エアアジアでホーチミン～バンコク（４日目その１）

2012/03/13 - 2012/03/18

エアアジアを利用して、羽田→クアラルンプール→ホーチミン→バンコク→クアラルンプール→羽田を巡った６日間の一人旅。とにかく沢山の美味しいビールを飲めた。

エリア ホーチミン(ベトナム)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

２０１２年３月１６日　ホーチミン３日目朝〜バンコクへ向けて出発

寝過したらエラい事になる、という緊張感からか４時台から何度も目が覚める。アラームは６：３０にセットしているが、眠れそうもないので６時前にはベッドから出て、出発準備を始める。

昨夕この洗面で手洗いしたＴシャツとソックスはバッチリ乾いていた。

朝食が６：３０からなので、ゆっくりとパッキングを行う。６：３０になったのでレストランに向かうと先客あり。インド系夫婦。こいつらがとてつもなくウザイ。
メニューを決めるのに５分近くかかっている。しかもその間、ずっとホール係を占有している。さらにオーダー後にもホール係にあーだこーだと難癖をつけている。傍若無人というかわがままというか。

おかげで、その夫婦と僕という２組３名しかいないのに、食事にありつけるまで昨日よりも時間がかかった。
オムレツとホットサンドという組み合わせは昨日と同じだが、オムレツはトマト＆オニオンにした。
オムレツのオニオンは粗みじん切り、というのが僕の中での常識だったので、スライスオニオンが中から顔を出した時は少し驚いた。
あまり食欲はないが、ＢＫＫにつくまでは何も食べるつもりはないので（トイレになるべく行きたくない）、バゲットも食べる。これが、実に美味い。外はサクッ、中はフワッと、シュークリームのような例えだが、日本で味わうバゲットより遥かに美味い。さすがベトナムだ。ワインとチーズがあれば最高だなと、朝から思う。バターなんか不要。そのままで十分美味い。あえてつけるとすればＥＸオリーブオイルだろうか。

食事を終えて、外に出る。ＶＮＤを使い切るためにコンビニへ。
まだ、７時なのだがデタム通りは賑わっている。

タクシー代は往路がＶＮＤ１７０，０００だったので、復路の方が安いというネット情報だったが、余裕をみてＶＮＤ２００，０００を手元に残しておく。
子供へのお土産となるようなお菓子と３３３を購入。そろそろキャリーバッグの重量が不安になってきたので、ビビりながら購入。昨日のＣＯＯＰＭＡＲＴでいろいろ買ったのはいいが、エアアジアのＨＣＭ→ＢＫＫ便で事前予約した預け荷物１５キロを超えてしまってはシャレにならない。
こうして出発の仕度を整え、チェックアウト。

サイゴンヨーロッパホテル４０４号室。いい部屋だった。

この時点で７：３０。８時に空港に着けばいいので余裕だ。
フロントでチェックアウト処理を済ませて「国際線まで」とＴＡＸＩをお願いする。
この時初めて気付いたが２Ｆのフロントから窓ガラス越しに路上の客待ちＴＡＸＩにアイコンタクトできるのだ。幸い（？）にも停まっていたのはビナサンだったので安心する。フロントのお姉ちゃんはＶＮＤ１５０，０００で大丈夫。それ以上は不要。と断言してくれた。頼もしい。

ＴＡＸＩに乗り込み、空港に向かう。予定通りの時間で到着することを祈る

朝のラッシュ時間帯。凄まじい量のバイク。この運転手さんも運転はかなり強気。そしてクラクションはずっと鳴りっぱなし。

やはり往路以上に時間がかかり、空港到着は８：０５。まあ５分遅れなら問題ない。メーターはＶＮＤ１５０，０００を少し超過。ホテルのお姉ちゃんはＶＮＤ１５０，０００ポッキリと言っていたが、はみ出たのでＶＮＤ１６０，０００支払う。しかし運転手さんは「ＮＯ」とダメだし。ＶＮＤ１８０，０００だと言う。
おいおい、それって往路のチケット代より高いじゃないかよ。しかも今、メーターは１５０，０００を少し超えたぐらいで、何で一気に１８０，０００まで引き上げるんだ？
という申告はできるわけがなく、日本円に勘算すると１００円程度の差なので、面倒になって黙ってＶＮＤ１８０，０００差し出す。ＨＣＭ最後にやられた。
運転手さん、機敏な動きでトランクからキャリーバッグを取り出し、満面の笑みで「Ｂｙｅ」。まあ、ここまで喜んでいるんだから、まあいいかって気になる。

タンソンニャット空港の出発フロア入口はアリがたかるかのような入国フロア出口と違って、整然としていた。

ターミナルに入り、エアアジアのカウンターを探す。それほど大きな空港ではないのですぐに見つかった。

フロントの係員の服装はフラグキャリアっぽくて、ＬＣＣらしくない。羽田も地上はＡＮＡに委託していたからここもＶＡに委託しているのかも。

Web-Checkin済みカウンターはそれほど混んでいない。僕の前にはおばちゃんと子供からなる８名のクループ１組。これが、まあ時間がかかった。この人たち、後ろに並んでいる人の事は全く頭にない。全ては自分の事だけ。これも国民性か。ＨＣＭ→ＢＫＫなのでベトナム人だかタイ人だか、その他の国かは知らないが、閉口だ。
１０分以上待たされて、やっと僕の番。不安だったキャリーバッグの重量は１３．７キロ。なんとかセーフだ。重量表示を凝視して、結果が出て安堵が表情に浮かんだのか、カウンターのお姉さんが「Congratulation！」と声をかけてきた。やるな、ベトナム。

この空港、とにかくモノが高い。イミグレ通過後、時間つぶしでショップを覗いてみるとバーガーキングがＵＳ＄７．５。

売店でビールはどうかと確認すると、３３３がＵＳ＄３。何と街中のコンビニの６倍だ。

おいしそうなバゲットサンドはＵＳ＄７。

マッサージも高い。

市内の物価が東京並みだったらバーガーセットＵＳ＄７．５やビール１本ＵＳ＄３は全然驚かないが、街中の物価の安さと比較すると驚きを隠せない。空港内の価格表示が全てＵＳ＄表示だったことから、外貨稼ぎという主旨なんだろう。

搭乗予定のエアアジアが９：１５に着陸。２０ゲートに横付けされたのは９：２５。
スワンナプームの混雑の影響だろうか。預け荷物を降ろすところを眺めていると、扱いがハンパない。
バンバン放り投げている。まるでゴミ収集みたいだ。

待合ロビーのテレビでは何とロッキー（しかも１）が流れている。ロッキーのテーマなんて何年ぶりに耳にしただろう。ロッキーが全力疾走して高台に駆け上がり、ガッツポーズするという中盤の盛り上がりポイントだ。思わず見入ってしまう。周囲を見渡すとモニターの前に人垣ができているようで、実は誰も見ていなくて、見ているのは僕だけだった。ロッキー、堕ちたな。