ベルギー　一人旅　（ベルギー王立美術館）

2014/05/19 - 2014/05/30

ベルギー王立美術館はフランドル派を中心とする１５〜１８世紀までの絵画の宝庫と言われていますが、確かに名画がそろっていました。

一部写真撮影禁止のゾーンが有りましたが、ほとんどの作品はフラッシュ禁止での写真撮影が許可されていました。


入場料：８ユーロ　（６５歳以上シニア６ユーロ）

エリア ブリュッセル(ベルギー)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道
• 旅行の手配内容: 個別手配

グランプラス方面から、この綺麗なロワイヤル広場を通ってベルギー王立美術館に行きました。

ロワイヤル広場を振り返ると、正面にグランプラスの市庁舎の塔が見えました。

正面突き当りのトラムの道を右折すると、直ぐベルギー王立美術館が有りました。

ベルギー王立美術館の正面玄関です。
日本語で｢ベルギー王立美術館｣という表示が有りました。

エントランスホールは吹き抜けでこの様に広く、正面突き当たりでチケットのチェックを受けて、２階に上がりました。

小学生が美術鑑賞の授業を受けていました。この様な名画の美術館賞が出来るとは恵まれてますいますね。
中学生は美術の授業で模写をしていました。

ロベルト・カンビン：受胎告知

1400年代前半、ゆがんだ遠近法で描かれていました。

ロヒール・ファン・デル・ウェイデン：
　　　　アントワーヌ・ド・ブルゴーニュ

ウェイデンは宗教画や肖像画で国際的な名声を博したブリュッセルの画家だそうです。

ディーリック・バウツ：皇帝オットー大帝(３世）の裁判　

不義で処刑された伯爵の未亡人が、夫の無実を確信し、夫の首を持って皇帝にひざまずいている姿。

メムリンク：聖セバスチャンの殉教

メムリンクが1470年頃ブルージュで製作したとの事。

ヒエロニムス・ボッス：寄進者のいる磔刑図

ボッスが風景画の先駆者とみなされる様になった作品との事。

ヤン・マビューズ：ヴィーナスとキュービッド

ヴィーナスも息子も凄く筋肉質です。息子への警告は見せかけで、ヴィーナスの不義をほのめかしているとの事。

ヤン・ブリューゲル：黄金の大皿と花輪のある静物

１７世紀の最も美しい静物画の一つであるとの事。

ペーテル・パウル・ルーベンス：カルヴァリオへの道行き

ルーベンスが1630年代に制作した大作でした。
凱旋行進風に描かれていました。

ルーベンス：東方三賢王の礼拝

これも大作でした。

アントニー・ヴァン・ダイク：ジェノバの貴夫人と娘

ヴァン・ダイクが1620年代にジェノバで製作した作品との事。

ヤコブ・ヨルダーンス：豊饒の寓意

ルーベンスの影響が出ている作品であるとの事。

ダヴィッド：マラーの死

1790年代の作品。ダヴィッドはマラーの死後３ヶ月で仕上げたとの事。

ピーテル・ブリューゲル：ベツレヘムの戸籍調査

ブリューゲルは日常生活の細部を描写しているとの事。

ブリューゲル：イカロスの墜落　（模写の可能性が有るとの事）

ブリューゲル：叛逆天使の墜落

ブリューゲル：聖マルティヌスの日の葡萄酒

クエンティン・マセイス：聖アンナの家族

ヤーコプ・ファン・デル・ウルフト：バベルの塔

ファン・デル・ウェイデン：ピエタ


以上、１５世紀〜１８世紀の多くの名画を鑑賞してきました。