い事が叶う。
1回入れば、願い事の一部のみ叶い、しかも相当時間がかかる。
と書いてあった。 -
ゲーム感覚のタンブン運試しという感じかな?
けっこう高さがあるので、なかなか入らない。
でもタイ人、何回でも挑戦して3回入るまでやる。
お寺さんとしては、おいしい♪ -
こちらも同様、コインを投げて仏像の膝の上に載せることができれば願いが叶うらしいアトラクション。
-
こちらマダムタッソーもびっくり!
等身大のお坊様の蝋人形館。
並んでいるのはタイ仏教界のスーパースター僧侶達なのだ。 -
こちら笑点の歌丸師匠・・・でなくて、ナコンラーチャシーマー県ワット・バーンライのルアン・ポー・クン・プリストー僧侶の蝋人形。まるで生きているような精巧さに驚くばかり。
熱心な仏教徒ならタンブンせずにはいられないはず。
と、こんな具合にピンクのガネーシャ以外にも、いろいろなアトラクションがあってお寺というより仏教のテーマパークと言ったほうがよいくらいだ。
これだけのアトラクションを建設するには、相当のお金がかかったと思われるが、それだけに至る所にタイ人がタンブンしたくなるような仕掛けが見受けられる。 -
こちらはワット・ポーにあるようなコインを入れて祈りを捧げるコーナー。ここでは煩悩を消滅させるのではなく厄払いを行うらしい。自分の年の数だけコインを入れるというのがルール。
一皿40バーツでいくつコインが入っているかは不明だが、高年齢の方は2皿必要になるかも。 -
このコインを自分の生まれた曜日の神様の受け皿に入れて厄払いの祈りを捧げる。
さきほどガネーシャのところで少し説明したが、タイでは自分の生まれた曜日を大切にする慣習があり、曜日ごとに拝む仏陀が決まっている。
それぞれの仏陀の起源は古代バラモン教の占星術に出てくる9人の神様であるとされており、ここではその神様達が仏像とともに曜日毎に祀られている。
一週間は7日なので2つ余るが、水曜日が昼生まれと夜生まれで分かれており、残りの一つは全曜日共通の神様(仏像)として誰もが拝むことができるのだ。 -
亀さんにもタンブン
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蛙さんにもタンブン
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鐘を鳴らしてタンブン
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ドラを叩いてタンブン
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神様・仏様もう何でもアリ。
とにかくタンブンだ〜! -
あまりのタンブン攻撃にわんこも恐ろしくなって椅子の下に隠れてしまうほど・・・
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そして、こちらがお隣にある中国寺・・・
ではなくて、ここもワット・サマン仏教テーマパークの一部なのだ!
ここチャチューンサオは、バーン・マイ百年市場があるように古くから華僑が住み着いた土地のひとつだ。ワット・サマンの参拝者の多くが華人だっとという歴史的背景を考慮すると、このような施設が建造されたとしても不思議ではないのだ。
ちょっと、やり過ぎではと感じてしまうが・・・最近は中国人観光客が多く来ているという話しも聞こえてくるので・・・ -
巨大な観音像。タイ財界を牛耳る華人系タイ人の多くが観音信仰を信じているため、仏教テーマパークとしてはマストアイテムなのだろう。
-
八仙人の一人、呂洞賓が祭られている廟。華人の間では三国時代の武将、関羽と肩を並べる人気者だ。
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三国志「桃園の誓い」のモチーフ
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古くから華人が信仰している天地父母廟
こんなふうに華人が喜ぶしかけが揃っている。 -
そして、最近完成したと見られる真新しい巨大な阿修羅像。
「アシュラー」が流行語大賞となるほど日本で人気沸騰となった仏像界のアイドル。
そんな話が聞こえてきたため急遽作ったのだろうか?ここは日本人用観光バスのツアー先にもなってるし・・・ -
境内にはローカル・コーヒーチェーン「カフェ・アマゾン」の店舗やレストラン、フードコート、そしてバンパコーン川を遊覧するボートツアーまで。
そもそもワット・サマンは、タイ仏教界でもより厳格な戒律を守り続けるタマユットニカーイ派に属するお寺である。それがなぜ仏教テーマパークを運営するまでに俗化してしまったのかは定かではない。巨大なピンクのガネーシャ像が完成したのが2010年ということなので、変化が起きたのはごくごく最近のことのようだ。
よけいなウンチクは抜きにして観光客にとっては、アトラクション豊かで御利益もあるパワースポットとして素直に楽しめる。
次は、ソンテウで市内に戻って最後の訪問地、バーンマイ百年市場へ行くのだ。
その模様は次の旅行記で・・・
■バンコクから日帰り旅行:
チャチューンサオ(3)バーンマイ百年市場
http://4travel.jp/travelogue/10895740 -
■ワット・サマン(ワット・サマンラッタナーラーム:Wat Saman Rattanaram)
住所:Mueang Chachoengsao District, Chachoengsao, Thailand
電話:081-983-0400
公式サイト(フェイスブック):
https://th-th.facebook.com/WatSaman.Rattanaram
行き方:チャチューンサオ新バスターミナル(コンソン・マイ)よりソンテウで約30分(運賃:30バーツ)
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この旅行記へのコメント (2)
-
- メバルさん 2014/06/08 17:28:39
- 右回り左回り
- yazzさん
お疲れ様です。
いつも笑いながら楽しく読ませて頂てます。
ちょっと知ったかぶり(^-^)
右回り左回りについては、中国気功が入ってるのかも知れませんね。
一般的に、左回りは邪気が出て行く、右回りは気を入れる。
左手を使う場合は逆になるようです。
例えば、患部に左手親指を当てて治療する場合です。
こちらのお寺もなんでもありで楽しそうですね。
日本のテレビはサッカー関係オンパレード。
北海道は、35度以上の日があったり、異常気象。
長崎は、量は少なかったですが、お陰様で恵みの雨が振り、第一段階 田植えの準備中です。
今は、タイに負けないくらいメロンが美味しい時期ですよ(^-^)
では、安全に気をつけてお元気でご活躍下さい。
メバルくん
- yazzさん からの返信 2014/06/09 09:00:32
- RE: 右回り左回り
- メバルくんさん、おはようございます。
> 右回り左回りについては、中国気功が入ってるのかも知れませんね。
なるほど!チャチューンサオは華僑によって作られた街なので、中国気功も浸透していたはずですね。これは参考になりました。ありがとうございます。
> こちらのお寺もなんでもありで楽しそうですね。
なんか節操のない、お寺とは思えぬ展開ぶりに驚きましたが、観光スポットとしてはおもしろいと思います。ぜひ行ってみてください。
では、今後ともよろしくお願いします。
Yazz
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