2014/05/25 - 2014/05/25
147位(同エリア511件中)
まみさん
京成バラ園は、いやはや、ちょうどいい具合に満開でした!
この広大で品種も膨大なバラ園に朝7時40分から望んだとはいえ、タイムリミットを昼過ぎに定めたからには、私のペースでは全部回れっこありません。
それにタイムリミットだけでなく気力もきっと限界になるので、今回も、全部回りきろうと欲張らず、ポイントを絞る必要がありました。
去年2013年の京成バラ園詣と先々週の国際バラとガーデニングショウでは、大好きなイングリッシュローズをあまりじっくり見て回れた気がしなかったので、今回はイングリッシュローズや、そのフランス版ともいうべきロマンチカローズをじっくり楽しむために、バラの丘をゆっくり回ることにしました。
それから、四季咲きが少なく、秋バラのときにはぐっと寂しくなるオールドローズが色とりどりのバラの谷を。
でも、バラの丘だけでも、イングリッシュローズやロマンチカローズ以外も含めて、本当にたくさんの品種があります!
なので、バラの丘で撮った写真だけで1本の旅行記とし、バラの他のオールドローズや、バラの丘の入口付近や温室近くにある比較的新しい品種は、次の旅行記にまとめました。
なにしろ、ほんとに写真に撮らずにはいられないすばらしい咲きぶりの花がたくさんそろっていましたから。
今年2014年は全般的に花の開花状態がよいようですが、バラもその例にもれず、花つきが良く、個々の花も大きく成長している気がします。
と、バラの丘を回りながら思ったものです。
ただ、本日、千葉県八千代市の天気予報は、昼まで晴れで最高気温が28度、だけど午後曇り、のはずでしたが、実際は午前中、青空が見られたのは朝のほんのひとときだけでした。
晴れたのは午後だったようです。
ああ、ジレンマ、ジレンマ!!
曇りゆえに体感温度はそれほど高く感じられず、風が吹いて涼しく、気持ちのよいバラ散策ができましたが、撮影散策としては、やっぱり晴れている方が、写真では花色がきれいに出ると思うんです。
晴れているときには確かに暑くて、やや閉口しました。
でも、写真を確認しているときは喉もと過ぎたあとですから。
<のべ12回目の京成バラ園と市川市動植物園とのはしごでは3回目の旅行記のシリーズ構成>
□(1)朝のバラ園とバラ園のアーチを超広角と広角の2本のレンズでチャレンジ&バラ以外の花
■(2)メイアン・コルデス・オースティン(イングリッシュローズ)~3大ナーセリーのバラを堪能できたバラの丘
□(3)整形式庭園の回りを飾るオールドローズとモダンローズの競演
□(4)大野駅から自然観察園を通って市川市動植物園へ&癒しの動物さまざま
□(5)Red Panda特集:大きくなったやんちゃな三つ子の子パンダも含めて10匹のレッサーパンダに再会@
京成バラ園の公式サイト
http://www.keiseirose.co.jp/garden/index.html
<タイムメモ>
05:00頃 家を出る
07:10 八千代緑が丘着
(06:57に到着するはずが西船橋で路線検索通りの乗換えに失敗)
07:40 京成バラ園に到着(徒歩)
07:40~09:40 京成バラ園~イングリッシュローズやオールドローズ
11:05~11:30 ランチ休憩
11:30~12:30 バラ園散策しながら出口に向かう
12:30 バラ園を出る
12:56 八千代緑が丘駅発(東葉高速鉄道)
(1本後の13:11発でも大野駅到着は同じだった)
13:00 北習志野駅着
13:09 北習志野駅発(新京成電鉄)
13:23 新鎌ヶ谷駅着
13:38 新鎌ヶ谷駅発(北総鉄道)
13:40 大野駅着
13:45~14:20 自然観察園を通って動物園に向かう
14:20 市川市動植物園に入園
14:25~14:55 レッサーパンダの三つ子の優花・梨花・明登
14:55~15:00 レッサーパンダのナミ
15:00~15:30 ヤマアラシからコツメカワウソまで
15:35~16:05 レッサーパンダのライチ・ルル・ソラ・ハオ・フラン・イチ丸
16:10~16:20 屋内の三つ子の子パンダ&ナミ
16:25 市川市動植物園を出る
16:50頃 京成バスで市川大野駅に向かう
18:50頃 帰宅
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- JRローカル 私鉄
-
イチオシ
バラの丘の可愛らしいゲートを抜けて
丘のすぐ向こうに見えているピンクのバラのポールは、かの有名なピエール・ドゥ・ロンサールです。
バラの丘を、別名イングリッシュローズの丘と私は呼んでいたのですが、はじめに展開するのは、フランスのコルデス社とドイツのメイアン社の比較的新しいバラが多いです。 -
バラの丘のゲートのすぐそばにあるガーデン・オブ・ローゼス
2007年、ドイツのコルデス社作出
咲き始めはきれいなバラらしい渦を描いていたこの花は……。 -
咲き進むと同じ花とは思えないクォーター咲きに進化!!
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ほんのりピンクの花もあったりする、不思議な品種
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水晶のような朝露が一滴
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秋バラのときに比べると見違えるように花つきの良いピエール・ドゥ・ロンサールのポール
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ロンサールさんちのピエールさんの娘さんは美女ぞろい@
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ころんとしたフォルムがたまらなくキュート!
周りのつぼみも、ミニ桃のような愛らしさ@ -
イチオシ
ピエール・ドゥ・ロンサールの2つの顔
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神秘の渦を描くピエール・ドゥ・ロンサール
命名の由来は、バラの詩人と呼ばれた16世紀の詩人だそうです。
1989年、フランスのメイアン社作出。 -
唇を突き出した少女のように
ほんのりオレンジがかったこちらの花は、アルフォンス・ドーデ。
「アルルの女」や「風車小屋だより」、それからアルザスがドイツに占領されてフランス語の教師が去る前の最後の授業を描いた「月曜物語」の作者の名前です。 -
これも咲き進むとまるで別の花のよう
1998年、フランスのメイアン社作出。 -
バラの丘のもう一つのゲートと色とりどりのローズガーデン
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クリーム色から純白へとグラデーションする「モン・ジャルダン・エ・マ・メゾン」
品種名は「私の庭と我が家」という意味。
1998年、フランスのメイアン社作出。 -
イチオシ
花芯の神秘に迫る
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オーナー・ドゥ・バルザック〜フランスの作家バルザックにささげられたバラ
しかし私の中のバルザックのイメージとこの可愛らしいバラはいつも結びつかないのです。 -
可愛らしく花弁のふちをそりかえらせながら、口を空けていくように咲く
1994年、フランスのメイアン社作出 -
ピエール・ドゥ・ロンサールのルージュ・バージョンは、その名もそのまんまルージュ・ピエール・ドゥ・ロンサール
2002年、フランスのメイアン社作出。 -
情熱的なバラの詩を詠むのにふさわしい
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そして大合唱
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イチオシ
うっすら緑がかったクリーミー・エデン
2005年、フランスのメイアン社作出。 -
バラのポールが並ぶ夢の一画
ここには以前、ペイントが錆びていまいちになってしまったガゼボがありましたが、撤去されたようです。 -
古代ギリシャかローマ風の水盤がバラを一層ロマンチックにする
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ローズガーデンの輝きを眺めるシーザー
1993年、フランスのメイアン社作出。 -
カラメラ〜独特の形をその名がまさに担うキャラメル色のバラ
2001年、ドイツのコルデス社作出。 -
イチオシ
かくかくっとした姿がとってもキュート!
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アシンメトリーに咲く
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まだまだきれいな状態のカラメラがこんなにたくさん@
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ローズガーデンを見下ろすカラメラ
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淡い肌色のような微妙な色合いと花の形にたまらなく惹かれて
セバスティアン・クナイプ。
1997年、ドイツのコルデス社作出。 -
花の中心に5弁の花が見える!
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ちょっぴりすねたような咲きかけの花と共に
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おおお……! 感嘆のため息がとまらない!!
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その名のとおり、「笑み」があふれる
2005年、京成バラ園芸作出。 -
1つ1つの花形が違っていて個性的@
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あの若い花がとってもキュート!
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バラの丘のひそかなる女王のミミエデン
2000年、フランスのメイアン社作出。久しぶりの開花状況がほぼベストに近いミミエデンに会えました@ -
こんなつぼみに囲まれた姿もいいかも!
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はいっ、チーズ!
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イチオシ
ひとひらの花弁がとってもゴージャス!
表紙候補でした。 -
バラの丘のゲートをふりかえりながら
手前のバラは、ホーム・アンド・ガーデン。
2001年、ドイツのコルデス社作出。 -
物思いにふける少女
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バラの園にたたずむ
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背後を飾っていたのは、シェリー・メイディランド
1994年、フランスのメイアン社作出。 -
同じ年に作出されたメイディランドの別のシリーズ〜マジック・メイディランド
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ひらひらな花弁と花弁の付け根の白さが魅力!
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鋭いとげに守られて
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カーネーションみたいなエマニュエル
1985年、オースティン社作出、すなわちイングリッシュローズです。
ここからは、イングリッシュローズが次から次へと出現! -
イングリッシュローズのイメージそのものの花姿
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空気の中にとけこんでしまいそうなペルディータ
1993年作出のイングリッシュローズ。 -
ふんわりケーキのようなバラ
あたりはすっかり曇ってしまい、明るい色合いになるよう、露出をうんとプラスにしてみたけれど……。 -
母なるふくらみを思わせる、やさしい姿の咲き始め
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レディオ・タイムズ〜品種名はひょっとしてラジオの電波からの連想!?
1994年作出のイングリッシュローズ。 -
いくつも花をつけながらも、すらっと立ち上がる
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クレア・ローズ〜つぼみをお供に
1990年作出のイングリッシュローズ。 -
セント・セシリア〜たまらなく惹かれる花姿にて
1987年作出のイングリッシュローズ。 -
タイプの違う美女2名
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コーヒーカップの中でピンクの飲み物がゆらゆら揺れる
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花弁の多いイングリッシュローズの合間に、一重咲きのバラも愛でる
ピンク・サクリーナ。
2006年、フランスのメイアン社作出。 -
赤いおしべが踊る、踊る@
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おしゃまなおチビさんたちを見つけた@
ポニカ’82。
1982年、フランスのメイアン社作出。 -
そのまま花束になりそう
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声も出ないほど感嘆しちゃうイングリッシュローズの典型!
ワイフ・オブ・バス、1969年作出。 -
なんと美しいクォーター咲き@
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寄り添って、黄色いバラの夢を見る
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バラの理想郷
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内緒話するレディ・オブ・シャーロット
2010年作出のイングリッシュローズ。 -
ストロベリー色のバラ
品種名をチェックし損ねたけれど、これもきっとイングリッシュローズ。 -
やんちゃな双子の妹を見守る姉
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可愛らしい双子のつぼみと、花びらのざんばらさが素敵なイングリッシュローズ
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木漏れ日が静かな空気を作る
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イングリッシュローズの代表格の1つ〜ゴールデン・セレブレーション
1993年作出。 -
セレブな三夫人たち
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新天地に大勢で押し寄せる
ザ・ピルグリム。
1991年作出のイングリッシュローズです。 -
とにかくクォーター咲きとやさしい色合いがいい!!
-
かと思うと濃厚な色のイングリッシュローズもあり
品種名はフォールスタッフ。2000年作出。
フォールスタッフといえばシェークスピアを連想します。
シェークスピアの戯曲に登場するトリッキースターな道化役だからです。
シェークスピアに由来する品種名をつけるなんて、さすがイギリス! -
イチオシ
ワインレッドな花と真っ赤なつぼみ
表紙候補でした。 -
外側の切れ込みがきれいな花弁と、花芯を覆うようなカップ咲きの名花
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イチオシ
あでやかなバレリーナのごとく
これも表紙候補でした。 -
バラの丘の東屋の近くにあるシスターエリザベス
2007年作出のイングリッシュローズです。 -
独特な模様と花姿がお気に入りのクイーン・ネフェルティティ
1988年作出のイングリッシュローズ。 -
赤い模様が入らない、やわらかなピーチカラーのクイーン・ネフェルティティ
シスターエリザベスのとなりにあります。
お気に入りの品種はどこにあるかばっちり覚えてしまいます。
みんながそんな風に次回も同じところでお気に入りに再会することを楽しみにしているので、とても植え替えて場所を移動させることができないそうです。 -
イチオシ
思い出の中の少女たちの友情物語
これも表紙候補でした。 -
枝いっぱいラベンダー色に染まる
-
品種名はラベンダードリーム
半一重。
1985年、オランダのインタープランツ社作出。 -
曇り空の下でちょっぴり物憂げなラベンダードリーム
以上、ふりかえってみると、バラの丘ではイングリッシュローズ以外にメイアン社とコルデス社の比較的新しい品種の花もたくさん撮っていました。
個別のバラの写真を集めた旅行記はまだつづきます。
シリーズラストの旅行記「今年も恒例の春バラ詣のラストを飾る京成バラ園とレッサーパンダ詣(3)整形式庭園の回りを飾るオールドローズとモダンローズの競演」へと。
http://4travel.jp/travelogue/10891858
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