ベルギー　一人旅　（ブルージュ）

2014/05/19 - 2014/05/30

4日目〜5日目：ブルージュ

ブルージュはホテルの場所が最高に便利でした。

ミケランジェロの聖母子像の表情に感動し、聖母教会には３回も行きました。
ブルージュは他の観光スポットも充実していました。また旧魚市場にあるレストランもリーゾナブルで美味でした。

エリア ブルージュ(ベルギー)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

4日目〜5日目はブルージュ観光です。

ベルギー国鉄のIC、ブリュッセル8:00発、ブルージュ8:59着に乗りました。
ブラッセル→ブルージュ：14.1ユーロ

ブルージュ駅を出て、左手の方にバスの切符売り場が有りました。切符売り場は向こうを向いていたので、少し分かり難かった。

バスの切符売り場の窓口に「マルクト広場」に行くバス路線の番号が表記されていました。
３個目のバス停がマルクト広場でした。私が乗ったバスは1個目のバス停は乗降客がいなくて通過したので、２個目でした。

マルクト広場です。
先ずは、ホテル「't Voermanshuys」（ト ヴィールマンスハイス）を目指しました。鐘楼の右側の小道を突き当たりまで進み、そこを右折し約１００ｍの所にありました。
分かりやすい場所なので、人に聞く事も無く行くことが出来ました。

ホテルは、この写真の通り沿いにありました。この写真は、ホテルの前から鐘楼方面を見た写真です。

ホテルの場所はこの様に見付け易く、マルクト広場まで１５０ｍ、聖母教会まで近く、レストラン街の旧魚市場にも近く、最高の場所でした。

フロントで荷物の保管をお願いすると、部屋の準備は出来ているのでチェックインしても結構ですとの事でした。まだ９：３０なのに、なんと親切なこと！
ネットの予約確認メールを提示し、８１ユーロですねと確認すると、６８ユーロで結構ですとのことでした。
こんな事が有るとは、初めての経験です。凄く良心的なホテルでした。

部屋は日当たりが良く、広くて清潔でした。ダブルベッドのシングルユースで、バスタブ付きです。立地から考えて、この料金は最高のコスパです。
問題点を強いて挙げると朝食が８：３０からでした。しかしブルージュの見どころは９：３０開館なので、全く問題ありません。
９室しかないホテルなので、早めの予約が宜しいかと思います。

ホテルのチェックインを済ませ、救世主大聖堂に行きました。
ブルージュ最古の教会で、１２世紀のゴシック様式との事です。

救世主大聖堂にも、この様なパイプオルガンが有り、１７世紀の製作との事でした。

救世主大聖堂には、フランドル派の素晴らしい宗教画がありました。

次は、マルクト広場から一番離れている、ベギン会修道院に行きました。運河に架かる橋を渡ると、ベギン会修道院の門です。入場無料でした。

ベギン会修道院の中庭は、静寂に包まれ、清廉な雰囲気でした。ちょうどその時、修道女が歩いて行きました。

ベギン会修道院の中庭を通り抜けると、愛の湖公園でした。湖畔はこの様に素晴らしい風景が広がっていました。

愛の湖公園から少し戻った所にある　マクスィミリアーン・ファン・オーステンレイクでランチにしました。　「地球の歩き方」P284　

白鳥と運河と芝の緑からなる借景は料理の味を一層引き立ててくれました。

昼食後は、ミケランジェロの聖母子像のある聖母教会に行きました。

宗教改革の偶像破壊活動の中、このミケランジェロの聖母子像が現代に残ったことは奇跡です。

ミケランジェロの聖母子像。
聖母子の各々の表情に感動しました。ミケランジェロが天才だといわれる所以が少し理解できました。
ブルージュ滞在の２日間で、３回も聖母子像を見に行きました。
この表情は、見れば見るほど感動しました。

聖母教会には、この様な素晴らしい聖人像も有りました。

マルクト広場に戻り、州庁舎前からミニバスに乗り観光しました。（１６ユーロ）
イヤホーンの観光案内には日本語バージョンが有りました。
名所旧跡の案内ばかりでなく、ブルージュが繁栄した当時の社会福祉の仕組み等も理解できました。
約５０分の観光案内でしたが、ミニバスはブルージュの見どころを、行ったり来たりしながら走ったので、土地勘は身につきませんでした。

ミニバスの観光を終えると、次は運河クルーズに参加しました。（７.６ユーロ）
運河から見る聖母教会のスパイクは趣のある光景でした。

運河の上に、この様な建物が橋の様に跨いでいました。

運河のクルーズ船から、旧魚市場方面を望んだ景色です。

夕食は、運河クルーズの船乗り場の横にあるレストラン、テ・デレフェンケンにしました。　　「地球の歩き方」P285　

この近くは旧魚市場なので、レストランが多数あり、どのレストランも繁盛してました。

５日目：ブルージュ見物。
昨日ミュージアムパス（２０ユーロ）を購入したので、今日は観光スポットを精力的に見物する予定です。鐘楼は８ユーロですが、シニア（６５歳以上）は６ユーロでした。シニアがミュージアムパスの元を取る事は大変です。

９:１５から鐘楼に上る行列に並びました。なにもせずに行列に並んでいると寒かった。日本の３月下旬の気温に感じました。

鐘楼の階段は思ったよりも広く、安全で登り易かった。

鐘楼は、この様にカリヨンからのピアノ線がバレルのピンに連結されていました。１５分ごとに時報を知らせていました。

鐘楼の天辺から見たブルージュの風景です。左が聖母教会で右が救世主大聖堂です。

次はブルグ広場の聖血礼拝堂。

十字軍の遠征が、最近の事の様な錯覚を覚えました。

市庁舎
窓と窓の間のレリーフや彫刻は精巧で見事でした。

市庁舎２階の講堂の壁は、宗教画で埋め尽くされ、十字軍や宗教改革の様子が描かれていました。

グルーニング美術館

１５世紀フランドル派の名作を鑑賞しました。

昼食はデン・ディヴェルに行きました。　　「地球の歩き方」P284　

高級レストランのランチを食べました。

メムリンク美術館

１２世紀に創設された聖ヨハネ施療院の一部を改修した美術館です。
小さな美術館ですが、貴重な作品が鑑賞できました。

有名な聖ウルスラの聖遺物箱です。　「地球の歩き方」P279

素晴らしい祭壇画でした。

最後に、Steenstr.にある、このチョコレート屋さんで変わった形状のチョコレートを売っていました。

確かに変わった形状でしたが売れているのかどうか？


夕食は、昨日美味しかった旧魚市場にあるレストラン、テ・デレフェンケンにしました。　　「地球の歩き方」P285　

6日目は、小雨の中マルクト広場の州庁舎前のバス停からバスでブルージュ駅に出ました。