ベルギー　一人旅　（ゲント）

2014/05/19 - 2014/05/30

ベルギー旅行６日目はゲント。

聖バーフ大聖堂の「神秘の仔羊」を鑑賞。
日本語の解説を聞きフーベルトの神秘の仔羊の宗教的意味と再現的写実に基づいた祭壇画の技法を鑑賞する事ができました。

エリア ゲント(ベルギー)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 1.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道
• 旅行の手配内容: 個別手配

6日目はゲント見物。

ブルージュ７:３６発のICでゲントに移動。
ブルージュ→ゲント：6.5ユーロ

ゲント駅の左手の四角い建物の下に、トラム１番の乗り場が有りました。
しかし、到着した時はトラム１番の乗り場が分からなかったので、タクシーで「ホテル カテドラル 」に行きました。タクシー料金は１２ユーロ。

ホテル カテドラルに宿泊してゲントを観光した感想ですが、ホテルの場所が悪かった。

聖バーフ大聖堂の裏側の道と左折してホテルに向かう道が狭い上に、人通りが少なく、近寄りたく無いゾーンでした。
次回ゲントに宿泊する機会が有れば、もっと観光ポイントに近くて、安全なゾーンに宿泊しようと思います。
ネット上に表示されているホテル カテドラルの料金は79ユーロで朝食無し。朝食20ユーロを加えると、99ユーロなので、割高なホテルでした。

ホテルに荷物を預けて、聖ヤコブ教会の前を通り、金曜広場に行きました。

金曜広場のカフェでコーヒーを飲みながら、フランドル伯居城の開館時間の９時を待ちました。

９時の開館時間に合わせてフランドル伯居城に到着。

なんと！開館時間は10時でした。
「地球の歩き方」P296のフランドル伯居城の開館時間は９時でした。

フランドル伯居城の門扉に、4月1日から10月31日までは10時〜18時
と変更になってました。

従って、再度、時間調整にフローデリへ行きました。　「地球の歩き方」P298　

タルトと紅茶を楽しみました。タルトは自然の味で美味しかった。

10時、やっとフランドル伯居城に入城できました。

フランドル伯居城の城内は、中世騎士の甲冑や武器の展示が有りました。
又、ギロチン台や拷問に使う器具が有りました。

フランドル伯居城の城壁の見晴し台から城外を見ると、グラスレイのギルドの街並みと運河が見渡せました。

フランドル伯居城の建造物です。

フランドル伯居城の見物を終え、城を出ると目の前が旧魚市場が有りました。

旧魚市場の横のレイエ川を渡ると、旧大肉市場が有りました。
レイエ川の橋から見た旧大肉市場です。この様な変わった形の建造物でした。現在、内部はビストロになっていました。

レイエ川の運河クルーズに参加しました。
船上から見るグラスレイのギルドハウスを見るに付け、昔のゲントの港町の繁栄ぶりが推察されました。

運河クルーズの船上から見た聖ミヒエル教会です。

昼食はパクヘイスに行きました。　　「地球の歩き方」P298　

場所が裏道だったので分かりにくかった。２度ほど、大通りに戻って、現在位置を確認してから、地図を片手に裏道に入って行って探したら、行きつく事が出来ました。

食後はレイエ川の両岸を散策。

これは西岸にある「コーレンレイ」です。16世紀のギルドハウスとの事です。

これは東岸の「グラスレイ」です。

当時の港町の商人の財力を象徴するようなギルドハウスが立ち並んでいました。

コーレン・マルクト広場にある聖ニコラス教会です。

コーレンマルクト広場の聖ニコラス教会の裏側から鐘楼を見ました。

市庁舎です。

午後の休憩はハーブ大聖堂の斜め前のにあるアグレア「地球の歩き方」P298

ダム・ブランシェを食べながら休憩。

聖バーフ大聖堂の外壁は修復工事中でしたが、内部は見学可能でした。

聖バーフ大聖堂で中世フランドル絵画の最高傑作「神秘の仔羊」を鑑賞。聖バーフ大聖堂は「神秘の仔羊」だけが撮影禁止でした。

日本語のオーディオガイドを借り、50分に渡る詳細な解説を聞きました。宮廷画家のフーベルトの生涯、神秘の仔羊の宗教的意味、再現的写実に基づいた祭壇画の技法等を聞くと、「神秘の仔羊」の芸術的価値が良く理解できました。

聖バーフ大聖堂の祭壇です。これを見ると当時の港町ゲントの繁栄と財力を想像することができました。

しかし、この華美な偶像を見ると、困窮した生活の中で、信仰に救いを求める人たちのために、宗教を本来の姿に戻す必要性が有ると言う宗教改革の必要性も、理解できました。

黄金に輝くキリストを見るに付け

ここまで華美になると偶像崇拝の禁止は必要でしょうね。

暗くなるとホテルから出るのは危ないので、18時にレストランに着くように出かけました。

今日の夕食はシェ・レオンティンで、ゲント名物ワーテルゾーイ。
これが又美味しくて、物凄くリーゾナブルでした。　　　「地球の歩き方」P297