2014/05/25 - 2014/05/25
170位(同エリア516件中)
まみさん
春バラ・秋バラ詣を通算して京成バラ園は12回目の今回は、真ん中の整形式花壇は回らず、その周辺ばかり回ってしまいました。
バラの丘はその1つですが、その次にオールドローズがたくさんのバラの谷を丁寧に回りました。
京成バラ園ならではのオールドローズのラインナップは、四季咲きでなく春のみしか咲かないタイプが多いので、これまでも春にはバラの谷を念入りに回ったつもりです。
ところがまだまだ回り切れていなかったことに気付かされました。
ただ、オールドローズは早咲きが多いので、もうピーク過ぎた花も多かったです。
また、バラの谷のオールドローズ・エリアは、まるで野生のバラそのもののように、雑然と生い茂っているところがありました。
生命力が旺盛で、伸びすぎてしまうものもあるようです。
しかし、その無造作なかんじがオールドローズらしくて、かえっていいかも、と思いました。
整形式庭園は京成バラ園のシンボル的な花壇ですが、そこはすでに完成されているので、最近の新品種や新コーナーが入る余地は少なく、その周辺のエリアに設けられているようです。
なので、整形式庭園の周りは、むしろそういった新品種に出会うには良い穴場だと思いました。
最近の新品種の代表選手としては、メイアン社が2012年に作出した「ベルサイユのバラ」という名のバラと、今年選出されたベルバラのキャラクターたちの名のバラでしょう。
ところが、これらはどちらかというと開花が早いのか、5月下旬では少し遅かったです。
特に、白いけがれなきオスカルのローズは、もろに花が終わっていました。
国際バラとガーデニングショウでもオスカル・ローズはすでにピークを過ぎていてみられなかったので、残念です。
ちなみに今回の京成バラ園のローズフェスティバルでは、バラシーズンの前半はフランスのメイアン社のバラが、後半はドイツのコルデス社のバラがクローズアップされていました。
駅やバラ園で無料配布していた京成バラ園のイベント情報誌に、メイアン社のバラがどこに植えられているか紹介されているページがありました。
あとでそれを眺めていたら、整形式庭園のバラを今回みんなスルーしてしまったのが、いまさらのように惜しくなりました。
<のべ12回目の京成バラ園と市川市動植物園とのはしごでは3回目の旅行記のシリーズ構成>
□(1)朝のバラ園とバラ園のアーチを超広角と広角の2本のレンズでチャレンジ&バラ以外の花
□(2)メイアン・コルデス・オースティン(イングリッシュローズ)〜3大ナーセリーのバラを堪能できたバラの丘
■(3)整形式庭園の回りを飾るオールドローズとモダンローズの競演
□(4)大野駅から自然観察園を通って市川市動植物園へ&癒しの動物さまざま
□(5)Red Panda特集:大きくなったやんちゃな三つ子の子パンダも含めて10匹のレッサーパンダに再会@
京成バラ園の公式サイト
http://www.keiseirose.co.jp/garden/index.html
<タイムメモ>
05:00頃 家を出る
07:10 八千代緑が丘着
(06:57に到着するはずが西船橋で路線検索通りの乗換えに失敗)
07:40 京成バラ園に到着(徒歩)
07:40〜09:40 京成バラ園〜イングリッシュローズやオールドローズ
11:05〜11:30 ランチ休憩
11:30〜12:30 バラ園散策しながら出口に向かう
12:30 バラ園を出る
12:56 八千代緑が丘駅発(東葉高速鉄道)
(1本後の13:11発でも大野駅到着は同じだった)
13:00 北習志野駅着
13:09 北習志野駅発(新京成電鉄)
13:23 新鎌ヶ谷駅着
13:38 新鎌ヶ谷駅発(北総鉄道)
13:40 大野駅着
13:45〜14:20 自然観察園を通って動物園に向かう
14:20 市川市動植物園に入園
14:25〜14:55 レッサーパンダの三つ子の優花・梨花・明登
14:55〜15:00 レッサーパンダのナミ
15:00〜15:30 ヤマアラシからコツメカワウソまで
15:35〜16:05 レッサーパンダのライチ・ルル・ソラ・ハオ・フラン・イチ丸
16:10〜16:20 屋内の三つ子の子パンダ&ナミ
16:25 市川市動植物園を出る
16:50頃 京成バスで市川大野駅に向かう
18:50頃 帰宅
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- JRローカル 私鉄
-
嬉し恥ずかし「ベルバラ」コーナーと色とりどりのローズガーデン
本日5月25日は、ここではなくガゼボ前ですが、午後1時半から、「ベルサイユのバラ」のキャラクターの名前が贈られたバラ・シリーズ発表記念イベントが行われたようですが、その頃には私は京成バラ園を去っていました。
しかし、池田理代子さんや涼風真世さんが来ていて、NHKが取材したくらいですから、私のことだからむしろ、混雑でうんざりしたかも。 -
人がいなければわりと広々と感じられる「ベルバラ」コーナー
朝のうちは、ここを撮りたい人に対する遠慮が見られ、人が立っていない写真を撮りやすかったです。
あの真っ赤な大輪の品種が「ベルサイユのバラ」です。
他のキャラクターのバラはほとんど見頃過ぎていたり、撮影に耐えうる状態ではなかったですが、これはまだまだ見頃でよかったです。 -
情熱的な「ベルサイユのバラ」
2012年、メイアン社作出
花びらの切り込みがすばらしいです。
開花状況は見頃ぎりぎり。 -
国際的トップモデルの名を冠した「ハイディ・クルム・ローズ」
2006年、ドイツのタンタウ社作出
「ベルバラ」コーナーのすぐ周りにあったのは、比較的新しい品種でした。
最近の品種は淡いやさしい色が多いと思うので、こういう色合いは新鮮です。 -
それにしても、なんという色、なんという花びらの重なり!!
-
「ハイディ・クルム・ローズ」対「ベルサイユのバラ」
-
バラとは思えない模様の「エドガー・ドガ」
2004年、フランスのデルバール社作出
これも「ベルバラ」コーナーの周りにあったバラです。 -
女帝の名を持った「カイザリン・アウグステ・ビクトリア」
1891年、ドイツのランベルト社作出
バラの真髄を体現したような見事な剣弁高芯咲き!
それにこの白さの高貴さといったら!
今回も見ることが叶わなかったオスカルの名のバラの色もこういうかんじだったろうと思います。 -
モダンローズが色なすバラの丘のゲート前の東屋付近
-
真っ白な一重の花びらに赤いおしべが美しく映える「ジャクリーヌ・デュ・プレ」
1988年、イギリスのハークネス社作出 -
今回はまだまだきれいな状態の「ジャクリーヌ・デュ・プレ」にたくさん出会えた@
-
京成バラ園の「ジャクリーヌ・デュ・プレ」は、この紫のバラとお隣同士@
-
ガーシュインの音楽をちょっと連想しにくい「ラプソディ・イン・ブルー」
1999年、イギリスのFrank R. Cowlishaw氏作出
2003年Rose of the Yearを受賞
ガーシュインの音楽はもっと軽快なイメージがあるのですが、どうでしょう。
でもこの紫のバラはとても好みです。 -
ハイブリッド・ティーローズ第1号の「ラ・フランス」とその仲間のバラの木が、そのままでまるで花束のよう@
10mmの超広角レンズで撮影。
そのため周辺部が歪んでいますが、それで面白いんでは、と思います。 -
バラの歴史に燦然と輝く「ラ・フランス」
1867年、フランスのギヨー氏作出
ハイブリッド・ティーローズ第1号
ラ・フランス誕生以前のバラを「オールドローズ」、誕生以降のバラを「モダンローズ」と称しているくらい、バラの歴史に重要な位置づけにあるバラです。 -
イチオシ
モダンローズの始祖の「ラ・フランス」は現代人も魅惑する美しさ
これはバラの丘のおわり、バラの谷に差しかかる手前の斜面にあります。
初めて見たとき、これがかの有名な「ラ・フランス」か、と感激しました。 -
花びらの反り返り方や渦巻きが完璧でなく少し崩れているのが余計いい!!
そしてこのなんともいえないやさしいピンク色もとても私の好みです。
今回撮り損ねましたが、マリア・テレジアの名のバラがこういう色ではなかったかしら。 -
ラ・フランスのレッドバージョンの「レッド・ラ・フランス」
1888年、イギリスのポール氏作出
ラ・フランスがすばらしいので、赤いバージョンも作出しちゃえ!
とフランスのライバルみたいなイギリス人ががんばっちゃったのでしょうか@
ラ・フランスの枝変わり品種の1つだそうです。
別名があるらしく「デュシェス・オブ・アルバニー」。
そんな難しい名前より、「レッド・ラ・フランス」の方がインパクトがあると思います。 -
やや小ぶりだけど花弁の多さがすばらしい「ザ・ポートランド・ローズ」
モダンローズのハイブリッド・ティー系が作出される前のオールドローズの系譜の1つのポートランド系のバラです。
バラの場合はこういうのを「半八重」というそうです。
オールドローズらしいクラシカルなかんじがとてもいいです。
「ポートランド・ローズ
ハイブリッド・チャイナとダマスクの交雑により生まれた系統で、品種名ザ・ポトランド・ローズは1819年には栽培されていたが、多くは1840年以後に作出された品種が多い。」
京成バラ園の説明看板より -
バラの谷にツルバラのポールが並ぶ
手前の赤いツルバラは「ツル・ヘルツアス」。
2009年、ドイツのタンタウ社作出。 -
ツルタイプもすてきな「ツル・ヒストリー」
2009年、ドイツのタンタウ社作出
ヒストリーは私の好きな品種の1つです。
京成バラ園では整形式庭園に咲いているので、今回は見られませんでしたけど。 -
木漏れ日と共に
ころんと可愛らしく咲いていた「ツル・ヒストリー」に注目。
ツルじゃないヒストリーよりちょっと花が小ぶりな気がしましたが、気のせいかな。 -
夜のフクロウという名の「ツル・ナイトオール」
2005年、Carruth作出
赤紫を出すには、露出をうんとマイナスにしなければなりませんでした。 -
夜空を見上げるような「ツル・ナイトオール」
かといって露出をマイナスにしすぎると、紫というより濃紅になるので、むずかしいです。 -
まあどうしましょ、ってくらいに広がったツルバラ
バラの谷の奥の方、人があまりこないところに、じゃじゃーんと広がって咲いていました。
品種名は「ドクター・エッケナー」。 -
よく見ると花心がオレンジの「ドクター・エッケナー」
1930年、フランスのベルジェ社作出
ハイブリッド・ルゴサという系統で、「ラ・フランス」が出現する前のオールドローズです。 -
イチオシ
カーネーションのように可愛らしい「ピンク・グローテンドルスト」
1923年、グローテンドルスト社作出
作出年度は新しいですが、これもハイブリッド・ルゴサ。
オールドローズの系譜から新しく作出されたバラのようです。 -
往路はスルーしたけれど帰りは注目した小ぶりのルゴサ系のシュラブのバラたち
バラの谷のツルバラ・ポールのあるアーチの奥にあったのはグローテンドルスト・シリーズ。
初めて見る品種ぞろいで、シリーズ名も初めて知りました。 -
イチオシ
木漏れ日とたわむれる「グローテンドルスト・シュプリーム」
1936年、グローテンドルスト社作出 -
束になって咲いていた「エフ・ジェイ・グローテンドルスト」
1918年、オランダのdeGoey作出
ピンク・グローテンドルストの枝変わりのホワイト・グローテンドルストだと思います。 -
ポールに絡みつくように咲いた見事なツルバラは……
-
ダブリン湾という名の「ダブリンベイ」
1974年、イギリスのマクレディ社作出
ランブラーという系統で、その祖先は日本のテリハノイバラやコウシンバラのようです。 -
豊かに咲き誇る「ダブリンベイ」
-
日本の「ハナマス」はルゴサ系のバラ
よく動くミツバチと一緒に撮ろうとしたのですが、残念ながらミツバチは被写体ぶれ〜。
「ルゴサ・ローズ
北海道から本州茨城県南部までの太平洋側、及び島根県までの日本海側に分布するハマナシ(浜梨からきたというわれる)とその変種。自然交配種、改良種で、中国の「攻塊」は園芸品種の一種。」
(京成バラ園の説明看板より) -
イチオシ
10mmの超広角でアーチとバラの谷を捉える
子どもたちがファインダーの外に出るのを待とうと思いましたが、いや、このまま一緒に撮った方が絵になる、とシャッターを切りました。
あのあたりにはポートランド系、ブルボン系、ティー系などのオールドローズがありました。
などとえらそうに書いても、ネットで見つけたバラの系譜の受け売り。
要するにみんな「ラ・フランス」より前のオールドローズ、というくくりでしか覚えていなかったりします。 -
美しいジッグラドのように咲いた「レディー・ロバーツ」
1902年作出のティー系
「ティー・ローズ
ロサ・ギガンテアとロサ・キネンシスの交配種として、ヨーロッパに導入された後、ブルボン系及びノアゼット系との複雑な交配によって生まれた系統。1830年代より栽培された。花は紅茶の香りがすることから系統名がつけられた。ハイブリッド・ティー系の親にもなっている。」
(京成バラ園の説明看板より) -
交配種でもどこか自然な感じが残っているオールドローズのティーローズ
-
しずくが残った「マダム・シュバリエ」
1886年作出のティー系
私の中のオールドローズの典型みたいな花です。
なので「オールドローズとモダンローズの競演」と副題をつけたこの旅行記の表紙候補でした。
小ぶりで、花弁がちょっと乱れ髪のようで不揃いで、香りが強いのです。 -
ブルボン系の「チャールズ・ローソン」
スコットランドのローソン社作出
「ブルボン・ローズ
1817年に植物学者によって発見されたもので、発見地フランス領ブルボン島に因んで名づけられた。以後フランス等で主に改良され、スーフセニール・ドゥ・マルメイゾンなど有名な品種がある。」
京成バラ園の説明看板より -
くしゃくしゃっとした咲き方が魅力的なブルボン系の「プリンス・ナポレオン」
1864年作出 -
真っ赤なつぼみを2つ従えて
これも私の中のオールドローズの典型みたいな花だったので表紙候補でした。
「プリンス・ナポレオン」というからには、ナポレオンとマリー・ルイーズ王女との間の王子に献げられたものでしょうか。 -
「ユージン・イー・マルリ」という人名をもった一重咲きのブルボン系
1868年作出 -
わっと嬉しくなるオールドローズの咲きっぷり
ピンクの方は「ラベンダー・レーシー」。
1960年作出のムスク系です。
ムスクといえば、私の好きな香り@
バラのムスクの香りというのは、あからさまにムスクではなく、言われてみればそうかな〜というくらいですけどね。 -
「バレリーナ」という名にふさわしい、可愛らしさと優雅さをあわせもつバラ
1937年作出のハイブリッド・ムスク系 -
「ポールリカード」の満開の姿
1845年以前に作出されたハイブリッド・パーペチュアル系
1840年から出現したバラで、四季咲きのハイブリッド・チャイナとダマスク・ガリカ、ブルボン、ポートランドとの組み合わせだそうです。 -
「ポールリカード」のふくらみかけた花姿
-
もっと乙女な名前が似合いそうな「トム・ウッド」
1896年作出のハイブリッド・パーペチュアル系
バラのお手本みたいな花です@ -
1つ1つの花姿が個性的だった「トム・ウッド」
ここまでふぞろいな咲き方も、多彩な魅力として惹かれます。 -
サクラチックな「ロサ・カニーナ」
1737年以前からある野生のバラ
かつて渋谷文化村のザ・ミュージーアムで鑑賞した「ルドゥーテ」展で知った品種の1つです。
と同時に、オールドローズの魅力を最初に知ったのは「ルドゥーテ」展でのことでした。 -
違いが微妙な「ロサ・カニナ・イネルミス」
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花弁の多さが「イネルミス」のつかない「ロサ・カニナ」との大きな違いかしら
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ざんばらな咲きっぶりのオールドローズ・エリア・その1
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ざんばらな咲きっぶりのオールドローズ・エリア・その2
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5月のバラという名の「ローズ・ドゥ・メ」
ダマスク系
ブルガリアに特産地があるローズオイル抽出のためのダマスクローズの系譜です。
私の中でオールドローズの代表ともいうべきダマスクローズ。
今回、ダマスクローズを見に行けなかったのですが、その系譜なだけあって、今回はこれが1番ダマスクローズっぽいオールドローズでした。 -
ヨーク・アンド・ランカスターという別名がある「ロサ・ダマッセナ・ベルシカラー」
ヨークとランカスターとバラとなれば、イギリス史の「バラ戦争」を思い出します。
ヨーク家とランカスター家の家紋がバラだったためにそう命名された戦争で、血なまぐさい闘いだったには変わりありません。
当時のバラはこういうのがふつうだったでしょう。 -
「ロサ・ムルティフローラ・プラティフィラ(セブンシスターローズ)」
1817年以前から存在するバラ
ロサ・ムルティフローラというのは日本のノイバラ系のようです。 -
ぽんぼん咲きと言えるかな、かわゆいネ
-
小さなダリアのよう@
-
気高い白さがまぶしい「マダム・プランティエ」
1835年作出のアルバ系
アルバ系はヨーロッパ産のオールドローズの代表系譜です。
アルバというのはもともと「白い」という意味で、アルバ系は白かピンクの花が種だそうです。
それでもつぼみはまっかっか。 -
つぼみが劇的に白くなっていく過程
バラの谷のオールドローズはここまで。 -
10mmの超広角で撮った「フランソワ・ジュランビル」と自然風庭園のヤナギのある景色
1906年のランブラー系
大アーチの外にあったオールドローズ。
10mmの超広角で、はじっこの花やヤナギがびよーんと伸びて撮れるのを楽しみました。
ただ、大アーチの外にはオールドローズがまだまだたくさんあったのですが、気力が尽きてしまったのと、動物園とハシゴするにはそろそろ京成バラ園を出る頃だと思ってそわそわしてきてしまったため、大半はスルーしてしまいました。 -
フランス人作家にちなんで名づけられた「フレデリック・ミストラル」
1995年、メイアン社作出
ここからは、ガゼボの裏から大温室側、すなわち整形式庭園のはじっこや外にあった比較的現代のバラの中から、好みのバラや目を引いた花をピックアップして撮りました。 -
夏の太陽の記憶をとじこめたような「サマーメモリーズ」
2004年、ドイツのコルデス社作出
整形式庭園の外のバラは、作出が新しいというより、京成バラ園に植えられたのが比較的最近なのか、品種紹介パネルが名前だけだったりして、簡単なものが多かったです。
それに対して整形式庭園の品種紹介看板は、花の写真と共に、作出年度・作出者・花の特徴もきちんと書かれているものが多いです。
品種の情報が足らない場合はググッて補足しました。 -
覆い尽くす勢いの「ローブリッター」を10mmの超広角でとらえる
さすが超広角!
奥のガゼボまでファインダーの中に入りました。 -
どの花も咲ききってしまわない、1番チャーミングな時期@
-
花の付け根のピンクがとても魅力的な「ラルサ・バビロン」
2012年、オランダのインタープランツ社作出
去年京成バラ園を訪れたとき、入口のそばで発売が開始された新品種のバラとして紹介されていた品種の1つだったことを記憶しています。
そのときにバビロン・シリーズが超気に入りました@
バビロン・シリーズには色違いがいくつかあります。 -
イチオシ
お気に入りの品種ということで表紙候補だった一枚@
ラルサ・バビロンは、ガゼボの裏手、大アーチの外で、ローブリッターやツルバラのポールがあって賑やかなエリアに新しく植えられたようです。
ちなみに、品種紹介パネルは、整形式庭園にあるのと同じく、写真入りのきれいなやつでした。 -
まるでテントのようにポールを覆う「レイニーブルー」
2012年、ドイツのタンタウ社作出
やはりまず花つきの良さに目が奪われます。 -
クラシカルな花姿と優しい藤色のコラボレーション
-
炎の中の「レイニーブルー」
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木漏れ日とともに可愛らしい「ナエマ」
1998年、フランスのデルバール社作出
木漏れ日入りの写真は私好みです。
なのでこれも表紙候補でした。
ただ、木漏れ日をファィンダーの中に取り込むために、バラそのものを撮るアングルとしてはちょっとヨコ過ぎたかも〜。 -
ハデな模様なのにハデすぎない「フランボワーズ・バニーユ」
2010年、フランスのメイアン社作出
クライミング系という、つる状にのびるタイプのバラの総称の系譜のようです。
今年の秋発売予定と書かれてありましたが、今年って2014年? それとも作出翌年度の2011年くらい? -
情熱的な愛を語るにふさわしい「グランデ・アモーレ」
2004年、ドイツのコルデス社作出
入口前の広場まで戻って来ました。
ここからはその広場を飾るツルバラたちです。 -
カップ咲きと花弁の多さがたまらない「ルージュ・ピエール・ドゥ・ロンサール」
2002年、フランスのメイアン社作出
バラの丘には「レッド・ピエール・ドゥ・ロンサール」がありました。
むむむっ、それとは違うのか……!? -
ここちのよい木立のもとに集う
-
イチオシ
目が離せない愛らしさ
-
黄金のバラと呼びたくなる「金蓮歩」
2007年、京成バラ園芸・武内俊介氏・作出
これは入口前広場というより、出口のそば、大温室に向かう最初のバラのアーチの手前にあります。
結構好きなので、何度も撮影している花です。
今回は今まで以上に花付きのよい状態に恵まれたので、たくさんパチリ@ -
イチオシ
バラの見本のような姿の良さと色合いの「テラコッタ」
2001年、フランスのメイアン社作出 -
やさしい友人たちに囲まれた幸福な花嫁のような花に注目して
「ハンス・ゲーネバイン」
2009年、ドイツのタンタウ社作出。 -
ぺろりと広がった2枚の花弁の中に、くるくると別世界への入口がある
-
素敵なクオーター咲きの「レッド・レオナルド・ダ・ビンチ」
2003年の、メイアン社作出
これもどちらかというと「金蓮歩」や出口近くにあります。
京成バラ園に年に2度行くようになって何回目かに見つけて超気に入った品種です。 -
いろんな形を見せる「レッド・レオナルド・ダ・ビンチ」
そういえばレッドでない「レオナルド・ダ・ビンチ」のバラには会ったことがあったかしら。
この花を最後に、12時半、京成バラ園を出ました。
去るとなると今回スルーしたエリアのバラが名残惜しくなっちゃったけれど、次の目的地まで2時間近くかかるので、のんびりしてはいられません!!
2ヶ所はしごするのって、あ〜せわしない!
「今年も恒例の春バラ詣のラストを飾る京成バラ園とレッサーパンダ詣(4)大野駅から自然観察園を通って市川市動植物園へ&癒しの動物さまざま」へとつづく。
http://4travel.jp/travelogue/10891863
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