バンコク経由でカンボジア アンコールワットの旅（教科書に載ってる遺跡を巡る）1/6

2014/02/10 - 2014/02/11

世界史の教科書に載っていたアンコールワットの写真が忘れられず、いつか行こうと漠然と思っていた。日本からカンボジアへの直行便はないけれど、タイ経由であれば、深夜便で時間を有効に使えるし、バンコクからはLCCも多く比較的容易に入国できることがわかった。
でも、はじめての国であるタイをただ経由するだけではもったいないので、カンボジアからの復路は陸路でタイに入国するプランを考えた。
現地の言葉を全く理解せずに１人で日本に帰るまでを写真で綴りましたのでご覧ください。

エリア シェムリアップ(カンボジア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: バイク 飛行機
• 航空会社: エアアジア ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: Agoda

羽田発の深夜便に乗り込んでバンコクへ向かいます。
バンコクからは東南アジアに向かう便も多く、まさしくハブとして機能しています。
羽田からの深夜便を使えば目的地まで１日で到達できるのが嬉しいです。

初めての深夜便。
夜食は出るのかな？と思っていたら、軽食が提供されました。
周囲はアイマスクするなどすっかり就寝体制に入る方も多いので
バリバリ音のするスナックはいただけません。
とりあえず、カバンの中にしまっておこう。

機内が暗くなってすこしだけ休んだのも束の間、
CAさんが慌ただしく動き出したと思ったら、
灯をつけて朝食を配り始めました。
目を覚ますためにも、胃に食べ物を流し込んでおきます。

バンコクに到着したら、カンボジア シェムリアップ行きの飛行機に乗り換えます。
私はエア・アジアの格安航空チケットなので、スワンナプーム空港から離れたドンムアン空港までバスで移動しなければなりません。
バスは本数こそ多くはありませんが、時間が合えば無料なので利用したいところです。チケットを見せるだけで乗せてもらえます。

大きなバスに乗客は５名くらいでした。
お行儀悪いですが、一番後ろの座席で半袖に着替えちゃいました。

ドンムアン空港に到着です。
１階はスカスカでしたが、２階のチケットカウンター周辺では人で溢れています。
エア・アジアのロゴは派手なので、カウンターはすぐ見つかります。

LCC初体験です。
座席が狭いと言われていますが、そんなに苦になりませんでした。
まぁ、バンコクとシェムリアップは飛行時間が短いからだと思いますが。

シェムリアップに到着です。日本を同日に出発して、まだお昼ですよ！
シェムリアップの空港は飛行機を降りてもバスがお迎えに来てくれる訳ではありません。建物に入ると係員が列に並ぶように誘導しますが、このとき注意が必要です。
列はアバイバル・ビザを申請するための人たちのものです。すでにビザを取得していれば、列をすっ飛ばすことができますよ。

現地のお金はまだ両替していません。
トゥクトゥクみたいなバイクタクシーを捕まえて、ホテルまで乗っけてもらいます。
(2USD)
ドライヤーのような熱風が、土ぼこりを巻き上げて容赦なく顔にぶつけて来ます。

予約したのはタケオ・ゲストハウスでしたが、間違ってヤマト・ゲストハウスに来てしまいました。予約したつもりになっていましたが、ここはヤマトなので話が通じるわけがありません。（お手数をおかけしました、ごめんなさい）
とりあえず、とおりの食堂で料理を注文しました。
カンボジアチャーハン 2USD
マンゴージュース 1USD

クロマーヤマトゲストハウス ホテル

せっかくなので、ヤマト・ゲストハウスのツアーメニューを写真に撮らせていただきました。

クロマーヤマトゲストハウス ホテル

ヤマトゲストハウスから歩いて５分もかからない場所に、日本人が多く集まるタケオゲストハウスがありました。予約したのはこちらでした。
宿泊料１泊6USD

＊こちらもツアーメニューがありましたので、写真に撮らせていただきました。

タケオ ゲスト ハウス ホテル

1Day,2Daysといった周遊コースも豊富です。

ゲストハウスで日本人とお知り合いになるのもいいですが、単独でアンコールワットを目指したいと思います。ここなら日本人が多いので、車をチャーターして割り勘するのも容易かもしれません。

タケオ ゲスト ハウス ホテル

とにかく暑いので、ゲストハウスのすぐ近くにあるコンビニで飲料水を確保します。
エビアン750ml 2.45USD
このコンビニの脇道に観光客目当てのトゥクトゥクが屯しているので、値段交渉は比較的容易です。
途中、アンコールワット周辺の入域料を支払うゲートで止まります。
私は３日間有効なチケットを購入しました。40USD

アンコールワットにやってきました！
遺跡を傷めることのないように、階段が架けられています。
帰りのトゥクトゥクが心配だったけど、運賃は後払いなのでちゃんと待ってくれます。運転手さんも心得ています。
トゥクトゥク半日チャータ 10USD
チップ 5USD

教科書に載ってる写真だー！
とにかく広いので、ガイドをお願いしないのであれば、
ガイドブックでみたい場所をしっかり予習しておくことをお勧めします。
全部みたい！っていう私みたいな人もいると思いますが、
時間はトゥクトゥクの運転手とあらかじめ相談しておいてくださいね。

すべて石造りなのにほんとに細部にまで丁寧に作られていて
終始、建造物に圧倒されっぱなしでした。

王の宮殿とは異なり、純粋な宗教施設だということですが、
人々は喜んで建築に取り組んだのかもしれないな、と漠然と感じました。

アンコールワット 史跡・遺跡

このデザイン、日本のお寺でもみたことあるような。
日本のは木彫りですが、こちらはすべて石。

観光客が皆、胸を撫でるのでツルツルに光っていました。
でも撫でていたのは男性だけではなかったです。

アンコールワット 史跡・遺跡

顔立ちもポーズもすべて違う。

アンコールワットが国旗に描かれるのもわかります。
これは世界に誇っていいもの。

アンコールワット 史跡・遺跡

その昔、特別な人だけが登壇を許されたそうな。

アンコールワット 史跡・遺跡

高いところに吹く風が心地よかったです。今でも忘れられません。

アンコールワット 史跡・遺跡

まだまだ修復には時間がかかりそうです。

アンコールワット 史跡・遺跡

この恐怖、わかってもらえるでしょうか。
昇りよりも下がずっと怖いです。

アンコールワット 史跡・遺跡

仏像の背後にいるナーガが後光のように見えました。

アンコールワット 史跡・遺跡

ワット内の路地を注意深く歩くと、仏様に逢えたりします。

アンコールワット 史跡・遺跡

顔面がない仏像。
異教徒の仕業なのでしょうか？

アンコールワット 史跡・遺跡

無残なレリーフもありました。
造るのも人間で、壊すのもまた人間なんですね。
残念な気分になります。

アンコールワット 史跡・遺跡

回廊に彫られたレリーフ

アンコールワット 史跡・遺跡

回廊に彫られたレリーフ

アンコールワット 史跡・遺跡

さて、次はアンコールトムを目指します。
橋の両脇には彫像がいっぱい並んでいて、じっくり見物したいところです。

アンコールワット 史跡・遺跡

トゥクトゥクから降りて彫像を間近でみると、意外と怖い顔もあったりします。
邪悪なものの侵入を拒んでいるのかもしれません。（勝手な解釈です）

アンコールワット 史跡・遺跡

こちらは反対側の彫像です。

アンコールワット 史跡・遺跡

アンコールトム

アンコール トム 南大門 史跡・遺跡

バイヨン 史跡・遺跡

アンコールワットよりも、宗教施設としての色彩が濃いように思いました。

バイヨン 史跡・遺跡

京都の伏見稲荷みたい。（ちょっと違うか）

バイヨン 史跡・遺跡

ヒンドゥーの神々のお顔ではないかという説もあるようです。
ここは仏教とヒンドゥー教の複合施設だったとか。

バイヨン 史跡・遺跡

日テレの行ってQじゃないよ。

単に石を積み重ねたものではないようです。
中は空洞でした。

バイヨン 史跡・遺跡

お気に入りの仏像を見つけるのも楽しい作業です。

バイヨン 史跡・遺跡

像のテラスは通り過ぎただけ。

象のテラス 史跡・遺跡

トゥクトゥクで移動中、ガイドに載っていない遺跡が多数ありました。

時間があったら、全部立ち寄りたい気持ちになります。

木に飲み込まれる不思議な遺跡、タプロームです。

タ プローム 寺院・教会

海底都市に巨大タコが乗っかているみたい。
樹木の生命力に圧倒されました。

タ プローム 寺院・教会

放っておいたら、完全に樹木に飲み込まれていってしまうんだろうな。
ガイドブックによると、これらの木々の成長は止められているそうです。

タ プローム 寺院・教会

大樹ばかりでなく、レリーフも見る価値ありです。

タ プローム 寺院・教会

どれだけ大きいかわかるでしょ？

タ プローム 寺院・教会

建物の中心から生えてますね。

タ プローム 寺院・教会

このような石柱が無造作に転がっています。
観光客に踏まれないように早く保護しないと。

タ プローム 寺院・教会

タ プローム 寺院・教会

バンテアイ クディ 史跡・遺跡

涼しげな湖畔には現地の人たちが集まります。

暑いのでペットウォータは常に携帯することですね。

iPadに差し込むSIMカードを求めて入店しました。
パスポートみせることもなく、慣れた手つきで
標準SIMをカッターでiPad用に合わせてくれます。
その他のセルラーもあったみたいですが、
シェムリアップ滞在中はmobifonで困ることはありませんでした。
10USD

シェムリアップのおいしいお店をググったら、韓国料理の店が出てきました。
韓国料理なので日本人の口に合いますし、値段もお手ごろです。

１人で申し訳ないくらいの料理の数。
しかもお皿を空にすると、次から次へとおかわりを持ってきます。
私は好きでないものから食べる癖があるんですけど、
これだと、いつまで経っても食べたいのが食べれない！（笑）
サムゲタン 5USD
チップ 1USD

夕飯を済ませたら、すっかり暗くなっていました。
ポツンと遠くに灯るお店に向かって歩いたら、
セブンイレブンではない。シックスイレブンだった。
中国系のお店なのか漢字が溢れてる。

ゲストハウスで使う石鹸 0.9USD
エビアン1.51L 2.5USD
おやつにバナナチップ 1.5USD
日焼け止め 3.1USD

さて、明日はどこ行こうかな。。